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卓球初心者のための練習方法とおすすめアイテムを紹介

卓球バーや旅館、レジャー施設など卓球ができる場所はたくさんあります。見た目は簡単そうに見える卓球ですが、意外と難しく奥が深いのです。そこで初心者のために、どこから始めて何を学んでいけば良いのか、上達の方法を解説します。
卓球初心者のための練習方法とおすすめアイテムを紹介

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卓球をこれから始めようと考えている場合、何から進めていけば良いのか分からない人も多いでしょう。卓球は馴染みのあるスポーツですが、実際に自分が行ってみるとかなり難しいことが分かります。

ここでは初心者の人のために、卓球の始め方から上達方法まで詳しく説明していきます。同時に、役立つ卓球グッズの紹介もあるので参考にして下さい。

卓球を始めるのに最低限必要なもの

最初に卓球に必要な用具について見ていきましょう。個人で揃える必要があるのはラケットとボールです。どのような種類があるのか詳しく解説します。

ラケットは2種類ある

卓球を始めるにはまずはラケットが必要です。ラケットの種類は「シェーク」と「ペン」があります。

シェークハンドラケット

握手をするような握り方をするためこの名前が付けられました。ラケットの両面にラバーが貼られていているのが特徴です。両面で打てるため、フォアハンド・バックハンドが打ちやすくなります。

主にこのシェークハンドラケットが主流となっていて、数多くの選手が使用しています。持ち手の部分が4タイプあり、以下のような特徴があります。

タイプ 特徴
ストレート型
  • 持ち手が一直線になっている
  • 打法によって握り方の調整がしやすい
  • 手のひらが大きい人に向いている
フレア型
  • 持ち手が裾に向かって曲線的に広がった形になっている
  • 握ったときにしっかり固定されて安定感がある
  • 手のひらが小さい人に向いている
コニック型
  • 裾に向かって直線的に広がっていてストレートとフレアをミックスしたような形になっている
  • 握り方を変えやすく固定もされるので安定性も高い
アナトミック型
  • 手の平が当たる中央部分を膨らませフィット性を高めた形となっている
  • あまり主流ではないが根強いファンもいる

ペンホルダー(ペン)

ペンを握るような持ち方からこの名前が付けられて、ペンホルダーを略して「ペン」と言われています。ラケットの表部分にラバーを貼り、片面だけでフォア・バックハンドを打ちます。ペンのグリップには3つのタイプがあり、以下のような特徴があります。

タイプ 特徴
日本式のペンラケット
  • グリップ部分が突き出していて、そこに人差し指を引っかけペンを握る形となっている
  • 重量が最も軽い
  • 早いスイングが可能
  • 手首の稼動範囲も広く決定打を打ちやすい
  • 日本人や韓国人の選手がよく利用している
中国式のペンラケット
  • シェークハンドラケットのグリップが短くなったような形となっている
  • 両面にラバーを貼って使用することが多い
  • 日本式に比べるとグリップが太い
  • 親指と人差し指が離れた握り方をする
反転式のペンラケット
  • 両面どちらでも握れるように上下対象の形となっている
  • 両面に異なるラバーを貼り、ラケットを回転させながら使う
  • 前陣攻守に適した独自のブレード形状
  • 使いこなすのが難しく利用者がとても少ない

卓球において重要なラバー

ラケットに貼るラバーも必要です。ラバー選びは卓球をする上でとても重要なポイントになります。

ラバーには大きく分けて4つのタイプがあり、以下のような特徴があります。

タイプ 特徴
裏ソフトラバー
  • 卓球で一番主流となっているラバー
  • ボールのコントロールがしやすく初心者でも扱いやすい
  • シートの平らな面を表面にしている
  • 表面が平たく、ボールと面との接触面積が大きくなりボールに回転をかけやすい
表ソフトラバー
  • ラバーの表面に粒が出るようにスポンジと貼り合せている
  • ボールと面との接触面積が小さくなり、スピードが出やすい
  • 速いテンポのラリーをする人が向いている
粒高ラバー
  • 表ソフトラバーの粒よりもさらに高くしている
  • 相手ボールの回転の影響が受けにくい
  • ボールの変化を求める人に向いている
  • レシーブが楽に受けられる
アンチスピンラバー
  • 回転が全くかからない
  • 販売数がかなり少ない
  • 自分から回転をかけられない
  • 相手の回転を受けない

卓球のボールの用意も必要

ボールが無ければ卓球をすることはできません。練習場所によっては貸出をしているところもありますが、いつでも練習ができるようにボールも用意しておきましょう。

卓球のボールはプラスチック製で作られていて、硬式のボールは直径40mm、重さは2.7gです。試合用(公認球)と練習用(硬式球)に分けられています。

そのほか、直径44mm、重さ2.2~2.4gの「ラージボール」もありますので間違えないようにしましょう。

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卓球の初心者が上達するためには

早く上達したいという気持ちも分かりますが、基本的な知識を最初に入れておく必要があります。それから徐々にスタートしはじめるという流れが一番良いです。

まずはルールを覚えよう

初心者が最初にすることは卓球のルールを覚えることです。卓球のルールは複雑で、特にサーブに関しては覚えるべきことがたくさんあります。

サーブに関するルールには以下のようなものがあります。

  • 必ず自分のコートでワンバウンドをする
  • サーブは手のひらから16cm以上あげる
  • 手のひらを開いてサーブをする
  • サーブをする前に一旦手を静止する

