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Keepaの使い方とは?Amazon商品の価格変動を徹底リサーチ!
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
ネット通販を利用していると、日々の価格の変動に一喜一憂してしまうことも多いですよね。
そこで便利なツールが、Amazon内の商品価格を追跡できる「keepa」(キーパ)です。keepaを使えば、気になる商品の価格変動を簡単に分析できます。
今回は、keepaの基本的な使い方や機能について詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。
※この記事の情報は2024年10月31日時点の情報です。最新の状況は各サービスサイトにてご確認ください。
目次
Keepaとは
Keepa(キーパ)とは、Amazonにおける商品価格の変動が分かるサイトです。
パソコンやスマホからKeepaにアクセスする事で、現在の商品がいくらなのか、過去と比べて価格はどのくらい安くなったのかといった情報を簡単に判断できます。
無料で使える
基本的に無料で利用できますが、商品の売れ筋ランキングなどの一部の機能を利用するには、有料版に登録する必要があります。
価格は月額で19ユーロ(約2,500〜2,800円)、年間払いで189ユーロ(約25,000〜28,000円)かかります。
機能をフルで活用したい人は、年間払いで登録した方がややお得です。
月額料金 | 19ユーロ(約2,500〜2,800円) |
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年間料金 | 189ユーロ(約25,000〜28,000円) |
登録不要で使える
無料の機能であれば、アカウント登録をせずに利用できます。ChromeかFirefoxでプラグインを追加するだけで、Amazonの商品ページを開くと価格変動が表示されます。
Keepaのサイトにアクセスして見ることもできます。その際、上部に「Amazon.co.jp」と、日本のAmazonが対象となっていることを確認してください。
現状で安くなっている商品を見たい場合は「商品」を選択すると、値下げされている商品が表示されます。
Keepaの機能
続いて、Keepaで利用できる機能について解説していきます。
グラフの確認
商品の仕入れを行う上で重要な商品価格の変動、Amazonランキング、出品者などの情報がグラフで確認できます。
大事な情報がグラフで可視化されるので、赤字のリスクも抑えられます。
トラッキング機能
指定の商品がある一定の価格より安くなった場合に、通知を受け取れます。
商品の価格変動を追ってくれるので、値段をチェックする手間を省けたり、他の監視ツールを導入する必要もありません。
商品情報の確認
Amazonが販売している商品の在庫状況や定価、JANコードなど細かい情報を確認できます。
keepaでは日本だけでなく、ほぼ全世界のAmazonの商品データを閲覧可能。各国のAmazonの商品情報を一つの画面で確認できるので、最安値の商品がすぐに見つかります。
各出品者の在庫数情報
keepaを利用すれば、出品者の一覧画面で在庫数を表示できます。
各出品者の在庫情報を知っておくと、自分の商品がいつ売れるのか予測しやすくなり、価格崩壊による損失も最小限におさえられます。
ランキンググラフの表示
Amazonの検索結果一覧やランキング一覧の画面で、keepaによるランキンググラフを表示できます。
商品ページにアクセスする事なく、商品の大まかな売れ筋を確認できるので非常に便利です。
keepaを導入する方法
keepaを導入するには、「公式サイトからアクセスして会員登録を行う」「webブラウザのプラグインをインストールする」などの方法があります。
keepa公式サイトから導入する場合
はじめに、keepa公式サイトから導入する方法についてみていきたいと思います。無料版と有料版があります。
無料版の会員登録手順
- keepa公式サイトにアクセス
- 画面右上の「ログイン/アカウントの登録」をクリック
- 会員登録の手続きを行う
- 画面右下の「アカウント登録」をクリック
- 登録したメールアドレスに届くURLから登録完了
こちらで無料版の会員登録は完了です。
有料版の会員登録手順
有料版を使いたい人は、事前に無料版の会員登録が必要です。有料版の会員登録は下記の手順で行います。
- 無料版の会員登録を完了させる
- 無料アカウントにログイン後、画面右上のメニューから「サブスクリプション」をクリック
- 画面中央の「Subscribe」から有料版の登録フォームへ
- 必要事項を入力して登録完了
入力後、「Data Acccess – Subscription」、「Thank you for Subscribing!」など書かれた英字が表示されると、有料版の会員登録は完了です。
プラグインでインストールする場合(Chrome)
- Chromeウェブストアから「Keepa – Amazon Price Tracker」を検索
- 「CHROMEに追加」をクリックし、インストール
- インストール完了後、ポップアップから「拡張機能を追加」をクリック
