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トロンボーン初心者には必須!毎日のお手入れに必要なもの一覧
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自分のトロンボーンを手に入れたら、長くきれいに使いたいですよね。そのためには、日々のお手入れが不可欠です。
とはいえ、初めてトロンボーンを買った方にとっては「どれを選べば良いのか」「そもそもこのオイルはどこに使うのか」など、わかりづらいと感じるかもしれません。
そこでこの記事では、「トロンボーンのお手入れに必要なもの」について、その使い方まで解説しましょう!
目次
トロンボーンのお手入れに必要なものとは
ではまず、トロンボーンの日頃のお手入れでどんなものが必要なのかを解説します。合わせて使い方も解説しましょう。
トロンボーンのお手入れグッズ
- スライドオイル(スライドクリーム・水):トロンボーンのスライドの動きをスムーズにさせる
- スライドグリス:チューニング管の動きをスムーズにさせる
- ローターオイル:(主にテナーバストロンボーン・バストロンボーン向け)ローターの動きの摩擦をなくし、ローターの動きを調整する
- ポリシングクロス:楽器についた指紋などの汚れをとる
- クリーニングスワブ:楽器の水分を取り除く
- マウスピースブラシ:トロンボーンのマウスピースの汚れを取り除く
お手入れグッズの使い方
では、次にお手入れグッズの使い方を解説しましょう。
スライドオイル・スライドクリームの場合
スライドオイルはスライド外管を下げて、スライド中管満遍なくオイルを塗ります。
そしてスライドを上下に動かすことによって、オイルをスライド中管に馴染ませましょう。
スライドクリームの場合はクリームをスライドに塗った後、塗った部分にウォータースプレーをかけましょう。
なぜなら、スライドクリームは硬い質感なのでオイルと比べて伸びが悪いから。
そしてウォータースプレーをしたら、スライドオイルの時と同じようにスライドを上下させて伸ばします。
スライド全体にオイル・クリームが馴染んだら、スライドの動きがスムーズになっているに違いありません。
スライドグリスの場合
スライドグリスは「スライド」とついているので、トロンボーンのスライドにつけるものだと思いますよね。
しかし、スライドグリスを使うのは「チューニング管」なので注意しましょう。
使い方はスライドグリスをそのまま抜き差し管にぬるだけです。
あまり塗りすぎると、チューニング管が汚くなってしまうのでほんの少しだけで大丈夫です。
ローターオイルの場合
テナーバストロンボーン・バストロンボーンについているローターに使うオイルは大きく3種類あります。
ローターオイルはローターが回転している場所に使います。
ノズルを使って、スライドレシーバー側からオイルを指しましょう。
ロータースピンドルオイルは、ロータリーのキャップを外した中心部につけます。
レバーオイルは、レバーのバネ部分に使うものです。
それぞれオイルの種類によって、使う場所が違うので注意しましょう。
その他のグッズの使い方
さらにトロンボーンを吹き終わった際は、必ず唾抜きをしましょう。
楽器の中に水分が溜まってしまうと、さびの原因になることも。
お手入れとしてスライド外管・中管やチューニング管にスワブを通します。
もしくは、クリーニングロッドという銀色の棒にガーゼを巻きつけてスライドに差し込んでも構いません。
とはいえ、トロンボーンのお手入れに必要なものって実際にどんなものがあるのか、気になりますよね。
そこで、次からはトロンボーン 初心者におすすめのお手入れグッズについて解説しましょう。
初心者におすすめのお手入れグッズ:スライド編
まずスライドの動きをスムーズにするのに必要なのは、以下のようなものです。
ヤマハ トロンボーン用スライドオイル
トロンボーンに欠かせないのは、やはりスライドオイルです。
ヤマハのスライドオイルは質感がさらさらなので、スライドもすぐに動きが軽くなるでしょう。
しかも、スライドオイルなら片手でつけることができ、手も汚れません。
ぜひ、トロンボーン初心者ならお手入れとして必要なものなので手に入れましょう。
SLIDE-O-MIX トロンボーンオイル
さらにトロンボーンのスライドの動きをスムーズにさせたい場合は、SLIDE-O-MIXのトロンボーンオイルがおすすめです。
スライドオイルのノズルの先が細いので、「あっ、オイルを出しすぎてしまった!」となる可能性は低いでしょう。
さらにオイル自体も伸びがとても良いので、数滴でトロンボーンのスライドの動きがスムーズに。
コスパも良いので、長く使えますよね。
ヤマハトロンボーン スライドクリーム
