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初めてのキャンプ!1日の流れと最高に楽しむための3つの方法
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
初めてのキャンプは何からしていいのか分からず、何をするにも時間がかかってしまい疲ればかりが溜まってしまいます。しかし行く前に1日の流れを把握しておくと、こういった事態には陥りません。
今回は、キャンプ場で過ごす1日の流れとより充実した時間を過ごせるようになるキャンプアイテムをご紹介いたします。快適で楽しいキャンプライフのスタートをきれるようにイメージをしておきましょう。
目次
キャンプ場を予約する
キャンプに行くにはまず、キャンプ場を予約しなくてはいけませんよね。場所によって値段が違うこともありますが、予約をする上で知っておいて欲しいのはキャンプ場には2種類あるという事です。
キャンプ場によって使いやすさや景色の良さなどが違い、大まかな種類は名前を見るだけで把握する事ができます。
通常のキャンプ場
一般的なキャンプ場は「~キャンプ場」「~無料キャンプ場」といった名前になっています。
無料キャンプ場は市営であることが多く「地名+無料キャンプ場」でネット検索するとすぐに見つかるので、無料をお探しの方は是非知っておいて欲しい豆知識です。
キャンプ場によって施設概要が違うので一概には言えませんが、基本的には駐車場とテントサイトが別に設けられています。場所によっては駐車場からかなり距離がある事があるので、ワゴンなどがあると便利ですね。
オートキャンプ場
通常のキャンプ場と違い、テントサイトの横に自分の車を駐車できるのがオートキャンプ場です。車をそばに置いておけるので、荷物の出し入れに手間が掛からずキャンプ場で過ごす時間をより有効的に使うことができます。
多少値段が高めに設定されていることが多いですが、使いやすさを考えるのならオートキャンプ場がおすすめです。また、自転車やバイクもそばに置いておけるので安心してテント泊をすることができます。
キャンプサイトを決める
テントやタープを張るスペースの事を「サイト」と呼びます。「区画サイト」「フリーサイト」などキャンプ場の中でも何種類かのサイトに分かれており、予約をするには自分の使うサイトまで決めておきましょう。
サイトは大きく別けて3種類あり、人数やシチュエーションによって使いわけることで楽しいキャンプライフを送ることができます。
フリーサイト
区切りがされてなく、広大なスペースの中で自分のサイトを自由にコーディネートすることができます。無料キャンプ場ではフリーサイトである事が多く、一般的なキャンプ場でも他のサイトに比べ値段が安いです。
自由度が高い分、他のキャンパーの配慮が欠けてしまうとトラブルになることもありますが、お隣さんとの交流も楽しみやすい面白味のあるサイトです。
区画サイト
使用するサイトがロープや木材によって、しっかり線引きされてあるサイトです。自分の場所が決まってあるため他の人のテントを気にしながらテントを張る必要がありません。
サイトによっては「電源付き」や「ベンチ・テーブル付き」の設備がついていて快適なキャンプ泊をすることができます。自分達の時間を大切にしたい家族キャンパーさんや初めてキャンプをする方におすすめのサイトです。
バンガロー・ロッジ・コテージ
テント無しでも宿泊ができる宿タイプのサイトになります。
コテージは風呂・トイレはもちろん布団やアメニティなどが置いてありホテルの様な快適空間です。ロッジは風呂・トイレなどの最低限の設備のみがあり、バンガローに関しては設備は何もなく部屋だけがある施設のこと指します。
テントを用いる必要が無く設備が充実しているため、BBQや自然の中での宿泊をゆっくり楽しみたい方におすすめです。
キャンプ1日目の流れ
キャンプの予約~当日までの流れをご紹介いたします。気を付けてほしい注意点も加えて解説しますので、ご参考にしてくださいね。
キャンプ場のサイト予約~前日
まずはキャンプ場を予約しましょう。自分の行きたい地域でキャンプ場を検索し、値段・景色・周辺設備などを確認しながら調べるとより充実したキャンプ泊を楽しむことができます。
