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電子書籍の容量とは?目安や足りないときの対処法について解説!
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
様々な電子書籍を読んでいると、少しずつ減ってくる端末の「容量」。電子書籍を読みたくても、端末に空き容量がないとダウンロードできません。
しかし、容量を増やす方法について悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は電子書籍の容量について詳しく解説していきます。
目次
電子書籍の容量とは
電子書籍の容量とは、ファイルのサイズを指します。電子書籍はデジタルデータなので、紙の本とは異なり物理的なスペースをとるわけではありません。
しかし、画像や動画と同じように、電子書籍を楽しむにはダウンロードが必要となります。
電子書籍は、何冊でも持ち歩けると話題になりがちですが、端末の容量がいっぱいになるとダウンロードできなくなります。端末に保存できるファイルサイズには、上限が設定されているからです。
電子書籍によって容量が異なるので、購入する前にチェックしてみてください。
電子書籍の容量に使う単位と計算方法
電子書籍に使われる単位は「B(バイト)」が基本です。KB(キロバイト)→MB(メガバイト)→GB(ギガバイト)→TB(テラバイト)の順番で大きくなっていきます。
- 1KB:1000B
- 1MB:1000KB
- 1GB:1000MB
- 1TB:1000GB
例えば2MBの本は、2000KBに換算可能です。単位を意識できれば、電子書籍の容量を把握しやすくなります。
同じ電子書籍でも容量が違う?!4つの理由
電子書籍は、種類やレイアウトによって容量が異なります。容量の目安を知らないと、上限に達してダウンロードできなくなる事態になりかねません。
目安を把握すれば、端末を選ぶときの参考になります。
電子書籍の種類自体が違う
1冊あたりの容量を把握できれば、どのくらいの本をダウンロードできるかがわかります。漫画・小説・実用書・写真集といった電子書籍の種類によって、容量が異なるケースがみられるため注意が必要です。
基本的に、カラフルなイラストや写真が使われている場合は容量が大きくなります。そのため、写真・漫画・雑誌などはサイズが大きめです。
一方で、テキストのみを使っている小説や実用書の容量は小さい傾向にあります。
レイアウトが違う
電子書籍にはEPUBやXMDといったフォーマットだけではなく、リフロー型・フィックス型といったレイアウトの違いもあります。ここでは、リフロー型とフィックス型の違いについて解説します。
リフロー型
リフロー型は、端末の画面や文字サイズの変更に応じて、テキストやレイアウトを自動的に調整します。小説や実用書といったテキスト中心のコンテンツは、基本的にリフロー型で作られます。
フィックス型
フィックス型は、テキストやレイアウトが変化しません。端末の画面や文字サイズに関係なく、紙の本と同様にレイアウトが固定される形で作られます。リフロー型とは異なり、レイアウトが崩れないことがメリットです。
そのため漫画や雑誌などに適しており、非リフロー型・固定レイアウト型とも呼ばれます。フィックス型は、画像データを集めたものなので容量が大きくなりがちです。
ページ数が違う
ページ数に応じて、電子書籍の容量も大きくなっていきます。
特にページ数によって大きな違いが生まれるのは、フィックス型です。フロー型とは異なり、画像が集まっているので多くの容量を消費します。
複数の巻を1つにまとめた合本版の場合は、1冊で1GB以上になるケースもあるでしょう。
解像度が違う
解像度によって、電子書籍の容量に差が出ます。解像度とは、画像の細かさを表す指標で、dpi(ドット・パー・インチ)という単位が使われます。
解像度の高い雑誌や写真集などの電子書籍は、美しくなめらかな画像を楽しめるのが特徴です。解像度が高い分、容量が大きくなります。
【表で解説】電子書籍の容量の目安&種類別1GBの冊数目安
電子書籍の種類によって必要容量が異なると解説しましたが、一体どのぐらい差があるのでしょうか。
また、1GBあたり何冊程度ダウンロードできるのかも気になる点です。
そこで、種類ごとのファイルサイズと1GBあたりの冊数目安を表にまとめました。
種類 | ファイルサイズの目安 | 1GBの冊数目安 |
---|---|---|
小説 | 0.5MB〜10MB | 100~2000冊 |
漫画 | 50MB〜200MB | 5~20冊 |
雑誌 | 100MB〜500MB | 2~10冊 |
写真集 | 10MB〜1000MB | 1~100冊 |
上の表はあくまで目安です。
ダウンロードしたい書籍がすでに決まっている場合は、ソニーが展開している電子書籍ストア「Reader Store」を参考にしてみてください。
1冊あたりのファイル容量をダウンロード前に確認できて便利です。
電子書籍の容量に合った端末の選び方
普段読んでいる電子書籍の種類によって、選ぶべき端末が異なります。小説や実用書を読む場合と比べて、漫画や写真集を読む場合に必要な容量は大きくなるためです。
そこで、電子書籍の種類に合った端末の選び方を解説していきます。
小説や参考書
容量が4GBの端末で小説や参考書を読む場合、電子書籍のサイズが1MBであれば約4000冊も保存可能です。そのため、端末の容量は4GBもあれば十分でしょう。
漫画や雑誌も読む人は、その分のサイズも考慮したうえで端末を選ぶことをおすすめします。
漫画や写真集
小説よりも、画像やイラストが多く使われているのが漫画や写真集です。画像やイラストデータは容量が大きい傾向にあります。
4GBの端末を所有している場合、1冊あたり100MBの漫画や写真集は40冊ほど保存可能です。
