更新
ゴルフクラブの本数はどう選ぶ?おすすめの組み合わせを紹介
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
ゴルフはクラブの振り方以外にも、自分のスキルやレベルに合わせて本数を決定することが大切です。
では、どのようにゴルフクラブを選べばよいのでしょうか。
この記事では、ゴルフクラブの基本ルールや各クラブの特徴、セッティングを決める秘訣、レベル別ゴルフクラブの本数について解説します。
「クラブについて理解を深めたい」「どのクラブを使えばよいのか迷っている」という人などは、ぜひ本記事を参考にしてください。
ライザップゴルフは
専属トレーナーが結果にコミット!
- フィジカルトレーニング・データ分析
クラブフィッティング
3方向からスイングを仕上げる!
完全個室であなた専用プログラム!
\自分の課題が明らかに!/
ゴルフクラブの本数と基本ルール
まずは、ゴルフクラブの本数と基本ルールについてみていきましょう。
クラブは、14本までという決まりがあり、それ以上の場合は、ペナルティがあります。
なぜ14本なのか、ペナルティはどのような内容なのかなど、詳しく解説します。
14本はキャディの負担軽減と縁起担ぎで決定
現在では、クラブの本数は14本までと決められていますが、かつては制限はありませんでした。
しかしながら、あるアマチュア大会で50本を超えるクラブを持ってきた選手がおり、それではキャディに大きな負担がかかると1ダース(12本)とパター(1本)で13本と提案がありました。
さらに13本は、ヨーロッパでは縁起がよくない数字であり、ここに1本追加して、14本までが正式なゴルフクラブの本数になったのです。
15本以上でホールを周るとペナルティ
14本を超えてしまうクラブでホールを周ってしまった際のペナルティは、まずは各関係者や対戦相手に、15本以上のクラブを使用していることを伝えます。
そして、14本のクラブは何を使うのかも報告。1ホール目での発見でプラス2打、2ホール目以降でプラス4打というペナルティもあります。
14本に満たないクラブの本数でプレーしても、後で追加することはできます。クラブが故障した際も、新しいものに交換できる決まりもあります。
しかし、クラブを相手から借りることやプレーが遅れてしまうような行動は禁じられていますので、注意してください。
本数選びのためのクラブ別特徴
各クラブの特徴を理解して、無駄の少ない本数選びを実現させましょう。
ドライバ―、フェアウェイウッド、アイアン、ユーティリティ、ウェッジ、パターそれぞれの特徴や選び方のコツを紹介します。
長距離飛ばすために必須のドライバ―
最もボールを遠くまで飛ばせるドライバーには様々な種類がありますが、形状で言えば2種類あります。
平べったい作りの「シャローヘッド」は、ボールが曲がりづらい構造になっており、まっすぐ飛ばすことができるクラブです。また、高い弾道になることも特徴です。
厚みのある形の「ディープヘッド」は、プロなども愛用しているドライバーです。
風に負けない弾道であり、操作性に優れている種類ですが、ミスショットでは大きく曲がってしまいます。
初心者は「シャローヘッド」、上級者は「ディープヘッド」を選ぶ傾向があるでしょう。
- シャローヘッドドライバー:ボールがまっすぐ飛び、高い弾道
- ディープヘッドドライバー:低い弾道で操作しやすい。上級者向き
関連記事:レベル別のドライバー選び|スコアを伸ばすおすすめ商品はこれだ
セカンドショットで活躍するフェアウェイウッド
ドライバーの次に飛距離を出せるクラブは、フェアウェイウッドです。
ロフト角の違う番手があり、「スプーン」と呼ばれているロフト角15度前後のフェアウェイウッドが人気。
しかしながら、スプーンを使いこなすことは非常に難しく、初心者であれば、5番ウッドである「クリーク」がおすすめです。
他にも、2番「ブラッシー」、4番「バフィー」、7番、9番「ショートウッド」などの種類があります。
