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SF映画（サイエンス・フィクション・フィルム）とは、宇宙や未来世界、異星人との接触をテーマにした作品を指します。
この記事では、SFサスペンスの『CUBE』や『インセプション』、SFアクションの『ジュラシックパーク』や『アバター』『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』などをご紹介しています。
『タイムアウト ロンドン版』のSF映画ランキングでは、スタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』が第1位に、リドリー・スコット監督の『ブレードランナー』が第2位に選ばれました。
何回か繰り返し観てようやく意味が分かるような難解な作品もありますが、各作品の魅力をかいつまんで紹介するのでぜひ最後までご覧ください。
目次
- 『メトロポリス』（1926年）
- 『猿の惑星』（1968年）
- 『2001年宇宙の旅』（1968年）
- 『未知との遭遇』（1977年）
- 『エイリアン』（1979年）
- 『ブレードランナー』（1982年）
- 『E.T.』（1982年）
- 『バックトゥザフューチャー』（1985年） ※PG12
- 『不思議惑星キンザザ』（1986年）
- 『CUBE』（1997年）
- 『ジュラシックパーク』（1993年）
- 『マトリックス』（1999年）
- 『アバター』（2009年）
- 『インセプション』（2010年）
- 『インターステラー』（2014年）
- 『君の名は。』（2016年）
- 『ゴースト・イン・ザ・シェル』（2017年）
- 『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』（2019年）
- 『ミッドナイトスカイ』（2020年）
- 『DUNE／デューン 砂の惑星』（2021年）
- まとめ
『メトロポリス』（1926年）
- 監督：フリッツ・ラング
- 出演者：アルフレート・アーベル、グスタフ・フレーリッヒ、ルドルフ・クライン＝ロッゲ、テオドル・ロース、ハインリッヒ・ゲオルク他
- 製作国：ワイマル共和国（現ドイツ）
『メトロポリス』は、1880年ウィーン生まれのフリッツ・ラングが、妻の原作を無声映画にしたものです。
テクノロジーが大発展を遂げている都会メトロポリスで、地上に住む裕福な資本家と地下の労働者との格差が際立っていた頃、裕福な支配者の息子エリック（グスタフ・フレーリッヒ）が地下に住むメエリーに恋をします。
人間のせりふがない無声映画なので、極端に言えばバレエを鑑賞するような感覚で見てみるといいでしょう。
『メトロポリス』は情報誌『タイムアウト ロンドン版』の「SF映画のベスト100」で第8位 に選ばれています。
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『猿の惑星』（1968年）
- 監督：フランクリン・J・シャフナー
- 出演者：チャールトン・ヘストン、キム・ハンター、モーリス・エバンス、ロディ・マクドウォール、ジェームズ・ホイットモア他
- 製作国：アメリカ
『猿の惑星』は東京出身のフランクリン・J・シャフナー監督が、フランスの作家ピエール・ブールの原作をシリーズで映画化した記念すべき第一作です。
続編が公開された順番は『続・猿の惑星』『新・猿の惑星』『猿の惑星・征服』『最後の猿の惑星』『PLANET OF THE APES／猿の惑星』『猿の惑星：創世記』『猿の惑星：新世紀』『猿の惑星：聖戦記』です。
マット・リーブス監督の『猿の惑星：聖戦記』は2017年に発表されました。
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『2001年宇宙の旅』（1968年）
- 監督：スタンリー・キューブリック
- 出演者：ケア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド、ウィリアム・シルベスター、ダニエル・リクター、レナード・ロシター他
- 製作国：アメリカ
『2001年宇宙の旅』は英国作家アーサー・C・クラークの原作を題材とした、ユダヤ人の映画監督スタンリー・キューブリックによる監督映画第5作です。
ネタバレあり(クリックで開けます)
本作の冒頭25分間は人類の夜明けを描いており、ヒトザルのみが登場します。筆者が大学の講義でこの映画を観たときは、数十分間せりふがないところに驚いて目が点になりました。
21世紀の月面着陸から木星探査船に乗るボウマンがスターチャイルドに転生するまでの映像・音楽と、人間が会話を最小限に抑えた言葉を「独白する」「ぽつぽつと語る」ような場面に着目してみてください。
映画音楽は、アラム・ハチャトゥリアン、ジェルジ・リゲティ、ヨハン・シュトラウス、リヒャルト・シュトラウスという20世紀を代表する作曲家たちが担当。
『2001年宇宙の旅』は、夜中真っ暗な部屋で一人でじっくり見てみると、自分が宇宙で孤独な存在になったかのような気分を味わえます。
