楽天ゴールドカード解約方法と注意点を解説！カードの切り替えも検討

2021年4月より、楽天ゴールドカードのポイント還元率は低下してしまいました。ポイント目当てで楽天ゴールドカードを利用している方の中には、解約を考えている方もいらっしゃるでしょう。

本記事では、楽天ゴールドカードの解約方法・解約時の注意点について解説します。楽天ゴールドカードを解約する前に参考にしてください。

また、楽天ゴールドカードをよく利用する方には、楽天の他のカードへの切り替えをおすすめします。どのようなカードへ切り替えればいいのかについても解説しています。

楽天ゴールドカードの解約をおすすめしたい人の特徴

楽天ポイントの高還元を目的に楽天ゴールドカードを利用している方には、解約をおすすめします。

2021年4月、楽天ゴールドカードのポイント還元率に変化がありました。楽天市場での買い物の際にもらえるポイントの還元率が、4％から2％に下げられたのです。

今まで楽天ゴールドカードを利用している方の主な目的は、この4％のポイント還元率でした。それが2％に減ってしまったため、年会費の元を取ることができなくなったのです。還元率2％というのは、年会費無料の楽天カードと同じです。2,200円(税込)の年会費を支払ってまで、楽天ゴールデンカードを利用する必要はないでしょう。

ポイント還元率が下がった代わりに、お誕生日月に利用した場合のポイント還元率がアップしました。しかし、ポイント獲得上限が2,000ポイントに設定されているため、2,200円の年会費の元を取ることはできません。

ポイント目的で楽天ゴールデンカードを利用していた方は、解約または他のカードへの切り替えをおすすめします。

楽天ゴールドカードの解約方法

楽天カードを解約する唯一の方法は「電話」です。インターネットや郵送での解約手続きは受けつけていません。ゴールドカード、プレミアムカード、またその他のカードの解約もすべて電話のみとなります。

上記の手順に沿って、解約手続きを進めます。コールセンターは繋がりにくいこともありますので、諦めずに何度か電話してみましょう。

付帯の家族カード・ETCカードの解約には別途手続きが必要

楽天ゴールドカードに付帯している家族カード・ETCカードを解約したいときには、楽天ゴールドカードとは別の電話番号に電話する必要があります。

　　　　

家族カード	0570－66－6910
ETCカード	0120－30－6910

なお、楽天ゴールドカードを解約すると家族カード・ETCカードも利用できなくなります。そのため、別途解約手続きを行う必要はありません。家族カードまたはETCカードのみを解約したい場合は、上記の電話番号に電話しましょう。

楽天ゴールドカードを解約する際の注意点

楽天ゴールドカードの解約を考えている方は、解約前に以下の事項を確認してください。何か手続きを行う必要がある方は、解約前に済ませておくようにしましょう。

年会費が損にならない解約日を選ぶ

楽天ゴールドカードの年会費(2,200円)は年1回の支払いです。一度支払いを行うと、解約しても返金されることはありません。

そのため、年会費の支払い直後に解約すると、支払った年会費分を損してしまうでしょう。年会費の次回請求日が近くなってからの解約がおすすめです。

楽天ゴールドカードでの支払をすべて終える

楽天ゴールドカードを解約するには、残りの支払額を0円にする必要があります。0円になる前に解約をしても、カードの利用情報が楽天に連携される限り解約とはなりません。すべての支払が完了した時点での解約になりますので、手続きしてからしばらく時間がかかってしまうことになります。

「解約したのに口座からカードの利用額が引落された」という方は、支払額が0円になる前に先に手続きだけ済ませてしまった方が該当します。楽天ゴールドカードを解約する前に、利用明細や楽天e－NAVIを利用してまだ支払ってないものがないかどうか確認しましょう。

定期契約サービス(サブスク・公共料金)の引落カードを変更する

クレジットカード払いで定期契約を行っているサービスがある方は、事前に支払い方法を変更しましょう。例えば、このようなサービスが考えられます。

支払い方法の変更を行う前に楽天ゴールドカードの解約手続きを行ってしまうと、これらのサービスが利用できなくなる可能性があります。

また、延滞料金を請求されたり、未支払が長期的に続いて信用情報に記録が残ったりと不利益を被ってしまいます。必ずカードの解約前にすべての定期契約サービスの支払い方法を変更しましょう。

