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Amazonマーケットプレイスとは?出品者を見分ける方法&注意点【お買い物に失敗しない!】
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
Amazon「マーケットプレイス」の見分け方を知って、かしこくお買い物しましょう!商品購入の際、出品元や販売元くチェックしておくことで、トラブルを回避できるかもしれません。
今回はマーケットプレイスとは何なのかという基本的なことから、マーケットプレイスでの商品購入方法と注意点についてみていきます。
※この記事の情報は2024年8月21日時点の情報です。最新の状況は各サービスサイトにてご確認ください。
目次
Amazonマーケットプレイスとは?出荷元・販売元の違い
Amazonマーケットプレイスとは、Amazonでの商品販売形態のひとつです。
Amazonで出品される商品は大きく分けて2つあります。
- Amazonが販売元:
販売と発送をAmazonが行う - Amazon以外が販売元(=マーケットプレイス):
販売は出品者、発送はAmazonが行う
または、販売と発送を出品者が行う
マーケットプレイスは、Amazon以外が販売(出荷)を行っているケースというわけです。
Amazonマーケットプレイスにはどんな人が出品している?
Amazonマーケットプレイスは基本的に誰でも出品が可能です。法人、個人に関係なく出品することができます。
出品者の種類は2種類に分けられ、大口出品者と小口出品者があります。
- 大口出品者
- 大口出品者は出品数が多く事業としてAmazonマーケットプレイスを利用している会社がメインです。
- 小口出品者
- 一方、小口出品者は一品から気軽に出品ができるということもあり、個人での利用が多くなっています。
誰でも出品者になれることが特徴です。Amazonで商品を売ってみたいという方は、出品者で利用する方法をチェックしてください。
ただ出品は簡単である一方、購入時にトラブルが多いと言われることも。商品を買う前にマーケットプレイスの詐欺対策を心得ておくと良いでしょう。
Amazonマーケットプレイスではどんな商品が売られている?
幅広いジャンルの商品が取扱われています。お買い物したいものがマーケットプレイスの商品だったということもあるでしょう。
取り扱いカテゴリー
- 本
- ミュージック(CD・レコード)
- ビデオ&DVD
- エレクトロニクス
- カメラ
- パソコン、周辺機器
- Amazonデバイス用アクセサリ
- ホーム
- ホームアプライアンス
- 大型家電
- 楽器
- 文房具、オフィス用品
- PCソフト
- TVゲーム
- DIY、工具
- 産業、研究開発用品
- カー&バイク用品
- スポーツ&アウトドア
- おもちゃ&ホビー
- ベビー&マタニティ
- ペット用品
- ドラッグストア
- ビューティ
- 食品&飲料
- ジュエリー
- 腕時計
- 服&ファッション小物
- シューズ&バック
Amazonマーケットプレイスの見分け方
Amazonにおいてマーケットプレイスで販売されている商品かどうかは、商品説明ページの右側で見分けることが可能です。
商品ページの「カートに入れる」ボタンの下に出荷元と販売元の記載があります。
- どちらもAmazon.co.jpの場合
画像のような場合です。販売元がAmazonなら、必ず出荷元もAmazonになります。 - 出荷元がAmazon.co.jpで販売元がそれ以外の場合
商品自体はAmazonの倉庫にありAmazonから発送されます。出品者から事前にAmazonの倉庫に商品が送られており、その商品をAmazonが梱包・配送してくれる仕組みです。 - どちらもAmazon.co.jp以外の場合
商品の梱包も発送もAmazon以外のマーケットプレイス出品者によって行われることになります。
マーケットプレイスの商品かどうか確認するときには「出荷元と販売元」の記載を確認しましょう。
Amazonが出品する商品だけを検索する方法
Amazonマーケットプレイスの商品以外、つまり出荷元と販売元がAmazonの商品だけを検索する方法もお教えします。
- 出荷元・販売元がAmazonになっている商品だけを検索
- 出荷元がAmazonになっている商品だけを検索
出荷元・販売元がAmazonになっている商品だけを検索
こちらは、まず以下のコマンドをコピーしておき、アドレスバーにあるURLの末尾にペーストしてみてください。
