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トランペットを趣味にする!初心者のためのトランペットの始め方
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
真っ直ぐで華やかな音が気持ちいいトランペットを吹くことができたら楽しいですよね。
でも、趣味としてトランペットを始めるのは難しそうだし、何からすればいいのかわからないと思っている方もいるのではないでしょうか。
今回は初心者の方がトランペットを始めるときにまず知っておきたい、トランペットのメリット・デメリット、初心者の方がまず用意しておくべきグッズをご紹介します。
また、お得にトランペットを始める方法についても解説しています。
トランペットを始める時に役に立つ内容になっていると思うので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
管楽器の華!トランペットとは?
オーケストラなどでよく聴くトランペットの音はとても透き通っていて素敵な音色ですよね。ここでは、トランペットの歴史やトランペットの種類など、基本となる情報をご紹介していきます。
エジプト時代から続く?!トランペット
トランペットは、約3000年前から存在するといわれています。約3000年前といえば、エジプト王朝時代。この時代では、ホルンとトランペットの区別がついていなくラッパと呼ばれる時代でした。
1760年にドイツ人のケールベルが4穴式のクラッペントランペットを発明し、「トランペット協奏曲」が作曲されました。その後、1839年にペリネにより現在のトランペットが作られました。
どれを選べばいい?トランペットの種類
トランペットにはさまざまな種類があります。ここでは、種類について説明します。
B♭ トランペット
オーケストラや吹奏楽など世間一般で多く使用されているトランペットです。ポップス、ジャズなポピュラーな管楽器といえます。
C トランペット
クラシックのオーケストラやソロの演奏に使用されることが多いです。世界中のオーケストラのオーディションなどではプロプレイヤーたちの必須アイテムとなっています。
ピッコロトランペット
C管、B♭管、A管、G管、F管、E♭管、D管などがあり、一般的に使われるB♭管の半分くらいの大きさで、息の抵抗感は強くなります。
トランペットを始める前に知っておきたい6つのこと
トランペットを趣味として始めるとどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
楽器を趣味とすること自体、費用や時間がかかるというイメージを持っている方も少なくないと思います。
しかし、楽器によって特徴が大きく異なりますので、まずは自分の生活スタイルに合っているかや、魅力を感じるかを知るところから始めましょう。
トランペットの4つのメリット
まずは様々な楽器がある中で、どの楽器を趣味にしようか迷っている方にトランペットを趣味にするメリットを4つご紹介します。
維持費が安く済む
トランペットを吹く上で、定期的に購入が必要なものはメンテナンス用品です。
メンテナンス用品といってもいくつも必要なわけではありません。専用クロスとブラシや、管に挿して滑りをよくするオイルとグリスの4つがあれば、問題なくトランペットをお手入れすることができます。
メンテナンス用品は数百円のものから、高くても1,000円程度で販売されています。さらに、オイルやグリスは一ヶ月以上もちますので、リードが必要な木管楽器などと比べると維持費が安く済みます。
持ち運びが楽
トランペットの重さはおおよそ1キロです。ケースはソフトケースやハードケースがありますが、その中に入れてもおおよそ3キロ程度なので、とても持ち運びがしやすい楽器と言えます。
ケースの大きさも、持ち運びしやすいため様々な場所で練習、演奏が可能です。
主旋律やソロが多い楽器
トランペットは楽曲の中でもメインとなるメロディーを担当することが多いです。トランペットの音色はメインでなくても高音で、印象に残りやすいですよね。/p>
また、ソロが多い楽器の1つなので、大勢で演奏する場合も存在感があります。
オーケストラなどでも主役になりたい!と思う方にはぴったりの楽器です。
様々なジャンルの音楽に向いている
トランペットには古くから歴史があり、世界中の様々な音楽と共に時代を歩んできました。今や、トランペットはオーケストラや吹奏楽、ジャズやポップスにも欠かせない楽器です。
趣味にしていくと数多くのジャンルの曲を演奏することができるので、楽しみも多いと思います。「トランペットで吹いてみたい!」という曲を見つけたら楽譜を探して、練習してみましょう。
トランペットの2つのデメリット
トランペットを趣味としたときに感じるデメリットを2つご紹介します。
デメリットについてはコツコツと練習すれば乗り越えられるも内容です。初めは慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、諦めないでください。ゆっくり練習していけば必ず練習の成果がでます。焦らず自分のペースで練習しましょう。
