「ジョジョ」の漫画を読む順番について解説！アニメを観る順番も紹介

『週刊少年ジャンプ』にて連載をスタートした「ジョジョの奇妙な冒険」。「ジョジョ」と呼ばれ、日本はもちろん海外でも人気を博しています。

ジョジョの漫画を読んでみたいものの、単行本は100巻以上も刊行されていることから、読む順番について迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、ジョジョの漫画を読む順番について紹介します。これからジョジョの漫画を読みたい人は、チェックしてみてください。

ジョジョとは

「ジョジョの奇妙な冒険」(ジョジョ)は、荒木飛呂彦さんの手がける漫画です。独特なセリフやポージング、擬音など、一度は作品に触れたことがあるかもしれません。

『週刊少年ジャンプ』1987年1・2号から連載が始まり、2005年からは『ウルトラジャンプ』で連載されています。メディアミックスとして展開し、2017年には実写映画も公開されました。

物語のテーマは、「人間讃歌」。個性豊かな登場人物が、自分の信条に則り困難を乗り越える姿が描かれています。

単行本が100巻以上も刊行されていて、時代の流れに沿って主人公や舞台が変わっていくのが特徴です。血統やストーリーのつながりもあるので、順番に読むとより楽しめます。

ジョジョの漫画を読む順番

ジョジョの漫画を読む順番を紹介します。

以下の通り、刊行順に読むのがおすすめです。刊行された順番に読めば、物語を時系列に楽しめます。

なお、ジョジョで有名な「スタンド」は第3部から登場します。そのため第3部から読み始め、以降は刊行順で読むのもおすすめです。

第1部：ファントムブラッド

物語の舞台は、19世紀末のイギリスです。

謎多き「石仮面」や、「波紋」を巡る2人の青年の数奇な運命が描かれます。

1人は、ジョジョこと貴族階級の青年ジョナサン・ジョースター。もう1人はジョースター家の養子、下級階層出身のディオ・ブランドーです。

父の死をきっかけにジョースター家の一員となったディオはカリスマ性が高く野心家で、ジョースター家を手中に収めることを企てます。

禁断の力に手を染めたディオとそれに立ち向かうジョジョの、因縁の発端が描かれる物語です。

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第2部：戦闘潮流

舞台は1938年のアメリカ、ニューヨーク。ジョナサンの孫、ジョセフ・ジョースターというお調子者の青年へと物語の軸が移ります。

祖父と同じジョジョという愛称を名乗るジョセフは、「波紋」の使い手です。メキシコで発掘された「石仮面」と究極生物「柱の男」をきっかけに、ジョセフの戦いが始まります。

「柱の男」たちの野望を食い止めるべく、ジョセフとその仲間たちが因縁と運命に身を投じる様子を追った物語です。

第3部：スターダストクルセイダース

時は流れ、舞台は1988年。ジョセフの孫、空条承太郎は「スタンド」(幽波紋)と呼ばれる超能力の持ち主です。

祖父ジョセフが承太郎のもとを訪れ、「スタンド」の発現とDIO(ディオ)の復活が発覚します。かつてジョナサン・ジョースターと死闘をくり広げたディオが、吸血鬼DIOとして生き延びていたのです。