本作は第42回アカデミー賞で特殊視覚効果賞を受賞し、2014年には情報誌『タイムアウト ロンドン版』の「SF映画のベスト100」で第1位に選ばれています ！
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『未知との遭遇』（1977年）
- 監督：スティーヴン・スピルバーグ
- 出演者：リチャード・ドレイファス、テリー・ガー、メリンダ・ディロン、フランソワ・トリュフォー、ケイリー・グッフィ他
- 製作国：アメリカ
『未知との遭遇』はスティーヴン・スピルバーグ監督が30代前半で製作を手がけたSF映画の大ヒット作です。
メキシコの砂漠で第2次世界大戦中に行方知らずとなった戦闘機が発見された頃、アメリカ・インディアナ州で大きな停電が発生しました。その時、主人公の電気技師ロイ・ニアリー（リチャード・ドレイファス）は、空中に光る飛行物体を発見して……。
映画の後半では、ジョン・ウィリアムズが手掛けるオーボエとチューバがメインの迫力あるBGMが流れるシーンがあります。
彼はスピルバーグ監督映画の音楽を、1973年から現在に至るまでの約50年間担当しています。彼は後述の『E.T.』『ジュラシック・パーク』などにも携わりました。
『未知との遭遇』は『タイムアウト ロンドン版』の「SF映画のベスト100」で第4位に選出されました。
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『エイリアン』（1979年）
- 監督：リドリー・スコット
- 出演者：シガニー・ウィーバー、ベロニカ・カートライト、トム・スケリット、イアン・ホルム、ハリー・ディーン・スタントン他
- 製作国：アメリカ
リドリー・スコット監督のSF映画『エイリアン』は、二等航海士リプリー役を務めたシガニー・ウィーバーにとって出世作となりました。
時は西暦2122年、宇宙船ノストロモ号に7名のクルーが救難信号を受け未知の惑星に向かいます。そこで謎の生命体に出会い……？
ネタバレあり(クリックで開けます)
船長ダラス（トム・スケリット）率いるクルーの一員ケイン（ジョン・ハート）は、惑星の地面にあった卵から出てきた謎の生物が原因で命を落とします。
他のクルー全員が死亡し一人残されたリプリー(シガニー・ウィーバー)は異星生物から逃れ、ノストロモ号のコクピットへの避難に成功。
英国雑誌『トータルフィルム』の「忘れがたい映画のなかの死50」で、『エイリアン』のケインの死亡が第1位 にランクインしています。
本作は、第52回アカデミー賞視覚効果賞を受賞しました。
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『ブレードランナー』（1982年）
- 監督：リドリー・スコット
- 出演者：ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング、エドワード・ジェームズ・オルモス、ダリル・ハンナ他
- 製作国：アメリカ・香港
『ブレードランナー』は英国の美術大学出身のリドリー・スコット監督による、西暦2019年惑星間の行き来が可能になった世界を舞台としたSF映画です。本作はフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』が原作です。
人造人間レプリカントの解任（処刑）を担当するデッカードは、当時39歳のハリソン・フォードが演じています。彼は1977年・1980年製作の『スターウォーズ』で反乱同盟軍を従うハン・ソロ役で時の人となりました。
ネタバレ・感想(クリックで開けます)
ネクサス6型レプリカント、ロイ・バッティとプリスのシーンで「おれたちはコンピュータじゃない」「人間よ。”我思うゆえに我あり”」 という名言があります。
私は本作中のこのシーンを通して、最初から人間とレプリカントを分けて考えていたことにハッとさせられました。
また、日本語のネオン文字が光る街が映像の一部としてとても美しいと思います。
ドゥニ・ビルヌーブ監督の続編『ブレードランナー 2049』も一緒に見てみてください。
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『E.T.』（1982年）
- 監督：スティーヴン・スピルバーグ
- 出演者：ディー・ウォーレス、ヘンリー・トーマス、ロバート・マクノートン、ドリュー・バリモア、ピーター・コヨーテ他
- 製作国：アメリカ
『E.T.』は同じくスティーヴン・スピルバーグ監督による、アメリカのある森に出現した異星人と子どもたちの交流にスポットが当てられたSFファンタジー映画です。
本作は第55回アカデミー賞受賞作品で、全世界興行収入7億9291万0554ドルを記録しました。
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『バックトゥザフューチャー』（1985年） ※PG12
- 監督：ロバート・ゼメキス
