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初心者として釣りをするときに知っておきたいポイントを解説

最近では女性の間でも釣りに興味を示す方が増えていますが、いざはじめようとすると、どう準備を進めたらよいのか悩む方も多いでしょう。この記事では海釣りについて知っておきたいポイントを、初心者でもスムーズに計画しやすい順にしたがってお伝えします。
初心者として釣りをするときに知っておきたいポイントを解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

海、川、湖と釣りには様々なスポットがあります。中でも海は釣り場として施設環境が整っている場所が全国的に多く、初心者にとって釣りをはじめやすいスポットです。

釣り場の選び方は後述で詳しくお伝えしますが、海釣りは足場が安定しており、お手洗いや釣具ショップ、またレンタルサービスが提供されているエリアもあります。

特にレンタルサービスは手ぶらで訪れることができ、道具を買い揃える前に本当に釣りを楽しめるのかが確認できる利点もあります。

以上のような理由から、この記事では初心者には海釣りをおすすめしています。以降の記事ではスポットを海釣りに絞り、計画を立てやすい順にしたがって釣り初心者が知っておきたいポイントをお伝えします。

釣り初心者のポイント

釣りに関する雑誌やインターネット記事などはあふれていますが、情報が多すぎて、結局なにから手を付けたらよいのか戸惑う方も多いでしょう。ここでは初心者の方が釣りをはじめるにあたり、一番最初にすべきポイントをお伝えします。

釣りたい魚を覚える

釣り初心者の方に多い困りごとのひとつが、「なにを用意して、どこで釣ればよいのかわからない」です。この悩みの原因は、実は「釣りたい魚がわからない」ことにあります。釣りは魚によって用意すべき竿が変わり、生息する場所(釣りスポット)も変わります。

そのため、初心者の方はまず、魚について知ることが釣りを楽しむ第一歩だと覚えておくとよいでしょう。自分が釣りたい魚のことを知れば、必然的に必要な竿について、そしてどこで釣ればよいのかについての選択肢が絞られ選定が容易になります。

また、釣りの醍醐味のひとつは、なんといっても自分で釣った鮮度の高い魚を食べられることです。そのためにも、魚の種類を覚えることはとても重要です。初心者でも釣りやすい魚はいくつかあるので、はじめは初心者向けの魚に絞って調べるとよいでしょう。

おすすめの魚の種類

魚は自然の中に生息しています。よく釣れる魚種は地域や季節によって変化します。以下は各季節ごとに釣れる主な魚の種類です。

  • 春:アジ・メバル・カサゴ・クロダイ・ カレイ・アオリイカ
  • 夏:アジ・イワシ・カマス・サッパ・マゴチ
  • 秋:アジ・アイナメ・サヨリ・ハゼ・シロギス
  • 冬:アイナメ・カサゴ・カワハギ・太刀魚・ヒラメ

春から秋にかけては、アジ・イワシ・ハゼなど小さい目の魚が初心者には狙い目でしょう。これらは「調理のしやすさ」の点からもおすすめです。また冬は基本的にオフシーズンにあたるため、初心者にはやや難易度が高くなるかもしれません。

注意したい危険な魚

厳しい自然界で行き抜くため、針や毒などで自衛する魚も存在します。そういった魚を扱う際は注意が必要です。危険ポイントごとに代表的な魚を挙げましたので、釣りに出かける前までに確認しておきましょう。

    【触ると危険な魚】
  • 背びれなどが堅く指に刺さりやすい
  • 針のように刺さり毒を出す

これらを持つ代表的な魚に、アイゴ・エイ・カサゴ・ゴンズイ・ハオコゼ・ヒョウモンダコなどがあります。特にヒョウモンダコはテトロドトキシンという猛毒を持っているので注意が必要です。

