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失敗しない!パソコン用USBハブの選び方とおすすめ厳選

自宅でパソコンを使う機会が増え、「USBポートが足りない」と感じる人も多いでしょう。しかし、セルフパワーやバスパワーといった難しい専門用語が出てくるため、チョイスが難しいですよね。この記事では、選び方からおすすめの商品までご紹介します!
失敗しない!パソコン用USBハブの選び方とおすすめ厳選

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

「パソコンにUSBマウスとUSBメモリとSDカードを繋ぎたいけど、USBの差込口が一つしかない…」ということがありますよね。

そんな時に便利なのがUSBハブです。

今回はUSBハブの選び方と共に、おすすめのUSBハブをご紹介します。USBハブを活用すれば、パソコン環境が一気に快適になるでしょう。

USBハブって何?

「USBハブって何?」という方も多いでしょう。この章ではUSBハブの特徴と、それに合わせた選び方をご説明します。

USBハブとは

USBハブとはUSBポート(USBケーブルを挿す穴)を増やす機器です。挿し込み口を増やす役割とともに、口の形状が一致しない場合に中継地点として機器とケーブルを繋ぐ役割もあります。

パソコンにUSBを挿すときにUSBポートだけでなく、テレビなどに映像を出力できるHDMIやデジタルカメラのSDカードなども差し込める多機能型USBハブもあります。

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USBハブの選び方

とにかく早い通信を重視する人や、なるべく多くの機器を接続したい人などもいると思います。USBハブは何台も購入するものではないので、自分の用途に合わせて最適なものを選びましょう。

端子のタイプとポートを確認

ケーブルの端子は主に「Type-A」と「Type-C」の2種類が利用されています。主流は「Type-A」で、ここ近年で「Type-C」が普及し始めました。

パソコンなどでも比較的新機種は「Type-C」ポートを搭載しています。USBはポートの形状が異なると接続できません。自分の使いたい機器のポートをまずチェックして、それに合うケーブル端子を用いたUSBハブを選びましょう。

給電タイプで選ぶ

USBハブには「セルフパワー」と「バスパワー」があります。

「セルフパワー」は充電コード付きのUSBハブのこと。充電アダプターなどが付いています。

「バスパワー」はパソコンに接続することで、パソコンから給電するタイプです。バスパワーのUSBはセルフ充電ができません。

接続する周辺機器が多い場合や、確実に接続したい場合はセルフパワーのUSBの方が途中で切れることがないため安心です。

一方、部屋に充電ポート(充電タップ)が少ない場合は、充電コードが増えても困ると思いますので、バスパワーのUSBハブが便利でしょう。

  • セルフパワー:接続する周辺機器が多い場合や、確実に接続したい場合に向いている。
  • バスパワー:一般的に普及している給電タイプなので選びやすく、充電アダプターがない分かさばらない。

ポート数で選ぶ

USBハブにいくつのポートがついているか、形状は合っているかということも重要な確認項目です。必要なポート(差し込み口)数や周辺機器に合ったものを購入しましょう。

必要な数はわかりやすいでしょうが、USBハブ側のポートの形状確認は細かくしておきましょう。例えば「HDMIのポートが必要だったのに、USBハブについていたのはHDMIminiだった…」ということもあります。

さらには、後からポートがもっと必要になることもあるので、必要数+αのポートがあるUSBハブを買っておくのがおすすめです。後々利用機器が増えたときに買い替えずに済みますよ。

転送速度をチェック

USBハブには「USB2.0」「USB3.1」といった規格(インターフェイス)が表記されています。数字が大きいほどデータの転送速度が速いので、例えばUSBハブを通じて、SDカード内の動画をパソコンに転送する場合、「USB2.0」よりも「USB3.1」の方が転送完了は速いです。

ただし、USB2.0のUSBコードをUSB3.1のUSBハブのポートに接続するなど、規格の違うものを接続すると、うまく動作しないことがあるので注意してくださいね。

直挿しかケーブル接続か

USBハブは、利用機器に直挿しするタイプと、ケーブル接続するタイプの2種類あります。

直挿しタイプは、パソコンに密着するため機器周りをすっきりさせたい方におすすめです。場合によっては、直挿し型はポートを隠してしまうので、フルでポートを使いたい方はケーブル接続型が便利です。

ケーブルの長さ

意外に重要なのはケーブルの長さです。特にセルフパワータイプのUSBハブはコンセントに充電コードを差して使いますので、パソコンとUSBハブ、そしてコンセントの距離に合ったUSBハブを購入してくださいね。

