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【初心者向け】ゴルフクラブの選び方|購入のポイントや方法
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社会人になって上司に勧められたり、周りの友達の勧められたり、大人になってからゴルフを始めることも多いでしょう。
ゴルフは社会人のたしなみのひとつであり、できると交友関係も広がります。
しかし、初心者にとっては始めるまでのハードルが高く感じやすく、特に難しく思うのはクラブの選び方です。
ゴルフを始めるなら、まずはゴルフクラブの購入と考える人も多いでしょうが、クラブは種類が多く、かつ高額なものも少なくありません。
どれが良いか迷ううちに始められないということも多いため、初心者に合った選び方を知り、ゴルフライフをスムーズにスタートさせましょう。
ゴルフクラブの種類
ゴルフクラブを選ぶ前に、まずはクラブの基本的な種類、知識を身につけておくことが大切です。
一口にゴルフクラブといっても種類は豊富で、それぞれで特徴や用途が異なります。
初心者だとどれが何か分からないことも多いでしょうが、種類ごとの違いを知って、きちんと見分けられるようになることが大切です。
ゴルフクラブの種類から基本的な知識を身につけて、ゴルフそのものへの理解を深めましょう。
クラブの大きな分類はウッド・アイアン・パター
ゴルフクラブは大きく分けると「ウッド」「アイアン」「パター」の3種類に分けられ、さらに細部に分類されます。
以下が細かく分けた場合の種類になるため、まずはこれらを覚えましょう。
- ドライバー
- フェアウェイウッド
- ユーティリティ
- ショートアイアン
- ミドルアイアン
- ロングアイアン
- サンドウェッジ
- アプローチウェッジ
- ギャップウェッジ
- パター
クラブの種類は非常に多いですが、基本的には大別した3つの特徴を覚えていれば問題はありません。
簡単に言えばウッドは長距離、アイアンは中距離、パターはグリーンに乗ってからの短距離で使用します。
さらに細かく分けるなら、ユーティリティはウッドとアイアンの中間くらいの距離で使う、中長距離用のクラブ、ウェッジは短距離でのアプローチに使用するクラブです。
ピンポイントでの使い方を見ると、アプローチウェッジはグリーンに乗せる、近づけるため、サンドウェッジはバンカーから抜け出すためなどの違いがあります。
クラブによっては複数の用途で使用できる、オールマイティなものもあるため、あくまで全体的な分類に過ぎないことは理解しておきましょう。
キャディバッグに入れられる本数は決まっている
ゴルフクラブは数が多く、シーンに合わせて適切なものを使い分けることが大切です。
用途を正しく理解し、上手に使い分けることでプレイの幅も広がりますが、ルール上14本までしかキャディバッグに入れられないことは理解しておきましょう。
個人的な練習なら本数制限なく持ち歩いても構いませんが、他人と一緒にプレイする場合やゴルフ場で公式のルールで行う場合は制限は守らなければなりません。
14本は多いように思えて以外に少なく、いかに多様な状況に合わせられる組み合わせを作るかも、ゴルフの醍醐味と言えるでしょう。
例えばウッドだけでも1番から5番と5本、アイアンは1番から9番で9本あります。これらを全て入れてしまうと、それだけで本数の制限を満たしてしまうため注意が必要です。
同じクラブでも番号によって飛距離は違い、若い番号ほど距離が長くなります。
クラブごとの特徴を理解し、上手にセットを組むことが、スコアアップの秘訣でもあります。
ゴルフクラブ選びの基準とは
ゴルフクラブについて基本的な知識を深めたら、次に実際に購入する際の選び方を考えましょう。
ゴルフクラブはウッドやアイアンなど、複数の種類に分けられますが、例えばウッドひとつとっても商品ごとに特徴は異なります。
クラブの性質や特徴、デザインはもちろん、価格や使い勝手まで違うため、注意しなければなりません。
購入時には何を見るべきかを知っておくと、よりスムーズに自分に合ったクラブを購入しやすいでしょう。
身長などの体格はクラブ選びに影響するか
ゴルフクラブは身長や体重といった、体格に影響されることはほとんどありません。
体格の違いで、選ぶべきクラブが大きく変わるわけではないため、複数人で使いまわすことも可能なのが、ゴルフの面白いところです。
もちろん、体格によって腕の長さやパワーは異なるため、それらの違いによってクラブ選びの基準が変わることはあります。