  • 歯が堅く噛む力が強くケガをする

アナゴ・ウツボなどにある特徴です。釣れた魚を釣り針から外すときは素手ではなく、どの魚であってもタオルを使用する癖をつけ危険を回避しましょう。また釣りに慣れてきたときも要注意です。

    【食べると危険な魚】
  • フグ類

フグの毒に含まれるテトロドトキシンはで猛毒で、釣れてもリリースできるように覚えておきたい魚種です。

釣りは色々な魚が釣れるもので、そのこと自体が釣りの楽しみでもありますし、もちろん怖がる必要もありません。重要なことは、釣れたときの対応方法を知っていることです。安心して釣りができるよう、しっかり覚えておきましょう。

初心者の釣り場の選び方

釣りたい魚が決まったら、次は「どこで釣るか」を考えます。この記事でお伝えしている海釣りひとつ取っても、釣り場はいくつかあります。ここでは初心者向けの釣り場の特徴を簡潔にまとめましたので、釣りたい魚の生息域の情報とも照らし合わせ釣り場を決めましょう。

人気のある防波堤

関東では堤防、関西より西では波止(はと)と呼ばれる防波堤は、初心者から上級者まで幅広く人気があります。駐車場やトイレなどの設備が整っている場所もある上、足元が安定しているので初心者にもおすすめのスポットです。

釣り専門の公園

地域によっては釣り専門の公園があり、防波堤同様、初心者から上級者まで幅広く人気があります。足場の安定性と広さがあり、手すりもついているので初心者におすすめです。トイレや駐車場が近くに整備されているエリアも多く、利用のしやすさも支持される理由のひとつでしょう。

また近所に釣具店や道具レンタルがあるなど、サービスが充実したエリアもあります。インターネット上にはそうした情報がたくさん出ているので、釣りを予定している地域や行ってみたい地域を検索し、事前にしっかり周辺の情報収集もしておくとよいでしょう。

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初心者が覚えたい釣り方の種類

次にすべきは、釣り方を覚えることです。様々な釣り方がありますが、ここでは初心者が覚えておきたい代表的な釣り方の2種類に的を絞ってお伝えします。いずれも簡単な釣り方ですので、ぜひ覚えて実践してみてください。

技術の要らないサビキ釣り

足元に仕掛けを落とし上下に動かすだけ、と特別な技術が必要ない初心者におすすめの釣り方です。アミエビという餌を餌カゴに入れ釣り上げるため、虫などの生き餌が苦手な人でも簡単にチャレンジできます。釣具屋ではサビキ釣り用の仕掛けセットと餌が売られていますので、そちらを利用するとよいでしょう。

簡単なウキ釣り

魚がかかったときに海に浮かんだウキが沈むため、その合図に合わせて釣り上げる方法です。釣り上げるタイミングを覚えられ、他の釣り方に応用できる基本的な釣り方のため、初心者におすすめです。魚影が見える透明度の高い場所では、ウキがなくても魚が針に食いついた瞬間にタイミングを合わせると釣れます。

釣り初心者が揃えておきたい持ち物

次はいよいよ道具の準備です。釣具屋にはカラフルで目をひくものや、最近はデザイン性に優れたものも増え、つい目移りしてしまいがちです。しかし最初から多くの道具が必要なわけではありません。初心者の方はまず最低限必要な持ちものを揃えるところからはじめるとよいでしょう。

タックルと仕掛け

タックル(竿・リール)と仕掛けは、釣具屋で「釣りたい魚種と釣り方」を伝えるとおすすめのものを選んでいただけます。逆に「釣りがしたい」と曖昧だと選択肢が多くなりすぎてしまい、店員の方も困ってしまうことがあるそうです。「釣りたい魚種と釣り方」と共に予算を伝えると、適したものを教えていただけるので、店員の方に相談してみましょう。

そして、タックルと仕掛けが決まりましたら、ライン(糸)も一緒に購入することをおすすめします。またネットでは釣り方に合わせたセットが用意されていますので、そちらもチェックしてみるとよいでしょう。

