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Kindle端末と楽天Kobo端末の違いは?各電子書籍リーダーの特徴を徹底解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
電子書籍リーダーは電子書籍に特化した製品で、本のようにかさばらず、手軽に作品を読めるところが魅力的です。
そんな電子書籍リーダーの中でもKindle端末と楽天Kobo端末が大人気ですが、どっちを選べばいいのかわからない人もいるでしょう。
今回は、Kindle端末と楽天Kobo端末の違いや特徴などを徹底比較していきます。自分に合った電子書籍リーダーを探したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
Kindle端末と楽天Kobo端末の特徴について
Kindle端末と楽天Kobo端末は、電子書籍の閲覧に特化した電子書籍リーダーです。名前こそ違いますが、Kindle端末と楽天Kobo端末は以下のように共通した特徴があります。
- 目に優しくて疲れにくいブルーライトゼロ仕様
- フロントライト方式で暗い場所でも読みやすい
- 電池の持ちが長い
- 薄くて軽く、持ち運びやすい
Kindle端末と楽天Kobo端の最大の特徴は、ブルーライトゼロとフロントライト方式です。一般的なスマホやタブレットと比べて、快適に電子書籍を読めます。
また、電子書籍を読むためだけの端末ゆえに、無駄な機能がありません。そのため、Kindle端末と楽天Kobo端末を使えば、読書に集中できます。
Kindle端末と楽天Kobo端末の違いは?どっちがおすすめ?
Kindle端末と楽天Kobo端末は、スペックや機能面などの違いはほとんどありません。大きな違いは、端末経由で購入できる電子書籍サイト先です。
Kindle端末はKindleストア、楽天Kobo端末は楽天Koboでのみ電子書籍を購入できます。それぞれ互換性がないので、たとえば「Kindle端末で楽天Koboの電子書籍を読む」といったことは不可能です。
Kindleストアを使うならKindle端末、楽天Koboを使うなら楽天Kobo端末を選びましょう。
Kindleストアと楽天Koboの特徴
Kindle端末と楽天Kobo端末は、購入できる電子書籍サービス先に違いがあります。そのため、利用する電子書籍サービスに合わせて、Kindle端末と楽天Kobo端末のどちらを使うか考えましょう。
では、Kindleストアと楽天Koboの特徴を把握して、どちらが自分に合っているか確認してみてください。
Kindleストア
- 700万冊以上の品揃え
- 無料本・コミックも充実
- 冒頭部分の試し読みもできる
Kindleストアは、Amazonが運営する電子書籍サイトです。
700万冊以上という圧倒的な品揃えが魅力で、太宰治や芥川龍之介をはじめとした過去の名作や駆け出し漫画家のマイナー作品など、一般的な電子書籍サービスで配信されていない作品を購入できます。
また、Kindleストアは電子書籍サービス内でも利用者が圧倒的に多いです。キャンペーンやセールも定期的に開催していますが、内容は目新しいものはありません。
「マイナー作品まで幅広いジャンルの電子書籍を読みたい」「みんなが使っている電子書籍サービスを使いたい」といった人は、Kindleストアの利用をおすすめします。初回購入で1冊に使える70%OFFクーポンがもらえます。
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楽天Kobo
- 600万冊の豊富な品ぞろえ!
- 楽天ポイントが貯まる!