体格が無関係なわけではありませんが、基本的にはそれほど気にする必要はないでしょう。
アイアン選びはライ角度に注意しよう
基本的には体格によるクラブ選びの違いはないものの、アイアンに関しては注意が必要です。
アイアンを購入する際には、ライ角度に注目する必要があり、これは体格で左右されることが多いです。
ライ角度とはクラブを握った時に、地面とシャフトと呼ばれるクラブの柄の部分の角度を言います。握った時に地面に完全に着くのではなく、5ミリ程度浮いた状態が理想です。
ライ角度は身長や腕の長さによって影響を受けやすく、個人によって少しずつ合っているクラブのサイズは異なります。
実際に握って確かめるのが良いため、可能なら試し打ちもして、ライ角度が適切か測っておきましょう。
シャフトの選び方
ゴルフクラブの柄の部分であるシャフトは、「カーボン製」と「スチール製」の2つに分けられます。
簡単に言うとカーボン製は軽くて振りやすい、スチール製は重くてパワーのあるものが多いです。
メーカーによっては重たいカーボン製、軽いスチール製のシャフトもありますが、基本的にはカーボン製は軽く、スチール製は重いという認識で問題ありません。
カーボン製は振りやすく、軽い素材で設計の自由度も高いことから、使い勝手の良いモデルが多いです。
そのため、初心者におすすめなのはカーボン製であり、力の弱い女性でも使いやすいのが特徴です。
対してスチール製はボールにパワーが伝わりやすい反面、操作性の難易度が高く、基本的にはパワーヒッターや経験者向けのクラブです。
初心者はカーボン製、経験者はスチール製と考えても良いでしょう。
また、シャフトには硬さがあり、硬い順に「X,S,SR,R,A,L」とあります。女性は柔らかいAやL、男性は標準的なRから少し硬めのS程度がおすすめです。
クラブの重さの基準
クラブは重さで選ぶことも重要で、初心者なら基本的にはやや重めのものを選びましょう。
一見軽いほうが振りやすく、初心者向けにも思えますが、実は軽いと手打ちになりやすく、上手くスイングするのが難しいです。
ある程度重量があったほうが、スイング時に体が流れづらく、腕だけではなく全身を使ったショットを意識しやすいため、上達も早いでしょう。
また、重たいクラブのほうが飛びやすく、芯を外しても飛距離を出しやすいことも、おすすめする理由です。
もちろん、重ためを選ぶからといって、重すぎるものを選ぶと、まともに振れず、怪我をする可能性もあるため、注意しなければなりません。
ドライバーなら295~315g、アイアンなら370~400g程度が基準です。実際に持って軽いと感じるなら、重量を上げても構いません。
手にある程度重量感を感じることを目安にし、体全体で振れるクラブを選びましょう。
グリップが合わない場合は交換しよう
グリップはクラブの握りの部分であり、これは交換が可能です。
グリップはフィット感が重要であり、どの程度の太さが良いかは個人差があります。
明確な決まりはないため、実際に握った感触で握りやすい太さに調節しましょう。
ゴルフクラブの購入パターン
ゴルフクラブを購入する際のパターンは、大きく4つに分けられます。
どのパターンでも自分に合ったものさえ手に入るなら、問題はありません。
パターンごとの違いを把握し、自分に合った方法でクラブを手に入れましょう。
クラブセットの購入が一般的
初心者がクラブを購入するなら、まずはセットで集めてしまうのが一般的です。
クラブセットなら、ホールを回るのに必要なものが一揃え手に入るため、購入してすぐにプレイもできます。
クラブセットはメーカーによって少しずつ違いますが、基本的にはどこでも初心者セットは置いているでしょう。
スポーツメーカーで有名な「ナイキ」や「アディダス」の他に、ゴルフメーカーなら「キャロウェイ」「ダンロップ」「テーラーメイド」なども有名です。
有名なメーカーなら品揃えも豊富なため、これらでセットを探すのもおすすめでしょう。
必要最小限のクラブのみを購入する方法もある
セットで購入するとすぐにプレイできて便利ですが、本数が多いため金額は高くつきやすいです。
予算を抑えたいなら、必要最小限のクラブのみに限定して購入するのもおすすめです。
セットで全て揃っていると幅広いシーンに対応できて便利ですが、実際には7~9本程度あるなら、大抵の状況には対応できます。
クラブセットは全て揃ったものだけではなく、本数を減らしたハーフセットもあり、これを選ぶのもおすすめです。
