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引越し時に購入した方がいい家電は?タダでもらう・安く購入する方法も紹介
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一人暮らしは、礼金や敷金…月々の家賃、光熱費のほか、生活で必要なものを買い揃えるなど想像以上に出費が重なります。「なるべくなら家電は節約したい」というのが本音ではないでしょうか。
今回は筆者の経験談を交えながら、タダで家電をもらう方法や安く買う方法について詳しく解説していきます。良い家電に巡り合うためのポイントも紹介していますので、ぜひ新生活の参考にしてください。
目次
家電家具だけ安く引っ越しできる?
家電や大型の家具だけを運びたいとき、引っ越し業者や運送業者が行うサービスが活用できます。家電サイズや運送距離、重量によって料金が変わります。
たとえばクロネコヤマトには、家具家電を1点から運搬できる「らくらく家財宅急便」というサービスがあります。<料金は荷物のサイズと届け先までの距離によって決まります。
たとえば東京‐大阪間で引っ越しの場合、単身用冷蔵庫・全自動洗濯機・学習机といった、サイズ三辺合計250cm以内のもので約9,000円となります。
大型の家庭用冷蔵庫(三辺合計350cm以内)だとサイズが大きくなるので、東京‐大阪間で約20,000円でした。
一人暮らしで家電を新しく購入するなら?
家電を購入するとしたら、どれくらいかかるのでしょうか。ここでは、一人暮らしの場合に必要な家電と、無くても困りませんがあれば便利な家電を分けて、その詳細や費用をご紹介します。
購入した方が良い家電
一人暮らしにあたって、できれば以下の家電は揃えたいところです。
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
これらは使う頻度が高い、生活の基本になる家電なので揃えておいた方がよいでしょう。
あれば便利な家電
なくても暮らせるけど、あると便利な家電をご紹介します。
- 炊飯器
- 掃除機・清掃ロボット
- テレビ
- アイロン
- 家電調理器具
- 加湿器・除湿器
一人暮らしの炊飯器サイズは2~3合、ほぼ自炊しないなら1.5合サイズで充分です。小型であれば比較的安いので、入手しておいてもよいでしょう。今は電子レンジで温めるだけの食事や宅配食も充実していますが、やはり自炊だと節約できます。
空調に関して、きちんと防寒対策のされていない物件は、ドアや窓からすきま風が入ってくるので、暖房器具(ホットカーペットやヒーター)もあるとよいでしょう。室内の空気がこもりやすい夏場や暑くなる部屋は、扇風機があると便利です。
必須でない家電は、単品だけ短期レンタルしてみることもおすすめです。実際によく使用するなら購入しましょう。掃除機などは年末年始の大掃除のときだけレンタル、という活用方法もあります。
家電のレンタルについては、後述の「安く家電を使うならレンタルサービス」で詳しく解説しますね。
タダで家電を手に入れるには?
