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ゴルフクラブセットの失敗しない選び方|初心者にオススメのセット
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ゴルフを始めると自分のゴルフクラブセットを購入するときがくると思います。
高価な買い物なので、もちろん失敗したくありませんし、できるだけいいものが欲しいですよね。
いざ購入しようと思っても、どのクラブが必要なのか、クラブは何本揃えたらいいのか分からない方も多いと思います。
今回は初心者の方向けに、ゴルフクラブセットを購入するときのポイントをまとめて紹介します。今まさに探している方や、購入を検討されている方はぜひチェックしてみてください。
目次
ゴルフクラブセット購入前に知っておきたいポイント3つ
ゴルフクラブセットを購入する前にこの3つのポイントを押さえておきましょう。
1つ目は、ゴルフクラブの種類と特徴を知っておくことです。どの場面でどのクラブを使うかを知ることで、自分のゴルフクラブセットには何が必要か分かるようになります。
2つ目は、ゴルフコースのホールについて知っておくことです。偏りがあるクラブ選択をしないようにコースについて基礎だけ覚えておけば大丈夫です。
3つ目は、本数制限ルールです。決められた本数の中で、ゴルフクラブをセットを作ります。
ゴルフの基礎的なものばかりでちょっとくどい説明ですが、知らないでセットを購入すると余計なお金と時間を使って後悔することになるので、ぜひ一度チェックしてください!
1.ゴルフクラブの種類と特徴
ゴルフクラブは用途によって大きなく4つに分類されます。飛距離を出すウッド、高い操作性のアイアン、アプローチに使うウェッジ、グリーンで使うパターの4種類です。
各種類のゴルフクラブの中で、1番ウッドや3番ウッドなど、番手と呼ばれる種類に分かれます。番手の数字が、大きいほどボールが高く上がりやすく距離がでにくい、逆に小さいほど上がりにくく距離が出やすくなります。
ゴルフクラブの種類と特徴ついて、こちらの記事でご紹介しています。
2.各ホールに対応するゴルフクラブを選ぶ
ゴルフコースには3種類のホールがあります。
- ショートホール: 全長250ヤード以下。規定打数3打(パー3)でホールアウトできるように考えられたホール
- ミドルホール: 全長251~470ヤード。規定打数4打(パー4)でホールアウトできるように考えられたホール
- ロングホール: 全長471ヤード以上。規定打数5打(パー5)でホールアウトできるように考えられたホール
全18ホールあるゴルフコースでは、ショートが4ホール、ミドルが0ホール、ロングが4ホールで構成されたコースが一般的です。
全てのコース対応できるように、偏ったセットではなく、ショートホールからロングホールまで対応できるバランスの取れたセットにしましょう。具体的なセットの内訳は後ほど紹介します。
3.ゴルフクラブには本数制限ルールがある
プレー中に持つことができるゴルフクラブは14本までとルールで決められています。「万が一壊れたときのために予備で持っておこう」という理由でも15本以上は禁止されています。キャディバッグではなく、カートの中に置いておくこともできません。
ゴルフクラブのフルセットは中身が充実
ゴルフクラブセットは14本である必要はありませんが、ゴルフ中上級者のゴルフクラブセットを見てみると14本が定番です。
では14本セットとはどのようなクラブがあるのか、14本フルセットの一例を見てみましょう。
クラブ種類 | 番手 | 推定飛距離 |
---|---|---|
ドライバー | 1W | 240ヤード |
フェアウェイウッド | 3W | 210ヤード |
フェアウェイウッド | 5W | 190ヤード |
ユーティリティー | UT 23° | 180ヤード |
ユーティリティー | UT 25° | 170ヤード |
アイアン | 5I | 160ヤード |
アイアン | 6I | 150ヤード |
アイアン | 7I | 140ヤード |
アイアン | 8I | 130ヤード |
アイアン | 9I | 120ヤード |
