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おすすめのメトロノーム10選|楽器に合わせて選ぶポイントも紹介
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一見、どれも同じように見えますが、楽器の上達のためには、メトロノーム選びは意外と重要です。
YAMAHA・セイコーなどのメーカーから、振り子式や電子メトロノームが販売されていますが、自分が練習する楽器に合わせて適切なものを選びたいものです。
そこで今回は、メトロノームの選び方のポイントとあわせて、おすすめの人気商品をご紹介します。
携帯に便利な小型モデルや、機能豊富な高性能モデルなども紹介していきますので、ぜひ、お気に入りのメトロノームを見つけて練習に励んでください。
目次
メトロノーム「振り子式」と「電子式」
しっかり自分に合ったメトロノームを選べば、練習の効率や効果がグンとアップします。
メトロノームは大きく分けて「振り子式」と「電子式」の2種類が存在します。まずはそれぞれの特徴を知った上で選んでいきましょう。
目でも確かめられる振り子式
ゼンマイで動くのが振り子式タイプで、以前から使用されている定番のメトロノームです。
音を聞きながらリズムをとれるほか、振り子が左右に振れる動きを見ることで視覚でのテンポ確認も可能です。
また、電力を必要としないため、電池交換の手間もありません。
シンプルな操作で面倒な設定もなく、ピアノの上などに設置して使いやすいのも特徴のひとつです。
なお、振り子は重力の働きで動く特性から、平らな場所に設置しないと正確にリズムを刻めないので注意が必要です。
振り子タイプのメトロノームは、目で見ながらリズムを把握することができるので、耳だけで聞くよりもテンポ感をつかみやすいというメリットがあります。
個人的な意見ですが、私は振り子式のメトロノームの音が好きで、幼い頃から振り子式を使用しています。
音で確認する電子式
電子音でリズムを刻むのが電子式のメトロノームです。
これはテンポや拍数を入力することによってリズムを刻んでくれるメトロノームです。
音だけでリズムを把握することになりますが、振り子式とは違って置く場所や環境に影響されずに正確なリズムを刻んでくれます。
デジタル表示により、スピードを数値で確認して目盛りを合わせられるため、正確にセットできます。
また、電池で駆動するタイプが多く、持ち運びも簡です。
コンパクトなサイズで場所を選ばず使用できるタイプな上、イヤホンを接続して使えるモデルも豊富です。
演奏をしながらでも電子音が聞き取りやすいので、大人数での練習などにも最適です。
また、最近では、振り子の表示がついた電子メトロノームもたくさん発売されているので、あまり2つの間に大きな差はないように感じます。
電子式はイヤホンに繋いだりすることもできるので、夜中に練習するときなどに使うのにもおすすめです。
自分に合ったメトロノームの選び方
メトロノームの種類がわかってきたら、今度は実際に選んでいきましょう。
楽器に合った選び方、音から選ぶ方法など、さまざまですが、最終的には好みになってきます。
楽器に合わせて選ぶ
現在発売されているメトロノームはたくさんありますので、まずは楽器によっての使い勝手を知って、選択肢を絞っていきましょう。
ピアノにおすすめのメトロノーム
ピアノの練習におすすめなのが、視覚でもテンポを確認しやすい振り子式のメトロノームです。
グランドピアノやアップライトピアノなら平らな場所を広く確保できるため、設置しやすいのがメリットです。
なお、電子式の場合、ピアノの生音に埋もれてリズム音が聞き取りにくいことがあるので注意が必要です。
ギター・ベース・ドラム のおすすめメトロノーム
ギター・ベース・ドラムなどでは電子式が適しています。イヤホンを接続して使用できるモデルも多く、音量調節できるなど場所を選ばず使用しやすいため、バンド練習などにもおすすめです。
好きな音のメトロノームを選ぶ
練習中はリズムを取るためにメトロノームの音を長時間鳴らすことになります。