周辺設備で調べるべきポイントは「温泉」「食料品店」が近くにあるか。周辺のアクティビティスポットを探しておくとキャンプ2日目も楽しめるので気になる方はついでに探してみてください。
前日準備
キャンプ当日の朝は荷物の積み込みや最終チェックをしたりなどで忙しくなります。なので準備は昨晩に行い、チェックまでしておきましょう。
食材はこの時点で買っておくと当日の手間が減らせるので、なるべく前日までに終わらせておくのがベストです。
キャンプには、Jackeryのポータブル電源の活用もおすすめです。
ポータブル電源を持っていけば、電源のないキャンプ先でも、ポータブルクーラーや扇風機、車載冷蔵庫、ホットプレートなど様々な家電を自由に使えるのでキャンプをより快適に楽しめます。
朝の準備
昨晩に用意した荷物・食材の最終チェックをし荷物を車へ詰め込みます。
車に荷物を詰め込むポイントは「重い物は下、軽い物は上」を意識して乗せると、運転中の荷崩れやトランクを開けた時に荷物が落ちてくる心配が減ります。
柔らかい寝袋やマットなどの荷物を緩衝材として、キャンプ道具の隙間に入れるとより安心して運ぶ事ができるのもポイントの1つです。
チェックイン・受付~13時
大体のキャンプ場のチェックインは13時~17時の場所が相場です。管理人さんがいなくなるとキャンプができなくなりますので、時間に間に合いそうに無い場合は連絡をするようにしましょう。
最悪、宿泊ができない上にキャンセル料が掛かことになります。
テントを張る~
オートキャンプ場なら考える事なく車から荷物を降ろせば良いのですが、通常のキャンプ場なら駐車場に車を止め自分のサイトまで荷物を運びます。
テントの入口・張る位置を最初に決め、そこからサイトのコーディネートを考えると動線を描きやすく手早く設営ができます。
フリーサイトでは、他のキャンパーの迷惑にならないよう注意しながらテントを張る様にしましょう。
フリータイム~14:00
荷物運びが終わりサイトのコーディネートまで終わると、かなり体力と気力を消耗します。早めに夕飯の準備を済ませておくのも良いですが、美味しい料理を楽しく作るためにも一旦休憩しましょう。
コーヒーやスープ系の飲み物を飲みながら、設営したテントを眺める至福のひと時でもあります。
夕飯準備~16:00
夕飯の準備は少し早めに行いましょう。太陽が沈んでから調理を始めてしまうと食材が見づらく作業がやりづらくなります。
冬になると17時頃には暗くなるので16時くらいを目安に作業を開始しましょう。
夕飯タイム~17:00
荷物運び・テント設営・調理、全ての作業が終えたら後は心置きなく夕飯を楽しむだけ。
夏にはBBQ 冬には鍋やカレーなど自然の中で食べるアウトドア料理は格別です。友人や家族との会話を楽しみながら星空のもと味わう夕飯はキャンプの1番のお楽しみどころです。
焚き火~20:00
夕飯の片付けは次の日に残してしまうと、朝起きた時の目覚めがよくないので夕飯後の元気があるうちに片づけてしまいましょう。
そうすれば、あとは焚き火を楽しむだけです。地面で直接する直火での焚き火は禁止であるキャンプ場がほとんどなので焚き火台は必須アイテムです。
焚き火後は、完全に火が消えるのを待つか残り火がある場合はフライパンやダッチオーブンの蓋などを上から被せておきましょう。
寝てる間に風が吹き火の粉が舞い、テントや周辺の草木に引火しする事故を未然に防ぐことができます。
お風呂・就寝 ~21時
キャンプ場にもよるのですが、お子さんがいる家族キャンパーの方は20時~21時の間に寝る場合が多いです。
焚き火を楽しむ方は周りに配慮しながら楽しむようにし、車のエンジン音で周りを起こさないようお風呂に入る方は早めに行動をしましょう。
キャンプ2日目の流れ
キャンプ2日目は片付けと撤収がメイン。周辺のアクティビティで遊ぶ予定のある方は前日にある程度の荷物をまとめておきましょう。
起床~7時
朝日とともに起きることができるキャンプ場では、目覚めの良い爽やかな朝を迎えれます。炊事場で顔を洗う方が多くキャンパー同士の「おはよう」が行き交う、平和を感じれる時間でもあります。