- 毎週クーポンがもらえる
楽天Koboは、楽天株式会社が運営する電子書籍ストアです。約600万冊以上の豊富な品ぞろえで、人気コミックやベストセラー小説など、様々なジャンルを取り揃えています。
最大の特徴は楽天ポイントが貯まる・使えるところで、楽天市場での買い物と同様に100円ごとに1ポイントが貯まります。楽天スーパーセールやお買い物マラソン(買い回り)の対象にもなり、安く作品を購入できてお得です。
また、koboストアキャンペーンやセールが充実しています、たとえば水曜をレディースデー、木曜をメンズデーとし、毎週割引クーポンが配布されます。
取扱冊数はKindleストアに劣るものの、電子書籍を安く購入したいなら、楽天Koboの方がおすすめです。5月31日まで初回購入で70%ポイント還元されるお得なキャンペーンを開催しているので、この機会に利用しましょう。
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Kindle端末と楽天Kobo端末の製品一覧
ここでは、Kindle端末と楽天Kobo端末の製品を一覧で紹介しています。
利用する電子書籍サービスが決まったあとは、各端末にどんな製品があるか確認してみましょう。
Kindle端末の製品一覧比較
Kindle端末の製品を一覧でまとめると、以下表のとおりです。
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhite シグニチャー エディション | Kindle Oasis | Kindle scribe | |
---|---|---|---|---|---|
価格(税込) | 12,980円~ | 16,980円~ | 21,980円~ | 29,980円~ | 59,980円~ |
サイズ | 6インチ | 6.8インチ | 6.8インチ | 7インチ | 10.2インチ |
重量 | 158g | 205g | 205g | 188g | 433g |
容量 | 16GB | 8GB/16GB | 32GB | 8GB/32GB | 16GB/32GB/64GB |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
ワイヤレス充電 | × | × | 〇 | × | × |
防水機能 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × |
では、Kindleシリーズ製品の詳細を見ていきましょう。
Kindle
- 158gと軽くて使いやすい
- 目に優しいフロントライト方式
- 長時間バッテリー
Kindleは価格は1万円以下と高コスパで、重さも158gと軽量設計の電子書籍リーダーです。
本体をWi-Fiにつなぐだけで、いつでもどこでも電子書籍を購入・閲覧できます。また、ワンタッチでハイライトや辞書・ウィキペディア検索といった便利機能を使えて便利です。
ただ、サイズはやや小さめなので、漫画や雑誌をメインに読む場合は別の製品がいいでしょう。kindle端末内で一番安いKindleは、コスパ重視で小説やビジネス書を読みたい人に向いています。
Kindle Paperwhite
- コスパ良し!機能と価格のバランスが良い
- 6.8インチのディスプレイで使いやすい
- 防水機能搭載
Kindle Paperwhiteは、コスパの高さが魅力的な電子書籍リーダーです。
ワンタッチで検索できる機能や防水機能が搭載されており、ディスプレイも6.8インチと絶妙に使いやすいサイズ感となっています。読み心地もキープしながら、価格は16,980円~とコスパに長けています。
kindle端末でどの製品を使うか迷った場合は、Kindle Paperwhiteを選べば間違いありません!
Kindle Paperwhite シグニチャー エディション
- Kindle端末唯一ワイヤレス充電が可能!
- 32GBの大容量
- 防水機能搭載
Kindle Paperwhite シグニチャー エディションは、Kindle端末で唯一ワイヤレス充電ができる電素書籍リーダーです。専用のワイヤレス充電スタンドは別売りされています。
容量も32GBと多く、より様々な電素書籍をダウンロードできます。防水機能も搭載されているので、風呂場での読書も快適です。
「外出する機会が多い」「ワイヤレスで端末を充電したい」といった人は、本製品を検討してみるといいでしょう。
Kindle Oasis
- 7インチの大画面ながら軽量
- ページ送りボタンが搭載
- 自動画面回転機能が搭載
Kindle Oasisは、Kindle7インチの大画面ながら軽量で使いやすい電子書籍リーダーです。
画面端に搭載されているページ送りボタンが特徴的で、ボタンを押すだけでページをめくれます。めくる方向は設定で変更でき、自動画面回転機能もあるので、使いやすい持ち方で読めます。