ミスを減らしたいのであれば、ボールが曲がりづらい大型ヘッドのフェアウェイウッドを選びましょう。
ボールのコントロールがしやすいアイアン
アイアンは番手の種類が多いクラブであり、形にはマッスルバック、キャビティ、ポケットキャビディの3種類があります。
「マッスルバックアイアン」はシャープな形をしており、ボールをコントロールしやすいです。しかしながら、ミスに弱いという欠点もあります。
「キャビティアイアン」は、「マッスルバックアイアン」のデメリットを解消したクラブです。ミスには強いですが、その分コントロールはしにくくなっています。
「ポケットキャビティ」は、最新のテクノロジーを駆使しして作られたクラブです。ミスを減らせるアイアンであり、飛距離も出ます。
- マッスルバック:コントロールしやすいが、ミスに弱い
- キャビティ:コントロールしにくいが、ミスに強い
- ポケットキャビディ:ミスを減らして、飛距離を出す
使い勝手のいいユーティリティ
ユーティリティは、フェアウェイウッドとアイアンの中間の役割があり、使い勝手のいいクラブとして知られています。
ちなみに外国では、ハイブリッドという名称で定着しています。
形の種類は、アイアン型のヘッドとウッド型のヘッドがあり、操作性であれば前者、やさしく打ちたいのであれば後者を選びましょう。
フェアウェイウッド、もしくはアイアンと同シリーズのユーティリティを選択することで、使いやすさを実感できます。
基本的にはミスに弱くないクラブですので、自分に合ったモデルを見つけることで、快適にショットできるでしょう。
ボールを打ち上げるウェッジ
ウェッジは、ボールを打ち上げたり、バックスピンをかけたりできるバンカーショットのためのクラブです。
飛距離の出るものではありませんが、ボールをコントロールしやすいでしょう。
ウェッジはデザインなどが多少違うだけで、使い心地などに影響がありますので、選ぶ際は注意が必要です。
ヘッドタイプが豊富なパター
グリーンでボールを転がすために必須のパター。
ヘッドの形には、「ピンタイプ」「マレットタイプ」「ネオマレットタイプ」という種類があります。
ネックには「ベントネック」「クランクネック」「センターシャフト」など様々なモデルがあります。他のクラブとは異なり、プロが使用しているパターも選ぶことができます。
ゴルフクラブのセッティングを決めるコツ
様々な種類のあるゴルフクラブですが、セッティングの秘訣を知ることで、よりゴルフを楽しむことが可能です。
まず意識することは、クラブを14本と決めつけないことでしょう。
それから、使いづらい、あるいは慣れていないクラブを選ばないことも重要です。ホールの状況を見て、セッティングすることも無視できません。
こうしたゴルフクラブのセッティングを決めるコツについて詳しく紹介します。
ゴルフクラブは14本と決めつけない
ゴルフの決まりでは、14本までクラブを用意できますが、必ずしも14本選ぶ必要はありません。
ゴルフビギナーであれば、使用頻度の高いクラブだけ揃えれば問題なしです。
目安としては、10~12本バランスよくクラブを選びましょう。
ドライバー1つ、フェアウェイウッド1~2つ、ユーティリティ1~2つ、アイアンセット5~6つ、ウェッジ1つ、パター1つが本数の目安です。
長めのクラブであれば軽量のものを、短めのクラブは重量のあるものを選んでください。
使いにくいゴルフクラブは入れない
「ミスが出づらい」「自分に合っている」「上手に打てる」といったクラブを選ぶようにすれば、快適にゴルフを楽しめます。
パターは必ず1本必要になりますので、その他のクラブは、できるだけ苦手なものを入れないようにしましょう。
不慣れなクラブを使用しても、ミス率がアップしてしまい、スコアを上げることはできません。
ホールの状況を見極める
自分に合ったクラブを選ぶ方法以外にも、ホールに合わせて選択するやり方があります。
風の影響を受けてしまうシーサイド、木々が生い茂る森林、アップダウンのある丘陵など、様々なコースがあり、それらに合わせて打ちやすいクラブを選ぶようにしましょう。