ルールを知らなければ誰でも違反するような事柄なので、ぜひ覚えておいて下さい。

ボールを返せるようになろう

複雑なサーブやレシーブの必殺技を繰り出すよりも、まず、最初は卓球で勝つために相手より1本多く返すことが大事です。一本でも多く返すために、技術としてツッツキとブロックを学んでいきましょう。

ツッツキ

ラケットの面を上に向けて卓球台でボールの下をこすり、下回転で相手に打ち返す方法です。卓球は基本的にどのようなボールでも回転がかかっています。

ツッツキは打たずにつっつく打ち方なので、相手の回転を読み間違えさえしなければしっかりと打ち返せます。安定性もあるため、ラリーが続くようになります。

ブロック

相手の強いボールを止めることを言います。ブロックは思い切り打ち返さないので、防御という考え方のほうが良いでしょう。とにかく相手の強いボールをブロックして、自分が攻撃できるチャンスをうかがいます。

最初は難しいですが、速いボールに慣れてくるとブロックができるようになります。

自宅で練習しよう

卓球ではフォームを覚えるために素振りの練習が重要です。素振りは家でもできるので、時間があれば行ってください。攻撃的な卓球もできるように、さまざまな状況をイメージして行うとより上達が早くなります。

バックとフォアのスマッシュや、カットサーブの素振りなど部屋の中でもできるものばかりなので、正しいフォームを身につけられるように練習してみて下さい。

卓球教室に通うことも検討を

卓球の練習相手や卓球仲間ができるため、良いライバルができてモチベーションも上がりやすくなり、初心者の上達にはおすすめです。指導のプロに基礎から教えてもらえるので効率的に上達できます。

マンツーマンだと高くなりますが、教室であれば2時間で約2,000円前後で通えるため気軽に参加できます。

卓球初心者のおすすめ練習方法

初心者におすすめの練習方法はいくつかあるので参考にしてみてください。地道な練習こそが上達への近道です。

フォアとバックの切り替え練習

フォアとバックを1球ずつ切り替えて打つ練習方法です。慣れてきたらスピードを上げるようにしてください。この練習でフォアとバックの切り替えを体にしみこませます。

目で見るより実際に行ってみるとスピードの速さに驚きますが、コツコツ行っているとスムーズな切り替えが可能になります。

多球練習をする

多くの球を使って練習する多球練習は、時間のロスを少なく練習できるので効率が良いです。球を出す側がスピードをコントロールすることで、レベルに合わせて練習できます。

たとえボールが遠くに飛んで行くミスをしても、中断をせずに次々とボールを打てるのです。打つ球が増えると初心者もボールに慣れてくるというメリットもあります。

体幹のトレーニングをする

卓球の上達に体幹のトレーニングは欠かせません。体幹が未発達だと、球が軽かったり手打ちになったり疲れやすくなってしまいます。

あまり運動量がないように見える卓球ですが、実はかなりハードなスポーツです。しっかり体の軸を安定させないと思わぬケガにつながるので、自分の体を守るためにも体幹トレーニングをしておきましょう。

初心者におすすめの卓球セット

初心者におすすめのセットで、値段が安く手軽に練習できるようになるものを3選まとめてみました。卓球上達のために購入を検討してみてはいかがでしょうか。

ノーザンブラザー ポータブル 卓球ネット セット

シェイクハンドラケット2本、ボール3個と簡単に設置できる伸縮ネットが揃ったセットです。これさえあれば、遊びから練習までどこでも卓球ができるようになります。

自宅のテーブルに設置できるネットは、伸縮サイズ最長190cmまで伸びます。さらにテーブルに挟む際の厚さは最大5cmまで設置が可能となっています。そのため、大体のテーブルサイズに合うでしょう。

価格も1,500円とお手頃なので、まずはボールに慣れ親しみたいという人にぴったりです。ポータブル式で持ち運びが便利な卓球セットとなっています。

Kaiser 卓球 ラケット セット 

シェイクハンドとペンの2種類のラケット、ボール3個のセットです。初心者なので、まだどちらのラケットを使うかわからない人にもちょうど良いです。

自分に合ったタイプのラケットが分かるようになったとき、しっかりしたマイラケットを購入するのもおすすめです。ラケット2本とボール3個が付いて、値段が844円というかなりお手頃価格と言えます。

ニッタク 初心者・新入生応援セット ラバー貼り加工済み 卓球ラケット 

ラバー貼り加工済みのラケット1本と、ラバー2枚、ラケットケース1個、サイドテープ1個がついたセットです。日本卓球協会公認のラケットなので公式戦でも使えます。

価格は7,992円と少し高めですが、これから本格的に始めていきたいという人にぴったりのセットです。ラバーも貼ってあるため、すぐに本格的に使いたいという人は試してみて下さい。

初心者にもおすすめの練習をして卓球を上達させよう

遊びの卓球であれば楽しく行えますが、これから本格的に始めていくのであればしっかりとした基礎知識が必要です。卓球のルールはたくさんありますが、ひとつひとつしっかりとこなしていけば覚えて慣れていきます。

いきなり難しいことから始めるのではなく、道具も含めて簡単なものからスタートしていくことが上達への第一歩です。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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