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電子書籍の専用端末とは?電子書籍リーダーのメリットやおすすめを解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
ちょっとした空き時間や移動中などの楽しみとして読書をする方は多いでしょう。また、自己啓発や勉強のために参考書やビジネス書などを移動中に読むという方は、その本の厚さから重いなと感じている方もいるでしょう。
いつでも好きな本を手軽に持ち歩けたらいいなと思いませんか。電子書籍はそんな方にとてもおすすめです。スマートフォンやタブレット端末でも電子書籍を読むことはできますが、本を楽しむならば専用端末である電子書籍リーダーが便利です。
でも、電子書籍の専用端末ってタブレット端末と何か違いはあるのでしょうか。電子書籍専用端末を使うメリットなど、一挙にご紹介したいと思います。
[Kindle端末セール]目次
電子書籍専用端末とは
電子書籍リーダーとは、電子書籍を読む専用の端末で、軽量でコンパクトなものが多く持ち運びしやすいサイズでつくられています。
大きな特徴として、ブルーライトの発生しない電子ペーパーを使用しており、目が疲れにくい点が挙げられます。本を読むことに特化した端末ならではですね。
スマートフォンやタブレット端末で見るよりも目に優しく、長時間読書する方や本が好きな方にはおすすめです。1度充電したら数週間は使用でき、保存容量によっては数千冊ダウンロードできます。
タブレット端末やスマートフォンでも楽しむことのできる電子書籍ですが、やはり本が好きな方や、長時間読書をする方には読書に特化した電子書籍専用端末がおすすめです。
様々な種類が発売されており、その機能や金額、容量やサイズなども様々です。どれを選んだら良いか迷っている方へ、選ぶ際のポイントを後ほどご紹介します。
電子書籍リーダーを使うメリット
本を読むなら紙の書籍がやっぱりいい!という声も多く聞かれますが、電子書籍は手軽に楽しめるツールとして人気がでてきていますね。
では、その電子書籍を選ぶメリットはどんなところなのでしょうか。紙の書籍との違いは?詳しくご紹介していきたいと思います。
目に優しい
電子書籍専用端末は、光を反射して画面を映す電子ペーパーを使用しています。ブルーライトを使用しておらず、目にやさしいフロントライトを搭載しているので、長い間画面を見ても目に負担がかからない仕様です。
目が疲れやすかったり、電子書籍での読書を安全に楽しみたい人にとっては大きなメリットです。
価格が安い
電子書籍の専用端末は1万円以下の商品も多く、タブレットよりも価格が安いです。タブレットは読書以外に音楽が聴くことができたり動画やゲームもできるので、その分価格は数万円以上と高めに設定されています。
読書以外のタブレットの使い方をしない人は、電子書籍専用端末が安価でおすすめです。
充電の持ちが良い
スマホやタブレットは毎日充電している方が多いと思いますが、電子書籍リーダーは電池の持ちがとても良く、数週間に一度の充電でも問題ありません。
機械の種類や使っている時間にもよりますが、6週間充電なしで使用できるものもあります。トイレやオフィスに置きっぱなしにしていても、たまに充電すれば使用できるので管理の手間が少ないです。
ネットが制限されて読書に集中できる
電子書籍リーダーは読書専用の端末なので、ネット検索できるものとできないものがあります。検索できたとしても、見られるサイトが限られていたりします。
読書以外の機能も欲しい人には不便でしょうが、ゆっくり集中して本を読みたい人にメリットです。
電子書籍専用端末の選び方
スマートフォンやタブレット端末でも手軽に楽しめる電子書籍ですが、紙の本が好き、読書が好きという方にこそ電子書籍専用端末がおすすめなのです。
その電子書籍端末はAmazonの「Kindle」や楽天の「kobo」が有名ですが、それだけでなく、様々な種類が発売されています。種類が多すぎてどれを買うか迷ってしまいますよね。
ここでは、電子書籍専用端末の選ぶポイントやおすすめの端末を比較しながらご紹介したいと思います。
価格で選ぶ
重視するポイントのひとつのなるのが価格でしょう。5,000円台のものから10万円超えと幅広い製品が発売されていています。
その違いは容量や画面の大きさ、解像度やwi-fi対応などで異なります。購入の際にはどんなシチュエーションで電子書籍を読む事が多いかイメージし、必要な機能と価格のバランスをみてから購入するのが良いでしょう。
読みたい電子書籍に対応しているか
電子書籍を購入するサイトに対応している端末であるかを事前に確認するのは重要です。
例えばamazon直営のKindleサイトで電子書籍を購入することが多いという方には、kindleの端末ががおすすめですし、楽天の直営サイト楽天Koboでの購入が多い方にはKoboの端末を購入することをおすすめします。