ヤマハトロンボーンスライドクリームは、オイルに比べて少量でお手入れができます。
トロンボーンのスライドに塗りつけて、ウォータースプレーで伸ばしましょう。
ヤマハ ウォータースプレー
オイルをつけるほどではないけれどもスライドの動きが気になる・・・という場合は、水を吹きかけましょう。
市販の霧吹きでももちろん大丈夫なのですが、ヤマハのウォータースプレーなら容器が細身なので、ケースに入れてもかさばりません。
普段のお手入れとしてはスライドオイル、演奏前などはウォータースプレー、など使いこなせるとベストです。
初心者におすすめのお手入れグッズ:チューニング管編
チューニング管を使っていると、硬くなって動かない・・・ということありますよね。
そんなチューニング管のお手入れに使うグッズを紹介します。
ヤマハ スライドグリススティック
ヤマハのスライドグリススティックはひと塗りでチューニング管のお手入れができます。
使い方も簡単なので、チューニング管の動きが悪くなったらすぐに塗ることができるのも魅力です。
ヤマハの製品は特に楽器屋さんでも多く扱われているので、すぐに手に入れることができるでしょう。
ウルトラピュア チューニングスライド&コルクグリス スティック
ウルトラピュアのグリススティックは、金管楽器に幅広く使うことができます。
また、チューニング管のグリスはとても硬いです。
グリスは暑い時に溶けてしまうこともあるので、これなら安心して使えそうですよね。
ウルトラピュア スライドグリス
ウルトラピュアのスライドグリスは「ライト」「レギュラー」「ヘヴィー」の3種類に分かれています。
それぞれ粘度が違い、一般的にトロンボーンはレビュラーとヘヴィーのどちらかを使います。
また一度塗ると効果が最も長く続くので、お手入れの回数も少なくて済みますよね。
初心者におすすめのお手入れグッズ:ローター編
テナーバストロンボーン・バストロンボーンで低音を吹く時に活躍するローター。
そんなトロンボーンのローターのお手入れで必要なものについて、解説しましょう。
ちなみにローターに使うオイルは使う場所によって変わるので、「ローターオイル」「ロータースピンドルオイル」「レバーオイル」全て揃えるのがおすすめです。
ローターに使うならこれだ!:ヤマハ ローターオイル
ローターオイルはローター回転面に使うオイルのことです。
通常、使う場合は針の形をしたノズルが必要になります。
こちらのローターオイルはノズルもセットで販売されているので、すぐに使うことができるでしょう。
スピンドルに使うならこれだ!:ヤマハ ロータースピンドルオイル
ローターの中で、蓋を開けた回転面につけるのがロータースピンドルオイル。
ロータースピンドルオイルを使うと、レバーを押した時のノイズ音がなくなります。
ヤマハのロータースピンドルオイルなら、値段もお手頃です。
レバーに使うならこれだ!:ヤマハ レバーオイル
レバーの回転軸に使うのが、レバーオイル。
ヤマハのレバーオイルなら、さらっとしているのでレバーの動きをスムーズにできます。
初心者におすすめのお手入れグッズ:その他・水抜き編
トロンボーンに水分を残すのは、錆の原因になるので避ける必要があります。
また、演奏後に水抜きをしていても、他に汚れがあるもの。
そこで水分をとるスワブと、定期的に掃除をするグッズについて解説しましょう。
ヤマハ トロンボーンスライド用スワブ
ヤマハのトロンボーン用スワブはトロンボーンのスライドの外管に使います。
トロンボーン専用のスワブは実は数少なく、スライドの長さにも対応しています。
また、マイクロファイバーの生地を使っているので、汚れ取りと吸水効果は抜群です。
ぜひ、日頃のお手入れに使用しましょう。
ヤマハ クリーニングスワブ
こちらのスワブは、主にチューニング管の内部に使います。
ひもの代わりにテグスを使っているので、細いチューニング管でもスムーズに通すことができるでしょう。
また、ひもを通して反対側から引っ張るだけで汚れが取れるので簡単ですよね。
まとめ
さて、トロンボーンの毎日のお手入れで必要なものについて解説しました。
トロンボーンでお手入れに使うものが意外とたくさんあったことや、名前だけ聞いたことがあってもどこに使うのかわからなかった・・・という人も多かったでしょう。
これらのお手入れグッズを使えば、日々のお手入れはOKです。
ぜひ、日頃からトロンボーンをきれいに使えるよう心がけましょう!
また、こちらの記事ではトロンボーンの練習法などのお悩みを解消していますので、ぜひ参考にしてみてください。
medmed /
ビギナーズ編集部 ライター
平日はWebライター、休日はトロンボーン吹き(演奏歴18年)をやっています。 音楽と映画、本、旅行、料理、インターネットなど多趣味な日々を楽しみながら過ごしています。