価格は29,980円~と高めですが、高性能な端末で快適に電子書籍を読みたい人におすすめです。
Kindle scribe
- 10.2インチの大画面
- 最大64GBの大容量
- 手書き入力機能搭載
Kindle scribeは、10.2インチというkindle製品で一番ディスプレイが大きい電子書籍リーダーです。容量も最大64GBと圧倒的で、快適に電子書籍を読めます。
本製品の特徴は、手書き入力機能が使えるところです。付属のペンを使って、付せんに手書きしたり書籍で気づいたことをさっとメモしたりなど、様々な使い方ができます。ノートとしても使えます。
価格は5万円程度と手を出しにくいですが、「ノート代わりにもなる端末が欲しい」「大画面で電子書籍を読みたい」といった場合は検討するといいでしょう。
kindleの種類を比較した記事も参考にしてみてくださいね。
楽天Kobo端末の製品一覧比較
楽天Kobo端末の製品を一覧でまとめると、以下表のとおりです。
Kobo nia | Kobo clara 2E | Kobo Libra 2 | Kobo sage | Kobo elipsa | |
---|---|---|---|---|---|
価格(税込) | 10,978円 | 19,900円 | 23,980円 | 30,800円 | 52,800円 |
サイズ | 6.0インチ | 6.0インチ | 7.0インチ | 8.0インチ | 10.3インチ |
重量 | 172g | 170g | 215g | 240.8g | 386g |
容量 | 8GB | 16GB | 32GB | 32GB | 32GB |
解像度 | 212ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 227ppi |
防水機能 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × |
では、楽天Kobo端末製品の詳細を見ていきましょう。
Kobo nia
- 価格が1万円程度で安い
- シンプルな機能で使いやすい
Kobo niaは、価格が1万円程度と楽天Kobo端末内で一番安いです。
目立った機能がないものの、シンプルな分使いやすく、十分電子書籍を快適に読めます。重量も軽く、6.0インチで持ち運びに便利なサイズ感です。
お手頃価格で基本機能も充実している本製品は、最初の1台に向いています。電子書籍リーダーをお試し体験したい人は、Kobo niaがおすすめです。
Kobo clara 2E
- 6.0インチで16GBの容量
- 楽天Kobo端末内で一番軽い
- 防水機能搭載
Kobo clara 2Eは、使い勝手に長けた電子書籍リーダーです。
6.0インチと持ち運びしやすいサイズ感で、容量は16GBと申し分ありません。重量も170gと軽いので、外出先でもサッと読めます。防水機能つきで、風呂場などでも使用可能です。
持ち運びしやすいかつ高解像度の楽天Kobo端末を求めている人は、Kobo clara 2Eを選ぶといいでしょう。
Kobo Libra 2
- 高性能でコスパ最強
- 32GBの大容量
- 7.0インチの使いやすいサイズ
Kobo Libra 2は、コスパ最強の電子書籍リーダーです。
32GBの大容量で、7.0インチの使いやすいサイズ感となっています。また、ページめくりボタン付きで片手で快適に電子書籍を読めます。もちろん、防水機能付きです。
様々な機能がついていながら、価格は23,980円と、楽天Kobo端末内でもコスパ最強と言えます。コスパ重視で楽天Kobo端末を選ぶなら、Kobo Libra 2がおすすめです。
Kobo sage
- スタイラスペン対応
- 8.0インチと大きめな画面
- 30GBの大容量
Kobo sageは、スタイラスペン対応の電子書籍リーダーです。
電子書籍を読みながらメモを取ったり、気になる部分に印を付けたりできます。ノート機能を使えば、ノート代わりとしても使えます。
画面サイズは8.0インチと大きめですが、基本性能や機能はKobo Libra 2とほとんど変わりません。電子書籍を読みつつメモを取りたい人は、Kobo sageを検討するといいでしょう。
Kobo elipsa
- 10.3インチの大画面
- スタイラスペン1本と交換用ペン先2個付き
Kobo elipsaは、10.3インチという圧倒的な画面サイズが特徴的な電子書籍リーダーです。画面サイズがでかいので、漫画や雑誌をより快適に読めます。
スタイラスペン対応で、スタイラスペン1本と交換用ペン先2個も付いてきてお得です。
ただ、ページめくりボタンや防水機能が搭載されておらず、利便性に欠けます。そのため、とにかく大画面で電子書籍を読みたい人のみ、Kobo elipsaの購入を検討してみてください。
おすすめのKindle端末と楽天Kobo端末は?