コマンド | &emi=AN1VRQENFRJN5 |
---|
- ブラウザでAmazonのページを開く
- 検索バーで欲しい商品を検索する
- 検索結果ページでアドレスバーのURL末尾にコマンドを足す
- ページを再読み込みする
出荷元がAmazonになっている商品だけを検索
出荷元がAmazonの商品に絞りたいときは、ブラウザもしくはアプリのどちらでも検索できます。
- ブラウザの場合
- ブラウザでAmazonのページを開く
- 検索バーで欲しい商品を検索する
- 検索結果ページの左側の絞り込みメニューの「出品者」から「Amazon.co.jp」を選択
- アプリの場合
- Amazonのショッピングアプリを開く
- 検索バーで欲しい商品を検索する
- 検索窓の下部にある「絞り込み」をタップ
- 「出品者」から「Amazon.co.jp」を選択
これでマーケットプレイスの商品が除外されます。
他にもAmazonの便利な検索の仕方があるのはご存知ですか?気になる方は調べてみると役に立つかもしれません。
Amazonマーケットプレイスで購入するときの注意点
マーケットプレイスを介して商品を購入するときにはいくつか注意すべき点があります。
- 配送料がかかる
- 商品到着までに時間がかかる傾向
- 評価が悪い出品者もいる
知らずに購入するとほしい日までに商品が届かなかったり、思ったより高い料金を支払うことになってしまうかもしれません。出荷元・販売元が原因のトラブルにつながることも。
事前にしっかりと理解した上でマーケットプレイスを利用するようにしましょう。
1.配送料がかかる
Amazonマーケットプレイスを利用して販売されている商品には、配送料がかかることもあります。
配送料も考えた上で支払金額を計算しないと「思ったより高い値段になってしまった…」ということになりかねません。
ですが、出荷元がAmazon.co.jpになっている場合は通常のAmazon利用時と同じ配送の仕方になります。
つまり、無料配送にすることができたり、お急ぎ便なども利用可能ということです。
そのため注意すべきは出荷元がAmazon以外の場合のみ。配送料は商品代金の下に記載されています。商品ページで事前に見分けられるのでチェックしておきましょう。
Amazonプライムなら配送料無料
有料プランであるAmazonプライム会員になると、発送元がAmazon.co.jpの商品は配送料が無料になります。これは少額のものでも同様で、ちょっとしたお買い物がしやすくなりますね。
また、便利な「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」が無料になるのも嬉しいところ。何度でもOKです。
気になる方は、他にもあるAmazonプライムのメリットをチェックしてみてください。
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2.商品到着までに時間がかかる傾向
出荷元がAmazonでないマーケットプレイスの商品は、Amazonからの出荷に比べて配送に時間がかかる傾向にあります。
- 出荷元がAmazon.co.jpの場合
Amazonが販売している商品、そしてマーケットプレイス商品の中でもAmazonの倉庫から出荷される商品です。
こちらはAmazonが提携している配送業者を通じて迅速に配送が行われます。
梱包作業もAmazonによって行われるため、配送までのタイムラグが少なくスムーズに自宅まで商品が届けられます。 - マーケットプレイスの出品者が出荷元
一方、マーケットプレイスの出品者が出荷元となっている商品はあまりスムーズにいかない場合もあります。
出品者によってはある程度まとめて配送作業をおこなっている場合や発送する曜日を決めている場合もあります。
つまり、Amazonからの配送に比べて若干商品の到着までに時間がかかってしまう結果に。すぐに商品が必要な場合は注意が必要です。
3.評価が悪い出品者もいる
Amazonマーケットプレイスでは出品者ごとに購入者から評価が付けられます。評価は以前の購入者たちによってつけられているものです。
この評価、マーケットプレイスの利用時には必ず確認するようにしてください。
評価は星1~星5の5段階で表されます。Amazonの商品の評価と同じ仕組みですね。評価には星と一緒にコメントも添えられるようになっています。
星の評価が低い出品者の場合コメントにその理由が書かれている場合があります。