複数の漫画を同時に読んでいたり、整理整頓が面倒に感じたりする人は最低でも8GB以上の端末を用意しましょう。
端末の容量がいっぱいになった場合の対処法
所有している端末の容量が不足してしまった場合に、電子書籍をダウンロードできないケースがあります。新しい本を入手できず、読書を中断してしまっている人もいるのではないでしょうか。
そこで、端末の容量が足りなくなったときの対処法を解説していきます。
電子書籍ストアによっては、紹介する対処法に該当しない可能性もあるので確認してみてください。
SDカードを利用する
microSDカードをはじめとしたSDカードを活用することで、簡単に端末の容量を増やせます。
SDカードを利用したことがある人は、多くいるのではないでしょうか。一般的にSDカードは、容量によってSDカード・SDHCカード・SDXCカードに分類できます。
特に便利なのがmicroSDです。
SDカードがデジタルカメラやビデオカメラに用いられる一方で、microSDはスマートフォンやタブレットに利用できます。
microSDが使えない端末には、変換アダプタを使うことで使用可能です。
microSDの容量にも違いがあり、サイズの大きいものを選べばその分の容量を追加できます。もしmicroSDカードの容量が上限に達してしまっても、新たに買い足せば対処できるのがメリットです。
512GBの製品も発売されているので、大容量の電子書籍もたくさん保存できます。
ただしmicroSDはAndroid端末には対応しているものの、SDカードのスロットが搭載されていないiPhoneやiPadでは利用できない点に注意が必要です。
また、microSDに保存された電子書籍は、コピーできる状態であることに留意しましょう。
電子書籍を他人に譲渡したり、コピーしたりすることは規約違反になる可能性があります。電子書籍の所有権を保有しているわけではなく、あくまで閲覧権のみを有しているためです。
個人的な使用に留め、譲渡や販売を行うことのないよう注意しましょう。
また、利用規約は違反しないよう事前に確認しておくことが大切です。
ダウンロードした本を削除する
読み終わった本を削除すれば、手間をかけずに端末の容量を増やせます。
電子書籍ストアで購入した本は、また読みたくなったら再びダウンロードすることが可能です。クラウド上に電子書籍のデータが残っています。
ストアによってはダウンロードできない場合や、期限が設けられている可能性もあるので注意してください。
また、電子書籍ストア自体からデータが削除されるとダウンロードできなくなるかもしれません。
そのため、本の削除は慎重に行う必要があります。どうしても削除したくない本がある場合には、SDカードやほかの端末に保存する方法も有効です。
しかし、microSDや新しい端末を購入する前にデータを整理整頓してみてください。定期的に保存したデータを見直すことで、必要な容量を維持できます。
複数の端末を所有する
タブレットなどの端末を2台以上所有することで、電子書籍のデータ容量を分散できます。追加で端末を購入する場合には、1台目よりもストレージの大きい製品を探してみてください。
電子書籍専用端末もおすすめです。電子書籍を読むことに特化しているため、快適に読書できます。代表的な電子書籍端末は、Kindleです。Amazonから発売されており、豊富なモデルが展開されています。
容量は8GBか32GBから選択可能です。8GBでも、容量によっては数千冊の電子書籍を保存できます。
読みたい電子書籍の種類によって、モデルを選ぶことが大切です。
電子書籍端末を選ばない場合は、Androidなどのタブレット端末が適しています。スマートフォンよりも大きなサイズなので、読みやすさを感じるでしょう。
さらに、機能性に優れたものを選ぶと読書以外の用途でも活躍します。microSDの追加も念頭に入れて、Android端末をチェックしてみてください。
小説や実用書ではなく漫画や写真集を多く読む人は、容量の大きい電子書籍を選ぶことをおすすめします。
[Kindle端末セール]Web上で読む
電子書籍を読むための専用アプリではなく、Webブラウザから直接読むことで容量を気にせず利用できます。端末にデータを保存してオフラインで読書するわけではないためです。
しかし、オンラインで読むので通信状況に左右されます。
また、アプリよりも操作性が劣る点に注意しましょう。
アプリでは、しおりや本棚機能などが充実しています。そのため、快適に読書したい人にはアプリがぴったりです。
iPhone・iPadで電子書籍を読む場合
ここでは、日本でよく使われているiPhoneやiPad、タブレット端末を利用して電子書籍を読む場合の、容量に関する情報や注意点について解説します。
iPhone・iPadの容量(ストレージ数)の目安
iPhone・iPadの容量は、機種によって異なりますが、64GB・128GB・256GB・512GB・1TBの容量から選ぶことができます。
64GB・128GB・256GB・512GBの容量で読める漫画の目安は、以下のとおりです。
- 64GB:漫画で最大600冊前後
- 128GB:漫画で最大1,200冊前後
- 256GB:漫画で最大2,500冊前後
- 512GB:漫画で最大5,000冊前後
普段、漫画ではなく、小説などテキストベースの本をよく読むという方であれば、64GBでも十分かと思います。漫画や雑誌など比較的容量が大きい書籍を読む方は、容量が足りなくなってくる可能性があります。
また、読書だけでなく、写真や動画もよく撮るという方は、128GB以降の容量がおすすめです。
その他、ゲームをする方で、容量の大きいゲームアプリをたくさん入れているとい方も、128GB以降の容量で検討するとよいでしょう。
容量が大きいに越したことはありません。自身の趣味や頻度を考慮して、iPhone・iPadの容量を選ぶ際に役立ててくださいね。
iPhone・iPadの容量(ストレージ数)はあとから増やせる?
