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釣りを趣味にするメリットは?必要な道具や平均予算も解説!
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登山や“グランピング”など、大人のアウトドア趣味がトレンドとなっている近年。アウトドアな趣味といえば、「釣り」もおすすめです。最近は釣りにハマる女性も増えており、“釣りガール”という言葉さえ生まれています。
そこで今回は、海釣りが大好きな筆者が「釣りを趣味にするメリット」や、始める際の手順、おおよその予算について解説します。これから釣りを始める方、興味のある方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
目次
釣りを趣味にする5つのメリット
筆者の場合、大人になってから釣りを嗜むようになりました。あらためて、釣りを趣味として始めるメリットとは、一体何なのでしょうか?
外に出るきっかけになる
せっかくの休日を自宅で過ごすのもいいですが、たまには外に出たいもの。しかし、社会人になると、そのきっかけが思いのほかありません。テレビやゲームに夢中となり、気づいたら一日が終わっている……という方も多いはずです。
釣りは、そんな“インドア社会人”を外に連れ出すきっかけとなります。ちょっとしたドライブも兼ねて川や海に繰り出し、開放的な空間で、自然と戯れてみましょう。ただ釣り糸を垂らしてぼーっとしているだけでも、慌ただしい日常から離れられます。
釣れるかどうかドキドキできる
魚が1匹も釣れないことを“ボウズ”といいますが、どれだけしっかりと準備しても、釣れないときは釣れません。釣りとはいわば、自然や魚との戦い。釣りに絶対はなく、“ボウズ”で1日が終わることもざらです。
しかし、一度大物の“引き”を体験すると、釣りはやめられなくなります。竿がギシギシと撓る(しなる)音、気を抜くと身体が持っていかれそうになる“引き”を、もう一度味わいたくなるのです。「魚ってこんなに力が強いんだ」と心底驚くことでしょう。
筆者は釣りについて、大自然と戦う「中毒性の高い趣味」だと思っています。釣り場に到着するまでのワクワク感、大物を釣ったときの興奮・感動は、釣り人にしかわかりません。
周りに釣り好きの家族や友人がいるならば、一度ついていってはいかがでしょうか?
釣った魚を調理・食べるのが楽しい
ブラックバスをはじめとする一部の魚を除き、釣った魚は調理して食べられます。自分で釣った魚の味は、本当に格別です。スーパーなどで買ってきた魚とは鮮度が違いますし、釣り場で捌いてお刺身でいただく……なんていう、贅沢なこともできます。
一般的に「食べられる魚」は、海の魚だとアジ・キス・イワシ・ハゼ・メゴチ・アイナメなどが有名です。これらは防波堤で釣れる魚で、初心者でも“サビキ釣り”や“ちょい投げ釣り”で簡単に釣れます。
川の魚では、イワナ・ニジマス・ヒメマス・アユが筆頭でしょうか。天然物の川魚は塩焼きや、刺身で楽しめます。
なお、フライ(毛針)を使う渓流釣りは、海釣りに比べると道具・仕掛けが高価かつ複雑です。初心者は海釣りから始めることをおすすめします。
1人でも複数人でも楽しめる
釣りは竿・リールの使い方さえ教えれば、小さな子どもも楽しめる趣味。1人はもちろん、家族や友人と釣りに出かけるのも、一際楽しいものです。ただし、同伴する人数や年齢、性別に応じて最適な釣り場を選ぶ必要があります。
たとえば、夫婦2人と子ども2人なら、マイカーを横づけできる防波堤がおすすめ。女性がいることも考慮すると、近くにコンビニやスーパーがある「釣り公園」が理想的ですね。
釣り具のレンタルを行っている「釣り公園」もあるため、事前に調べておきましょう。
大人趣味としては、意外にコストパフォーマンスがいい
想像以上に高価なアウトドア用品。キャンプ道具をはじめ、ちょっとしたアイテムの1つひとつが数百~数千円するものです。
屋外でアウトドア用品には、防汚・防水・防錆・防塵といった特殊加工を施しているものが多く、どうしても値段が高くなります。
それは釣り具も同じですが、“いいモノ”は一度購入すると長く使えます。道具さえ揃えてしまえば、その都度必要なのは釣りエサやルアー、仕掛けのみ。
基本的にエサと仕掛けは使い捨てで、ルアーは“ラインブレイク(釣り糸が切れること)”した場合のみ紛失します。
このことから、大人の趣味としてはコストパフォーマンスがよく、続けやすい部類に入るといえます。最初は釣り具店でビギナーセットを購入し、段階的に竿・リールをグレードアップしていくのがベストです。
友達や仲間が増える
ファミリー向け釣り場には、様々な年齢・性別の釣り人たちが集まっています。筆者もよくあるのですが、突然初対面の人に「今日は釣れてる?」と声をかけられることがしばしば。
その一言がきっかけで友達になったり、仲間ができたりした経験があります。
これは本当に不思議なもので、なぜか釣り場では、初対面の人とスムーズに会話できるのです。お互いが釣り人であるからでしょうか、釣り場の開放的な雰囲気がそうさせるのかわかりません。
しかし、釣り場が友達・仲間を作る絶好の場であるのは確かです。
