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おすすめのバレーボールシューズ5選と選び方のポイントを解説

この記事では、バレーボールシューズを選ぶポイントについて、形状やサイズ、ポジションなどの観点から解説していきます。また、人気のあるバレーボールシューズのモデルを紹介し、その手入れ方法や買い替えのタイミングについても紹介します。
おすすめのバレーボールシューズ5選と選び方のポイントを解説

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学生時代から久しぶりにバレーボールをする人や、これから趣味としてバレーボールを楽しみたいと考えている人にとって、シューズ選びは重要なポイントです。

安さやデザインの好みだけで選ぶと、ケガをしてしまったり、自分が思うようなプレーにつながらなかったりする可能性があります。

とはいえ、実際にどのようなバレーボールシューズが自分に最適なのかわからない人も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、自分にとってベストなバレーボールシューズを選ぶポイントについて、いくつかの観点から見ていきます。

スポーツでは身に着けるアイテムを選ぶのも楽しみの1つです。選び方をしっかり押さえて、バレーボールライフをより有意義なものにできるよう知識を深めていきましょう。

バレーボールシューズの構造

そもそも、バレーボールシューズの特性や構造をご存知でしょうか?バレーボールシューズは、大きく分けて2つのパーツから成り立っています。

1つは「ソール」と呼ばれる足裏から下の部分です。ソールは「インソール」「アウトソール」「ミッドソール」の3つにさらに細かく分けられ、シューズのクッション性に直結しています。

ミッドソールはアウトソールとインソールに挟まれているため外側からは見えませんが、衝撃吸収の役割を果たす重要な部分です。メーカーの技術によって履き心地に差が出やすいとされています。

アウトソールは、かかとにかかる衝撃を和らげるために靴底が高めに設計されていたり、ジャンプの際や縦横にすばやく移動する際、つま先の負担を軽減できるよう前足部分が曲がりやすくなっていたりと、随所に工夫が施されています。

もう1つは、「アッパー」と呼ばれるソール以外のすべての部分です。外から見えるアッパーは靴の顔ともいえる部分で、シューズのデザイン性を大きく左右します。素材には、通気性をよくするためにメッシュなどが多く使われています。

選び方のポイント

バレーボールシューズの構造を知ったところで、シューズを選ぶときの基準を確認しましょう。

形状

バレーボールシューズには、「ローカット」と「ミドルカット(ハイカット)」という2種類があります。

ローカットはくるぶしが隠れないタイプのバレーボールシューズです。軽量なことから初心者や女性に向いているとされています。

足首の動きが制限されないため動きやすく、自由に動き回りたい人や、スピードを重視したい人に適したタイプです。その一方、足首が固定されないため、着地したときの衝撃が大きく、ケガのリスクが高まる点はデメリットでしょう。

それとは反対に、ミドルカットはくるぶしが隠れるタイプのバレーボールシューズです。シューズ自体が重くなってしまうのは難点ですが、足首周りがしっかりと固定され、捻挫につながりにくいのが特長です。

過去にケガをした経験があり、できるだけ足に負担をかけたくないという方は、ミドルカットやハイカットを選ぶとよいでしょう。

サイズ

自分にぴったりのサイズを見つけるためには、自分の足の特徴を知ることが欠かせません。スポーツショップや靴屋では、無料でサイズや足型を測ってくれるところもあるので、まずは気軽に尋ねてみましょう。

プレー時に履くソックスを着用して試着すると、実際に近いサイズ感が掴みやすくなります。シューズを選ぶ際は、縦のサイズだけでなく、足の甲の高さや幅、かかとがきつくないかも確認しましょう。

つま先部分には、1~1.5cm程度の余裕があることが望ましいとされています。あまりぴったりすぎると動いたときに足が痛くなってしまいますし、大きすぎても動きが鈍くなったり、バランスが取りにくくなったりする可能性があるため注意が必要です。

また、土踏まずのアーチとインソールのクッションが合っていないのは、疲れやすさの原因になります。疲れからケガにつながる可能性も高くなるのでしっかり確認しましょう。

ポジション・プレースタイル

本格的にバレーボールに取り組みたいという人は、ポジションやプレースタイルも考慮して選びましょう。アタックやレシーブの回数が多いウィングスパイカーは、ジャンプが多くなるため、軽量でクッション性のあるタイプが向いています。

ミドルブロッカーは、横方向の移動がメインになるため、足首を固定してひねりにくくするミドルカットやハイカットを選ぶのがよいでしょう。

リベロやセッターなど、移動量が多くスピードや俊敏性が求められるポジションでは、足首の動きが制限されにくいローカットの方がボールに反応しやすくなります。

着脱・調整方法

バレーボールシューズの着脱方法には、シューレースタイプとマジックテープタイプがあります。どちらを選んでも機能面にさほど違いはありませんが、紐で締める方がフィット感を細かく調整しやすいといわれています。

一方のマジックテープは、着脱の手軽さが一番のメリットです。テープを留める位置によって締めつけ具合を調整することもできます。

「紐の方が慣れている」「着脱が面倒だからマジックテープがよい」など、好みで選んでもかまいません。ただしその場合でも、実際に試着したうえでフィット感を確かめてから購入することをおすすめします。

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バレーボールシューズの人気ブランド

バレーボールシューズの定番ブランドとしては、「アシックス」と「ミズノ」が挙げられます。ここでは、プロのアスリートにも愛用されているこの2ブランドについて紹介します。

アシックス

アシックスは、昭和24年に創業した鬼塚株式会社を前身とする日本のブランドです。創業以来、アスリートの活躍を支えるスポーツシューズを数多く製造してきました。現在でもアシックスのスポーツ工学研究所において、常に最新の技術開発を続けています。

