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[ピアノ初心者必見]上達のための練習方法のポイント|特徴や魅力について
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
ピアノが弾ける人ってかっこいいですよね。「楽譜が読めない」「高くて買えない」「小さい頃から学んでいないと弾けない」など、大人になって始めるには敷居が高いと思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。ピアノを弾きたい!と思ったときこそが、ピアノの始め時です。
ピアノは優しいメロディーを奏でることもできますし、時に力強い迫力のある音色を奏でることもできる、表現力が豊かな楽器です。私もその様々な音が表現できるピアノに魅力を感じています。
今回はピアノを始めようと思っている方に向けて、ピアノの特徴とピアノ上達するために知っておいていただきたいポイントをご紹介します。
目次
ピアノってこんな楽器です
ピアノは1800年代から多くの人々に愛されてきた楽器です。
もともとは王族や貴族の楽器として親しまれ、現在では大勢の人に演奏される「楽器の王様」と言われるほどのポピュラーな楽器になりました。
まずはピアノの魅力を知っていただくために、ピアノの特徴をご紹介します。
実はシンプルな楽器
ピアノは右手と左手で異なる動きをすることから、難しいという印象を持ってしまいがちですが、実は簡単に音を奏でることができる楽器です。
トランペットなどの管楽器なら、指で音を調整しながら、同時に息継ぎをしないと音は鳴りません。しかしピアノは鍵盤を押す力は関係なく、対象の鍵盤の上を押せば音が鳴るので、誰でも簡単に音を鳴らすことができる楽器です。
演奏しながら足でペダルも踏まなきゃいけないのでは?と思った方もいるかもしれませんが、ペダルは+αくらいに考えていただいて結構です。
両手両足を使わないと!と思っていた方は安心してください。ペダルは音の表現を変えたい箇所でのみ使用するので、足を使わずともピアノは演奏することが可能です。
表現力が抜群
ピアノの最大の特徴としては、鍵盤数が88鍵盤あり、低い音から高い音までを奏でることができるその音域の広さです。
7オクターブもの音を両手10本で演奏することができるので、スピード感のある曲でも多くの音を一度に奏でることができます。
その音域の広さから、ダークな悲しみを感じる曲から明るくハッピーな曲まで表現することが可能なので、その表現力の深さもピアノの魅力です。
「実はシンプルな楽器」でお話しましたが、ピアノには3本のペダルがあります。その中でも一番よく使うのがダンパーペダル(右側のペダル)です。
ダンパーペダルを踏むと弾いた音がのびて聴こえ、音を長く持続させることができます。ダンパーペダルを使うことで音と音をつなげてくれたり、余韻を残すことができたりと曲の豊かさを表現することができます。
ペダルの使い方について知りたい方はこちらをご覧ください。ピアノの役割や上手な踏み方のコツもご紹介しています。
ジャンル問わず楽しむことができる
ピアノはその時代背景と共に、様々なジャンルに表現を変え、歩み遂げてきました。
モーツァルトやベートーベンなどの有名作曲家が作り上げてきたクラシック、1900年代にアメリカ・ニューオリンズではジャズが誕生しました。自分の好きなジャンルの曲を弾くことができるのもピアノの魅力の1つです。
クラシックとジャズではメロディーも曲調も全く違いますが、楽譜が読めるようになればどんな曲でも弾くことができます。実際に「クラシックピアノを習っていただけど、ジャズのピアノの方が好きだから、最近はそっちばかり弾いているの」という方も多くいらっしゃいます。
いろんなジャンルの曲を楽しめるのは魅力的ですよね。
定番のクラシックを演奏したい方には、クラシックの練習曲をレベル別に紹介しているこちらの記事がおすすめです。クラシックピアノを習っている人は誰もが練習曲として使ったことのある定番の曲ばかりです。
アニソン・邦楽・ディズニー・ジブリなどの誰でも耳にしたことがある有名なピアノ練習曲を初心者向けにご紹介しています。ぜひ自分のお気に入りの1曲を見つけて練習してみましょう!