安全の為のライフベスト

大勢の人がいる場所でも、海には深い場所も多くあります。釣りでは落水自体、気を付けなければいけませんが、急な突風などで海に落ちてしまう危険性も考えられます。

しかし、そんなアクシデントにあってもライフベストを着用していれば安心です。釣りは気軽に楽しめるレジャーですが、海という自然相手であることを忘れず、安全面の準備もしっかり行いましょう。

ラインを切る為のハサミ

ライン(釣り糸)はとても頑丈なのでハサミは必須アイテムです。釣り針を付けたり、絡まってしまったラインを切ったりと必要な場面は多々あります。ラインカッターと呼ばれる爪切りのような形の専用道具がありますので、用意しておくと便利です。

その他の小物

  • プライヤー

魚から釣り針を外すときや道具のメンテナンス、また仕掛けの変更など多くの場面で必要になる必需品です。工具のペンチに似た形のアイテムですが、釣り用のものを使用したほうが、釣り糸が外しやすいなど使い勝手が違うため、用意しておくことをおすすめします。

  • タオル

魚から釣り針を外すときにタオルで押さえてはずします。タオルを使うようにすれば、先にお伝えした触れると危険な魚にも対応できます。専用のタオルも販売されていますが、一般家庭にあるフェイスタオルでも十分です。しかし、後述のクーラーボックスと同じくニオイが残る可能性もあるため、日常用のものと使い分けすることをおすすめします。

  • バケツ

ロープのついたバケツは、海水をくみ上げて手を洗ったり、魚を洗ったりするために必要です。折り畳みタイプや竿受け(竿置き)がついたものなど、様々な種類が用意されていますので、用途にあったものを選びましょう。

  • ビニール袋

魚を入れることもでき、ゴミの持ち帰りのためにも必要です。ゴミの持ち帰りは釣り人の最低限のマナーとして認識されていますので、忘れずにビニール袋を用意して行き、また釣り場では飛ばされないように工夫しましょう。

折りたたみの椅子

釣りは長時間座っていることも多いので、椅子があると便利です。ドリンクホルダーや竿受けなどオプションパーツがついたもの、1kgもない超軽量タイプのものなど種類も豊富に用意されています。キャンプなど他のアウトドア・レジャーで使用する折りたたみ椅子を既に持っている方は、代用してもよいでしょう。

保管の為のクーラーボックス

釣った魚の新度を保つだけでなく、夏場は飲みものの保冷やお弁当など食事の保管にも利用できます。レジャー用のものでも代用はできますが、ニオイが残ってしまう可能性も。高性能でなくとも釣り用のクーラーボックスを用意し、レジャー用との使い分けをおすすめします。

マナーを守って初心者も楽しく釣りをしよう

釣り場では立ち入り禁止の場所には入らず、出たごみは持ち帰るのは最低限のマナーです。特にラインなどのビニールゴミの放置は海の生態系に影響を与え、釣り場減少の原因にもつながります。

また、調理できない魚はリリースするなど、その場に放置しないことも守りたいマナーのひとつです。次に釣りを楽しむ人のためにも、環境美化の意識を持ちましょう。

そして漁港が近いスポットでは漁師さんの迷惑になることがあり、場合によっては漁業権侵害などのトラブルにもなりかねません。漁業者の方に迷惑をかけないよう、ルール確認を怠らないこことも大切です。

釣りは楽しいアウトドア・アクティビティですが、誰もが気持ちよく利用できるようマナーを忘れず、他の釣り人と自然に優しい釣りを心掛けましょう。

無限大の魅力がある釣りを楽しもう

この記事では初心者がはじめやすい海釣りにスポットを絞ってお伝えしましたが、他にも様々な釣り方やスポットなどがあり、釣りの魅力は無限大です。新しいアウトドア・アクティビティとして女性プレイヤーが増えている釣りを、ぜひ一度体験してみてください。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

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