保存容量やサイズ感で選ぶ
容量は4G以上の端末が一般的ですが、読みたいジャンルによってはもっと容量を必要とすることもあります。
例えば、小説などの文字データが中心であれば4GBでも十分なのですが、漫画などの画像データを含むものだと、文字だけのテキストデータで1冊がおおよそ1MBなのに比べ、漫画などは1冊40MBほどがの容量が必要になります。そのため、8GBや32GBなど、容量の大きいものがおすすめです。
画面のサイズも、手軽に持ち運べる6インチが一般的ですが、文字が大きいほうが良い場合や漫画などの画像を楽しみたい場合には7インチ以上がベストでしょう。
漫画をよく読むなら容量8GB・サイズ7インチ以上など、使い方に合ったスペックを選ぶようにしましょう。
重さや防水性など使い勝手は良いか
持ち運びに便利なサイズ感や重さといった「使いやすさ」は選ぶ際に重要なポイントとなりますね。どんなシチュエーションで使用するかを想像すると良いでしょう。
例えば、お風呂でも楽しみたいという方には防水加工された端末を選んだり、漫画などイラスト作品を楽しみたいという方には画質の解像度の高いものを選ぶと良いでしょう。
電子書籍専用端末のおすすめ機種
数多く発売されている電子書籍専用端末の中から、今回は厳選した3種類をご紹介します。
さきほどご紹介した端末を選ぶ際のポイントとあわせて、比較をしながらぜひ自分にぴったりの一台を選んでくださいね。
Kindle Paperwhite Wi-Fi 32GB
Amazonをよく利用する方には特におすすめなのが、Kindle Paperwhiteです。
直接目を照らさないフロントライト方式を用いているので目が疲れにくく、300ppiと高解像度なので、画像データも文字もきれいに楽しめます。防水機能も搭載されており、お風呂やプールサイドでも楽しめます。
32GBと容量が大きく、Wi-Fi接続も可能です。182gと軽量でバッテリーも長持ちするので持ち運びに便利です。
Kindle Paperwhiteは2021年10月27日に新モデルが発売されます。新モデルではディスプレイが6.8インチとなり、さらに大きな画面で本を読むことができます。前モデルに比べ、20%早いページ送りなのもうれしいですね。
対応している電子書籍購入サイト
書籍はKindleストアで購入できます。Amazonの直営サイトで、マンガや小説、ビジネス書など、多様なジャンルに対応しています。
またAmazonプライム会員になることで、追加料金なしで対象商品が読み放題になる「Prime Reading」(プライムリーディング)を利用することができます。
会員費は月額600円(税込)または年額5,900円(税込)です。その他にも会員ならではのサービスが充実しているため大変お得なサービスと言えます。
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こちらの記事ではkindle端末の種類とおすすめを解説しているので、kindle端末が気になる方は参考にしてみてください。
Kobo Clare HD
300ppiと解像度も高く8GBありますので、マンガも楽しむことができます。小説などの文字データであればなんと6,000冊も収納できるのです。
特徴は持ち運びやすさです。他と比べても166gと超軽量。ページのめくりも早く、場所の限られた電車内などでの読書にはぴったりといえます。
端末料金は約1万5千円ほどと、手に入れやすいリーズナブルな価格です。軽量で持ち運びやすいので、移動中の読書が多い方にはおすすめの端末です。
対応している電子書籍購入サイト
楽天が直営する楽天Koboで書籍を購入することができます。購入時は楽天ポイントも使用できるので、日頃から楽天のポイントを貯めている方におすすめ。マンガなども話題作を多く取扱いしています。
電子書籍リーダーのkindleとKoboの違いは、こちらの記事で解説しています。
Likebook Mars
Googleplay対応で、KindleやMoon readerなど自分にあった電子書籍のアプリをダウンロードすることが可能で、タブレットとしても使える高機能な端末です。
ライトの切り替えも可能なため、日中や夜などのシーンにあわせて調節ができます。245gという軽量感で、持ち運びにも便利です。
300ppiと高画質で7.8インチと画面も広いので漫画などの画像データも充分に楽しめます。非常に高機能なため、端末料金は約3万円とやや高額です。タブレット端末としての利用を考えるとお得感もあります。
対応している電子書籍購入サイト
Googleplayからのダウンロードが可能なため、様々な電子書籍の購入できるアプリを利用できます。Kindleにも対応しています。
電子書籍リーダーの選び方やおすすめ端末は、こちらの記事でもご紹介しています。
電子書籍と専用端末をお得に使うには?