ピアノ初心者が上達するために知っておくべきこと
始めてすぐにピアノをスラスラ弾けるようになれば、それがもちろん一番なのですが、実際のところはそう簡単にはいきません。素敵な音を奏でることができるのも、地道な練習を重ねてこそなのです。
いざピアノを弾き始めたら、思っていたより難しいと感じてしまうときもあるでしょう。だからといって自分はできないんだと落ち込んで、投げ出してしまうのはもったいないです。今からピアノを始めようと思っている方に向けて、上達するために事前に知っておいていただきたいことをまとめました。
楽譜を読めるようする
楽譜が読めない方にとっては、譜面を読めるようにすることが一番ネックになっている点ではないでしょうか。楽譜が真っ黒に見えて、難しそうな印象を持ってしまいがちですが、一度楽譜の読み方を覚えれば大丈夫です。
難しそうな曲でもドレミファソラシドの8音の中で楽譜は出来上がっています。あとはそれを低い音で表現するのか、高い音で表現するのかの違いです。
楽譜を効率よく覚える方法
- 慣れるまでは、下の画像のように楽譜にドレミを書いて、どの音符がどの音なのかを覚えていきましょう。
- 親指を[1]、小指までを[5]として、下の画像にならって指の動かし方を学びましょう。
- 慣れてきたら、楽譜にドレミを書かずに、そのまま指を動かす練習をしましょう。
指の動かし方
右手で指の順番を1、2、3(ドレミ)と動かしたら、親指を中指の下にくぐらせて、また1、2、3、4、5(ファソラシド)と動かしていきます。
左手も同様にドシラと指を1、2、3の順番に動かしたら親指をくぐらせて続けてくださいください。
楽譜の読み方についてはこちらの記事でさらに詳しく解説をしています。弾きたい曲の楽譜と一緒に活用してみてくださいね。
正しい指の使い方をマスターする
ピアノには正しい指の使い方があります。指先が鍵盤に立たせて、手のひらに空気を持たせるように指を置くのが正しいフォームです。
鍵盤と平行に手のひらを持ってきたり、鍵盤の根元に指を置くこともNGです。
綺麗な音が鳴らなくなってしまいますし、少しスピードの早い曲を演奏するとなれば正しい指の形でないと弾きこなすことができなくなります。正しい指の使い方をマスターして、変な癖をつけないようにしましょう。
■左手:○正しい指のフォーム
■右手:×間違った指のフォーム
基本練習はサボらず、コツコツと
いきなり自分の好きな曲を弾こうと思って挑戦しても、実際にどの指でどの音を弾いたらいいかわからない!と感じてしまうと思います。
基本練習を怠らず、指の訓練をするだけで、指の動きは比べ物にならないくらいスムーズに動くようになります。
思うように指が動かせないなと感じたときや、練習前の指の準備体操として練習してみてください。
ピアノの基本練習は単調なものも多くサボってしまいがちですが、頑張って基本練習は続けてください。
初めは思ったように指が動かなくて、くじけてしまいそうになることもあるでしょうが、ぜひあきらめずに続ければ、ふとした瞬間に「指が動くようになった!」と実感するはずです。
より早くピアノを上達させたいなら
スピードアップしてピアノを上達させたい方は、アプリの活用やレッスンに通うことをおすすめします。
最近では無料でマンツーマンのレッスンを体験ができるピアノ教室も増えており、気軽に受講することができます。
ピアノ練習アプリを使う
ピアノ練習アプリには、演奏の練習もできる機能だけでなく、コード譜が入っているアプリも多くあります。忙しい人でも、アプリを使えばすき間時間に譜読みなどを自分のペースで行えます。
ピアノ練習アプリ「flowkey」では、様々な動画が用意されており、その動画に沿って練習していくことで効率よくピアノの上達を早めることができます。
多彩なジャンルから好きな曲をレベル別に選べて、鍵盤上の運指と楽譜が連動して表示されるため、演奏のイメージがしやすいです。スロー再生やリピートなど機能も充実していて、練習をサポートしてくれますよ。
ピアノのレッスンに必要な要素が盛り込まれていて、初心者から上級者まで、全世界600万人以上のユーザーに利用されている人気アプリです。
プロのピアノ講師に見てもらう
ピアノを独学で学ぼうと思っている方や、ピアノを続けられるかわからないと思っている方にもおすすめなのが「ピアノのレッスンに通う」ということです。
レッスンに通うなら独学とは言えないと思う方もいると思いますが、「上達したい」という観点から考えると第三者に見てもらいアドバイスを受けることはかなり重要です。
もちろんレッスンというかたちではなく、周りにピアノ経験者がいる方はその方にアドバイスを受けてもいいでしょう。ですが、レッスンの場合はプロの講師から直接マンツーマンでアドバイスを受けることができるので、的確な指示を聞けますよ。
椿音楽教室では、60分間のピアノのマンツーマン体験レッスンを無料で受けることができます。
東京や、東京近郊にある200か所以上のスタジオでレッスンを受けることができるので、自分の受けたい場所でレッスンを受けることができます。
無料体験レッスンを受けるだけでも十分なアドバイスを受けることができるので、行ってみて損はないでしょう。レッスンに通うことでモチベーションもあがり、目標も作りやすいので挫折しにくくなりそうですね。
レッスンをお探しの方はこちらの記事を参考にしてみてください。大手ピアノ教室から個人教室まで、おすすめのピアノ教室をご紹介しています。
まとめ
いかがだったでしょうか。ピアノの特徴とピアノを少しでも上達させるために知っておいてほしいポイントをまとめました。
なんでもそうですが、何かを始めるときには、いろんな障害がでてくるでしょう。ピアノであれば音を鳴らすことは簡単ですが、1曲をマスターするためには基本練習を含めた練習をしないと、なかなか弾きこなすことはできません。
くじけそうになることもあるでしょうが、練習を続けて昨日までできなかったことができるようになると、何にも変えられない自信につながります。
ピアノに興味を持っている方は、ぜひこの機会にトライしてみてください。
この記事では、独学でピアノを学びたい方におすすめの定番楽譜の紹介や、ピアノの腕が上達するポイントをお伝えしてますので、ぜひ参考にしてください。
ビギナーズ編集部 /
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