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Kindle本を返品・キャンセルする方法は?注意点も詳しく解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
Kindle本は、Amazonが展開している電子書籍です。ワンクリックで気軽に購入できるため、誤って購入してしまう人も少なくありません。
時間が経つと返品したくても返品できなくなってしまうケースもあります。
しかし、Kindle本の返品方法について把握しておけば、適切に対処できるようになるでしょう。
そこで、本記事ではKindle本の返品条件や方法などを解説していきます。Kindle本の返品で困ったことのある人や、返品について把握しておきたい人はチェックしてみてください
目次
Kindle本の返品条件
Kindle本の返品条件について解説します。デジタルコンテンツという性質上、実体のある商品とはやや返品条件が異なる点に注意してください。
本を読んでいない
Kindle本を読んでしまった場合は、基本的に返品ができなくなります。
実体のある商品は、多少開封しても返品できるケースが少なくありません。しかし、Kindle本は少しでも読むと返品しにくくなってしまいます。
ただし、Amazonの裁量によって、期間中の返品であれば返金されるケースもあるようです。また、試し読み程度であれば、返品・返金が成立する可能性が高くなるでしょう。
購入後7日以内
Kindle本を誤って購入してしまった場合、注文した日を含めて7日以内であれば返品できる可能性があります。
Amazonでは、基本的に商品が到着してから30日以内であれば返品可能です。ただし、デジタルミュージックは返品できないなどコンテンツによっては返品できない場合もあります。
しかし、Kindle本は返品可能です。通常の商品とは返品条件が異なる点に注意しましょう。
7日以内に返品手続きが完了したら、3日から5日程度で返金が実行される流れです。7日間が経過してしまうと、理由を問わず返品できなくなってしまうため注意しましょう。
Kindle本の返品方法
Kindle本の返品方法について紹介します。
紙の本などは、Amazonで購入した商品の一覧をチェックできる「注文履歴」から返品手続きが可能です。返品期限が表示されており、スムーズに返品の手続きができます。
しかし、Kindle本は問い合わせフォームである「カスタマーサービス」への連絡が必要になるかもしれません。
購入直後は楽に返品できますが、時間が経過すると返品しにくくなります。ここでは、購入直後と、購入してから7日以内に返品する方法を紹介します。
購入直後
Kindle本の購入直後であれば、遷移する画面にて注文キャンセルができます。
Amazonに支払い方法を登録していると、「注文を確定する」をクリックすればすぐに決済されてしまう点に注意が必要です。
また、購入画面には、購入手続きを短縮できる「1-Clickで今すぐ買う」が表示される場合がありますが、利便性に優れる反面、登録済みの支払い方法や住所に誤りがある可能性や、意図せず商品を購入してしまう場合がありますので、注意してください。
購入直後は、「誤って購入してしまいましたか?」という文言が表示されます。その場合は、以下の手順で返品処理を行いましょう。
- 「注文をキャンセル」をタップ
- 「はい、注文をキャンセルします」をタップ
「注文をキャンセル」をタップすると、「この購入をキャンセルしてもよろしいですか?」と表示されます。
確認後「はい、注文をキャンセルします」をタップしましょう。
「注文がキャンセルされました」と表示されれば完了です。
こちらの記事では、Kindleのワンクリック購入を解除する方法や返品方法について紹介していますので、合わせてチェックしてみてください。
購入後7日以内
注文日を含んだ7日以内に問い合わせフォームで返品手続きを行えば、返金が成立する可能性があります。
返品手続きは、スマホアプリとブラウザから行うことができます。
アプリの場合はAmazonショッピングアプリとKindleアプリのいずれか、ブラウザの場合はpcなどからAmazonにログインして行います。
ここでは、スマホアプリでの返品についての問い合わせ方法を解説します。ブラウザやpcからでも同様の手順です。
Amazonショッピングアプリ
Amazonショッピングアプリで購入後7日以内に返品する方法は、以下の手順です。
- メニューをみる
- 「カスタマーサービス」をタップ
- 該当商品をタップ
- 該当商品がない場合は「その他のお問い合わせ」をタップ
- 「デジタルコンテンツーKindle本、プライムビデオ、音楽など」をタップ
- 「Kindle電子書籍/デジタルコンテンツ/コミック」をタップ
- 「Kindle本の返品」をタップ
- 「カスタマーサービスへ連絡」をタップ
- 「今すぐ電話をリクエストする」もしくは「今すぐチャットを開始する」をタップ
- 「今すぐ電話をリクエストする」を選択する場合は、「電話番号」を入力
- 「今すぐ電話がほしい」をタップ(Amazonから折り返し電話が来る)
- 「今すぐチャットを開始する」を選択する場合は、AIチャットボットが質問してくる
- 「プライム・ビデオ、ミュージック、Kindle本など」をタップ
- 返品希望の本をタップ
- 「その他」をタップ
- 「カスタマーサービスの担当者におつなぎします。」と表示される
- 「わかりました」をタップ
カスタマーサービスの担当者につながるため、キャンセルについての希望を伝えます。なお、チャットは24時間利用できるので電話よりも便利です。
電話は回線が混み合っている可能性もあり、必ずしもすぐにつながるとは限らないため、Amazonではチャットの利用を推奨しています。