楽天ゴールドカードで何の支払いを行っているのかわからない方は、利用明細や楽天e－NAVIを利用して確認してください。

家族カードを利用している家族に解約を伝える

楽天ゴールドカードを解約すると、楽天ゴールドカードを主として発行していた家族カードも使えなくなります。家族には解約前に事情を説明し、カードが使えなくなることを伝えておきましょう。

新しいETCカードを手配する

付帯しているETCカードも、楽天ゴールドカードを解約すると利用できなくなります。いざというときにETCカードが使えないと、現金で支払いを行わなければなりません。そうなる前に、新しいETCカードを事前に手配しておきましょう。

楽天Edyの残高をすべて使用する

楽天Edyを楽天ゴールドカードにチャージしていた場合、解約するとそのチャージ残高は利用できなくなります。解約前に残高を使い切ってしまうことをおすすめします。

使い切る際は、事前にオートチャージ機能を解除してください。オートチャージ機能を解除する前に残高を使い切ってしまうと、自動的にまた残高がチャージされてしまいます。オートチャージ機能を解除するまで自動的にチャージが行われますので、必ず解除しましょう。

解約手続きにはカードが手元に必要

楽天ゴールドカードを解約するには、カード本体が手元になくてはなりません。もしカードを紛失してしまった場合には、事前にカードの停止手続きを行う必要があります。0120－86－6910または092－474－9256へ電話しましょう。

カードの停止手続き後に、改めて解約手続きを行います。

解約せずに他の楽天カードへの切り替えもおすすめ

楽天ゴールドカードは他の楽天カードへ切り替えることができます。

という方は、楽天ゴールドカードを解約するのではなく、通常の楽天カードまたは楽天プレミアムカードへの切り替えを検討してみてください。

楽天カードへ切り替えた場合

楽天カードにはこのような特徴があります。

楽天ゴールドカードの際にかかっていた年会費(2,200円)は無料な上、楽天市場でのポイント還元率はゴールドカードのときと同じです。年会費分のお金がかからない上に、ゴールドカードの頃と同じポイント還元が受けられることになります。

楽天ゴールドカードにはあった国内空港ラウンジ年2回利用無料や、ETCカードが無料付帯などの特典はなくなってしまいますが、ポイント還元率だけみるとゴールドカードと遜色ありません。

解約前に通常の楽天カードへの切り替えを検討してみましょう。

楽天プレミアムカードへ切り替えた場合

楽天プレミアムカードは、楽天ゴールドカードより上位ランクのカードです。

ポイントの還元率が高く、またお得な特典も数多く用意されています。その反面年会費が11,000円と高く、クレジットカードで高額の支払いをすることが多い方でなければ、年会費の元を取ることはむずかしいでしょう。年間55万円、又は毎月5万円程度の利用が予測されている方は、年会費の元をポイントで取ることができます。

以前の楽天ゴールドカード並みの高還元率を維持したい方には、楽天プレミアムカードへの切り替えがおすすめです。

カードの切り替え方法

楽天ゴールドカードの切り替えには、楽天e－NAVIを利用します。楽天e－NAVIとは、楽天カードを利用している方専用のオンラインサービスのこと。利用明細の確認や支払い方法の変更などが可能です。

楽天e－NAVIの「カードの追加・切り替え」から変更したいカードを選択の上、手続きを進めましょう。楽天e－NAVIはインターネットサイトまたは専用のアプリにて利用可能です。

まとめ

楽天ゴールドカードのポイント還元率は、2021年4月から低下しました。今では通常の楽天カードと同じポイント還元率です。解約したいという方もいらっしゃるでしょう。

楽天ゴールドカードを解約するには電話で手続きを行います。クレジットカード裏面のコールセンターに電話をして申し込みましょう。

楽天ゴールドカードは、年2,200年(税込)を支払う必要のある有料カードです。ポイント還元率だけを目当てに利用していた方は、年会費無料の楽天カードへの切り替えをおすすめします。楽天ゴールドカードと同じ還元率でポイントを貯めることができますよ。

こちらの記事では、楽天「5と0のつく日」とは？獲得上限や反映されない理由を解説しているので、ぜひチェックしておきましょう。