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シンセサイザーのレンタルサービス4社を比較!安く借りるには?
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
シンセサイザーとは音やサウンドを合成(シンセサイズ)できる機器のことで、自分だけの音を作れる楽器です。
「キーボード」と良く似ていますが、キーボードは前もって調整された音がセットされています。それに対し、シンセサイザーは「音が作れるキーボード」とも呼べる楽器です。
多彩な音を出したり、自分で音を作ったりできるのがシンセサイザーです。
シンセサイザーは鍵盤が少ないショートタイプから、グランドピアノと変わらない88鍵(黒鍵36+白鍵52)のロングタイプまで色々あります。
しかし初心者の方が「やってみたいな」と思っても、シンセサイザーは高価なのでちょっと買ってみるのは難しいですよね。そんな時はレンタルがおすすめです。
今回は、シンセサイザーがレンタルしやすい会社をいくつかご紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね!
※この記事の情報は2022年10月27日時点の情報です。
目次
シンセサイザーがレンタルできるサービス4社
楽器は購入すると高価なものが多く、シンセサイザーも気軽に購入できるものではありません。さらに、ショートタイプやロングタイプと種類もあり、機能も機種によってそれぞれなので、購入する前にレンタルして試してみるのもおすすめです。
ここでは、シンセサイザーがレンタルできるサービス4社をご紹介します。
シンセサイザーのレンタルサービス比較一覧表
サービス名 | 期間 | 最低料金 | 受け取り | 送料 | 申し込み方法 | 運営 |
---|---|---|---|---|---|---|
音レント | 最短1ヶ月~ | 7,700円(税込/1ヶ月) | 宅配or店頭受取 | 無料 ※解体費用はお客様負担、階段上げ等特殊作業料が発生する場合あり |
店頭orサイト内のオーダーフォームから注文 | 株式会社ヤマハミュージックジャパン |
サウンドクルー | 見積もり | 3,300円(税込/1日) | 宅配or店頭受取 | 有料 ※片道7,000円~ |
電話、メール、FAX、インターネットにて見積もり申込み | 株式会社 サウンドクルー |
楽器レンタル・ドット・コム | 最短1日~ | 5,400円~(税不明) | 運搬 (自宅、式場、ホテルなど各会場) |
有料 | サイト内のお申し込みフォームから注文 | 有限会社クリエーターゼロ |
イベント21 | 最短1日~ | 8,800円(税込/1日) | 宅配 | 有料 | サイト内のオーダーフォームから問い合わせ→見積もり申込み | 株式会社イベント・トゥエンティ・ワン |
音レント
ヤマハが手がける『音レント』は、楽器と防音室のレンタルサイトで、ヤマハの楽器を気軽にレンタルできるのが魅力です。
- 送料や返送料が無料(レンタル料金に含まれる)
- フリーダイヤルがある
- 防音室なども借りられる
ヤマハなので安心感も大きいです。フリーダイヤルの対応も丁寧で好感が持てますよ。
会員登録は無料で簡単なので、気軽にレンタルできるところも嬉しいですね。
続いて、音レントでレンタルできるシンセサイザーを紹介していきます。
MOXF6 (フットペダル・ソフトケース付き)
- レンタル料金:7,370円(税込)/1ヶ月
- レンタル期間:最短6ヶ月~最長18ヶ月
- ソフトケース、フットペダル、USBケーブル、取扱説明書付き
- ※スピーカー、ヘッドホンは別
MOXFシリーズは、音楽制作のためのシンセサイザーです。MOTIF XFの音色やサウンドエンジン、フラッシュROMボードなどの拡張性を継承しています。
こちらのレンタル品には、スピーカーが内蔵されていないので、音を出すためには外部アンプやスピーカー、ヘッドフォンなどを接続しましょう。