あまり好みではない音のメトロノームを選んでしまうと気分よく練習ができないこともあります。
メトロノームを選ぶ際には、音の紹介をしている動画を見たり、実際に楽器屋に足を運んだりしてその音を確認するようにしましょう。
電子式の場合は、メトロノームの音の種類が複数収録されているものもあります。
音を選びたい、状況によって変えたい、という人はそういった商品を選ぶと良いでしょう。
振り子式は音量も大きく、音色を変えることはできないので、実物を聞いて選ぶのがおすすめです。
音はとても大事で、個人的な意見ですがピアノを練習するときは振り子式を使っています。
電子音のピッピッという音になかなかいい音がないので、ピアノの練習をするときは振り子式を使います。
また、電子式もおすすめの楽器はあります。管楽器を練習していたときは、楽譜たてにチューナーと一緒に置いて使用していました。
パート練習のときは楽器を持って移動するため荷物はなるべく軽い方がいいということもあり、電子式はコンパクトで使い勝手がとてもよかったです。
ピアノのときに気になっていた、電子音も気にならず、練習にも集中できます。
プラス機能もチェックして選ぶ
モデルによっては、さまざまな便利な機能が備わっているのでチェックしておきましょう。
電子式ではチューニング機能を搭載したモデルが便利です。
ギターやベースなど、別途チューナーを用意しなくてもチューニングが可能です。
また、ドラムなど、置き場所に困る場合には、クリップで衣類につけられるモデルがおすすめです。
さらに、リズムに合わせて光が点滅したり画面全体が光ったりするなど、視覚でテンポを確認できる電子式モデルもあるのでチェックしてみてください。
メトロノームおすすめ|振り子式と電子式
それではここからは、人気のメトロノームを振り子式と電子式に分けてわかりやすくご紹介します。
ウィットナー メトロノーム ピッコロ|振り子式
携帯性に優れたコンパクトな振り子タイプです。
ブラックやピンクなど15パターンの色を展開する、カラーバリエーション豊富なメトロノームになっています。
かわいらしいデザインであることはもちろん、高さ15.5cmほどのコンパクトなサイズ感も魅力です。
軽量なプラスチック製なので、スタジオ練習など外出先で使いたい方にもおすすめです。
メトロノーム ラミエール|振り子式
クリアな見た目が美しい、スケルトンタイプのメトロノームです。
内部がすべて透けて見えるので、振り子の仕組みを観察することが可能です。
金属でできた遊錘には光沢があり、遠くからでも見やすい仕様です。
ピンクとクリアの2色展開で、シンプルなデザインを望む方にもぴったりです。
メカニカルメトロノーム|振り子式
落ち着いた色合いのベーシックな巻き取り式メトロノームです。
大きめの音が出るよう設計されているので、ピアノだけでなくバイオリンやドラムなどの楽器演奏のお供にもおすすめです。
リズムテンポや速度調節の操作もシンプルで、使いやすいこともメリット。しっかりとした作りのメトロノームをお探しの方に適しています。
セイコー 振り子メトロノーム|振り子式
吹奏楽部の生徒などの意見をもとに作られた、セイコー製メトロノームです。
上部に持ち手が付いており、腕に掛けて持ち運べるので便利です。落下による破損が不安な方にもぴったりです。
フタやケースには外部からの衝撃で壊れにくい素材を採用しており、使用中はフタを背面に収納できるデザインで、使い勝手も抜群です。
オーケストラや吹奏楽部の練習などで使いたい方におすすめです。
YAMAHA メトロノーム MP-90
音楽関連といえばYAMAHA!とイメージを抱く方も多いでしょう。
メトロノームでは定番のフォルムを採用し、スペースを圧迫しないようスリムなサイズで設計されています。
音の美しさにもこだわっており、深みを感じる音色を楽しめるのも魅力です。
これまでの同シリーズのモデルを改良し、つまんで巻きやすいネジを採用しています。
振り子式の中でも特に音質にこだわっており、実用性を重視しているので、本格的な練習に役立てたい方はもちろん、お手頃なメトロノームを探している方にもぴったりな商品です。