ウェッジ | PW | 110~120ヤード |
ウェッジ | AW | 95~110ヤード |
ウェッジ | SW | 80~110ヤード |
パター | — | — |
このフルセットの特徴はバランスです。長距離から短距離まで10~20ヤード刻みでクラブが用意されているので、どんなシチュエーションもまんべんなく対応できるセットです。ウェッジ3本あればバンカーや深いラフなどのイレギュラー対応も一通り対応可能です。
これはフルセットの一例です。あまり飛距離を出せない人は3Wと5Wの組み合わせではなく5Wと7Wにしたりするなど、自分の短所を補うためのクラブを充実させて自分にあったセットにします。
初めてのゴルフクラブセットはハーフセットで充分
先ほどバランスがいいと紹介しましたが、初心者の方に14本のフルセットは必要ありません。
ゴルフクラブによって10ヤードごとに違いを出すには、安定したスイングができる技術は必要不可欠です。技術的に未熟なうちは、真っ直ぐ打てる回数を多くする、だいたいの狙った方向に飛ばすことができることが大事です。距離感はおおざっぱで大丈夫です。
そういったプレーをするために、飛距離やシチュエーションごとに細かく対応できるクラブセットは過剰と言えます。あって困ることはありませんが、必要ではありません。
では、初心者の方が用意すべきゴルフクラブの最低ラインを紹介します。
ハーフセットに含まれるゴルフクラブ
初めてのセットはハーフセットつまり7本で充分です!プレーするのに必要最低限のクラブが揃っています。過不足がないもっともシンプルなセットです。
足りないクラブはありません。7本あればゴルフコースを普通にプレーすることができます。もちろん恥ずかしいことでもないので心配はいりません。
7本はどういった内訳なのか先ほど紹介したフルセットをもとに、必要なクラブとプラスアルファ持っておきたいクラブに分けていきます。
必須クラブ | +α持っておきたい |
---|---|
1W(240ヤード) | 3W(220ヤード) |
UT 23°(180ヤード) | 5W(190ヤード) |
5I(160ヤード) | UT 25°(170ヤード) |
7I(140ヤード) | 6I(150ヤード) |
9I(120ヤード) | 8I(130ヤード) |
AW(95~110ヤード) | PW(110~120ヤード) |
パター | SW(80~110ヤード) |
この7本セットはとフルセットに比べて小刻みな距離の調整ができないというだけで、特定の状況に対応できないということはありません。ショートホールからロングホールまで対応できるクラブが十分揃っています。
以下のように、シチュエーション別にクラブを使用します。
- ティグラウンド ⇒ 1W
- フェアウェイ ⇒ UT、5I、7I、9I
- ラフ ⇒ 5I、7I、9I、AW
- バンカー(ハザード) ⇒ AW
- グリーン ⇒ パター
ゴルフクラブは『慣れたら増やす』が鉄則
7本セットから始めるメリットとして、不要なクラブを買って損をしないことです。
ゴルフを趣味として始めた方の場合、最初に購入したクラブは早々に使われなくなりがちです。
最初にスペックの高いクラブは扱いきれないので、やはり扱いやすい初級・中級モデルから始めるのがベストですが、すると自分のスキルが上がるにつれて、今度は最初のクラブじゃ物足りなくなります。
プレーに慣れて、伸ばしたいところや改善したいことが分かって、周りの人からアドバイスをもらい必要なクラブを追加していくことが失敗のないセットの揃え方です。
まとめ
ゴルフクラブは服のようなもので、子供のときはすぐに自分に合わなくなってしまいますが、大人になると長く使い続けられます。
最初にたくさん買う必要はありません。無駄な時間とお金をかけずに、その分を練習やコースをまわるため方がいいですよね。
まずは必要な分だけ用意しましょう。迷われている方はぜひ7本セットから始めてみてください!
はま /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味はたくさん!もっと色々なことに挑戦したいと思いつつ、高所と海が克服できずにいます。これからも新しい趣味を見つけて皆さんにご紹介していきます!