上達度別ゴルフクラブの本数とセッティング
クラブの本数とセッティングは、ゴルフのレベルによっても異なります。
初心者であれば、各メーカーから販売されているセット商品でも問題ありません。
中級レベルの人は、得意なクラブ中心に選べるでしょう。上級者は、有名プロのセッティングを参考にできます。
このような上達度別ゴルフクラブの本数とセッティングについて具体的に見ていきましょう。
基本から学ぶならメーカーのセットを利用
ゴルフを学び始めたばかりの人は、各クラブを1つ1つ吟味するのではなく、各メーカーから販売されている7〜11本のクラブが揃ったハーフセットがおすすめ。
メーカーによってセットになっているクラブは異なりますが、ホールを周れるようにセットが組まれています。
こうしたセット商品ではなく、単品ずつで購入してしまうと長さや重量がバラバラになってしまい、非常に扱いずらくなってしまうでしょう。
初心者セットの相場は、2万円から7万円程度ですので、10万円をオーバーするフルセットよりもコストパフォーマンスに優れています。
関連記事:初心者向けのおすすめゴルフクラブセット
中級者向け得意なクラブ中心の構成例
ある程度のゴルフ歴がある人は、自分が得意としているクラブをメインにセッティングすることをおすすめします。
例えば、アイアンが得意な人は、ユーティリティ中心にして、フェアウェイウッドはメインにしないセッティングにしましょう。
フェアウェイウッドが得意であれば、ウッド中心の構成がおすすめ。
3番ウッドと5番ウッドを基準にし、3番ウッドのフェアウェイ直打ちは難しいこともあるため、5番ウッドを打った際の感触でセッティングするとよいです。
プロに学ぶ上級者向けの構成例
上級者クラスの人は、プロのセッティングを参考にするのも1つの手です。
松山英樹のクラブ構成は、様々なメーカーから成り立っており、石川遼はパターを除いてキャロウェイを使っています。
他のプロ選手のセッティングも参考にしながら、自分のスタイルに磨きをかけていきましょう。
また、上級者はゴルフの基礎は身についており、スイングもほとんど完成されている状態です。
クラブを選ぶ際は、自分がミスしがちなショットを思い起こしてみましょう。
距離が出ない人はドライバーの重量に問題があるかもしれませんし、ボールが曲がりがちな人は、スライスを防止できるクラブを選ぶべきです。
自分に合ったクラブやセッティングを見つけられない際は、オーダーメイドでクラブを作ることも可能です。
もちろんショップなどで販売されているものよりも高値になりますが、今まで以上にスコアを上げる可能性が高まり、より一層ゴルフが楽しくなります。
まとめ:14本にこだわらずゴルフクラブの本数を選ぶ
ゴルフクラブの本数にはルールがあります。14本を超えてはいけないという決まりです。
しかしながら、14本未満でも問題はありませんので、ホールを周る際は、このルールを頭に入れておいてください。
クラブには、ドライバ―、フェアウェイウッド、アイアン、ユーティリティ、ウェッジ、パターがありますが、各々の特徴をおさえて選ぶようにしましょう。
ゴルフクラブのセッティングを決定する際は、使いにくいゴルフクラブは入れず、ホールの状況に合わせてクラブ構成を決めることも大切です。
初心者であれば、メーカーのセットを利用し、中級者は得意なクラブをメインにセッティング、上級者はプロの構成を参考にしながら、打ちやすさを重視したクラブを選んでください。
ゴルフクラブメーカーの特徴と選び方を解説している記事はこちらです。
また、初心者の方は、ゴルフを始める際にゴルフレッスンに通うこともおすすめです。経験のある講師の方に正しいスイングや上達法を教えてもらえるため、上達が早くなります。
初心者の方向けのゴルフレッスンについてはこちらの記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。