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趣味でプラモデルを始めるメリットは?始め方と必要な道具まとめ
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
自宅でできるプラモデルの趣味は、子どもから大人まで幅広い年代から支持を得ています。
しかし、これからプラモデルを始めたいと感じている人にとっては、具体的な始め方や最低限必要になってくる道具がわかりにくかったりもしますよね。
そこで今回は、プラモデルに興味が出てきたという人のために、趣味でプラモデルを始めるメリットと具体的な始め方、必要な道具などをまとめます。
目次
プラモデルの魅力
プラモデルを組み立てると考えると、どうしても「大変そうだな」と感じてしまう人も多いですが、なぜ大変な思いをしてまでプラモデルにハマってしまう人がいるのでしょうか。
ここでは、プラモデルの魅力について詳しく解説します。
完成するまでの過程を楽しめる
プラモデルの1つ目の魅力は、作品が完成するまでの過程を楽しめるということです。プラモデルは丁寧に取り組めば取り組むほど完成度が上がり、自己満足度も高まります。
プラモデル製作にかかる時間は?
プラモデルの制作スピードには個人差があるだけではなく、どのようなプラモデルを選ぶかによっても時間や難易度は異なります。
例えば、初心者向けの「ガンプラRG(ガンダムプラモデルの30週年記念企画に発売されたモデル)」は5時間ほどで組み立てられます。
一方で、細部までこだわっている戦闘機などのプラモデルには500以上のパーツがあるものがほとんどで、塗装をおこなった場合などは製作に4ヶ月以上かかることも。
プラモデル初心者は簡単なモデルから始め、徐々に難易度を上げていくと挫折しにくいでしょう。
達成感を味わえる
プラモデルはパーツが多いだけではなく、時間をかけたからこそ「やっと完成した!」という達成感を味わうことができますよね。
1つの作品に数ヶ月かかるモデルも少なくありませんが、そこまで時間をかけたのですから、達成感を感じないわけがありません。
また、プラモデルは説明書通りに製作してそこで終わりではなく、改造すればまた別の作品として楽しめることも魅力の1つです。
ちょっとした隙間時間に取り組める
プラモデルの魅力はまだまだあります。天候に左右されやすい野外のスポーツなどに比べると、自宅で好きなときに組み立てが可能です。
また、忙しい社会人や子育て世代の人でも、隙間時間を見つけて気軽に作業できるため、マイペースに趣味を楽しめるでしょう。
- 忙しかった平日の就寝前のひとときに
- ガンダムや車、飛行機が大好きな子どもと一緒に
プラモデル製作は、1年中いつでもどんなときでも、ちょっとした隙間時間さえあれば楽しめる趣味です。
製作に没頭できる時間は忙しい現代人にとって、ある意味で「頭の気休め」になってくれるのではないでしょうか。
完成後も楽しめる
プラモデルは「完成したら終わり」と思っている人が多い印象ですが、実は違います。
時間をかけて製作したプラモデルは飾っているだけでも満足感や達成感を感じさせてくれますし、自慢のタネにもなってくれるでしょう。
飾って楽しむのはもちろん、構造を見返して楽しんだり、自分好みに改造したりカスタムしたりする人も珍しくなく、完成後もなにかと楽しめます。
趣味としてプラモデルを始めることのメリット
ここまでは「プラモデルの魅力」についてお伝えしてきましたが、今回は「プラモデルを趣味にする場合のメリット」について詳しく解説します。
忍耐力や集中力が養われる
プラモデルを趣味にする大きなメリットは、忍耐力を鍛えられることです。
小さなパーツをコツコツと組み合わせ、少しずつ形にしていくプラモデル製作は、まさしく「自分との戦い」ですよね。
細かなパーツが多い戦車などのスケールプラモデルの場合、組み立てるだけでも相当な時間がかかってしまいますが、その上に「接着剤でくっつける」「乾燥させる」「塗装する」などの工程も加わります。
コツコツとした作業を何度も繰り返すことで、楽しみながら忍耐力や集中力が養われるでしょう。
世界中に友達ができる
プラモデル製作を趣味にすると、世界中に友達ができるという人もいます。なぜプラモデル製作で世界中に友達ができるのかというと、プラモデル作りが海外で人気だからです。
ガンプラ製作では、なんと「世界16カ国の中から世界1を決めるコンテスト」が開催されるほど、プラモデル界は盛りあがっています。
プラモデルを通してつながった絆は深く結びつきやすく、一生涯の友情を育む人も少なくありません。
プラモデル製作は、プラモデルが好きな人はもちろんですが、外国に興味があったり外国人の友達を作りたいと思ったりしている人にもぴったりな趣味といえるでしょう。
製作に没頭できる
インターネットの普及がめざましい今日では、どうしても「メディア」「SNS」などを目にする時間が増えていますよね。