以上が振り子式のおすすめ5選です。次は電子式を紹介していきます。
YAMAHATDM-700G|電子式
チューナーを搭載した電子式メトロノームです。
チューナーとメトロノームを同時に使用できるデュアル機能により、正確な音程をキープしながら練習が可能です。
単4形乾電池2本で使用できるコンパクトなタイプなので、吹奏楽の集まりなど持ち運び用としても便利です。
液晶パネルに音名とリズムを表示するほか、2段階バックライトの搭載により薄暗い場所で見えやすいのもポイント。
また、チューニング時には、3オクターブの幅広い音域から楽器・音楽に合わせて調整が可能となっており、メトロノームとチューニング機能を同時に使える利便性も魅力的です。
価格もリーズナブルなので、携帯用に備えておきたい方に適しています。
15種類のリズムバリエーションを内蔵しているなど、使い勝手の良いおすすめモデルです。
YAMAHA ME-55
譜面台や衣服に取りつけられるクリップ式の電子式メトロノーム。
ドラム練習など設置場所に困る場合にも重宝するモデルです。テンポは毎分30~250回の範囲で設定できるほか、メモリーバックアップ機能も搭載されています。
無段階ダイヤル式での音量調節も可能で、操作も簡単です。さらに、購入しやすいお手頃な価格も魅力的です。
リチウムイオン電池1個で動作するうえ、電池寿命は約50時間と、頻繁に電池交換せずとも使用できるのもポイントです。
ローランド「Dr.Beat」DB-30
多彩なリズムトレーニングをおこなえる電子式メトロノームです。リズムを9種類、ビードを24種類内蔵しており、プロのリズムトレーニングにも最適。
イヤホンジャックを備えており、夜の時間帯の練習や小さい電子音を聞き取りにくいドラムの練習にもおすすめのモデルです。
また、基準音発音機能はチューニングしたいときに最適で、リチウムボタン電池1個で約20時間使えるほか、60分使用しないと電源が自動でオフになるオートパワーオフ機能で電池消耗を防ぎます。
YAMAHA ME-340
キーボード感覚で使える発音ボタンを搭載した電子式メトロノーム。
ワンプッシュで聞きたい基準音を鳴らせるため、チューニング時に便利です。また、ダイヤル式ボリューム調節機能により、片手で音量コントロールできるのが特徴です。
裏面のスタンド機能で安定性を確保でき、ピアノ上にも置きやすいおすすめのモデルです。
LEDの光でテンポを表示する機能や、メモリーバックアップ機能などを搭載しており、使い勝手にも優れています。
YAMAHA 電子メトロノーム ME-110
ポケットに入れても邪魔にならないほどコンパクトで軽量なYAMAHAのメトロノームです。
ボタンの数が少なく操作が簡単なので、機械が苦手な方にもおすすめです。ボリュームも本体の端にあるダイヤルで調整できます。
音だけでなく、5つのLEDライトでもリズムを確認できるので、暗い空間で練習するときも便利です。
いつでも演奏に集中でき、さらにお手頃な価格でコストパフォーマンスも抜群です。使いやすさやクォリティを重視した人にもピッタリです。
その実用性の高さを実感してみて下さい。
まとめ
いかがでしたか?今回はメトロノームについて紹介してきましたが、振り子式・電子式、それぞれの違いがあることなど、ぜひ参考にしてみてください。
環境や使用している楽器に合わせて選べば、練習効率がアップします。今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひお気に入りのメトロノームを探してみてください。
また、こちらの記事ではピアノを練習するときのメトロノームの使い方について解説しています。ぜひこちらもチェックしてみてください。
伊藤しおり /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味はピアノを演奏することと、野球観戦。 現在は自宅でピアノ講師をしながら、演奏活動をして音楽を楽しんでいます。野球も小さい頃から好きなので、音楽もスポーツもどちらの楽しさもお伝えできたらいいなぁと思います!