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AWAとは?サービスの魅力や料金プランの種類を徹底解説
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時代とともに変化する、音楽の楽しみ方。一昔前まではMD・CDなどのメディアが主流でしたが、昨今は「AWA(アワ)」をはじめとする音楽サブスク(サブスクリプション)サービスを活用している方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、音楽系のサブスクサービスの概要とともに、AWAの特徴や魅力、料金体系などについてご紹介します。「サブスクサービスを契約したいけど、たくさんあって選べない……」という方は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。
目次
AWAとは?
AWAは1億5,000万曲以上の楽曲配信数を誇る、大人気音楽ストリーミングサービスです。「アワ、アワ……」という独特なテレビコマーシャルが放映されており、何となく名前だけでは知っている方も多いのでは?
一方、日本に音楽系のサブスクサービスにおいては、「Spotify」や「YouTube Music」のシェア率が突出。ヘビーユーザー数(1日あたりの利用時間の長いユーザー)こそ多いものの、AWAはそこまで、知名度の高いサービスとはいえません。
そこで、音楽ストリーミングサービスの概要や、AWAとはどのようなサブスクサービスなのかご紹介します。
音楽系のサブスクサービスとは?
AWAについて詳しく解説する前に、音楽ストリーミングサービスの概要と歴史をみていきましょう。時代はデジタル音楽の黎明期、2000年代前半に遡ります。
「インターネット経由で音楽を楽しむ」という形が広がり始めた当時、「iPod」や「WALKMAN」などのデジタル音楽プレイヤーに楽曲データをダウンロード・保存し、再生する形を取っていました。
当時は今ほど、インターネットの回線速度が速くありませんでした。音楽をスムーズに再生するためには、一旦ダウンロード・保存する必要があったのです。そして、MP3等の楽曲データは、1曲1曲個別購入、および管理しなければなりませんでした。
近年は1Gbpsの高速インターネットが普及。「NURO光」といった最大10Gbpsの超高速インターネット通信技術さえ登場し、音楽はおろか、動画視聴もサクサクです。
瞬時に大容量のデータ通信が可能となった結果、音楽を「ストリーミングして楽しむ」サービスが登場したのです。
従来型の音楽配信サービスとは違うのは、楽曲データを端末に保存しないこと。手動で保存もできますが、端末ストレージを圧迫しないメリットが勝ります。無論、データ通信量を節約したいときなどは、この限りではありません。
2015年頃、“聴き放題”をウリにする音楽系のサブスクが一斉登場します。本記事で取り扱う、AWAもその1つでした。月額数百円~数千円を支払うだけで、世界中の何千・何万もの楽曲を楽しめるサービスは、かなり画期的だったと記憶しています。
AWAの特徴と魅力
SpotifyやGoogle Musicを筆頭に、海外産のサブスクサービスが多い中、AWAは日本の「サイバーエージェント」社と「エイベックス・デジタル」によって運営されています。つまり、純国産の音楽系サブスクサービスなのです。
肝心の配信楽曲数は、1億5,000万曲以上。そのすべてが聴き放題です。最新のヒットソングはもちろんのこと、コアな音楽ジャンルの楽曲、レコード音源をデジタル化した昭和歌謡や演歌などもラインナップ。老若男女、全世代のユーザーを対象とするサービスです。
配信楽曲数は、あらゆるサブスクサービスの中でも随一です。たとえば、日本で高いシェア率を誇るSpotifyやLINEミュージックは約1億曲以上。知名度は劣るものの、配信楽曲数においては他サービスの追従を許しません。
音楽系のサブスクサービスは多数リリースされており、「何を基準に選ぶか?」は人それぞれです。楽曲配信数を重視するなら、やはりAWA一択でしょう。配信楽曲数に比例して、自分好みの音楽に出会える確率が上がります。
また、音楽サブスクサービスには、配信ジャンルに偏りがあることも少なくありません。AWAの場合、ダンス系・エレクトロ系の楽曲が比較的多い印象です。とりわけEDMは楽曲数が豊富で、そういった類いの音楽が好きな方には、最適なサービスといえます。
このほか、iOSとの連携を考えるならApple Music、AndroidならYouTube Music、楽曲配信数と配信ジャンルのバランスがいいSpotify、月額料金が安めのAmazon Musicなど、音楽系のサブスクサービスには様々な種類があります。
AWAの様々な機能について
AWAの魅力はやはり、1億5,000万曲以上を超える膨大な配信楽曲数にあります。そして、機能面についても、音楽好きには重宝するものが揃っています。いくつかご紹介しましょう。
音楽認識機能
「音楽認識機能」とは、端末の周囲に流れる音楽を認識し、曲名やアーティスト名を表示する機能です。本機能を上手く使いこなすことで、タイトルを思い出せない“あの曲”がみつかるかもしれません。
というのも、主要サブスクサービスにはキーワードによる検索機能があり、曲名やアーティスト名がはっきりしている場合は、聴きたい曲が即ヒットしますよね。
しかし、「サビのメロディーは覚えているけど曲名がわからない」というケースは少なくありません。
AWAの音楽認識は、スマートフォンなどの端末に音楽・ハミング(鼻歌)を聴かせて、その音声データから曲名を検索する機能です。実際はハミングで認識させることが多いですね。「らら~」「ああ~」と歌っても、音程が正しければ認識されます。
自動音楽認識機能/プレイリスト共有
Android端末専用となりますが、「自動音楽認識機能」もあります。本機能をオンにしておくと、周囲で流れている楽曲およびアーティストを自動的に特定。プレイリスト化します。
たとえば、自動音楽認識機能をオンにして街中を歩けば、今流行のヒットソングを簡単にプレイリスト化できるわけです。そのプレイリストは、AWAユーザーの間で共有可能。家族や友人に共有したり、パブリックに公開したりしてもよさそうです。
CarPlay
AWAは国産・音楽サブスクとして初めて、「Apple CarPlay」に対応したサービスです。車載ディスプレイ(カーナビ)とAWAインストール済みのiPhoneを接続することで、ディスプレイ側でAWAを操作できるようになります。
また、AWAオフィシャルがドライブ向けのプレイリストを公開しており、ラジオ感覚で様々な音楽を楽しめます。日常的に自動車を運転する方にとっては、大変重宝する機能ではないでしょうか。
AWAにはどんなプランがある?無料でも使える?