Kindleアプリ
Kindleアプリで購入後7日以内に返品する際の問い合わせ方法は、以下の通りの手順です。
- Kindleアプリを起動する
- 画面右下の「その他」をタップ
- 「ヘルプとフィードバック」をタップ
- 「お問い合わせ」をタップ
- 「はじめに」をタップ
- 「コンテンツの購入」をタップ
- 「Eメール」もしくは「電話」をタップ
- 「Eメール」を選択した場合は「問題についてもう少し詳しく教えてください」欄に返品(注文番号や返品理由)について入力
- 「Eメールの送信」をタップ
- 「電話」を選択した場合は電話番号を入力
- 「今すぐ電話連絡を希望」をタップ(Amazonから折り返し電話が来る)
- 海外にいる場合は表示されている専用の電話番号に連絡
Eメールを送信する場合、通常は24時間以内に担当者から連絡がきます。
「問題についてもう少し詳しく教えてください」欄には、返品希望の旨を書くことを忘れないようにしましょう。あわせて注文番号や返品理由を記載するとスムーズです。
Kindle本返品時の注意点
Kindle本返品時の注意点について解説します。
注意点を踏まえたうえで、Kindle本の返品を検討してみてください。特に、これまで何度も返品手続きを行なっている人は要注意です。
読んでしまうと返品できない可能性がある
Kindle本は基本的に7日以内であれば返品できますが、Amazonの裁量で決められています。返品できず、返金されないケースもあるので要注意です。
ダウンロードしても読んでいない状態であれば、返品できる可能性は高くなるかもしれません。
しかし、ダウンロードしてから読んだ場合は返品対象から外れてしまう恐れもあります。そのため、返品を決断したら開かないように注意しましょう。
ただし、試し読みの範囲内であれば、返品できるかもしれません。
返品のしすぎはアカウントの停止につながる
正当な理由がなく何度も返品を繰り返してしまうと、Amazonから悪質なアカウントだと判断されるリスクがあります。
返品ができなくなるだけではなく、ペナルティを受けアカウントが停止してしまう可能性もあるでしょう。
アカウントが使えなくなると簡単には復活せず、場合によっては、新しくアカウントを作成する必要があります。
Amazonでは新たなアカウントを作るのに時間がかかるので、日頃からAmazonを利用しているユーザーは、不十分な理由による返品のしすぎに注意しましょう。
7日以内でも返品できない場合がある
過去に返品依頼を多く行なっている場合は、7日以内でも返品・返金できないケースもあります。
アカウント履歴で、返品リクエスト率が高い場合に制限がかかる仕組みです。アカウント停止まではいかないまでも、知らぬ間に制限をかけられている場合もあります。
Amazonから明確な基準は公開されていませんが、日常的に返品をしている人は突如できなくなるかもしれません。合理的な理由があるものの、返品できない場合はカスタマーサービスに問い合わせてみてください。
返品時に手数料はかからない
返品時に手数料がかかることはありません。手数料は気にせず、期間に注意して速やかに返品しましょう。
エラーが表示されることがある
Kindle本を購入してからすぐ返品したときに、「ご注文のキャンセル時に、エラーが発生しました。」といったエラーが表示されるケースがあります。
エラーが発生したときは、まず端末の通信環境を確認しましょう。接続に問題がない場合は、ブラウザのキャッシュ・Cookieを削除してみてください。
それでも改善しなければ、Amazonのシステムに何か問題が生じている可能性もあります。
特にシステム障害などが確認できないようであれば、カスタマーサービスに問い合わせるのも1つの手段です。
返金には3〜5日かかる
Kindle本の返品手続きを行った場合、返金はKindle本の注文で利用した支払い方法に対して行われ、通常3〜5日かかります。
コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払いや代金引換で支払った商品を銀行振込で返金する場合は、約1-2週間かかります。返品処理完了とともに即時に返金されるわけではないので、注意してください。
Kindle本の返品に関する質問
ここでは、Kindle本の返品に関するよくある質問について紹介します。参考にしてみてください。
Kindle本を読んだ後に返品はできる?
返品に関して「返金は、Amazonの裁量にて承っております。」と記載があります。
返金されるかどうかはAmazonの裁量によるため断言はできませんが、Kindle本をダウンロード後に1ページを開いていない未読の状態であれば、返品対象になる可能性はあります。
一方で、少しでも読んだKindle本に関しては返品は難しいと考えておくのが無難でしょう。
こちらの記事では、Kindleのワンクリック購入を解除する方法や返品方法を解説しています。
まとめ
Kindle本の返品方法や注意点などについて解説しました。
Kindle本は簡単に購入でき利便性に優れているものの、間違って購入してしまうケースがあります。
返品できる期間は、購入してから7日以内であることも念頭に入れておきましょう。誤って購入した場合は、その場ですぐに返品するのが理想的です。
普段からKindle本を読んでいる人は、返品についてしっかりと確認しておきましょう
こちらの記事では、Kindleで本を購入するメリット・デメリットを徹底解説しています。Kindle端末の選び方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ヒロキタナカ /
ビギナーズ編集部 ライター
大学院を修了後、IT業界を経て独立。選書サービスやWebメディアを運営する傍ら、ライターとしても活動しています。趣味は読書やサウナです。