- 出演者：マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、リー・トンプソン、クリスピン・グローバー、トーマス・F・ウィルソン他
- 製作国：アメリカ
『バックトゥザフューチャー』はロバート・ゼメキス監督による大人気SF映画です。
1985 年、高校生のマーティ・マクフライ（マイケル・J・フォックス）は、個性的な科学者エメット・ブラウン博士（クリストファー・ロイド）のタイムマシンで 、30年前にタイムスリップします。
本作は、2020年に山寺宏一がマーティの吹き替え声優を務めたバージョンで放送されましたね。
1989年の続編『PART2』、1990年の『PART3』や、H・G・ウェルズ原作でガイ・ピアース出演の映画『タイムマシン』（2002年）も合わせて見てみてください。
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『不思議惑星キンザザ』（1986年）
- 監督：ゲオルギー・ダネリア
- 出演者：エフゲーニー・レオノフ、スタニスラフ・リュブシン、ユーリー・ヤコブレフ、レベン・ガブリアーゼ
- 製作国：ジョージア（グルジア）
『不思議惑星キンザザ』は旧ソ連の現ジョージアで製作された、建築技師マシコフ（ユーリー・ヤコブレフ）とバイオリン弾きのゲデバン（レベン・ガブリアーゼ）がキン・ザ・ザ星雲のプリュク星にワープするSF映画です。
とある演奏家がこの映画を推薦されていたのをきっかけに筆者は見たのですが、本作がシュールで音楽の前衛的な様と不可解な感じが堪りません。
本作はAmazonプライム・U-NEXT・dTVなどで配信中です。2013年にはアニメ映画『クー！キンザザ』が発表されました。
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『CUBE』（1997年）
- 監督：ビンチェンゾ・ナタリ
- 出演者：モーリス・ディーン・ウィン、ニコール・デ・ボア、ニッキー・グァダーニ、デビッド・ヒューレット、アンドリュー・ミラー他
- 製作：カナダ
『CUBE』は、男女6人組が謎の立方体に閉じ込められ生死をさまよいながら必死に脱出する物語です。流血シーンなどがあるので、苦手な方はご遠慮ください。
立方体に迷い込んだのは、警察官・精神科医・初老の男性・数学が得意な女子大生などです。
筆者が選んだ名言(クリックで開けます)
精神科医ハロウェイ（ニッキー・グァダーニ）はこう言います。
「連中の手口よ。誰の仕業か正体を明かさない。親玉は表に出ない。組織は皆同じよ。国防総省、多国籍企業、警察だって。各々が小さな部品を作る。実はそれが地下の”死のマシン”の大事な一部なのよ。」
2021年には菅田将暉や杏、岡田将生が出演するリメイク映画『CUBE 一度入ったら、最後』が公開されました。
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こちらの記事では、カナダ映画『CUBE』のキャスト・ネタバレ・考察を詳しく解説しています。
『ジュラシックパーク』（1993年）
- 監督：スティーヴン・スピルバーグ
- 出演者：サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、リチャード・アッテンボロー、ボブ・ペック他
- 製作国：アメリカ
『ジュラシックパーク』は、スティーヴン・スピルバーグ監督が46歳のときに発表したSFパニックアクション映画です。原作はマイケル・クライトンの小説です。
生物学者グラント（サム・ニール）はコスタリカの島にあるテーマパークに招待されますが、最新技術により再現された恐竜が人間に襲いかかります。
筆者が選んだ名言(クリックで開けます)
イアン・マルコム博士（ジェフ・ゴールドブラム）は、大富豪ジョン・ハモンドに「発見のどこが素晴らしいんだ？発見なんて、暴力的で、深い傷が残る。」 という言葉を吐きます。
マルコム博士の言葉は非常に厳しいのですが、人間と自然との関係を考えるための重要な指摘として議論の余地は大いにあると思いますね。
『ジュラシックパーク』は全米興行収入8億1200万ドル（約890億2500万円相当）を記録しました。
大阪のユニバーサルスタジオジャパンには、ジュラシックパークザライドというアトラクションがあります。
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この記事では、ジュラシック・パークが見られる動画配信サービスを紹介しています。20年以上続く超名作映画を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。
『マトリックス』（1999年）
- 監督：ウォシャウスキー兄弟（現ウォシャウスキー姉妹）
- 出演者：キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー＝アン・モス、ヒューゴ・ウィービング、グロリア・フォスター他
- 製作国：アメリカ
『マトリックス』は、シカゴ出身のウォシャウスキー兄弟による監督デビュー4年目のSFアクション映画です。主演はレバノン出身の俳優キアヌ・リーブスです。