Kindle端末と楽天Kobo端末には様々なモデルがありますが、おすすめなのはKindle端末なら「Kindle Paperwhite」、楽天Kobo端末なら「Kobo clara 2E」です。
Kindle Paperwhite | Kobo clara 2E | |
---|---|---|
価格(税込) | 16,980円~ | 19,900円 |
サイズ | 6.8インチ | 6.0インチ |
重量 | 205g | 170g |
容量 | 8GB/16GB | 16GB |
解像度 | 300ppi | 300ppi |
防水機能 | 〇 | 〇 |
各端末ごとに、おすすめする理由を解説してきます。
Kindle端末なら「Kindle Paperwhite」
Kindle端末を選ぶ場合は、Kindle Paperwhiteをおすすめします。
上位モデルとKindle Paperwhiteの性能を比べると、実はあまり大きな差はありません。容量やページ送りボタンの有無といった細かな部分こそ違いますが、大方の性能は同じです。
持ち運びもしやすいサイズ感と重量なので、最初にKindle端末を選ぶならKindle Paperwhite一択でしょう。
楽天Kobo端末なら「Kobo Clara HD」
楽天Kobo端末を選ぶ場合は、Kobo Clara HDをおすすめします。
こちらも同様に、上位モデルとの違いは容量や画面サイズくらいです。解像度は上位モデルと同じで、防水機能もついています。重量も楽天Kobo端末内で一番軽いので、持ち運びやすいです。
それでいて、価格は19,900円とコスパ最強なので、最初に楽天Kobo端末を選ぶならKobo Clara HDをおすすめします。
Kindle端末と楽天Kobo端末を選ぶ際のポイント
Kindle端末と楽天Kobo端末を選ぶ際は、以下2つのポイントを意識しましょう。
- 利用頻度
- 利用環境
上記ポイントを踏まえて選ぶと、自分に合った端末を選べます。
利用頻度
Kindle端末と楽天Kobo端末を選ぶ際は、利用頻度を考慮しましょう。
自宅や外出先など、利用頻度が多い場合は、比較的高性能の端末がおすすめです。機能が揃っているので、快適に読書を楽しめます。
逆に自宅やスキマ時間のみ活用するなら、そこまでスペックを求めなくてもいいでしょう。安い端末でも、読書するだけなら十分です。
利用環境
利用環境を意識することも、Kindle端末と楽天Kobo端末を選ぶうえで重要なポイントの1つです。
たとえば、外出先や飛行機内での活用を考えている場合は、持ち運びやすいようサイズが小さく、容量の多い端末が最適でしょう。自宅でのみ使うなら、画面が大きい端末の方がより快適に読めます。
また、入浴中に読書したい場合は防水機能が必要です。
自分がどの場所で端末を使うのか考えて、購入する製品を選びましょう。
Kindle端末と楽天Kobo端末に関するよくある質問
ここでは、Kindle端末と楽天Kobo端末に関するよくある質問を紹介しています。
Kindle端末で楽天Koboを、楽天Kobo端末でKindleを読める?
それぞれ互換性がないので、Kindle端末で楽天Koboを、楽天Kobo端末でKindleを読めません。
利用する電素書籍サービスに合わせて、Kindle端末と楽天Kobo端末のどちらを購入するか決めましょう。
ちなみに、「Kindle端末でebookjapanの電子書籍を読む」といったこともできません。
Kindleと楽天Koboの両方を読める専用リーダーはある?
Kindleと楽天Koboの両方を読める専用リーダーは、残念ながらありません。
iPadといったタブレットであれば、Kindleと楽天Kobo、その他電素書籍サービスの作品も読めます。様々な電素書籍サービスを使う場合は、専用リーダーではなくタブレットを購入しましょう。
電子書籍向けのおすすめタブレットは以下の記事で紹介しているので、こちらも合わせてご覧ください。
Kindle端末と楽天Kobo端末で電子書籍を楽しもう
今回は、Kindle端末と楽天Kobo端末の違いや特徴を比較しました。
どちらの製品も魅力的で、それぞれ特徴が機能面など異なるので、本・マンガどちらをより読むかなど、自分に合った製品を選ぶことをおすすめします。
電子書籍リーダーで快適な読書生活を楽しみましょう!
また、こちらの記事では電子書籍のおすすめ読み放題サービスを紹介しています。ご自身に合った電子書籍リーダーとサイトで、読書を楽しんでくださいね。
ひろこがね /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味は映画を観ることと、パソコンをいじることです。柴犬が大好きです。アメリカにはたまに足を運びます。