朝食~8時
目覚めの良い朝だとしても、朝から料理をしっかりするのは体力が必要になります。スープとパン、昨晩の残りのご飯をアレンジするのが簡単かつ美味しい朝ごはんを食べれるコツです。
キャンプ場で遊ぶ~
キャンプ場でのチェックアウトは大体11時。それまではゆっくりと片付けをしながら、のんびりします。キャンプ場によってはボルタリングや海がそばにあったりするので、アクティビティを楽しむ時間でもあります。
キャンプの楽しみ方
キャンプの楽しみ方は人それぞれですが、「料理」「焚き火」は誰もが好きな行事。キャンプがより楽しく・快適になるアイテムをご紹介いたします。
料理
青空の下でするアウトドア料理は家の台所と違って少々やりにくい環境です。鍋やカレーなどの簡単で美味しい料理が作れるダッチオーブンはキャンパー御用達のアイテムです。
ダッチオーブン
耐熱・蓄熱性が高く、ローストビーフや蒸し料理にも適しています。使えば使う程味が出る鋳鉄製のダッチオーブンは長く使う事ができる面白味のあるアイテムです。
料理本
回数を重ねていくと料理のレパートリーも尽きてきます。ネットで検索しようにも電波の届かないキャンプ場は多いです。
少し荷物にもなりますがのんびりタイム中にも読めるので料理本は1冊もっておくと助かります。
焚き火
直火での焚き火は禁止の場所が多いキャンプ場では、焚き火台は必須アイテム。自然を楽しむキャンプで自然を傷つけることが無いよう必ず持参するようにしましょう。
焚き火台
スノーピークの焚き火台は頑丈にできており、ダッチオーブンなどの重い物を乗せてもゆがんだり壊れたりする心配がありません。
違うメーカーでも似た商品が販売されていますが、強度が全然違います。キャンプの醍醐味である焚き火を楽しむためにもお気に入りの焚き火台を選びましょう。
トライポッド
トライポッドはダッチオーブンを吊るす事ができるアイテムです。焚き火台が重みでゆがんでしまう心配を無くすことができ、キャンプっぽい雰囲気を味わうことができます。
キャンプ用品はレンタルがおすすめ!
キャンプでは様々な道具が必要になりますが、初めてキャンプに行く方が全てを買い揃えるのはむずかしいでしょう。
そこでおすすめしたいのが、hinataレンタルやゲオあれこれレンタルといったレンタルサービスの活用です。
道具の保管やメンテナンスもいらず、初心者キャンパーにも優しいサービスなので、気軽にキャンプを楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。
料金(テントを借りた場合) | レンタル期間 | 取扱のあるキャンプ用品 | |
---|---|---|---|
hinataレンタル | 4,200円~(1泊2日) | 1泊2日~ | テント、タープ、シュラフ、テーブル、キャンプチェア、ランタン、焚き火台、調理道具、電源など |
ゲオあれこれレンタル | 取り扱いなし | 3泊4日~ | タープ、テーブルセット、バーベキューコンロ、ランタンなど |
モノカリ | 5,500円~(2日) | 1日~ | テント、タープ、シュラフなど |
DMMいろいろレンタル | 取り扱いなし | 2日~ | クーラーボックス、ポータブル電源など |
kikito | 取り扱いなし | 3日~ | - |
さらに詳しく知りたい方は、おすすめのキャンプ用品レンタルサービスを比較して紹介した記事を参考にしてください。
まとめ
キャンプは自然の中で流れる時間をのんり楽しむアウトドアです。普段だったら手間に感じる作業も、キャンプでは遊びに変わってしまいます。
少し面倒だと感じる事にもぜひ挑戦してみて下さい。日常では味わえない、充実したキャンプライフを送れるようになるはずです。
また、こちらの記事ではキャンプの必需品28選を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
こーき /
ビギナーズ編集部 ライター
自然と焚き火を愛する男、旅火人ライターこーきです!日本半周ツーリングキャンプ経験者。ブッシュクラフトアドバイザーの資格を持っています。キャンプとナイフと焚き火の事ならお任せください。