ニンテンドースイッチのフレンド機能とは｜追加手順や承認方法を解説

ニンテンドースイッチの「フレンド機能」を活用していますか？家族や友達とゲームの“やりこみ度”を競いあったり、SNSのフォロワーとオンラインマルチプレイをする際は、フレンド機能を有効活用しましょう。

今回は、ニンテンドースイッチのフレンドの基礎知識や追加方法、フレンド機能による「できること」をご紹介します。

ニンテンドースイッチのフレンド機能とは？

ニンテンドースイッチのフレンドとは、ゲームを一緒に楽しんだり、プレイ状況をお互いに確認できたりする機能のことです。

ニンテンドースイッチのフレンド機能は、「Twitter」をはじめとするSNSのように、フォロー・フォロワーの関係にはなりません。お互いが登録・承認してはじめて、フレンドになれる仕組みを採用しています。

後述するフレンドコードさえわかれば、見ず知らずのユーザーにフレンド申請を送ることは可能です。しかし、それを相手が承認しなければ、フレンド関係にはなれません。

フレンド機能は、様々なニンテンドースイッチ・タイトルのオンラインプレイおよびローカルプレイに欠かせません。本記事ではフレンド機能の概要をはじめ、申請方法や承認方法、フレンド機能により「できること」を詳しく解説します。

事前準備「ニンテンドーアカウントの連携」

フレンド機能を使い始める前に、ユーザーとニンテンドーアカウントの連携を済ませておきましょう。

ニンテンドーアカウントとは、「ニンテンドーeショップ」や各種オンラインプレイ、セーブデータのバックアップサービス利用するために必要なアカウント情報のこと。たびたび混同されますが、初期設定で作成したユーザーとは別のプレイヤー情報です。

原則、ユーザー作成後は、画面表示にしたがってニンテンドーアカウントと連携することをおすすめします。アカウント連携を済ませてはじめて、フレンド機能が使えるようになるためです。

なお、ニンテンドーアカウントの連携には、メールアドレス登録が求められます。「Gmail」などのフリーメールで構いません。連携するアカウント数に応じて、メールアドレスを用意しておきましょう。

フレンド機能で「できること」

そもそも、ニンテンドースイッチのフレンド機能で「何ができる？」のでしょうか。詳しくお話します。

フレンドとオンラインマルチプレイを楽しめる

インターネットを介し、フレンドとオンライン対戦やCOOP（協力プレイ）が楽しめます。わかりやすい例が、「あつまれ どうぶつの森」のオンラインマルチプレイです。

同作は原則、フレンド登録を済ませたユーザー同士のみ、マルチプレイが楽しめるようになっています。一緒に島を散策したり、虫採りや魚釣りを楽しんだり、アイテムを交換したりできるようになっています。

ゲーム内設定によっては、非・フレンドのユーザーを島に招待することも可能です。

ただし、非・フレンドの場合は、島内のアイテムを持ち帰る・置いて帰ることができません。「島は散策できるが、好き勝手なことはできない」というルール設定があります。

また、「大乱闘！スマッシュブラザースSpecial」を筆頭に、フレンドとのオンライン対戦も楽しめます。専用のルームを作成し、そこにフレンドと入室して対戦する仕様です。特定の友達とオンライン経由で遊びたいときに、フレンド機能は欠かせませんね。

フレンドをマルチプレイに招待できる

「フレンドとオンラインマルチプレイが楽しめる」に通じますが、フレンドであれば簡単に、オンラインマルチに招待できます。Joy-ConのHomeボタンから簡単に招待できるので、大変重宝する機能です。

旧型の据置型ゲーム機の場合、オンラインマルチプレイは専用ルームを作成し、IDとパスワードを伝えて入室してもらうのが基本でした。

ニンテンドースイッチは、フレンドリストから直接マルチプレイに招待できるため、ルーム情報などを伝える手間がありません。

フレンドのプレイ記録を確認できる（実績/トロフィー）

フレンド登録することで、相手のゲームに対する“やりこみ度”を確認できます。最近のゲームタイトルは、特定の条件をクリアすると「実績」が解除されたり、「トロフィー」がもらえたりします。

実績・トロフィーは、コンプリート率も表示されます。そのゲームに対する、“やりこみ度”の証といえばわかりやすいかもしれません。同様に、自身の実績・トロフィー情報もフレンドならば閲覧できます。

フレンドの追加方法とは？

ここでは、ニンテンドースイッチのフレンド追加方法を3つにわけてご紹介します。

「フレンドコードでさがす」から追加

まず、フレンドは「マイページ」トップの画面左下に表示される「フレンド追加」から登録します。「フレンド追加」を選択すると、「フレンドコードでさがす」「近くの人をさがす」「いっしょに遊んだ人からさがす」の3項目が表示されます。

