楽天カードの解約方法と解約時の注意点とは？カードの種類別に解説

楽天カードを利用すると楽天ポイントが貯まります。ポイントを目当てにして楽天カードを利用している方も、大勢いらっしゃるでしょう。

しかし、ここ最近楽天カードは特典の改悪が続いているため、他のカードへの乗り換えを検討している方もいると思います。

本記事では、楽天カードの解約方法について解説します。解約や他社への乗り換えを考えている方は、こちらを参考にしてください。

楽天カードの種類と特徴

楽天カードの解約方法はカードの種類ごとに異なっています。そのため、まずは楽天カードの種類と特徴をおさらいしましょう。

楽天カード

年会費永年無料。Visa、Mastercard、JCB、American Expressの4つの国際ブランドから好きなブランドを選んで申し込みが可能です。

カードのデザインも豊富で、お買い物パンダのイラストやミッキーマウスがデザインされたカードもあります。

楽天ゴールドカード

楽天ゴールドカードは楽天カードよりワンランク上のカードです。年会費が有料となる代わりに、楽天カードにはなかった特典がついています。

カードの国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBの3種類から選択が可能。カードのデザインは1種類のみとなっており、楽天プレミアムカードより薄い金色が特徴的です。

楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカードは、楽天カードの中で最も高ランクなカードです。年会費が11,000円（税込）と高い代わりに、様々な特典が用意されています。楽天ポイントの還元率も最も高く、クレジットカードの利用頻度が高い方におすすめのカードです。

カードの国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Expressの4種類から選択できます。カードのデザインは1種類のみとなっており、楽天ゴールドカードより濃い金色が特徴的です。

種類別！楽天カードの解約方法

楽天カードを解約する方法は、「電話」での申込みです。楽天カードの種類ごとに、かける電話番号が違っているので注意しましょう。

楽天カードの解約方法

通常の楽天カードを解約する場合には、楽天カードのコンタクトセンターに電話しましょう。営業時間は9時30分～17時30分です。

　　　　

電話番号	0570－66－6910(有料)／092－474－6287(有料)／092－303－7188(有料)

コンタクトセンターは時間帯によって繋がりにくいことがあるようです。時間には余裕をもって電話しましょう。

楽天ゴールドカードの解約方法

楽天ゴールドカードを解約するときは、下記の電話番号へ電話しましょう。営業時間は9時30分～17時30分です。

この番号は、楽天ゴールドカード以上のランクのカードを持っている方専用の電話番号になっています。カードの裏面にも電話番号が記載されていますので、お手元のカードを確認してみましょう。

　　　　

電話番号	0120－586－910(フリーダイヤル)

楽天プレミアムカードの解約方法

楽天プレミアムカードの解約先の電話番号は、ゴールドカードの電話番号と同じです。この電話番号は、有料カードを持っている方向けのコンタクトセンターになっています。営業時間は9時30分～17時30分です。

　　　　

電話番号	0120－586－910(フリーダイヤル)

家族カードの解約方法

楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードに付帯の家族カードを解約するときには、楽天カードのコンタクトセンターに電話をします。営業時間は9時30分～17時30分です。

　　　　

電話番号	0570－66－6910(有料)

楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードの契約者本人または家族カードの利用者本人でも解約手続きが可能です。

ETCカードの解約方法

楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードに付帯のETCカードを解約するときには、下記の自動音声ダイヤルに電話をしましょう。24時間対応です。

　　　　

電話番号	0120－30－6910(フリーダイヤル)

楽天カードを解約する際の注意点

ここでは、楽天カード解約時の注意点を解説します。解約手続きを始める前にチェックしてみてくださいね。

電話でしか解約できない

公式には、楽天カードの解約は電話でのみ受けつけています。メールや楽天e－NAVIでは手続きができませんので注意が必要です。

コンタクトセンターは、時間帯によっては混雑のため繋がりにくいことがあります。解約手続きは時間に余裕を持って行いましょう。

楽天カードの解約にはカードが手元に必要

楽天カードを解約するときには、手元にカード本体が必要です。自動音声ガイダンスに従って、カード番号を入力する必要があるからです。カードが手元になければ「紛失・盗難」として扱われます。

もしカードを紛失してしまっている場合には、事前にカードの利用停止手続きを行う必要があります。24時間受けつけています。ETCカードを紛失した場合も、同様の電話番号に電話をかけましょう。

　　　　

電話番号	0120－86－6910(フリーダイヤル)／092－474－9256(有料)

本体を解約すると付属の家族カード・ETCカードも使えなくなる

楽天カードの本体を解約してしまうと、そのカードを主として発行した家族カード・ETCカードも同様に利用できなくなります。そのため、家族カードを家族が使用している場合は、事前にカードが使えなくなることを伝えておきましょう。

通勤や通学などで日常的にETCカードを利用している場合は、事前に他のETCカードを手配しておくことをおすすめします。ETCカードがなければ他の支払い方法を行わねばならないため、ETCカードのときに比べると時間がかかってしまいます。

事前にETCカードを入手してから、楽天カードの本体を解約するようにしましょう。

解約の電話をした後も口座からお金が引落になることがある

解約の電話をした後でも、口座から楽天カードのお金が引き落としになることがあります。「解約したのに？」と戸惑ってしまうかもしれませんが、これには理由があります。

クレジットカードで使ったお金の支払いがまだ残っている段階で電話してしまったことが原因です。解約の電話をした後でも、自らがカードを利用して使ったお金であれば支払いをしなければなりません。

クレジットカードの利用明細は、インターネットやアプリの楽天e－NAVIで確認できます。引き落とされたお金が本当に自分が利用したものなのかどうか確認したいときには、利用明細をチェックしましょう。

カードを解約すると定期契約サービスの支払いができなくなる

楽天カードでサブスクや公共料金といった定期契約サービスの支払いを行っている場合、カードを解約してしまうとその支払いができなくなってしまいます。水道・電気・ガス・動画配信サービス・家賃・音楽配信サービス・スマホ代などが該当します。

料金の支払いを延滞してしまうと、サービスの利用を停止されたり信用情報に悪い情報が残ってしまったりします。そのため、楽天カードを解約する前に、定期契約サービスの支払い方法を変更しておく必要があるでしょう。

まとめ

楽天カードを解約するときには、電話で手続きを行う必要があります。電話先はカードの種類ごとに異なっていますので、カードの種類を確認し正しい電話番号に電話をしましょう。

解約手続きを行うときには、カード本体が手元になければなりません。カードを紛失してしまった場合には、事前にカードの利用停止手続きを行いましょう。

カードを解約するときには、事前に定期契約サービスの支払い方法を変更したり家族に家族カードが使えなくなることを伝えたりする必要があります。ご紹介している注意事項のすべてを確認し問題がクリアになった後に、電話するようにしましょう。

こちらの記事では、楽天会員のメリット・デメリットをまとめているので、解約前に一度確認してみましょう。