音を出すのが難しい
初心者の方がトランペットを始めるときに最初に苦戦するのが、「音を出す」ということです。
当たり前だと思う方も多いと思いますが、トランペットは唇を振動させて音を出す独特の方法なので、他の楽器と比べると難しいと感じるかもしれません。
音のコントロールが難しい
トランペットは同じ運指(指使い)で息の速さを変えることで音を変える楽器です。
例えば、ドの音とソの音はピストンを押さない運指ですが、息の速さを緩めるとドの音になり、反対に速めるとソの音になります。
初めはどのくらいの息の速さでどの音が出るのか、感覚を掴むまでに時間がかかります。
トランペットを吹いて試したい!という方にはレンタルがおすすめ
「続けられるかどうか不安だからまずはお試しで吹いてみたい」「将来的にはYAMAHAなどのスタンダードモデルを購入したい」と思っている方は、トランペットをレンタルするのもおすすめです。
費用を抑えて始めることができ、入門セットをレンタルすれば演奏に必要なものまでついてきます。
以下ではレンタルができる初心者の方向けのトランペットをご紹介します。
ケルントナー KTR-30/GD 入門セット
ケルトナーは「管楽器をもっと身近な存在として気軽に始めてほしい…。」という願いで作られたメーカーです。
また入門セットには教本、教則DVD、マウスピースやお手入れセットもついているので届いたその日から練習することができますよ。
Kaerntner ケルントナー KTR-35/SV 入門セット
温かみがある音が特徴の入門用定番モデルです。こちらも演奏に必要なものがそろっています。
値段も手頃なため、手軽に試すことができますよ。
soleil STR-1/GD 入門セット
このトランペットは高い音域を得意とし、華やかで明るい音色が特です。吹奏楽、オーケストラ、ジャズ、ポップス、ロックなど、幅広い音楽ジャンルで活躍します。
入門セットなので、教則本・DVD・メンテナンス用品なども付属しています。そのため、届いてすぐに練習を始めることができます。
J.michael TR-380
J.michaelはリーズナブルな価格でありながら品質が高く、初心者の方におすすめのメーカーです。
世界中のプレイヤーの声からできており、品質改良を重ね続けています。音を鳴らしやすく、音程も安定しやすい初心者の方に最適な造りです。
YAMAHA YTR-3335 B♭
YAMAHAのYTR-3335は初心者の方から経験者の方まで幅広くおすすめできるモデルです。
リバースタイプチューニングスライドを採用しているため、通常のモデルより吹きやすく、音が響きやすいです。
初心者の方にはとても吹きやすいモデルだと思います。購入前にお試しとしてレンタルしてみてもいいですね。
初めに購入するべき必要なものリスト
初心者の方がトランペットを始めるときに用意しておきたいグッズをご紹介します。
ご紹介するものは全てECサイトや楽器屋さんでも購入することができます。
様々な種類がありますので、不安な方は楽器屋さんに行って、店員さんと相談しながら購入してもよいでしょう。
マウスピースとケース
トランペットは楽器本体だけだと音は出ません。まず、楽器に息を吹き込むためのマウスピースを準備しましょう。
マウスピースは基本的にはトランペットを購入するとついてきますが、唇に合うものを選ぶことをおすすめします。楽器屋さんで実際に唇をあてることができるので、試してみてはいかがでしょうか。
また、トランペットを保管しておく専用ケースも必要です。基本的にはトランペット本体を購入すると付属してきますが、万が一、本体のみを譲り受けるなどした場合は用意することをおすすめします。
お手入れグッズ|ピストンオイルとスライドグリス
まずはピストンオイルとスライドグリスを用意しましょう。
トランペットは金属なので、各パーツの滑りをよくしておかないと固まってしまったり、動かしづらくなります。このオイルとグリスを使うと複雑に絡み合っている管の滑りがよくなるので、必ず用意をしておきましょう。
特に新しくトランペットを購入すると、オイルもグリスも付いていない状態です。この状態だと管が動かず、音が出ませんので注意してください。
最後に金や銀の塗装に影響が出ない専用クロスと、楽器内の掃除に使う専用ブラシも準備しておくと便利です。楽器の外側には埃や手垢などの汚れが付着し、楽器の内部も定期的に掃除しておかないと音が出にくくなります。
メンテナンス用品を1つずつ購入するのは費用がかかるし、面倒という方は、ヤマハから出ているお手入れセットを購入すると便利だと思います。お値段もお手ごろなので検討してみてはいかがでしょうか。
譜面台
練習曲などの楽譜を見ながら正しい姿勢でトランペットを吹くには、譜面台が必要不可欠です。
譜面台は卓上式のタイプや、スタンダードな床に立てるタイプがあり、お値段は数百円から数千円で販売されています。
トランペットを持ち運んで様々な場所で演奏するのであれば、床に立てることができて、軽量の譜面台を選ぶといいでしょう。
クロス