タダで家電を手に入れる方法やそのデメリットについて解説します。
親せきや友人に譲ってもらう
タダで家電を手に入れるには、親せきや友人から譲ってもらうという方法があります。お互いすでに信頼関係があるので、やり取りの際も安心ではないでしょうか。
ポイント
「最近引っ越したので、誰かに家電を譲ってもらいたい」と周りに話しておけば、どこからか声がかかる場合があります。最近ではFacebookやInstagramなどSNSを使って呼び掛けている方もいますね。
もし家電を譲ってもらったらマナーとして、菓子折りなどお礼の品を渡すと良いでしょう。心を込めた手紙も添えて、感謝の気持ちを伝えましょう。
炊飯器や掃除機など小型の家電は箱に入れて送れます。もちろんですが送料は自己負担が望ましいですね。
筆者の場合は、譲ってくれた人が高齢のため自宅まで電車で取りに行きました。そのときは大型のテレビを譲ってもらいましたが、買い物用のキャリーカートが活躍しました。
お互い近所なら車で家電を取りに行ったり、届けてもらうと楽です。もしマイカーがない場合はレンタカーやシェアカーを利用しましょう。
こちらの日帰りレンタカーの料金比較が参考になりますよ。
ジモティーや地域の情報誌を活用する
「ジモティー」のような中古品を譲り合って譲渡・販売するサイトでも家電が手に入りやすいです。また地域の情報誌にも家電の情報が載っているときがありますので、こまめにチェックしておきましょう。
家電を譲ってもらうデメリット
サイトなどを通した個人間でも知り合いからでも、譲られた家電には以下のようなデメリットが発生するかもしれません。
- 家電の設置は自分で行う
- 家電が故障したときは自己対応する
- 取引でトラブルが発生する可能性
洗濯機や冷蔵庫など、大型の家電の設置を自分で行う必要があります。ものによっては1人では運べない大きさや重さですので人手を探す必要があるでしょう。
家電の説明書や保証書があれば、こちらも一緒にもらっておくことを忘れずに!もし無い場合に故障してしまうと自分で修理、もしくは修理業者に依頼しなければなりません。
知らない人との取引ではトラブルが発生する可能性が高くなります。信頼できる出品者かどうかは、事前のメッセージなどのやりとりや、評価レビューを読むなどして見極めましょう。
プレゼントしてもらう
引っ越しは進学や結婚などに付随する、イベントとしての側面もあります。そういったタイミングであれば、家電をプレゼントしてもらえるかもしれません。
必要な家電を考えておいて、さりげなく伝えてみましょう。
Amazonの「ほしいものリスト」
Amazonの「ほしいものリスト」を使うという方法もあります。このリストは、他のユーザーを招待して自分の欲しいものを共有できるシステムです。誰でもみれるように公開したり、住所や本名を知られずに送ってもらうこともできます。
作成するには、Amazonにログインしてから以下のように設定してください。
- 「アカウントサービス」から「ほしい物リスト」を開く
- 「リストを作成する」でリストを作って商品を追加する
- 「その他」から「リストの設定」を開き、「公開/非公開」で公開設定にするか、リンクをシェアする
\欲しい家電があるなら!/
ポイント
あまりに高額な家電はあげる側にとって負担になるため、比較的安くプレゼントしやすいものを希望しておくと良いかもしれません。電気ポッドや加湿器などがおすすめです。
家電を安く購入する方法
前段のように都合よくタダで家電を手に入れることが出来るとは限りません。そこで、少しでも安く家電を手に入れる方法についてもご紹介します。
新生活パックでまとめて買う
家電量販店や家具店では、生活の基本になる家電が「新生活パック」などと銘打って売られています。基本的には需要の高まる春が販売時期です。
セット価格のため、1点ずつの購入より安くなっていることがほとんどです。単品で買うより安い上に新品なので、綺麗な家電を安く揃えたい方は要チェックです。
ショップによっては、パックに含まれる家電を自由に選べたり、国内ブランドメーカーで揃えられた安心のパックなどラインナップも様々です。
たいてい洗濯機・冷蔵庫・電子レンジがセットになって売られています。また小型のタイプが多く、一人暮らし向きと言えるでしょう。例えばスペースを取る冷蔵庫はコンパクトな2ドアタイプが主流です。
こちらの記事は家電はどこで買うと安いのか解説しています。参考になるのでご一読くださいね。
フリマアプリ・ネットオークション
フリマアプリや、ネットオークションなどでも家電はよく出品されています。中古品だけでなく未使用品もよくみかけるので狙い目です。