信頼できる出品者かどうか自分で判断をしたうえで商品を購入するようにしましょう。
マーケットプレイスでの詐欺に対する対策
マーケットプレイスではしばしば詐欺とみられる出品がされていることもあります。
- 商品が偽物・コピー商品などだった
- 決済したのに商品が発送されない
- 問い合わせや連絡がつかない
1.商品情報を確認する
マーケットプレイスで商品を購入するときは、商品情報をしっかりと確認するようにしましょう。
ブランド品のレプリカや本物そっくりの粗悪品、人気ゲーム機の高額転売など、購入者側は特に気をつける必要があります。
例えば元値100万円のブランド品のバックが、新品にも関わらず1,000円で売られている…このようなあり得ない値段の付け方をされている商品は偽物の可能性が高いでしょう。
また、逆に人気ゲーム機が通常の10倍の値段で出品されていることも。このような場合も公式な販売ルートではないため、詐欺かもしれないと判断できます。
2.出品者情報を確認する
出品者情報の中にも詐欺かどうかを見破る重大なヒントが隠されています。
まずは以前の購入者たちによる評価です。評価があまりにも低い出品者には問題があるかもしれません。
その出品者が信頼に足るかどうかコメント欄を読んで確認しましょう。
また、個人とみられる出品者が同じ商品を大量に出品しているなど通常ではありえない商品状況になっている場合、その商品には疑いを持った方が安全です。
Amazonマーケットプレイスの商品を購入する
購入者の場合はとても簡単です。いつも通りAmazonで商品を購入するときと変わりません。
特別なことをする必要はなく、商品をカートに入れて決済手続きをすればマーケットプレイスの商品を購入することができます。
販売元(出品者)に連絡するには?
もし気になることやトラブルが発生して、商品の販売元に連絡するときは以下の方法で問い合わせをしてみましょう。
- 商品の販売元をチェックする
商品ページの「カートに入れる」ボタンの下にある「販売元」が
Amazon.co.jpの場合→Amazonカスタマーサービスへ連絡
それ以外の場合→2へ - 「販売元」の名前を押して出品者情報ページを開く
- 「~にご質問がありますか?」の下にある「質問する」ボタンから連絡する
(もしくは、電話番号を確認して連絡する)
「質問する」で連絡をした場合は原則48時間以内に返信がきます。もし、期日を過ぎても返事がない場合はAmazonカスタマーセンターへ問い合わせてみてください。
また、問い合わせ時に写真を添付することもできます。内容が説明しきれないときは、写真を用意しておくと良いかもしれません。
Amazonの商品が届かないときの対処法をまとめたビギナーズ記事も参考になりますよ。
Amazonマーケットプレイスを出品者で利用する
出品者となるにはマーケットプレイスの利用者登録が必要になります。
登録するときには、大口出品者として登録するか、小口出品者として登録するか決めておく必要があります。
- 大口出品者
大口出品者になるには、月額4,900円の手数料が発生します。それにプラスして、販売手数料も必要になります。 - 小口出品者
小口出品者には月額料金はありません。しかし、1商品が売れるごとに100円を支払う必要があります。
1か月間で売れる商品が50個を超えている場合は大口出品者に、それ以下の場合は小口出品者となることをおすすめします。
大口と小口、どちらになるのか決まったらマーケットプレイスの利用登録をします。
初期登録後は商品を出品し、商品が売れるまで待ちましょう。
商品が購入されるとAmazonからメールが届く仕組みです。後は梱包をして発送してください。販売代金は後日Amazonを通じて入金されます。
【まとめ】マーケットプレイスでかしこくお買い物しよう
Amazonマーケットプレイスは、うまく活用すればとても便利です。多くの出品者がさまざまな商品を出しています。
購入する方法に特別なことはなく、いつもどおりの購入方法で大丈夫です。ただ配送料の計算などには気をつけたいところ。
また誰でも出品者になれる気軽さとともに詐欺などの危険にも注意しておきましょう。
マーケットプレイスのについての基本知識と、トラブルを避けるヒントを事前に確認して、よりお得にAmazonでのお買い物を楽しんでくださいね!
水城みかん /
ビギナーズ編集部 ライター
家から出たくないばかりに在宅勤務可の外資へ転職したひきこもりOL兼Webライター。執筆ジャンルはダイエット、経理・税務、旅行、ライフスタイルなど。美くびれ目指して日々ジム通いのプロテインマニア。VR、ガジェットも好き。