表面のほこりや汚れを拭きます。小さなところからお手入れをしておくことで、変色やくすみを防ぐことができます。
スワブ
マウスパイプや抜差菅に使用します。パルプなど水分を拭きにくい箇所に使用することにより腐食を防ぐとともに管内を清潔に保つことができます。
チューナー
チューナーは音程の確認使用します。トランペットの音を鳴らしながら確認することで正確な音を出すことが出来、綺麗なハーモニーを奏でることが出来ます。
初心者におすすめの教則本|まずはこれから始めよう
演奏するのに必要なものが揃ったら、教則本を使って練習を開始しましょう。
教則本とは、ピアノでいうと「バイエル」や「バーナム」が有名ですよね。いわゆる練習曲集やエチュードといったものです。
トランペット初心者の方おすすめ且つ定番の教則本をご紹介します。
アーバン
アーバンの歴史はとても古く、1800年代半ばより存在しており、世界的にも有名な教則本です。演奏するのに必要な様々なテクニックを、徹底的に練習できるというのが特徴になります。
中を見てみると、様々なリズムでのシングルタンギング、リップスラー、音階、半音階などといったテクニックがいくつかの練習曲になっています。
自分が苦手としているテクニックをマスターする際に使いたい教則本です。
クラーク
クラークというのは正式名称ではないですが、日本ではこの名称で親しまれています。
クラークは運指の練習を集中的にできるのが特徴です。1つの短いフレーズを全ての調で練習するように作られており、半音ずつ上がっていきます。
運指の練習は様々な曲を演奏する際にとても重要です。例えば1つの曲を違う調で演奏する時に、半音上がるだけでシャープやフラットの数が変わり、演奏し辛いと感じると思います。
そういった、トランペットを吹く上で、ついつい演奏しにくいと思ってしまう運指や、調号を徹底的に練習できるのがこの教則本です。この教則本で徹底的に練習をすれば、難しい曲も楽に演奏できるようになりますよ。
トランペットの練習方法|上達のコツと個人練習
さて、ここまででトランペットを練習する道具は全て整いました。最後にトランペット上達のコツと1人で練習できる場所のご紹介をします。
レッスンに行こう
楽器の練習は独学でもできますが、経験のある方に見てもらうと上達の近道になりますよ。初めのうちはレッスンに行ってみてもいいと思います。
体験レッスンを無料で受けることができるので、安心ですよね。社会人の方などは、夜間までレッスンをしている教室もあるので、ぜひ通いやすい教室を探してみてください。
個人練習ができる場所を探そう
レッスンもいいけど1人で練習する場所も欲しいという方、もちろん自宅だと楽器の練習は難しいと思います。
すぐに思いつくところだと、防音室や音楽スタジオをレンタルするなどありますよね。ただ、利用したことがないと少しハードルが高く感じてしまう方もいるのではないでしょうか。
実は防音室やレンタルスタジオ以外に、身近な利用したことがある場所でトランペットの練習ができます!
こちらの記事では、いくつか楽器の練習に適した場所をご紹介していますので、読んでみてください。
トランペットを習うならおすすめの音楽教室
椿音楽教室は、東京都内200か所でマンツーマンレッスンを受講可能な音楽教室です。各地のスタジオでレッスンが受講できるため、自分の都合の良い場所でレッスンを受けられます。
講師陣は経験のある方ばかりなので、安心して受講できます。
無料の体験レッスンもあるので、ぜひ一度無料体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?
- おすすめポイント
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入会費 | レッスン費用(月2回60分レッスン) |
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11000円(税込) | 11700円(税込) |
レッスン予約制度 | 教室所在地 |
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相談の上決定 | 東京(約200か所) 神奈川 埼玉 千葉 |
まとめ
トランペットを趣味として始める準備はできたでしょうか。様々な曲を演奏している自分を想像するととてもワクワクしますよね!
慣れるまでの練習は地道にコツコツとしていく必要がありますが、目標を立てて練習し、達成できたときの喜びはかけがえのないものです。
さらに、トランペットなどの楽器は世界中の人とのコミュニケーションツールにもなります。実際のつながりがなくても、例えば、練習した曲を動画に撮ってネットに上げると、思いもよらない国の人とつながるかもしれません。
トランペットの「演奏する」というだけではない、魅力や楽しみも知りつつ、趣味の1つにしてもらえたら嬉しいです。
ビギナーズ編集部 /
ビギナーズ編集部 beginners
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