「メルカリ」などのアプリでは、出品者によっては値下げ交渉に応じてくれることも。予算を提示してメッセージ機能などで相談してみましょう。
日本最大級のオークションサイトである「Yahoo!オークション」ではインテリアに良さそうなレトロな家電が見つかるかもしれません。こういったデザインを求めているならチェックしてもいいですね。
これらの購入方法の場合も、説明書や保証書はもらえるか出品欄やメッセージで確認しましょう。格安で手に入っても修理費が高くついてしまったら本末転倒ですよね。
\定番フリマアプリならメルカリ/
【iosはこちら】メルカリをインストールする 【androidはこちら】メルカリをインストールする
リサイクルショップ
リサイクルショップでは中古家電が定価よりは安くなっています。ときには新品同様の掘出し物がみつかるかもしれません。
このとき、できれば1店だけでなく何軒かまわってじっくり検討しましょう。最初は希望していた家電が無くても、時間が経った頃に並べられているケースもあります。諦めずに何回かリサイクルショップに足を運んでみるのが肝心です。
安く家電を使うならレンタルサービス
急な転勤や単身赴任の多い社会人や在学中しか家電を使わない予定の学生は、1~2年、長くても4年と短期の一人暮らしの場合もあるでしょう。
そういったケースで新生活にかかる費用を抑えるなら家電をレンタルするという手もあります。
- 購入するよりも安く家電が使える
- ネットで申し込むだけで配送を待つだけで楽
- 大型家電も設置までサポート
- 家電が故障しても交換や修理が無料でできる
- 事前に使いたい家電が試せる
もちろん利用するレンタルサービスによって受けられるサービスは違いますが、コスパがよく楽に家電を使用する方法としては間違いありません。
またレンタル期間満了前にレンタル商品を返却したくなっても解約料などはかからないので、気軽に試すことができます。
買ったけど使わない、揃えたあとに後悔しないように一度レンタルしてから何が必要かを事前にイメージしておくといいでしょう。
もしもレンタルを検討しているなら、こちらで人気の家電レンタルサービスを比較しています。
CLAS(クラス)
「CLAS(クラス)」は、家具や家電など生活にかかわるものが多数レンタルできます。440円(税込)から家電を借りることができ、比較的安価な価格設定です。
1ヶ月から借りられますが、長期割引として3年目から50%OFF、4年目から80%OFFなど割引してもらえます。短期でお試ししたい方だけでなく長期で家電を借りたい方にもおすすめのサービスです。
家電の配置(一部有料)などもしてくれるので、重たいものが運べない方でも安心してサービスを利用できます。
また定期的に会員登録すると500ポイントがもらえて、初回レンタル時からポイントを使うことも使えるのでお得に借りられますよ。
アリススタイル
「アリススタイル」では2つのプランから自分にあった借り方を選ぶことが出来ます。おしゃれな家電や、美容家電などもそろっており自由に交換しながらお好みの商品を使うことが可能です。
他のサービスと違う点がレンタル品の一部をユーザーが出品していることです。そのため相場よりも価格が安く借りられたり、最新製品が出品されている可能性があります。
ベーシックプランは、都度レンタルする一般的なレンタルプランです。1週間単位で7日間・14日間・28日間から期間を選べます。シンプルで使いやすいプランなので気になっている製品は、まずこちらで使ってみて自分の生活に合うか試してみましょう!
プライムプランは月額2,980円で加入できます。日割りすれば1日約99円なので、そこまで高くは感じませんね。こちらは希望するレンタル期間を自由に設定できて往復送料も無料です。
まとめ
引っ越し当初はやることが多く、バタバタとしているかもしれません。筆者の友人たちは、しばらく家電なしの生活をしていました。自宅で洗濯をせずにコインランドリーで済ませ、お米を炊かずに市販のパックご飯を食べるなど…
ただ一人暮らしもしばらくすると雨の日にコインランドリーに行くのが面倒になり「やっぱり洗濯機がないのは不便だな」と感じて、洗濯機を購入したようです。
引っ越しが落ち着いてきたタイミングをみはからって、少しずつ家電を揃えていけると良いですね。とりあえずはレンタルで過ごして、初任給や仕送りなど収入面が安定してからお気に入りの家電を買い揃えてもいいでしょう。
天野葵 /
ビギナーズ編集部 ライター
多趣味なコピーライター兼グラフィックデザイナー。趣味は料理と食べ歩き、ダンス鑑賞、素敵なカフェやギャラリー、銭湯めぐり。最近は洋楽と邦楽のhiphopを聴いています!