大手ソフト会社プログラマーでありながらコンピュータ犯罪を犯す「ネオ」として生きるトーマス・アンダーソン（キアヌ・リーブス）は、サングラスをかけた男モーフィアスから仮想世界マトリックスの存在を知らされます。
本作は『マトリックス リローテッド』（2003年）・『マトリックス レボリューションズ』（2003年）・『マトリックス レザレクションズ』（2021年）と計3作の続編があるので、見てみてくださいね。
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『アバター』（2009年）
- 監督：ジェームズ・キャメロン
- 出演者：サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラング、ミシェル・ロドリゲス他
- 製作国：アメリカ
『アバター』は世界興行収入28億4700万ドルを記録し世界で最も多くの人が見た、ジェームズ・キャメロン監督の大作SF映画です。
戦争で怪我をして車いす生活を送る元海兵隊員のジェイク（サム・ワーシントン）は、衛星パンドラで価値のある鉱物を採掘するアバタープロジェクトに参加します。
アバターの意味は「化身」「具現」「権化」の意味を持ち、人間と先住民のDNAをかけ合わせた結合体を指します。
2作目の『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』は日本で2022年12月に、『アバター3』は2024年に公開予定です。
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『インセプション』（2010年）
- 監督：クリストファー・ノーラン
- 出演者：レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン＝レビット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ他
- 製作国：アメリカ
『インセプション』は、レオナルド・ディカプリオ主演が第83回アカデミー賞受賞した映画作品です。
インセプションの意味は「情報を植え付ける」こと。
他人の脳内に入り込み潜在意識から情報を盗む産業スパイのコブ（レオナルド・ディカプリオ）は、ライバル会社会長の息子ロバート（キリアン・マーフィ）の頭の中に侵入してほしいと、実業家のサイトー（渡辺謙）に依頼されます。
クリストファー・ノーランが紡ぐ、夢と現実が交錯する世界観をどうぞお楽しみください。
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『インターステラー』（2014年）
- 監督：クリストファー・ノーラン
- 出演者：マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ビル・アーウィン、エレン・バースティン他
- 製作国：アメリカ
『インターステラー』はクリストファー・ノーラン監督によるSF映画で、全世界興行収入6億7789万ドルを記録しました。
地球滅亡のカウントダウンが聞こえる近未来、元エンジニアで2児の父であるジョセフ・クーパー（マシュー・マコノヒー）は、生物学者アメリア・ブランド博士（アン・ハサウェイ）らと居住可能な惑星を求め宇宙の彼方に行きます。
筆者が選ぶ名言・ネタバレ感想(クリックで開けます)
これは筆者が過去に観たSF映画の中で最も感動した作品で、宇宙・生命・人生・家族・恋愛のあり方について深く考えさせられましたね。
「前にママが言ったことをずっと理解できなかった。こう言ったんだ。”親は子供の記憶の中で生きる”って。やっと今意味が分かった。親は子供の未来を見守る幽霊だ。」
これはクーパーが宇宙に旅立つ前、お父さんと離れたくない幼い長女マーフにかけた言葉です。『インターステラー』には他にもたくさん名言があります！
本作は、第20回放送映画批評家協会賞の最優秀SF作品部門を受賞しました。
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『君の名は。』（2016年）
- 監督：新海誠
- 出演者：神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子、成田凌ほか
- 製作国：日本
『君の名は。』は新海誠のオリジナル長編アニメで、全世界興行収入379億円を突破し、2020年秋までは世界興行収入ランキング日本アニメ部門で首位を維持していました。
田舎の糸守町に住む女子高生・宮水三葉（上白石萌音）は、ある日都内のレストランでバイトをする男子高生・立花瀧（神木隆之介）と入れ替わってしまいます。
本作の舞台は、岐阜県の飛騨高山・東京の新宿駅周辺・長野県の諏訪湖・東京四ツ谷の須賀神社など です。
主題歌「前前前世」などを含む映画音楽の担当はRADWIMPS。筆者は中学生の頃からRADWIMPSの音楽が好きだったので、映画館で彼らの歌を聴けてとても幸せでした。
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『ゴースト・イン・ザ・シェル』（2017年）