釣りを始めるなら「釣具屋」にGO!必要な知識と予算について
「釣りを始めたいけど、何かすればいいの?」という方も多いはず。ここでは、趣味で釣りを始める手順と、必要な予算の目安を解説します。
「何釣り」を始めるか決める
釣りと一口にいっても、海釣りや川釣り(渓流釣り)、船釣りやワカサギ釣りなどの種類があります。自分は「何釣りをしたいのか?」を決めた後、必要な釣り具を購入しましょう。
初心者におすすめなのは、断トツで海釣りです。海釣りのメリットは2つあります。1つは、「釣り具が比較的安いこと」です。
海釣りの場合、3000~5000円もあれば、竿・リール・仕掛けが揃った3点セットを購入できます。耐久性に難はあるものの、手始めの釣り具としては十分です。より釣りにハマってきたら、竿やリールを個別で買い替えましょう。
「ある程度腰を据えてやりたい」という方は、予算2万~3万円は用意したいところ。十分立派な釣り具が買えますし、相応に長く使えます。エサや仕掛け、ルアーは基本に消耗品なので、都度必要なものを購入してください。
2つめは、「魚が釣れやすいこと」です。海釣りは渓流釣りなどに比べ、圧倒的に魚が釣れやすく、「釣りの楽しさ」を実感しやすいでしょう。
手軽なのは、防波堤での“サビキ釣り”。日によって小アジやイワシが大量に釣れるため、大人から子どもまで楽しめます。
逆に渓流釣りは、一瞬の“アタリ”を逃したら釣れない上級者向けの釣りです。釣れるようになると、その魅力がわかる半面、初心者~中級者には難しい印象。やはり初心者には、カジュアルに楽しめる防波堤での海釣りをおすすめします。
釣り具を揃える
街中の釣り具屋に足を運び、必要な釣り具を揃えましょう。経験上、釣り具はその店のスタッフに選んでもらうのが確実です。初めて釣りに挑戦する旨を伝えれば、予算に応じて適切な釣り具を紹介してもらえます。
釣り具屋のスタッフは、本当に釣りが好きなプロフェッショナルが揃っています。
筆者が知る限り、大手釣り具チェーンではアルバイト・社員採用において、釣りに関するマニアックな筆記試験を行うとのこと。専門知識がなければ務まらない仕事なのでしょう。
以上のことから、最初に揃える釣り具はスタッフに聞くのがベスト。ある程度店に通って仲よくなると、穴場的な釣りスポットなどを教えてもらえます。
釣り場を決める
釣り具を揃えたら、当日までに釣り場を決めましょう。色々と方法はあるものの、ネットリサーチで最新釣果を調べるのがおすすめです。
たとえば、「東京湾 釣果 最新」と検索してみてください。東京湾近郊で今、どのような魚が釣れているのかがわかります。
さらに釣れやすい時間帯、具体的な釣り場の住所、釣れやすいエサ・ルアーなどが一目瞭然です。事前に徹底リサーチしておきましょう。
もう1つ、当日の天候も考えましょう。せっかくなら快晴の日を選びたいところですが、釣り好きはあえて、悪天候の日を選ぶ傾向にあります。
これには諸説あって、雨が水面を叩くことで魚が刺激される(活発になる)、気圧が下がって魚が水面近くに寄ってくる、といわれます。
天候がエサ・ルアーの食いやすさに影響するのは確実です。そのため、本当の釣り好きは曇りや雨の日を選ぶことが多いですね。しかしながら、最初は釣果を気にする必要はありません。実際は天候以上に、時間帯が釣果を左右します。
通常、魚が活発になるのは、午前5時~7時頃の早朝、午後5時~6時頃の夕方です。昼間はなかなか釣れないため、早朝または夕方を狙っていきましょう。
ただし、アナゴ・イカなどの夜行性の魚類は、「夜釣り」で狙うことになります。魚によって活発に動く時間帯は異なるため、ターゲットの生態を事前に調べておきましょう。
釣りを楽しむ
釣り場に到着したら、いよいよ釣り開始です。具体的な釣り方などは言及しませんが、1つだけ大切なことをお伝えします。釣り場にはゴミを残さず、必ず持ち帰るようにしましょう。釣り人が絶対に守るべきマナーです。
実際のところ、心ない釣り人によって使用済みの仕掛けが落ちていたり、食べ物・飲み物のゴミが散乱していたりします。特に針がたくさんついた仕掛けは危険です。子どもが誤って触れる、野良猫が踏んでしまう、といったことが現に起きています。
まとめ
社会人になってから、自然と触れる機会はめっぽう減りました。そんな中、友人に連れられて行った釣りが、心から楽しかったことを覚えています。
釣りは何歳からでも始められる素晴らしい趣味です。興味のある方は、ぜひ釣り具屋に足を運んでみてください。
道具については、ネット通販でビギナーセットを一式購入することもできます。実物に触れられないのがネックですが、店頭よりも安く買える可能性があります。「あまり予算が……」という方は、ネット通販で釣り具を探してみてもいいでしょう。
また、釣り初心者が最初に揃えるべき用具を解説している記事も紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
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ポメラニアン高橋 /
ビギナーズ編集部 ライター
ラーメンとロックをこよなく愛する洋犬ライター