61鍵モデルとなっており、幅広い制作スタイルに対応しています。
重量は約7.1kgと軽量設計なため、リハーサルやライブに気軽に持ち運べるから大変重宝されます。
SOUND CREW(サウンドクルー)
最新からビンテージまで1万点以上のレンタル品を取り揃える『SOUND CREW(サウンドクルー)』は、シンセサイザーの取り扱いも豊富です。
音源モジュールやスピーカーなどの音響やスタジオもレンタルできるのはとても魅力的で、メンテナンスもしっかりしています。
- イベントなどの利用に最適
- 電話・メール・FAX・インターネットで問い合わせ→見積もり→申込みの流れになり細かく相談ができる
- メーカー・モデル・価格などバリエーションが豊か
- プロが使う音響機材や照明もレンタルできる
映画やCM、プロモーションなどの撮影から、結婚式や文化祭などのライブまで幅広く対応しています。
東京都・東京近郊の地域で展開になり、レンタルの際は、見積もりのお問い合わせから申込みの流れになるためサイト上ですぐにレンタルできない点はご注意ください。
サウンドクルーでレンタルできるシンセサイザーをいくつかピックアップしてご紹介します。
Roland FA07 (76鍵盤)
こちらのレンタル品は、RolandのFA07(76鍵盤/シンセサイザー)です。
ベロシティー対応で、最大同時発音数:128音/パート数:16パートになります。
76鍵モデルで、重量は約7.1kgと比較的軽量設計で持ち運びにも便利です。
KORG – KRONOS 88
続いて紹介したいのが、KORG(コルグ)のKRONOS 88です。
最大同時発音数:200音/音源:9種類になります。
88鍵モデルで、重量は約24.1 kg。また、73鍵モデル(重量:約21.1 kg)と61鍵モデル(重量:約14.3 kg)も取り扱っています。用途に合わせてどのモデルにするか選べるのはいいですね。
CASIO – CT-X5000 (61鍵盤/スピーカー内蔵)
サウンドクルーのレンタルで最後に紹介するのは、CASIO(カシオ)のCT-X5000です。
クラス最大級の出力を誇る15W+15Wのアンプを搭載したスピーカー内蔵のシンセサイザーになります。最大同時発音数:64音/パート数:8種類/音源:1種類になります。
61鍵モデルで、重量は約7.0kgと軽量設計です。
楽器レンタル・ドット・コム
『楽器レンタル・ドット・コム』は本格的な楽器レンタル会社です。
レンタルは東京都を中心とした首都圏だけですが、レンタルできるシンセサイザーの種類も多く、運搬料に設営・撤収料も含まれるのでお得です。
「ちょっと借りて遊びたい」というよりは、「イベントの時にみんなで演奏したい」といったシーンにピッタリでしょう。
『楽器レンタル・ドット・コム』は、スピーカーを搭載していないシンセサイザーには、スピーカーがセットで付くのが魅力です。
ペダル類や椅子、スタンドも「セット商品」を選べば、シンセサイザーに付いてくるので気軽に演奏できるでしょう。
- レンタル可能なシンセサイザーの種類が多い
- 運搬だけでなく設営・撤収もしてくれる
- スピーカーなどが付属する
- ペダル類・椅子・スタンドがセットで付くシンセサイザーもある
ALESIS A6
最後のアナログ・シンセサイザーであるALESISのA6です。最後の銘機といわれています。
アナログの回路をデジタルでコントロールするという最高の組み合わせとなっており、想像を超えるような音を堪能できます。
アナログ・シンセサイザーに興味のある方は、ぜひレンタルしてお試ししてもらいたい一品です。
また、楽器レンタル・ドット・コムでは、多くのアナログ・シンセ、デジタル・シンセを取り扱い中。ぜひ気になる方は、一度覗いてみてくださいね。
イベント21
『イベント21』は、楽器からイベント用品まで幅広く手がけるレンタル会社です。
こちらはステレオスピーカーを搭載の「シンセサイザー ONK-604」などのシンセサイザーも取り扱っています!
