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ペット同乗可のレンタカー・カーシェア社!会社別ルールも詳しく紹介
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
旅行で一緒にペットを連れて行きたいときや、引越しをするときなどにレンタカーを使用したいケースも多いと思います。レンタル会社によってはペットを扱うルールが違うこともあるので、事前に調べておく必要があります。
同時にカーシェアリングのペット事情やペットを同乗させるときの注意点など、レンタカーを借りる上で知っておかなくてはならないことを学んでいきましょう。
目次
【比較表】ペット同乗可のレンタカー7社
現在はレンタル会社でペットの同乗を可能とする会社はたくさんあります。しかし、各会社によって微妙にルールが違うのでそれぞれ比較をしてみましょう。
ペットの種類・大きさ | 借りられる車の料金/6時間(税込) | 損害時の補修費用 | |
---|---|---|---|
トヨタレンタカー | 犬・猫のみ サイズ:70cm×90cm×75cmのケージに入る大きさ/体重:10kg以下 |
5,500円~ | 修理・消臭等実費と休車補償料金(NOC)が必要 |
タイムズカーレンタル | 犬、猫、小鳥、うさぎ、ハムスターなど小動物 サイズ:70×90×75cm以内のケージに入る大きさ/体重:10kgまで |
5,390円~ | 補修費用や休業補償が必要 |
日産レンタカー | 犬・猫のみ サイズ:70cm×90cm×75cmのケージに入る大きさ |
8,216円~ | 清掃・修理等の実費と休業補償費が必要 |
オリックスレンタカー | 犬・猫のみ サイズ:70cm×90cm×75cmのケージに入る大きさ/体重:10kg以下 |
7,150円~ | 修理・消臭等実費と休車補償料金としてNOC20,000円が必要 |
バジェットレンタカー | 犬・猫のみ サイズ:70cm×90cm×75cmのケージに入る大きさ |
4,950円~ | 修理・消臭等実費と、休車補償料金としてNOC20,000円が必要 |
JR駅レンタカー | 犬・猫のみ サイズ:70cm×90cm×75cmのケージに入る大きさ/体重:10kg以下 |
5,170円~ | 清掃・修理の実費と営業補償20,000円が必要 |
ニコニコレンタカー | 犬・猫のみ サイズ:ケージに入る大きさ |
2,530円~ | 休業補償として20,000円が必要 |
トヨタレンタカー
トヨタレンタカーでは、ペット同乗は基本的にOKとされていますが、利用規約に同意できる人のみを対象としています。
同乗させられるペットは、70cm×90cm×75cmのケージに入る大きさの犬猫に限り、体重は10kgまでの制限があります。ケージは予約者が用意しなくてはなりません。(補助犬の場合は個別対応となり対象外です)
借りられる車種のクラスは、ノアやヴォクシーなどのWクラス、サクシードやハイエースなどのVクラス、ランドクルーザーやハリヤーなどのSUVクラスのみです。
また、ケージの下にはトヨタレンタカーが指定するシートを敷く必要があります。レジャーシートは一枚550円(税込)となり、トヨタレンタカーの営業所で販売しているので購入しなければなりません。
予約時には電話が必須で、ペットが同乗することを伝えてください。利用する際にペット利用の同意書が必要になります。同意書は各営業所に用意してあるので、同意をしたらサインをしましょう。
車の後部座席にある荷物を収容するラゲッジスペースにケージを置き、車内ではケージから出さないことが条件です。そのほかにも車内で犬猫に餌や水を与えることは禁止です。ケージの中で排泄したときは、速やかに処理をしましょう。
タイムズカーレンタル
タイムズカーレンタルでは基本的にペットの同乗はOKですが、一部の店舗で禁止されている場合もあるので確認が必要です。
ペットの種類は犬や猫のほか、小鳥、うさぎ、ハムスターなど小動物もOKです。同乗できるペットのサイズは、70×90×75cm以内のケージに入る、体重10kgまでです。
対象車はワゴンRやムーヴなどのK-0クラス、デミオやヴィッツなどのC-1クラス、レヴォーグやアテンザワゴンのS-4クラス、アイシスやラフェスタなどのW-2クラス、MVPのW-3クラスとなります。
