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カーシェアのナイトパックとは?メリットや使い方について解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
車を所有していない人にとって、カーシェアサービスは強い味方ですね。レンタカーよりも気軽に使える点が魅力的です。
カーシェア(カーシェアリング)には、夜間に乗車する人向けのナイトパックがありますが、通常プランと比べてお得に使えるのでしょうか。
今回は、カーシェアサービスについて説明しながら、ナイトパックが利用できるおすすめのカーシェアサービスを紹介します。
メリットやデメリットにも言及するので、比較する際の基準にしてください。
目次
ナイトパックがあるカーシェアサービス4選
国内には多くのカーシェアサービスが展開されています。その中でもナイトパックが用意されているカーシェアサービスを4社紹介します。
近所にステーションがあるものや、格安で利用できるものなど、自分に合ったカーシェアサービスを見つけて快適なカーシェアライフを始めましょう。
各社のナイトパック料金比較表
おすすめカーシェアサービスのナイトパックについて比較しました。
ナイトパック料金 | 距離料金 | 適用時間 | |
---|---|---|---|
三井のカーシェアーズ (ベーシックプラン) |
3,200円~ | 6時間以上の利用 18円/km~ |
18時~翌9時 |
三井のカーシェアーズ (月会費無料プラン) |
3,800円~ | 6時間以上の利用 20円/km~ |
18時~翌9時 |
dカーシェア (三井のカーシェアーズ) |
4,350円~ | 6時間以上の利用 20円/km~ |
18時~翌9時 |
dカーシェア (オリックスカーシェア) |
3,480円~ | 18円/km | 18時~翌9時 |
dカーシェア (カリテコ) |
A・B:2,420円~ C:2,860円~ |
6時間以上の利用 14円/km~ |
A:18時~24時 B:24時~翌9時 C:18時~翌9時 |
dカーシェア (NISSAN e-シェアモビ) |
A:2,600円~ B:3,000円~ C:3,800円~ D:3,700円~ |
なし | A:18時~24時 B:24時~翌6時 C:18時~翌6時 D:17時~翌10時 |
タイムズカー | 2,640円~ | 16円/km | 18時~翌9時 |
オリックスカーシェア | 2,980円~ | 18円/km | 18時~翌9時 |
※価格はすべて税込です。
※2023年4月時点の情報です。
それでは、それぞれのカーシェアサービスをみていきましょう。
三井のカーシェアーズ
「三井のカーシェアーズ」(三井のカーシェアーズ・カーシェアリングクラブ)は国内でも有数の規模を誇るカーシェアサービスです。
登録料は無料で、ベーシックプランと月会費無料プランを選ぶことが出来ます。月会費無料プランなら初期費用も0円で、使わない月もかかる費用もないので、とりあえず試してみたい方や短期間のみ利用したい方にもおすすめです。
またベーシックプランは、月額料金を支払うことで毎回の利用料金が安くなるのでカーシェアを使う頻度が高いなら、こちらがお得です。
ナイトパックを利用すれば、18時から翌9時の15時間を通常のパック料金よりも安価に利用できます。6時間以下の利用であれば、距離料金の加算もありません。
さらに、Tポイントカードが利用できるので、Tポイントを獲得・利用すれば、利用料金を抑えることが可能です。
ステーションが豊富でシンプルなシステムなので、使いやすいカーシェアサービスといえます。
dカーシェア
「dカーシェア」とは、NTTドコモが提供しているカーシェアサービスです。ドコモユーザーでなくても利用可能です。
このサービスは、他のカーシェアサービスとは異なり、登録すると5つのカーシェアサービスと8つのレンタカーサービスから利用するサービスおよび車を選べます。
選べるカーシェアは以下のとおりです。
dカーシェアは、あくまでつなぎ役を果たすサービスというイメージです。料金はカーシェアサービスやレンタカーサービスによって異なるので、それぞれのサービスの料金を確認する必要があります。
中にはナイトパックが取り扱われていないサービスもあるため気をつけてください。
初期費用および月額基本料は無料で、さらにドコモユーザーやdポイントユーザーはdポイントが貯まるため、お得です。とりあえず登録しておけばいざという時に使えるかもしれません。
タイムズカー
「タイムズカー」は全国で展開されている大手のカーシェアサービスです。
街中で黄色い看板の駐車場をよく見かけることがあるかもしれません。カード発行手数料と月額基本料金を支払うことで、全国にあるステーションから好きな時間に車を予約できます。
アプリやWebサイトから簡単に予約ができ、利用者数は全体の中でもトップクラスです。
最大の魅力はステーション数の豊富さです。タイムズパーキングには全てではありませんが、多くの場合カーシェア用の車が停められています。家の近所や駅の近くにあることも珍しくないため、その気軽さが強みです。
車のランクが3段階用意されており、ランクによって金額が異なります。カーシェアが初めての人にもぴったりなサービスです。
オリックスカーシェア
「オリックスカーシェア」はオリックス自動車が展開しているカーシェアリングサービスです。オリックスはレンタカー事業もおこなっていますが、カーシェアサービスも充実しています。
初期費用としてICカード発行手数料がかかります。また月額基本料が設定されているものの、サービス料として同額が利用料金から差し引かれるので、毎月利用が発生すれば実質無料です。
ナイトパックは条件として3時間以上の利用が必要ですが、通常パックに比べてお得になります。