空条承太郎たちと吸血鬼DIOの戦いの火蓋が切られ、物語は大きく動き出します。

「スタンド使い」たちによる世界規模の熱き戦いと、ジョナサンの代から続く一族の因縁の物語です。

第4部：ダイヤモンドは砕けない

物語の舞台は1999年の日本、平和な地方都市杜王町です。

海洋冒険家となった承太郎が祖父・ジョセフの隠し子である、高校生の東方仗助の元を訪れることで物語が始まります。

承太郎が仗助に語ったのは、仗助の父であるジョセフや長く続いた一族の戦いのことでした。

また、出自を告げられた仗助は、杜王町に邪悪な「スタンド」の魔の手が迫っていることを知ります。

一族の意志を継いだ仗助が「スタンド」を武器に、街を守るべく奮闘する姿を描いた物語です。

第5部：黄金の風

舞台は2001年のイタリア、主人公はDIOの息子ジョルノ・ジョバァーナです。

ジョルノは父譲りの強い野心を胸に、ギャングスターとなるべくギャング集団「パッショーネ」に入団します。

「パッショーネ」は多くの「スタンド使い」を抱えており、内部抗争が絶えません。

そして、ジョルノもまた「スタンド使い」です。「スタンド使い」は「スタンド使い」とひかれ合う運命。ジョルノもまた能力者同士の戦いに身を投じていきます。

「運命」をテーマに、ジョルノたちが力強く生き抜く様を描いた群像劇です。

第6部：ストーンオーシャン

2011年のアメリカを舞台に、空条承太郎の娘である空条徐倫がシリーズ初の女性主人公として登場します。

恋人に騙された徐倫が連れられたのは、海に浮かぶ刑務所です。

罠にかけられた娘を救わんと刑務所に乗り込んだ承太郎は、刑務所に潜んでいた敵の手によって瀕死の傷を負います。

徐倫が刑務所で出会った仲間と飛び込んだのは、世代を超えた因縁です。

数奇なことに「スタンド使い」となった徐倫が、DIOが残した禍々しい計画に挑みます。

第7部：スティール・ボール・ラン

舞台は新たな世界へ移り、19世紀末のアメリカです。世紀の大乗馬レース、スティール・ボール・ランが開幕します。

なんと、総距離約6,000kmにも及ぶ人類史上初の北米横断レースです。

下半身不随の元騎手、主人公ジョニィ・ジョースターもこの大レースに出場します。

ジョニィと共にゴールのニューヨークを目指すのは、謎多き男ジャイロ・ツェペリです。賞金として巨額の富が動く中、国家規模の陰謀が渦巻きます。

第8部：ジョジョリオン

物語の舞台はスティール・ボール・ランから120年が経った2011年の日本、杜王町へ移ります。主人公は街の名家に引き取られた記憶喪失の青年、東方定助です。

定助を見つけたのは、広瀬康穂。定助は震災後の街に突如として現れた「壁の目」の付近に倒れていました。

記憶を探すことになった定助と協力者の康穂は、謎を解くたびにまた新たな謎に翻弄されます。

定助の記憶と謎に包まれた「ロカカカ」を巡る、定助と康穂が協力して戦いをくり広げる物語です。

第9部：The JOJOLands

第9部『The JOJOLands』は、2023年2月17日発売の『ウルトラジャンプ』3月号より連載開始予定です。

あらすじや単行本の発売などの詳細については続報を待ちましょう。

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ジョジョのアニメを観る順番

ジョジョのアニメを観る順番を紹介します。

若干のオリジナルシーンなどが追加されてはいるものの、原作漫画をほとんどそのまま再現しているのが特徴です。

以下のように、まずは放送順に見ることをおすすめします。

1st Seasonは、2012年から放送がスタート。

最新作の5th Seasonは、2022年1月から3月にかけて第1クールが放送されていました。2022年10月から、第2クールが放送されています。

なお、2007年には劇場版アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」が公開されました。

また、2017年には実写映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」が公開され話題に。東方仗助は、俳優の山﨑賢人さんが演じました。

そのほかに、神木隆之介さんや小松菜奈さんなど豪華な俳優陣が出演しているのも特徴。実写映画からジョジョの作品に触れた人は、3rd Season「ダイヤモンドは砕けない」からアニメを見るのもおすすめです。

▼関連記事：【無料あり】『ジョジョの奇妙な冒険』を視聴できる動画配信サイトまとめ

ジョジョのスピンオフ

ジョジョのスピンオフ作品について、漫画と小説を紹介します。

漫画

なかでも、『岸辺露伴は動かない』は人気が高い作品です。

岸辺露伴は、第4部の「ダイヤモンドは砕けない」(第29巻〜第47巻)に登場する漫画家。

『岸辺露伴は動かない』には、岸辺露伴がネタを集めるために見聞きした、恐ろしいエピソードが収録されています。

第1作「懺悔室」は、1997年に発表されました。2008年に第2作「六壁坂」が発表され、以降はシリーズ化しています。

2013年には単行本が刊行され、2018年には2巻目が発売されました。

2020年・2021年にはリメイクされ、実写ドラマとしてNHKで放送されて注目を集めました。

ドラマ化されたエピソードは、以下の通りです。

岸辺露伴は、俳優の高橋一生さんが演じています。

こちらの記事では、ドラマ『岸辺露伴は動かない』を無料視聴できる動画配信サービスをまとめています。

小説

ジョジョの漫画を読む順番まとめ

ジョジョの漫画を読む順番について、紹介しました。

単行本が100巻以上も刊行されているので、読む順番について迷ってしまう人もいることでしょう。刊行された順番に読めば、時系列に物語を楽しめます。

ジョジョはアニメや実写映画も公開されているので、気になった人はチェックしてみてください。

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