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ソロキャンプとは?ハマる人が続出する1人キャンプの魅力
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
SNSやテレビで話題になっているソロキャンプ。「1人でキャンプして何が楽しいの?」「1人って怖くない?」、経験のない方の多くは疑問を持たれることでしょう。
確かに一見、魅力がわかりづらいソロキャンプですが注目を集め今ではアイドルもするほどに人気が高まってきています。人気を集めるソロキャンプの魅力と楽しみ方、始め方についてまとめました。
目次
ソロキャンプとは?最近ブームのキャンプスタイル
ソロキャンプとは読んで字のごとくソロ(1人)で行くキャンプのこと。お笑い芸人のヒロシさんが自ら配信する「ヒロシちゃんねる」が注目され、瞬く間にソロキャンプのブームが巻き起こり今ではソロキャンプ専用のキャンプサイトも作られるようになりました。
誰もが「1人でキャンプをやって何が楽しいの?」と思いつつも、初めて見ると案外楽しく気づけばお気に入りのギアで押し入れがいっぱいに、なんてことも珍しくありません。そんなソロキャンプについてチェックしていきましょう。
ソロキャンプにハマってしまう3つの魅力
ソロキャンプの最大の魅力は「自由さ」と「気楽さ」にあります。グループで行くキャンプと違い周りの人に気を遣う必要がないので、好きなことを好きな時に、好きなように楽しむことができます。
キャンプ料理1つをとってみても複数人で行く場合、どうしても量が多くなり品数も増え料理にかかる手間が増えてしまいます。
反対にソロキャンプでは量は少なくて済むうえに、1人だから多少ズボラな料理でも自分が楽しければ大丈夫。たとえカップラーメンでも自分が満足できれば良いのです。
ソロキャンプの楽しみ方は人それぞれ、しかしその中でもソロキャンパーが口を揃えて絶賛する、三つの魅力についてご紹介します。
焚き火を独り占め
キャンプに行ったならば絶対に欠かすことのできない焚き火。ソロキャンプではそんな焚き火を独り占めできます。
火をのんびり見つめながら好きな音楽をかけたり、静かに耳を澄ましたり自然の音を聞くのも良いでしょう。1人ならではのリラックスした時間を楽しむことができます。
今ではソロキャンプ専用の焚き火台も多く、多様な焚き火を楽しむことができるのもソロキャンプの特権。焚き火は奥が深く組み方一つで燃え方がガラリと変わります。色んな焚き火にチャレンジしてみるのも楽しみの1つです。
気分でキャンプに行ける
複数人で行くには予定を合わすことが必須事項。メンバーとの時間を合わすために大事な有給を使い無理やり予定を合わすことも珍しくありません。
ですがソロキャンプは自分の気持ち次第。行きたい時に行きたい時間に行くことができます。買い出しや待ち合わせ、わざわざ遠い大きなキャンプ場に行く必要もないのはソロキャンプならではの魅力と言えるでしょう。
なにも考えずただ自然を楽しめる
一見、話し相手がおらず寂しそうに見えるソロキャンプですが1人だからこそ何も考ず、ただ目の前にある自然を楽しむことに集中できます。
風の音、鳥の鳴き声に耳を澄まし植物や季節の訪れを感じる風の匂い。何かしらの音や光にあふれる都会から外れ、何も考えないリラックスした時間を過ごせるのはソロキャンプならでは。
人に気を使わなくても良い、自分だけの時間を楽しめるのがソロキャンプの醍醐味です。
ソロキャンプだけどソロじゃない楽しみ方
ソロキャンプは1人の時間を好きなように楽しむのが魅力。とはいえ、ずっと1人というのも段々と寂しくなってくるもので、初めての方もいきなり1人でソロキャンプは不安があると思います。
そんな思いの中から生まれたのが複数人でするソロキャンプです。複数人なのにソロキャンプ、矛盾しているように聞こえますが基本的にはソロキャンプと変わりなく、自分のサイトを作り好きなように過ごします。
ただご飯の際やティーブレイクの時にソロキャンパー同士で交流をすることでソロの気楽さを残しつつ、グループでの楽しみを加えることがきます。
ソロキャンプはしたいけど1人はちょっと不安。という方はぜひ参考にしてみてください。
グループでソロキャンプ
グループキャンプはグループ全体でテントや道具を共有して使うため、寝床もダイニングゾーンもみんなと一緒になります。
それに対しグループソロキャンプは各々が自分のテント・キャンプ道具を用いて自分のサイトを作り、交流したい時にグループの人と交流をするのがメジャーです。
つまり、1人の空間を保ちつつ複数人で楽しむのがグループソロキャンプで、常に複数人でキャンプを楽しむのがグループキャンプというわけです。
今では、Facebookに数多くのソロキャンプグループがあるので1人で不安な方は活用してみてはいかがでしょうか。
現地で他キャンパーとの交流
キャンプ場によって利用するキャンパーさんの種類が違います。
例えばしっかり整備され整ったキャンプ場には家族キャンパーが多く、手入れもほどほどにフリー感のある無料キャンプ場は、ソロキャンパーさんが利用される場合が多い傾向にあります。
ソロキャンパーが多い口コミ評価の高いキャンプ場を選べば自然と交流が生まれ、たまたま言ったキャンプ場で趣味仲間をゲットすることも可能です。
とはいえ交流をしたいと思う人もいれば、1人の時間を楽しみたいという方も当然います。自然と交流が生まれる炊事場や洗面所などであいさつを交わし、隣のテントの人に軽く挨拶をするなどして手応えを確かめながら交流をするようにしましょう。
ソロキャンプを楽しむ3つのスタイル
ソロキャンプにも人によって楽しみ方が様々。山奥でひっそりと持ってきたビールを心ゆくまで楽しみたい方、ギターなどの好きな趣味を楽しみたい方もいます。