スピーカーなどが内蔵されているシンセサイザーをレンタルすれば、外部アンプに接続することなく楽しめるのは嬉しいですね。
自分で用意するものはヘッドフォンくらいです。簡単にシンセサイザーが楽しめますよ。
- スピーカー搭載のシンセサイザーがある
- 全国配送に対応している
- チャットやフリーダイヤルがあって質問しやすい
YAMAHA ONK-604
音楽ジャンルのカバー範囲の広さが特徴的なYAMAHAのONK-604はおすすめです。
小室哲哉さんプロデュースのシンセサイザーとしても有名で、多彩なスタイルに対応できます。
その他にも、イベント21ではKORG(コング)の01Wもレンタル可能。どちらも1日から短期レンタルができるので、短い間のみ使いたい人にはうってつけのレンタルサービスです。
シンセサイザーの選び方
シンセサイザーで楽しめる音は、ピアノやオルガンといった鍵盤楽器の音から、ストリングス(弦楽器の演奏音)、シンセブラス(金管楽器音)まで、本当に幅広いです。
シンセブラスの中にもトランス系やハイブリッドなどがあります。音を試しているだけでも「ついつい時間が経ってしまう」というほどです。
それを更に自分で調整して、独自の音にしていけるので楽しいですよ。
シンセサイザーの種類
シンセサイザーによって鍵盤数が違います。中には鍵盤が無く、音の調整だけをおこなうタイプもありますが、一般的には鍵盤つきが多いです。
鍵盤の数は黒鍵と白鍵を合わせて49鍵盤から、61鍵盤、76鍵盤…そして88鍵盤まであります。
鍵盤の押しやすさ、弾き心地もシンセサイザーによって違うのが特徴。購入を検討している方も何種類かレンタルしてみて、使いやすさを確認しておくと安心です。
レンタルする前に知っておきたいこと
ちなみにシンセサイザーは本体にスピーカーが搭載されていないタイプが多いです。
そのため、シンセサイザーをレンタルする際は下記のものが必要になります。
- ヘッドフォン
- アンプとスピーカー(アンプ内蔵スピーカー)
- スピーカーに繋げるためのオーディオケーブル
- スタンドなどの置き机(スタンドがついていないタイプの場合)
さらに、ライブなどで使いたい場合は下記のものが必要です。
- 持ち運び用のソフトケース
- 電源の延長ケーブル
- サスティンペダル(音を伸ばす機能を持つペダル)
- ボリュームペダル(足で音量操作ができるペダル)
アンプやスピーカーなどをセットでレンタルできるところもありますので、ニーズに合わせてレンタルするとよいでしょう。
シンセサイザーをレンタルする際にチェックすること
シンセサイザーをレンタルできるサービスは様々ありますが、最後にレンタルする際にチェックしておきたい点をまとめました。
それぞれサービス内容やレンタルできるシンセサイザーの種類も異なるので、しっかり比較して選びたいですね。
- スピーカー搭載タイプか?
- スタンドは付いているのか?
- 持ち運び用のケースも付いているか?
- 椅子などはセットでレンタルできるか?
- フリーダイヤルやチャットがあって連絡しやすいか?
- ショートタイプか?ロングタイプか?
持ち運びに重きを置くなら軽量なショートタイプがよいと思います。また、本格的な音調整がしたいなら機能の多いロングタイプがよいでしょう。
シンセサイザーはできることが多いので楽しいです。興味がある方は、ぜひレンタルしてみてくださいね!
まとめ
シンセサイザーがレンタルできるサービスについて紹介しました。
自分の音が作れるシンセサイザーは、種類も多く、タイプも様々なので、どれがよいのか目移りしてしまいますよね。
高価なのでなかなか手が出せなかったり、初心者さんでもレンタルなら始めやすいです。
今回紹介したレンタルサービス4社には、それぞれ特徴があるのでぜひご自身にあったレンタルサービスを見つけて、シンセサイザーをレンタルしてくださいね。
ビギナーズでは、シンセサイザーの選び方とおすすめも紹介しています。ぜひ参考にしてください。
宮乃 かぽり /
ビギナーズ編集部 ライター
フリーライター兼イラストレーター。学生時代は吹奏楽部に所属し、楽器の数などの都合で金管楽器をほぼ経験しました。現在は音楽、ヒーリング、占い、フラワーアレンジなど趣味多彩。チャレンジ精神豊富です!