いずれかの方法で追加しますが、ここでは「フレンドコードでさがす」方法について説明します。同項目を選択すると、追加したいフレンドコードの入力画面が表示されます。

フレンドコードは、「SW-」の後に続く12桁の数字です。事前に相手のフレンドコードを教えてもらい、12桁の数字を入力してください。入力内容に問題がなければ、相手のプロフィール情報が表示されます。次に「フレンドを申請する」を選べばOKです。

SNSを使ったフレンドの探し方

SNSを活用し、新たなフレンドを探すコトも可能です。「Twitter」や「Facebook」で「#フレコ（フレンドコードの略）」とタグ検索すれば、フレンド募集しているユーザーがみつかります。

なお、SNS経由で知り合ったフレンドは、リアルでの面識がないケースがほとんどです。いわゆる“出会い目的”で募集し、DM（ダイレクトメッセージ）してくるユーザーもいるため、無闇に登録するのは避けましょう。

「近くの人をさがす」から追加

家族や友人とフレンドになるなら、「近くの人をさがす」がおすすめです。こちらは対面でフレンド登録する際に便利。

お互いにニンテンドースイッチを持ち寄り、「近くの人をさがす」を選んでください。すると、色・柄が異なる4つのアイコンが表示されます。

特に指定はなく、お互いに同じ色・柄のアイコンを選択すればOKです。その後、同じマークを選んだユーザーが表示されるため、フレンド申請を行ってください。

「いっしょに遊んだ人からさがす」で追加

オンラインマルチプレイでは、フレンドコードがわからない不特定多数のユーザーと遊ぶこともしばしば。「もう一度この人と対戦したい！」「この人ともっと仲よくなりたい！」と思ったら、「いっしょに遊んだ人からさがす」を選びましょう。

この項目を選ぶと、過去にオンラインマルチプレイをしたユーザーが一覧で表示されます。特定のユーザーを選び、「フレンド申請する」を押してください。これでフレンド申請は完了です。

フレンド申請を承認する手順は？

相手からフレンド申請された場合、その承認手順も知っておく必要がありますね。まず、フレンド申請があった場合は、ニンテンドースイッチのホーム画面のプロフィールに注目しましょう。緑色の「○マーク」がある場合、フレンド申請が届いています。

次にマイページを開きます。「フレンド追加」を選択すると、画面右上に「フレンド申請が届いています！」と表示されます。それを選び、フレンド申請一覧を確認。1人ひとり選択してフレンドになるか、ブロックするか選びます。

フレンド登録を解除する方法は？

様々な事情から、特定ユーザーとのフレンド登録を解除したいときもあるでしょう。その場合、以下手順に沿って対応してください。

フレンド解除機能そのものは、ほとんど使う機会がありません。ですが、念のため覚えておくとよいでしょう。万が一悪質なユーザーとフレンドになった際、フレンド登録の解除およびブロック対応をすれば安心です。

フレンドとVCをしながら遊べる「ニンテンドースイッチオンラインアプリ」

「ニンテンドースイッチオンラインアプリ」は、フレンドをマルチプレイに招待したり、VC（ボイスチャット）ができたりするスマートフォン用アプリです。

13歳以上のユーザーアカウントのみ利用でき、「ニンテンドースイッチオンライン」への加入も必要です。アプリ自体は無料でダウンロード可能。ニンテンドースイッチにスマートフォンを組み合わせることで、より快適なゲームライフが送れるようになります。

「ニンテンドースイッチオンラインアプリ」内では、「オンラインラウンジ」と呼ばれる専用ルームを立てられます。ここにニンテンドースイッチのフレンドや、SNSユーザーを招待することが可能です。VCやチャットをしつつ、一緒にゲームが楽しめます。

Nintendo Switch Online

開発元:Nintendo Co., Ltd.

無料

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まとめ

使い方次第で、「遊びの幅」が広がるニンテンドースイッチのフレンド機能。

フォロー・フォロワー関係のSNSとは異なり、お互いがフレンド申請を承認しなければ、フレンドにはなれません。一方的にフレンド申請をしても意味がないので、覚えておきましょう。

また、ニンテンドースイッチのフレンド機能には、3つの追加方法があります。基本はフレンドコードの入力となりますが、家族や友人相手ならば「近くの人をさがす」のが便利です。

場合によっては「いっしょに遊んだ人からさがす」で追加してもいいでしょう。

以上、ニンテンドースイッチのフレンド機能に関する基礎知識でした。追加方法や承認方法、フレンド解除についても触れましたので、頭の片隅に置いていただけると幸いです。