そんな数多くある楽しみ方の中から、おすすめのソロキャンプスタイルを3つご紹介いたします。
ツーリングソロキャンプ
その名の通りバイクツーリングをしながら目的のキャンプ場でソロキャンプをするスタイルの事。行ったキャンプ場だけでなく道中の景色やグルメを楽しめるツーリングスタイルは、ツーリングの楽しみとキャンプの楽しみを味わえる人気のスタイルです。
今ではツーリングキャンプにピッタリの専用テントが開発されるなど、キャンプ好きだけでなくバイク好きからも注目を集めています。
野営スタイル
もっとサバイバルなキャンプが好きな方には野営キャンプがおすすめ。野営とは山中や野原に自分の陣を張るサバイバルチックなキャンプの方法で、無骨なキャンプスタイルとしてソロキャンパーの中で密かに人気を集めています。
特別な道具は必要ではなく、むしろキャンプと違い道具を最小限にナイフやロープなどの道具を駆使してテントを張り自分のサイトをデザインしていきます。
ソロキャンプでも十分おもしろいものではありますが、もっと刺激が欲しい方はぜひチャレンジしてみてください。
ソロキャンプを始める3つのステップ
ソロキャンプを始めるのはグループでキャンプをするよりも少しばかり勇気が必要ですが、したいキャンプをイメージし3つのステップを踏めばスムーズにソロキャンプを始めることができます。
いきなり道具を揃えるようとするのではなく、Instagram等のSNSの写真を見て自分のしたいキャンプをしっかりイメージし3つのステップを踏むようにしましょう。
行ってみたいキャンプ場を選ぶ
まず1つ目は行きたいキャンプ場を探してみましょう。最近では多様なキャンプ場が増え、グルメやアクティビティ、温泉が楽しめたりソロキャンプにおすすめのハンモックサイトやソロ専用のフリーサイトがある場所もあります。
いきなりハードルの高いキャンプ場を選び不安な気持ちのままキャンプに行くよりも、ご紹介したような待遇が手厚いキャンプ場を選びワクワクした気持ちでキャンプに臨みましょう。そうすればキャンプ道具を揃える意欲にもつながるはずです。
道具を揃える
必要な道具を大きく分けて、テント類・寝具類・ダイニング類それにカトラリー類の4種類があります。
最終的にはキャンプ専用の道具を揃えるのがベストなのですが、いきなり全て揃えるのはいささかハードルが高く感じますよね。なので、布団やカトラリー類は家にあるものを使いまずはテント類を揃えましょう。
格安ブランドでも品質の良い商品はありますが、当たり外れがあるのでコスパを重視するならColemanやDODなどのブランドがおすすめです。詳しくは別記事で「ソロキャンプに必要な道具」をまとめているので参考にしてみてください。
キャンプ場を予約する
ジャンプ場を予約する前に、キャンプ場の種類について簡単にご説明します。
ロープや植物でしっかりと区切られている「区画サイト」、線引きがなく広いフィールドを自由に使うことのできるフリーサイトの2種類があり、前者はサイトデザインがしやすく後者は自由度の高いフィールドとなっています。
どちらも一長一短があるため一概に優劣をつけるのは難しいですが、初めてのソロキャンプで1人が不安なようでしたら他のキャンパーとの交流がしやすいフリーサイトがおすすめです。
キャンプ場によっては区画サイトの方が常駐しているスタッフがいる事務所が近かったりもするので予約の際は口コミをしっかり調べるようにしましょう。
キャンプ用品はレンタルがおすすめ!
ソロキャンプで必要な道具は、比較的コンパクトなものが多いとはいえ、やはり全てを揃えるのは大変だと思います。そこでおすすめしたいのが、hinataレンタルやゲオあれこれレンタルといったレンタルサービスの利用です。
様々なアイテムを短期間から試せる上、保管やメンテナンスもいらないので、気軽にソロキャンプを楽しみたい方はぜひ活用しましょう。
料金(テントを借りた場合) | レンタル期間 | 取扱のあるキャンプ用品 | |
---|---|---|---|
hinataレンタル | 4,200円~(1泊2日) | 1泊2日~ | テント、タープ、シュラフ、テーブル、キャンプチェア、ランタン、焚き火台、調理道具、電源など |
ゲオあれこれレンタル | 取り扱いなし | 3泊4日~ | タープ、テーブルセット、バーベキューコンロ、ランタンなど |
モノカリ | 5,500円~(2日) | 1日~ | テント、タープ、シュラフなど |
DMMいろいろレンタル | 取り扱いなし | 2日~ | クーラーボックス、ポータブル電源など |
kikito | 取り扱いなし | 3日~ | - |
さらに詳しく知りたい方は、おすすめのキャンプ用品レンタルサービスを比較して紹介した記事を参考にしてください。
ソロキャンプで自然を気楽に自由に楽しもう
ソロキャンプは1人の時間を大切にできる人気のキャンプスタイル。少し不安に感じるかもしれませんが、自然の中で焚き火をするリラックスした時間は一度味わうと病みつきになるはず。
どこにいてもスマホで人とのコミュニケーションをとらなくてはいけない今の世の中だからこそ、たまにの休日に、1人自然の中でゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。
また、初心者向けソロキャンプのマナーや道具や大人キャンプの楽しみ方 についての記事もあるので、ぜひチェックしてみてください。
こーき /
ビギナーズ編集部 ライター
自然と焚き火を愛する男、旅火人ライターこーきです!日本半周ツーリングキャンプ経験者。ブッシュクラフトアドバイザーの資格を持っています。キャンプとナイフと焚き火の事ならお任せください。