7本か9本のセットが主流であり、ゴルフが続けられるか自信がない人は、様子見で購入しても良いでしょう。
中古品という選択肢もある
さらに費用を抑えて購入したいなら、中古品から選ぶ方法もあります。
中古品ならセットでも安く購入でき、仮に続けられなかったとしても、損失はそれほど大きくありません。
長く続けることが決まっているなら、最初からこだわって購入するのも良いですが、続けられるか分からないのに高いものを買うのはリスクが高いです。
自分に合ったクラブを持っているほうが上達も早いですが、全くの初心者だと、そもそもどのようなクラブが適しているか、正確には判断できない場合も多いです。
実際にプレイして、スイングの特徴や癖、飛距離など、詳細な情報を集めてこそ、本当に自分に合ったクラブは選べます。
まずはお試しでゴルフを楽しむなら、中古品を選んで気軽に始めましょう。
「クラブセット」購入後に追加するという方法もある
クラブセットは万人受けするように組まれていますが、必ずしも全てが自分に合うとは限りません。
そのため、実際に使って合う合わないを試してから、後で一本単位で購入するのもおすすめです。
ゴルフを長く続けるなら、まずはセットで購入し、後から自分好みのクラブを買って、セットを組み直すのが基本です。
セットのままで使い続ける必要はないため、セットはあくまでベースと考え、そこから自分好みにカスタマイズしましょう。
ゴルフクラブの購入とその後
自分に合ったゴルフクラブやセットを見つけたなら購入し、その後実際に活用しましょう。
よりスムーズにゴルフを始め、上達を目指すなら購入後に何をするかも重要です。購入時のポイントから、その後の流れまで知っておきましょう。
選んだクラブをゴルフショップで購入
クラブはスポーツ用品店だけではなく、ネットでも購入できますが、おすすめなのは実店舗での購入です。
ネットは安く買える場合も多いですが、実際の使用感を確かめることができず、失敗することも多いです。
店舗で試したことがあるなら問題ありませんが、初見のクラブは必ず店舗で見て、触ってから購入しましょう。
また、購入先はゴルフ用品店がおすすめです。スポーツ用品店のゴルフコーナーで購入することも可能ですが、品揃えが薄く、店員の知識もそれほど深くない場合が多いです。
ゴルフ用品店なら幅広い商品ラインアップに加え、専門知識豊富な店員が対応してくれるため、相談しながらより自分に合ったクラブを選びやすいでしょう。
買ったら打ちっぱなしで打ってみよう
クラブを購入した後は、まずは打ちっぱなしで練習するのがおすすめです。
いきなりホールに出ることも可能ですが、少しでもスコアを伸ばすには、試し打ちをして、手に馴染ませる必要があります。
打ちっぱなしでは、ゴルフレッスンを行っていることもあり、基礎から学びたいなら、それを利用するのもおすすめです。
ゴルフ場と違って、ドレスコードはありませんが、動きやすく、スイングの邪魔にならないよう服装にはこだわることが大切です。
最初の打ちっぱなしで注意すべきこと
打ちっぱなしでは、闇雲に打つのではなく、一打一打集中して打つことが大切です。
最初は準備運動がてらコンパクトなスイングから始め、徐々にスイングを大きくしましょう。
いきなりフルスイングをしてもうまく当たらないことが多く、怪我をしたり、クラブを折ったりする危険性があるため、注意しなければなりません。
また、打数にも注意し、最初から無理をしないことも大切です。ゴルフは打つほどに上達しますが、最初から飛ばし過ぎると体を痛めてしまいます。
特に初心者の場合は、体に余計な力が入っていることも多く、フォームもバラバラで疲れやすく、怪我もしやすいです。
間違ったフォームで打ち続けていると、癖がついて上達の妨げになることもあるため、練習は無理のない範囲でほどほどに行いましょう。
自分に合ったクラブでゴルフ最初の一歩を踏み出そう
ゴルフを始めるには、ゴルフクラブの購入が必要で、選び方は非常に重要です。
選び方次第で、その後のプレイに影響することもあるため、ポイントを把握し、自分に合ったものを選びましょう。
もちろん、どのようなクラブが合うかは実際に使わないと分からないため、ゴルフを続ける中で少しずつクラブを買い足すのもおすすめです。
まずは最適なクラブを選び、使いやすいクラブで気軽に楽しくゴルフを始めましょう。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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