タイムズカーレンタルの場合は、軽自動車やコンパクトカーでもペットの同乗は可能です。そのため、1日あたり約6,500〜14,000円と選べる幅が広いです。また、ペットを同乗する際の追加料金は特に設けてはいませんが、確認は必要です。
ペットをケージに入れて、後部のトランクに搭載します。車内でペットを離すことは禁止されていて、餌や水を与えてはいけません。盲導犬や介助犬などは対象外ですが、必ず政府発行の証明書が必要となります。
日産レンタカー
日産レンタカーではケージを各自用意し、ケージの下に日産レンタカーが用意する専用シートを敷かなくてはなりません。
70cm×90cm×75cm以内でケージに入る大きさの犬猫のみが対象で、健康な犬猫に限り、指定された予防注射を受けているものに限るとされています。
ウイングロードのP5クラスや、NV200パネットのPT5クラス、ジュークなどのRVクラス、エクストレイルハイブリットのRHクラス。エルグランドなどのWクラスや、セレナなどのWHクラス、ADバンなどのVクラス、クリッパーバンなどのCクラスのみとなっています。
利用したい店舗に電話をし、事前にペットが同乗することを伝えてから予約を行います。インターネットからの予約は不可となっています。
ケージはラゲッジスペースか後部の床に専用シートを敷きます。車内では犬猫をケージから出すことは禁じられていて、餌や水を与えてはなりません。
オリックスレンタカー
オリックスレンタカーは、70cm×90cm×75cm以内のケージに入る、体重10Kgまでの犬と猫のみ同乗OKです。
借りられる車種はRV・ミニバンタイプかワゴンタイプの、やや大きめの車に限られています。
ペット同乗サービスは、1レンタルにつき550円(税込)が別途必要で、予約は利用店舗に直接電話することが必要です。ウェブ予約では受け付けていないので、注意しましょう。
バジェットレンタカー
バジェットレンタカーでは、70cm×90cm×75cmのケージに入る小型犬や中型犬、猫んに限り同乗OKとされています。
レンタカーにペットを同乗させるには予め申告が必要で、ケージは各自でご用意する必要があります。
車両のラゲッジスペースか、後部の床を同乗スペースとして、車内でペットをケージから出すことは禁止です。
予防接種や利用後の清掃・修理などに関することが記載された規約書に、同意した上で利用できます。
JR駅レンタカー
JR駅レンタカーで同乗が可能とされているペットは、70cm×90cm×75cm以内のケージに入る、体重10Kgまでの犬と猫のみです。
また、ケージを用意し、車内の指定された場所に指定のシートを敷いて、同乗しなければなりません。
レンタカー内ではケージからペットを外に出したり、車内で給水餌をしたりするのは控えてください。
ニコニコレンタカー
ニコニコレンタカーで、同乗の対象となるペットは犬・猫のみです。自身で用意したケージに入れることが条件で、車内に直接乗せることは禁止されています。
ただし、一部店舗ではペットの同乗に対応していないため、利用店舗に直接連絡をして確認することが必要です。
【比較表】ペット同乗可のカーシェア2社
動物アレルギーの人や、匂いが気になるといったクレームが実際には多いという事実も知っておきましょう。車内をきれいに掃除することが前提なので、ペットの毛などがそのままになっていることが多く、カーシェアリング業者の中でペットの同乗が次から次へと禁止になっています。
利用方法・注意点 | |
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カリテコ | ・事前に「小動物同乗届出書」をカリテコ・センターに提出が必要 ・ケージに入るサイズのペットのみ同乗可 |
Honda EveryGo | ケージに入れれば助手席への同乗も可 |
カリテコ
カリテコは、利用登録を行った会員同士で車をシェアするサービスです。
ペットを一緒に乗せたい場合は、あらかじめ「小動物同乗届出書」をカリテコ・センターに提出する必要があり、許可を受けたペットのみケージに入れて同乗させることができます。
Honda EveryGo
犬に優しいカーディーラーとして知られるホンダが運営する、カーシェアリングサービスのEveryGoでは、ペットを同乗してのご利用が可能です。
利用時はペットをケージに入れて、車内に出さないことがルールです。 また、車内には清掃用具や消臭スプレーなどが備え付けられていることがあるので、利用後はそれを利用して車内の清掃を行いましょう。
ペット可のレンタカー・カーシェアを一括検索!