衝撃を和らげて足への負担を減らす「T-GEL」や、ダッシュ時やジャンプ時にソールが局所的に曲がるのを抑え、スムーズな動きにつなげる「PROPULSION Plate」などのテクノロジーがその一例です。

アシックスのバレーボールシューズは、日本人の足に合う幅広タイプが多く、足全体を包み込むようにフィットするのが特徴です。

ミズノ

ミズノも日本発祥の有名スポーツブランドです。ミズノが展開するスポーツシューズには、ユーザーのパフォーマンスを最大化するためのテクノロジーがふんだんに盛り込まれています。

中でも「MIZUNO WAVE」は、同社が誇りとしているテクノロジーの代名詞です。樹脂製の波型プレートをソールに搭載することで、難しいとされていたクッション性と安定性の両立を実現し、ジャンプ後の着地で体がぐらつくのを抑えてくれます。

ミズノのバレーボールシューズは、比較的に足の全長が長めで、よりぴったりとしたフィット感を好む人に最適です。

人気バレーボールシューズ5選

バレーボールシューズのブランドを押さえたら、早速好みのシューズを選びましょう。ここでは、2020年の最新モデルを含め、レビュー評価の高いモデルを厳選してご紹介します。

ミズノ バレーボールシューズ ウエーブモーメンタムMID

ミズノのミドルカットタイプのバレーボールシューズ。2020年の新色はユニセックスタイプで、履く人を選ばないのがうれしいポイントです。

内側にはクッション性の高いソール、外側には硬めのソールを採用。踏み込んだ際の衝撃を吸収しながらも、助走で溜めた力を逃さず、蹴りだしの力として活かします。MIZUNO WAVEも搭載しており、安定性も抜群です。

アシックス ローテジャパンライト FF

アシックスのバレーボールシューズの中では定番ともいえる1足。こちらは2020年春夏最新モデルです。

ミッドソールには「FLYTEFOAM」と呼ばれる独自機能を搭載して軽量化を実現。靴型を見直すことで一体感を高め、激しいプレーでもしっかりと足にフィットします。

中足部には、かかとのブレと左右のねじれを抑える構造を取り入れ、安定感のある動きをサポートします。激しい動きと衝撃吸収性を両立したいウィングスパイカーに最適です。

ミズノ バレーボールシューズ サンダーブレード2

クッション性と安定性を兼ね備えた、ミズノのエントリーモデルです。足裏全体でコートを捉えやすいようフラットソールを使用しており、バレーボール初心者の方にも最適です。前足部分が外側に張り出した構造で、左右のブレに強く、ジャンプしたときにも安定感を生み出します。

ゆったり目の造りになっているため足が痛くなりにくく、長時間の練習や試合でも快適にプレーできるでしょう。

アシックス ゲル タクティック

白地に赤のラインが入った、女性らしいデザインのバレーボールシューズです。こちらもフラットソールを使用したベーシックモデルなので、レベルアップを目指す初心者や女性に最適です。

グリップ性もあるため、コートとシューズの間に生じるズレを最小限に抑え、安定感のあるフットワークを叶えてくれます。アッパーにメッシュ素材が使われているので通気性に優れ、長時間履いていても蒸れにくく快適にプレーできるでしょう。

アシックス V-SWIFT FF MT 2

フィット感と通気性を追求した軽量なミドルカットタイプのシューズです。アッパーにメッシュを採用し、柔らかな履き心地と軽量化を実現するとともに、ソールにベンチレーションホールを設けることで、ミドルカットにありがちな通気性の不安も解消しています。

ミッドソールには軽量でクッション性に優れる「FLYTEFOAM」を採用。かかとに衝撃を逃さず吸収してくれる「GEL」を内蔵しているのも特徴で、スピード重視のプレーに最適です。

手入れのコツと買い替えのタイミング

せっかくこだわって選んだお気に入りのシューズなら、できるだけ長く履き続けたいですよね。そこでここでは、手入れ方法を確認しておきましょう。

天然皮革のお手入れ

天然皮革で表革の場合、ブラシで軽く汚れを落とした後、乾いた柔らかい布に専用クリーナーをつけ、汚れをこすり落としていきます。仕上げに柔らかい布でクリームを拭き取り、よく磨いてください。

天然皮革は水洗いすると縮んだり硬化したりするため、水洗いは避けましょう。起毛革の場合は、ブラシで繊維を逆立て、隙間の汚れを取り除きます。

人工皮革や合成・天然繊維のお手入れ

人工皮革や合成・天然繊維の場合は、柔らかいブラシや水で濡らした布でも十分に汚れが落ちます。ただし、ブランドによって取扱方法が変わってくるため、説明書をよく読んでメンテナンスを行ってください。

どんなにメンテナンスをしていても、毎日使用していると早い人では半年から1年ほどでシューズが傷んでしまうこともあります。

「床が滑る」、「グリップが弱くなった」と感じる場合、靴底が擦り減って凹凸がなくなっていることがほとんどです。ほかにも足に合わないと感じるようであれば、無理して履き続けずに新しいシューズに買い替えましょう。

まとめ

バレーボールで思う存分プレーするためには、自分に合ったシューズ選びが欠かせません。正しいシューズを履くことは、ケガのリスクを減らすためにも大切です。

サイズだけでなく、ポジションやプレースタイルに合わせたシューズを選ぶことも上達への近道です。基本的な知識を身につけたうえで、予算と相談ながらお気に入りのデザインを選ぶのがベストでしょう。

バレーボールを長く快適に楽しむために、シューズ選びにもこだわってみてはいかがでしょうか。

また、こちらの記事ではバレーボールのポジションとその役割について解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ビギナーズ編集部 /
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