Webでも登録ができますが、説明を聞きたい人向けに説明会を開催しています。説明会に参加して入会すると、カード発行料や2か月分の月額基本料が無料になるなどのキャンペーンを利用できます。
使い方や料金についての不安を解消するため、一度説明会に参加してみるのもおすすめです。
オリックスカーシェアは車種の豊富さに定評があります。多種多様な車に乗りたい人にはぴったりのカーシェアサービスです。
カーシェアとは
「カーシェア」とは、レンタカー同様に有料で車を借りるサービスを指します。
レンタカーとの大きな違いは、分単位で料金がかかる点や、指定のステーションに行き、自分で出発から返却までおこなうことなどです。
会社によって細かい手続きや料金形態は異なります。そこで今回は、カーシェアの基本的な利用方法について説明していきます。
仕組み
カーシェアでは、レンタカーと異なり、まず登録するだけで毎月かかる月額料金を設けているサービスが多数存在します。
使わない月でも支払いが必要になるため、利用頻度が高いほどコスパがよくなりますよね。
続いて、カーシェアの特徴として、分単位でかかる利用料金があります。多くの場合、「15分いくら」という形で支払うことになるでしょう。
逆に1日や日をまたいでの利用では、レンタカーのほうがお得なケースもあるため注意が必要です。走行距離に応じた距離料金が発生する場合もあります。
カーシェアではガソリン料金の負担がありませんが、その代わりに一定時間を超えると距離料金が加算されることがあります。
短時間であれば距離料金の加算は発生しないサービスもあるため、やはり短時間での利用に向いているといえるでしょう。
利用方法
次に、カーシェアの利用方法について説明します。
- カーシェアサービスに登録する
- サイトやアプリを通じてステーション・日時・車種などを選択して予約
専用のキーを受け取る必要がある場合は、キーを受け取ります。 - 指定時間になったら、ステーションに向かい出発
- 予定時間になったら、元のステーションに返却して利用を終了する
支払いは後日になるため、煩わしい手続きなどはありません。
カーシェアのナイトパックとは
カーシェアは基本的に24時間いつでも乗車ができるため、早朝や深夜帯に利用する方もいるでしょう。
そんな方々のために、夜間乗車がお得になるナイトパックを提供しているサービスがあります。夜間利用者にとっては魅力的な内容となっていますよ。
カーシェアのナイトパックのメリット・デメリット
ナイトパックを利用することにはメリットがある反面、場合によってはデメリットがあることもあります。利用する前に十分、確認しておくようにしましょう。
メリット
まずはナイトパックを利用する際のメリットを確認していきましょう。
通常パックより安い
最大のメリットは「通常パックよりも安価である」ということです。夜間のみの利用であれば、通常パックを利用するよりもお得になります。
サービスごとに設定料金は異なっており、利用料金や距離料金が抑えられるでしょう。夜間のみの運転であれば、ナイトパックを積極的に活用してみてください。
交通量が少ない時間に運転できる
夜間は日中に比べて交通量が減少します。交通量が多いときの運転は事故のリスクが高く、ストレスを感じやすい環境です。
夜間の交通量が少ない時間に運転できれば、運転の練習になるだけでなく、混雑や事故によるストレスを軽減できるでしょう。カーシェアで運転の練習をする学生やペーパードライバーの方もいます。
ただし暗く視界が狭くなるため、運転には細心の注意が必要です。また、きれいな夜景を見に行きたいときにもカーシェアを活用できますね。
車中泊や緊急時に役立つ
カーシェアの利用は必ずしも運転に限られません。終電を逃した場合や緊急時に身動きが取れないとき、宿泊目的で利用できます。
スマートフォンやタブレットがあれば、手元で簡単に予約が可能なため、緊急時でも問題ありません。
始発までの時間をホテルで過ごすと、費用が高額になることがあります。しかしカーシェアで車中泊ができれば、費用を抑えながら寝泊まりする場所を確保できます。
ただし、元のステーションに戻さなければならず、運転して離れた場所で寝泊まりすると手間がかかる点には注意しましょう。
デメリット
では、デメリットにはどのようなものがあるでしょうか。具体的に見ていきましょう。
使い方次第ではコスパが悪くなる
通常のパックと比較するとお得なナイトパックも、使い方次第では割高になってしまうというデメリットがあります。
ナイトプランは、夜間の時間料金が固定されているプランが多く、時間いっぱいまで使えばお得です。
ところが、短時間であってもかかる時間料金は変わらないため、かえって損をしてしまうこともあります。
ナイトパックを利用する際は、ある程度長時間利用するほうがコスパがよくなることを覚えておきましょう。
夜間の運転は事故の可能性が高まる
夜間の運転は交通量や人の量が減少する一方で、視界が悪く事故の危険が高まります。また、疲労で眠気を感じやすく、居眠り運転につながる可能性もあります。
自分の車ではなく借りている車のため、保険に入っていても余計な手間やお金がかかってしまうかもしれません。
当たり前のことですが、しっかりと安全運転を心がけることで事故のリスクは減らせます。いつも以上に気を引き締めながら、夜間のドライブを楽しみましょう。
カーシェアのナイトパックを活用しよう
カーシェアでナイトパックを利用することについて説明しました。カーシェアを利用するなら、可能な限り費用は抑えたいですよね。
ナイトパックは通常パックよりも安く済みますが、使用方法によってはデメリットもある場合があります。
紹介したサービスを比較しながら、事故に気をつけて夜のドライブを楽しんでください!
さらに詳しく知りたい方はカーシェアサービスを料金で比較・解説している記事も要チェックです。
ヒロキタナカ /
ビギナーズ編集部 ライター
大学院を修了後、IT業界を経て独立。選書サービスやWebメディアを運営する傍ら、ライターとしても活動しています。趣味は読書やサウナです。