[バスパワータイプ] USBハブのおすすめ

この章では、利用機器周りもすっきりなバスパワータイプで、特におすすめのUSBハブをご紹介します。

BUFFALO(バッファロー)|BSH4UMB04BK

AndroidOSを搭載したタブレットやスマホにも接続できるUSBハブで、、USB MicroB端子モデルです。

MicroBポートをUSB-Aポート4つに拡張できる上、パソコン用変換アダプターを使ってパソコン用USBハブとしても使用できます。

ケーブル長さはタブレットでも余裕で接続できる約30cmですが、本体は約38gと軽量で持ち運びにも便利!通電状況もLED付きでわかりやすく確認できます。

【本体特徴】

  • 規格 USB2.0
  • 給電方式 バスパワー
  • アップストリームポート(パソコン側) USB A(オス)×2
  • ダウンストリームポート(周辺機器側) USB A(メス)×4
  • ケーブルの長さ 30cm

Anker(アンカー)|USB3.0 ウルトラスリム 4ポートハブ

バスパワーの小型USBハブ。シンプルな4ポートハブで、持ち運びも便利です。

【本体特徴】

  • 規格 USB2.0
  • 給電方式 バスパワーにもなる
  • アップストリームポート(パソコン側) USB A(オス)×1
  • ダウンストリームポート(周辺機器側) USB A(メス)×4
  • ケーブルの長さ 20cm

ELECOM(エレコム)|U2H-TZS428BBK

4つのポートにそれぞれ電源スイッチがついており、電源をON/OFFできるのが魅力。「抜差しするのが面倒くさい」という方は、このUSBハブに差しっ放しにして、使わない時は電源を切っておくとよいでしょう。

【本体特徴】

  • 規格 USB2.0,USB1.1インターフェイス接続時は、USB1.1互換で動作)
  • 給電方式 バスパワー
  • アップストリームポート(パソコン側) USB A(オス)×1
  • ダウンストリームポート(周辺機器側) USB A(メス)×4
  • ケーブルの長さ 1m
  • 付加機能&付属品 裏面マグネット,スチールデスクなどに固定可能

サンワサプライ|クランプ式USBハブ

モニターやデスクにクランプで挟み込み、固定できるUSBハブ。設置面にはシリコンゴムがついているので傷がつきません。しっかり固定することで、抜差しがしやすいです。LED付きなので通電が一目で確認できるのも魅力です。

【本体特徴】

  • 規格 USB3.1
  • 給電方式 バスパワー
  • アップストリームポート(パソコン側) USB A(オス)×1
  • ダウンストリームポート(周辺機器側) USB A(メス)×4
  • ケーブルの長さ 1.5m
  • 付加機能&付属品 裏面マグネット,スチールデスクなどに固定可能

[セルフパワータイプ] USBハブのおすすめ

この章ではセルフパワータイプで、特におすすめのUSBハブをご紹介します。

ELECOM(エレコム)|U3H-A408SBK

シンプルにUSBポートが4つ付いたUSBハブ。USBマウス、USBのキーボード、USBメモリなどを一度に使いたい方におすすめです。

【本体特徴】

  • 規格 USB3.0
  • 給電方式 セルフパワー
  • アップストリームポート(パソコン側) USB A(オス)×1
  • ダウンストリームポート(周辺機器側) USB A(メス)×4
  • ケーブルの長さ USBケーブル約1.0m,ACアダプター約1.4m

ELECOM(エレコム)|DST-C08SV

「プリンタやテレビに有線で繋ぎたい、ゲームのデータをパソコンに移動させたい」等々、パソコンや周辺機器をよく使っている方には、USBだけでなくSDカードからHDMIまで、すべて使える多機能タイプがおすすめ。

こちらのUSBハブはアンドロイドのスマホなどでよく使う、Type-Cオスタイプの充電器があれば気軽に充電できます。

【本体特徴】

  • 規格 アップストリー側USB3.1,ダウンストリーム側USB3.0
  • 給電方式 セルフパワー
  • アップストリームポート(パソコン側) USB A(オス)×1
  • ダウンストリームポート(周辺機器側) USB A(メス)×3
  • ケーブルの長さ 約0.3m(USB Type-C端子メス)

BUFFALO(バッファロー)|BSH4A11

パソコンだけでなくテレビやプレステ4にも対応するUSBハブです。コードが長く、セルフパワーにもバスパワーにもなるのがポイント。値段的にもお得です。

【本体特徴】

  • 規格 USB2.0
  • 給電方式 セルフパワー(バスパワーにもなる)
  • アップストリームポート(パソコン側) USB A(オス)×1
  • ダウンストリームポート(周辺機器側) USB A(メス)×4
  • ケーブルの長さ USBケーブル約1.5m,ACアダプター約1.8m

まとめ

USBハブといっても、色々なタイプがあることが分かりました。ご自身が必要なUSBハブをチェックして、本当に合っているものをお選びください。

宮乃 かぽり /
ビギナーズ編集部 ライター

フリーライター兼イラストレーター。学生時代は吹奏楽部に所属し、楽器の数などの都合で金管楽器をほぼ経験しました。現在は音楽、ヒーリング、占い、フラワーアレンジなど趣味多彩。チャレンジ精神豊富です!

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