電子書籍リーダーを購入するとき、その後は電子書籍をたくさん読む(買う)と考えたら、少しでも安く便利に使いたいですよね。
まずは、電子書籍のメリットをご紹介します。電子書籍にメリットを感じたら、ぜひ電子書籍の読み放題サービスも視野に入れてみてください。
Amazonのkindleでは、電子書籍読み放題サービスがセットになった端末も販売しています。利用料がお得になるなど、本好きには見逃せない商品です。
紙の本よりお得?電子書籍のメリット
電子書籍は、アプリをダウンロードすることでスマホやタブレット端末で読書を手軽に楽しむことができます。メールや音楽などの他のアプリと一緒に持ち歩くことができるので便利ですね。
紙媒体の本と比較して、電子書籍を使うメリットをご紹介します。
紙の本より安いことが多い
電子書籍は本を作成する印刷や運送などのコストや、店頭と違い在庫管理や人件費も比較的安く抑えることができることから、紙の書籍を購入するよりも安く購入できることが多いです。
これは本をたくさん読む方には嬉しいですね。古本屋さんなどで安く購入できますが、誰かが一度読んだ本というのが気になる方もいます。
また、レンタルや図書館で借りるなどは、返さなくてはいけないという期限があるのでなかなか自分のペースで楽しめない場合があります。
本を保管する必要がない
電子書籍の最大の利点は、その持ち運びやすさでしょう。電子書籍ならひとつの端末で様々な種類の本を何冊もデータとして持ち歩くことができるのです。読みたいと思ったときにさっと読みたい本を探して読む事ができます。
また、混雑する通勤や通学の電車のなかでも立っていても、つり革につかまっていても片手で読みやすい手軽さ。そして読んでいる本のタイトルが周囲に見られないというところも、気になる方にとっては利点ですね。
また、かさばってしまって場所をとる本は収納にも悩みますね。引っ越しや移動の際にもかさばるし重いしで困ってしまう存在なのですが、電子書籍だとその心配がありません。
書店へ行ったり、配送を待つ必要がない
書店へ行ったり、配送を待つ必要なく本が購入できる点も良いところ。
インターネット上で検索しクレジットカード決済などで購入するとすぐに読めるので、移動中に気になった本を購入して読みたいときに読む事ができます。
付箋やラインも簡単につけられる
例えば参考書やビジネス書など、気になる点や覚えておきたい箇所にはラインを引きたいですね。電子書籍でもラインを引いたり、付箋をはることができるのです。
また、インターネットに接続ができる端末であれば、わからない単語や語句の意味を調べることも可能。そのため、資格取得や自己啓発のための参考書などを電車の中で読みたいという方にも便利です。
紙の書籍の場合は、電車の中などではラインを引いたり付箋をはることが難しいという場合もあります。また、付箋だといつの間にかはがれてしまったり、かばんの中でぐしゃっとなってしまったりしますね。電子書籍だとそんな心配がありません。
本を読むための手間や道具が不要な点も、電子書籍のメリットです。
読み放題サービス付きの電子書籍端末とは
Amazonの電子書籍サイトkindleでは、定額制で対象本が読み放題になるサービス「KindleUnlimited」を展開しています。
「Kindle Unlimited」の利用料は月額980円(税込)で、約200万冊以上が読み放題の対象です。文庫に比べて単価の高い雑誌も読み放題のラインナップに入っています。月に2冊程度本を読めば、それだけで元は取れてしまいますね。
kindleの電子書籍リーダーには、この「KindleUnlimited」が3ヶ月分ついた端末もあります。利用料がついていない端末と価格は同じです。月1000円以上電子書籍に使っている人は、読み放題サービスがセットになった端末も検討してみてください。
Kindle Unlimitedや、電子書籍の読み放題サービスについては、以下の記事で解説しています。
まとめ
通勤や通学、旅行先など移動中やすきま時間に手軽に読書を楽しむことのできる電子書籍。紙の本が良いという方にも電子書籍専用端末はとてもおすすめ。
普段なかなか本を読まないという方もぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。参考書なども多くありますので、読書以外にも試験対策や自己啓発など、さまざまなシーンで活躍しそうです。
しかし、ついつい読書に熱中しすぎて、歩きながら電子書籍を読んだり、電車で降りる駅を乗り過ごしてしまったりしないように気を付けてくださいね。
こちらの記事では、おすすめの電子書籍サービスを一覧比較して紹介しています。ぜひ確認してみてください。
タカ /
ビギナーズ編集部 ライター
ホワイト企業を退職後、世界一周の旅に。アフリカや中南米、中東などを巡る。帰国後は雑誌社勤務を経て、フリーのライターとして活動中。