情報が溢れている時代だけに、次から次へと入ってくるニュースや話題に疲れてしまう人も多いのではないでしょうか。
そんなときに、時間を忘れて没頭できるプラモデル製作の趣味は、乱れがちになっている現代人の心のバランスを「ニュートラル」にしてくれる時間にもなってくれるはずです。
プラモデル製作は、細かい作業が多く時間もかかってしまいます。だからこそ「作業に没頭しやすい」趣味になるとも考えられます。
新たな趣味に!プラモデルの始め方
プラモデルの始め方は簡単です。お好きなプラモデルを選んで購入し、道具を揃えて製作に取りかかるだけ!説明書とにらめっこしながら、コツコツと組み立てを楽しみましょう。
以下では、初心者におすすめのプラモデルと最低限揃えておきたい道具についてまとめています。ぜひ参考にしてくださいね。
初心者にもおすすめ!プラモデルグレード一覧
初心者向けのプラモデルとして一般的に知られているグレードは、4種類あります。
グレードが上がるにつれて部品のパーツ数も多くなるため難易度が増し、組み立ても複雑になってくるのが特徴的でしょう。以下に、グレードと特徴について詳しくまとめてみます。
グレード | 特徴 |
---|---|
HG(ハイグレート)【1/144】 | 1/144 スケールで、ガンプラのスタンダードブランドです。商品のラインナップが最も豊富で、好きな機体を見つけやすいといわれています。 |
RG(リアルグレード)【1/144】 | 「本物であること」を追求し、緻密なパーツ構成や質感表現を実現したグレードです。モビルスーツを作る楽しみや興奮があります。 |
MG(マスターグレード)【1/100】 | 精巧な内部フレームを核として、ベストプロポーションと自由自在な可動ギミックを追求した本格派グレード。 ガンプラの進化を体現するブランドで話題性も抜群です。 |
PG(パーフェクトグレード)【1/60】 | 最新の技術を搭載したモデル。内部構造にだけではなく、外観の造型にも一切の妥協を許さないこだわりぶりが特徴的。ガンプラの究極の姿を具現化する、最高峰ブランドとして君臨しています。 |
「HG→RG→MG→PG」の順番でグレードが高くなるため、初心者はHGグレードから始めるのが無難です。
超初心者OK!簡単なガンプラならHGシリーズを
「プラモデル自体、触るのが初めてだ」という超初心者の人には、ガンダムプラモデルの HGシリーズがおすすめです。
HGシリーズは「塗装しなくても完成する」をテーマにしているモデルだけに、パーツも少なく、価格も1,000円弱~とリーズナブル。
まずは簡単なグレードから始めて、徐々にステップアップを目指しましょう!
プラモデル製作に必要な道具は?
趣味でプラモデルを始めたい場合、どのような道具が必要になってくるのでしょうか?ここでは、プラモデル製作に必要な道具を紹介します。
ニッパー
ニッパーは、プラモデルをランナーからパーツを取り外す際に必要な道具です。ハサミで代用する人も少なくありませんが、難易度の高いモデルになるとハサミではキレイに取り外せないことも…。
細部へのアプローチが得意なニッパーは、プラモデル作りの必須中の必須アイテムといえるでしょう。
ピンセット
プラモデル製作では細かなパーツを組み合わせたりシールを貼り付けたりするため、ピンセットは必須です。
指で取り扱ってしまうとパーツをうまく組み合わせられなかったり、シールの貼り付け角度が曲がってしまったりすることもあります。
丁寧に製作したいのであれば、ピンセットはサイズ違いで数種類揃えておくと安心です。
ガムテープ
ガムテープは、プラモデル作成に時間がかかってしまうという初心者に、ぜひ用意していただきたいツールです。
プラモデルは説明書とランナーに記されているタグのアルファベットを見ながら組み立てていきますが、アルファベットが見えにくく、探すのに時間がかかってしまう場合もあります。
そこで、ガムテープに「A1, A2, B1, B2」とアルファベットと記号を書きこむことで、ランナーを発見しやすくなり、作業スピードも上がりやすくなります。
プラモデルはおすすめの趣味
プラモデルを趣味にすると、自分の好きな時間に製作を楽しめるだけではなく、忍耐力や集中力のトレーニングにつながったり、友達の輪が広がったりと様々なメリットがあります。
説明書通りのパターンだけではなく、自分好みに改造することも可能なので、スキルによって様々な楽しみ方ができるようになるでしょう。
最近では「昔懐かし」のプラモデルも数多く発売されていますよね。子どもの頃を思い出して、プラモデル製作に没頭してみるのも面白そうです。
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白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター
独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。