ドコモが提供するdカーシェアは、8社のレンタカー会社・5社のカーシェアサービスと提携しているため、自分にぴったりの車が簡単に見つかります。
専用アプリは検索機能が充実していて、ペット可のレンタカー・カーシェアを一括で比較できます。初期費用や月額基本料金が一切かからないため、気軽に使えるところも魅力です。
dカーシェアはドコモが提供するサービスですが、もちろんドコモユーザー以外も利用できます。dポイントを受け取るために必要なdアカウントも無料で発行可能なので、まずはdアカウントを作っておきましょう。
ドコモ回線を持っていない人でもアカウント発行可能(無料)ですので、まずはdアカウントを作っておきましょう。
無断のペット同乗はバレる?バレない?
レンタカーやシェアカーにペットを同乗させるとき、連絡や手続きが面倒だからと無断で利用してしまう人もいるようです。
「黙っていればバレないのでは?」と思いがちですが、ペットの毛は思った以上に落ちていますし、動物のにおいはとても強く、慣れている飼い主さん以外が車内に入れば大抵は気がつくものです。
そのため、無断でのペット同乗は基本的にバレると考えてください。車の返却時にはバレず、清掃時などにわかった場合でも、後から違約金や損害賠償などが請求される可能性もあります。
気持ちよくレンタカーやカーシェアリングを利用するためにも、無断でのペット同乗は絶対にやめましょう。
レンタカーでペットを同乗させるときの注意点
レンタカーは返却後に清掃が入るので、比較的ペット同乗が可能な会社が多いです。しかし、利用する側もしっかりマナーを守らなくてはなりません。ここからは、レンタカーにペットを同情させるときの注意点についてまとめていきます。
レンタカーに乗せる前に洗う
自分では気にならないことが多いですが、犬猫の匂いは動物を飼っていない人にとってすぐに動物の匂いと気づかれます。少しでも匂いを軽減させるためにも、しっかりとシャンプーをしておくことが大切です。
前日だとペットに負担がかかるので、出発前の2日前くらいがベストです。特に、長期旅行するときは匂いも車中に染み込んでしまうので気をつけましょう。また、ブラッシングをよくしてあげると、毛も抜けにくくなるので、しっかり行なってください。
普段からキャリーバッグや狭い場所にも慣れさせる
いつも家の中で自由に走り回っている犬猫は、急に狭いケージに入れられてしまうとストレスがかかってしまいます。車に乗せられて不安な気持ちになり、旅行先についたときには「ペットが憔悴しきっていた」ということがないようにさせてあげてください。長期運転の場合は、時間を決めて少し散歩させてあげることも必要です。
迷子にならないために
車の中で不自由な思いをしていたため、犬猫は不安で仕方がなくなっています。そのようなときに外で綱が外れてしまい、迷子になってしまうことも想定しておかないとなりません。
犬猫は近所であれば家に帰ってこれますが、まったく知らない土地ではどうしようもないのです。首輪に住所や連絡先を書いたり、動物病院でマイクロチップをつけてもらうなど事前準備しておきましょう。
大切なペットと一緒にレンタカーに乗ろう
自分の車があれば問題はないのですが、どうしてもペットを同乗させて車を借りなければならないケースもあります。そのようなときは、次の人のためにマナーをしっかり守って気持ちよく利用してください。レンタル会社の多くは同じような同乗条件となっていて、選べる車種が限定されているので確認が必要です。
また、ペットは家族の一員なので、しっかりと責任を持って車に同乗させなくてはなりません。自分のことばかり考えがちですが、狭いケージの中に入れられてどこに連れていかれるのか不安でいっぱいになっていることでしょう。到着したら我慢していたペットを、思いっきりかわいがってあげてくださいね。
安いレンタカー会社は、こちらの記事で比較しています。
また、こちらの当日でもレンタル可能なおすすめレンタカー会社も要チェックですよ。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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