こちらの手順でプラグインの導入が完了します。
プラグインが有効化されているか確認したい場合は、Chrome画面内の「その他のツール」から「拡張機能」をクリックすると、プラグイン一覧が表示されます。
プラグインでインストールする場合(Firefox)
- 「Firefox Add-ons」にアクセス後、「Keepa – Amazon Price Tracker」と検索
- keepaのプラグインが表示されたら「Firefoxへ追加」をクリックし、インストール
- ポップアップが表示されたら、「追加」をクリックし導入完了
プラグインの有効化を確認する場合は、Firefoxのメニューから「アドオン」を選択します。
Keepaの使い方
ここでは、機能の基本的な使い方を解説します。keepaを使いこなせるようにしていきましょう。
グラフの見方
keepaでは基本的にグラフを見る機会が多くなります。難しいように見えますが、上手く活用すれば簡単にAmazonの価格推移を把握できるツールです。
【グラフから見られるもの】
- 商品ページ
価格の推移が表示されたグラフ(グラフの縦軸は価格の変動、横軸は日付) - 画面右側
新品の最安値や売れ筋ランキングの推移、参考価格などのグラフの内訳が表示されます。 - 画面右下
表示期間を設定すると、価格の推移が細かく見られます(「1日」~「1年間」「全期間」から選択可能)
売れ筋ランキングの推移が激しいと、商品の売上も大きく変化していることが多いです。
ライバルセラーの在庫数を見る
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【ライバルセラーの在庫確認方法】
- グラフのメニューにある「設定」をクリックすると、設定メニューが表示される
- 「一部の販売者の販売ページに、商品在庫数を表示する」を「はい」に設定
この手順で行うことで、ライバルセラーの出品状況から在庫数が表示されるようになります。
keepaを上手に使うことで、副業に人気のせどりもスムーズに行えます。せどりに便利なアプリを解説した記事もありますので、ぜひ活用してくださいね。
トラッキング機能を使う
商品ページのグラフ上部にある「商品のトラッキング」をクリックします。トラッキングはAmazon直販の在庫と新品、中古それぞれに価格を指定できます。価格の指定は金額を直接入力、グラフのスライダーを動かしての入力でも可能です。
通知をメールまたはSNSかを選択後、「トラッキング開始」ボタンをクリックすると、指定した商品の価格が設定した金額になった際に通知を受け取れます。
トラッキング機能を使う際、新品や中古品は金額に送料が含まれないので注意しましょう。
スマホで見る
外で仕入れを確認したい場合は、スマホからでもkeepaのグラフを確認できます。
keepaのトップページ左上にあるメニュー画面を開き、「検索」からASINコードを直接入力する事で、スマホのブラウザからでもグラフの推移を見る事ができます。
通知をメールまたはSNSかを選択後、「トラッキング開始」ボタンをクリックすると、指定した商品の価格が設定した金額になった際に通知を受け取れます。
Keepaのメリット・デメリット
続いて、Keepaのメリット・デメリットについて解説します。
メリット
Keepaを導入する事によるメリットは、Amazonで売り切れの商品を把握できることです。
keepaには残り在庫数をチェックできる機能があるので、在庫切れ、または在庫切れ間近の商品をすぐに判別できます。
在庫数を先回りで把握しておくと、商品の仕入れも早くなり、利益の増加にも繋がります。
また先ほども説明したように、トラッキング機能を利用すると、商品価格が一定の価格になった際にメールやSNSなどで通知してくれます。
Amazon内で売られている商品価格の傾向を把握しつつ、商品も安く仕入れられるため、他の出品者と差を付けられるようになります。
デメリット
keepaをブラウザで利用する場合「Chrome」「Firefox」「Opera」「Edge」の4種類に限定されます。これ以外のブラウザを利用している人は、いずれかに切り替える必要があります。
また、keepaの無料版では価格変動のグラフとトラッキング機能しか利用できないため、他出品者の在庫状況や売れ筋ランキングなどの細かいデータを把握するには、有料版に登録する必要があります。
毎月費用はかかりますが、利益をしっかりと出したい人は有料版での利用を考えておくべきでしょう。
そして、トラッキング機能には商品価格を追跡して通知してくれるメリットがある一方で、必ずしも最安値が表示されている訳ではありません。
状況次第では商品価格がさらに下がる可能性もあるので、グラフの数値はあくまでも参考値として、他の情報とも照らし合わせながら仕入れを行っていきましょう。
まとめ
今回は、keepaの基本的な使い方や機能について紹介しました。keepaを導入する事で、Amazon内の商品情報や売れ筋といった細かいデータを把握しやくなります。
有料版を登録するとより効率的な仕入れができるようになるので、利益を向上したいとお考えの方は、検討してみるとよいでしょう。
ビギナーズ編集部 /
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