- 監督：ルパート・サンダース
- 出演者：スカーレット・ヨハンソン、ピルウ・アスベック、ビートたけし、ジュリエット・ビノシュ、マイケル・カルメン・ピット他
- 製作国：アメリカ
『ゴーストインザシェル』は、日本の漫画家・士郎正宗の原作を実写映画化したものです。
日本のアニメ映画『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』（押井守監督）が1995年に公開されて以降、原作はSACシリーズやARISEシリーズとしてテレビアニメ化されました。
『アベンジャーズ』の女優スカーレット・ヨハンソンが主人公を、俳優としても活躍するビートたけしが少佐の上司・荒巻を演じています。
日本の作品がアメリカのSF映画として製作されたのは、タカラトミーのフィギュアから生まれた『トランスフォーマー』や木城ゆきと原作の『アリータ バトルエンジェル』などがありますね。
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『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』（2019年）
- 監督：J・J・エイブラムス
- 出演者：デイジー・リドリー、アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、マーク・ハミル他
- 製作国：アメリカ
『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』は、1977年に始まった『スターウォーズ』シリーズの完結編です。これで過去9作品を通してスカイウォーカー家の一連の歴史を知ることができます。
ネタバレあり(クリックで開けます)
倒したはずの、悪賢く強大な悪の化身：元銀河帝国皇帝パルパティーン（イアン・マクダーミド）が生きていることに気付いたレイとフィン、チューバッカ、レジスタンスの飛行大隊を率いるポー・ダメロンらは、砂漠の惑星パサーナへと急ぎます。
『スカイウォーカーの夜明け』は、光の点滅による発作を引き起こす恐れがあるとディズニーが2019年に注意を促しているので、心配な方は気を付けてください。
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『ミッドナイトスカイ』（2020年）
- 監督：ジョージ・クルーニー
- 出演者：ジョージ・クルーニー、フェリシティ・ジョーンズ、デビッド・オイェロウォ、ティファニー・ブーン、デミアン・ビチル他
- 製作国：アメリカ
『ミッドナイトスカイ』は、作家リリー・ブルックス＝ダルトンの小説を原作とするNetflixオリジナル映画です。
地球滅亡を知りつつも北極の天文台に一人で残る、独身のオーガスティン（ジョージ・クルーニー）は、謎の少女アイリスと出会い一緒に暮らすことになります。
他のSF映画と比べ本作は、激しい感情の波がなく穏やかな物語の流れを感じますね。見ていて心地がよく、夜にひっそり感傷に浸りたくなる作品です。
『DUNE／デューン 砂の惑星』（2021年）
- 監督：ドゥニ・ビルヌーブ
- 出演者：ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン、ステラン・スカルスガルド他
- 製作国：アメリカ
『DUNE／デューン 砂の惑星』は20世紀米国の作家フランク・ハーバートの小説を原作とする、人類が宇宙帝国を築いた西暦1万190年を舞台とするSF映画です。
今作の主人公であるポールは、『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメ（当時25歳）が演じました。
ティモシー・シャラメの美しさを存分に楽しめる作品です。
本作は第94回アカデミー賞で撮影賞・視覚効果賞・作曲賞・音響賞・編集賞・美術賞の最多6部門で受賞しました。
『DUNE／デューン 砂の惑星』はU-NEXT・ビデオマーケット・TSUTAYA DISCAS・Amazonプライム・dTVで配信中 です。
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まとめ
この記事ではアメリカ映画を中心におすすめのSF映画20選を紹介しました。
現実で宇宙へ行くのは難しいですが、上記で紹介したようなSF映画を見ると、自分が宇宙に行った気分になれてとても楽しいですね。
この記事を通して、SF映画に興味を持ってくださる方がいれば非常にうれしく思います。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
また、こちらでは、おすすめのSF小説と選び方を紹介しています。SF好きの方はぜひチェックしてみてください。
この記事では、おすすめの動画配信サービスを紹介しています。映画好きな方はぜひ参考にしてください。
碧 /
ビギナーズ編集部 ライター
好奇心が旺盛なエンタメ系ウェブライター。いらすとやのアイコンが目印の「チョコミントブログ」も運営中。