iPhoneやiPadは、購入後、あとから容量を増やすことはできません。
前でも紹介したように、microSDはAndroid端末には対応しているものの、SDカードのスロットが搭載されていないiPhoneやiPadでは利用することができません。
iPhone・iPadの場合、購入した後にmicroSD等で容量を増やすというような対策ができないため、購入する際は慎重に選んでくださいね。
タブレット端末を使う場合は容量不足に注意
読書専用の電子書籍リーダーとタブレットでは、容量が一緒でも保存できる本の数は違います。
なぜかというと、電子書籍リーダーは電子書籍専用の端末であるのに対して、タブレット端末は電子書籍以外にもゲームやチャット、写真や動画など他のアプリも使うため、同じ容量でも電子書籍を保存できる冊数はタブレット端末の方が少なくなるのです。
タブレット端末を利用する場合は、他のアプリの容量も気にして電子書籍をダウンロードする必要があります。タブレット端末を利用する際、本を読む以外にも利用目的がたくさんある方は、容量の大きな端末への変更も視野に入れておきましょう。
おすすめの電子書籍サービスを紹介
ここでは、ビギナーズがおすすめする電子書籍サービス2選を紹介します。保存方法についても詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
ブックライブ
ストア名 | ブックライブ |
---|---|
品揃え | 100万冊以上 |
ダウンロード | 可能 |
ダウンロード方法 | アプリから行う |
SDカードに保存 | 可能 |
ブックライブは、国内最大級の100万冊以上以上の品揃えがあり、漫画以外にも小説やビジネス書などのジャンルを取り扱っています。
その他にも、ブックライブではお得なセールやクーポンの配布があったりと、キャンペーンも充実しています。
Tポイントが貯まる・使えるのもブックライブの魅力です。
ブックライブはアプリから端末・SDカードへの保存が可能です。SDカードへ保存する方法は以下の手順で行うことができます。
- アプリを起動し、≡をタップ
- 表示されたメニューの「設定」を選択
- 設定の一覧から「保存先変更」をタップ
- 保存先を「SDカード/その他」に変更
\まずは無料!続きはクーポンで!/
- ブックライブ書店員が厳選!おすすめ作品1巻無料!
- 対象作品の2巻に使える25%OFFクーポンがもらえる!
- キャンペーン期間:11/15(金)~11/28(木)
- 新規会員登録で70%OFFクーポン配布中!
まんが王国
ストア名 | まんが王国 |
---|---|
品揃え | 記載なし |
ダウンロード | 可能 |
ダウンロード方法 | アプリから行う |
SDカードに保存 | 不可能 |
まんが王国は、まんがに特化した老舗の電子書籍ストアです。無料漫画が3000作品以上もあり、漫画の形式はコマとページ2種類の形式で販売されていて、好きな形式を選ぶことができます。
まんが王国は、アプリから購入した作品をダウンロードすることが可能です。しかし、SDカードへの保存はできません。
保存方法は以下の手順を参考にしてください。
- まんが王国アプリを起動し、本棚をタップ
- 購入した電子書籍を選択
- 『ダウンロード』ボタンをタップ
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- 厳選コミックに1日3回使える
- 期限:2024/11/28 (木) 17:59まで
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まとめ
電子書籍の容量について、詳しく解説してきました。
電子書籍は、種類やレイアウトによって容量に違いが生まれます。特に、イラストや写真を使った電子書籍はサイズが大きくなりがちです。
種類の違いを把握し、自分に合った端末を選ぶことが重要です。
また、端末の空き容量が不足してしまうと、新しい本をダウンロードできなくなります。端末の容量が足りない場合には、SDカードを追加するなどして対処しましょう。
こちらの記事では、電子書籍が手軽に読めるおすすめのタブレット端末をご紹介しています。記事を参考に、ぜひ自分に合った端末を探してみてください。
ヒロキタナカ /
ビギナーズ編集部 ライター
大学院を修了後、IT業界を経て独立。選書サービスやWebメディアを運営する傍ら、ライターとしても活動しています。趣味は読書やサウナです。