一般的なサブスクサービスには、複数の料金プランが用意されています。AWAにも4つのプランが用意されていますので、それぞれの違いをチェックしていきましょう。
無料で使える「FREE」プラン
ひとまずAWAがどのようなサービスなのか気になったら、AWAのFREEプランから試してみましょう。その名の通りFREE(無料)で利用可能ですが、複数の機能制限があるため注意してください。
まず、楽曲のフル再生に対応しておらず、月単位の楽曲再生時間は20時間までに制限されています。歌詞表示・検索といった基本機能は利用できますが、肝心の楽曲再生が制限されているので、満足には使えないでしょう。
ただ、イントロ・サビから好みの曲を探したり、色々なアーティストの曲を試聴したりするなら、FREEプランでも十分。さらにAWA内のヒットソングランキングを閲覧できるため、最新の音楽情報に触れられるのが嬉しいところです。
AWAの機能をフルに使える「STANDARD」プラン
- 料金(税込):月額980円
※2024年8月1日以降 月額1,080円
AWAのフル機能が使える基本プランです。STANDARDプランには機能制限がなく、すべての楽曲を再生可能。さらに楽曲データを端末に保存する「オフライン再生」にも対応します。通信量を節約しつつ、出先でも気軽に音楽が楽しめますね。
また、STANDARDプランは、初月のみ無料です。期間中に解約すれば、料金は発生しません。AWAのフルサービスを試してみたい方は、無料期間を活用してみましょう。
特定のアーティストのみ聴き放題になる「ARTISTプラン」
- 料金(税込)
1-ARTIST:月額270円
2-ARTIST:月額540円
3-ARTIST:月額810円
「好きなアーティストの曲だけを聴きたい」という方におすすめなのが、「ARTIST」プランです。文字通り、特定のアーティストの楽曲のみが聴き放題になります。
楽曲はもちろん、対象アーティストの限定ボイスメッセージやライブ音源の試聴といった限定特典も魅力的。アーティストによっては、AWA限定のライブチケット先行予約や、新曲の先行配信なども行っています。
学生ならとてもお得な「学生」プラン
AWAでは、学生向けのお得なプランも用意しています。STANDARDプランの半額料金で、AWAの各種サービスにフルアクセスできます。学生限定のプランですが、もし利用できるなら絶対にお得。気になる方は公式サイトにて、詳細をご確認ください。
AWAの利用方法は?
最後にAWAの利用の方法をご紹介します。ダウンロードから楽曲再生までの流れを解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1.AWAアプリのダウンロード
まずは「AppStore(iOS)」または「Google Play(Android)」でAWAアプリをダウンロードします。ダウンロードは無料。データサイズの大きなアプリではないため、ストレージ容量が気になる方もご安心ください。インストールが完了したら、次のステップに移ります。
2.会員登録
AWAの会員登録を行います。FREEプランは会員登録不要ですが、STANDARDなどの通常プランにおいては必須です。
具体的な手順ですが、アプリを開くとすぐにホーム画面が表示されます。そして、画面右下に表示されているメニューボタンをタップ。メニューが表示されたら、その中から各プランへの登録を選択してください。
次に、必要事項の入力フォームが表示されます。画面案内にしたがって、各種情報を入力しましょう。
支払い方法については、クレジットカードやキャリア決済が簡単ですね。ただし、iOS・Androidともにプリペイドカードでも支払えますので、クレジットカードがなければコンビニで購入しておきましょう。AWAの会員登録手順については以上です。
まとめ
“サブスク戦国時代”といわれる今、あらゆる分野で○○放題のサービスが登場しています。これは有料の音楽配信も同様で、AWAを筆頭に様々なサブスクサービスがリリース。豊富なサービス数から、「どれを選べばいいの?」と悩む方は少なくありません。
AWAは他のサブスクサービスに比べて配信楽曲数が多く、機能も充実しています。なんといっても、純国産アプリなのが嬉しいですよね。これからサブスクサービスを契約する方、乗り換え先を探している方は、ぜひ一度AWAをお試しください。
また、おすすめの音楽配信サービスを比較解説している記事も紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
ポメラニアン高橋 /
ビギナーズ編集部 ライター
ラーメンとロックをこよなく愛する洋犬ライター