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トライアスロン用のウェットスーツおすすめ3選を紹介!選ぶポイントと解説します

トライアスロンはスイム、バイク、ランの3種目を行うスポーツです。どの種目にも合うように作られているウエットスーツ(トライスーツ)を着用することで各種目を安全・快適に楽しむことができます。選ぶポイントとおすすめスーツをご紹介します。
トライアスロン用のウェットスーツおすすめ3選を紹介!選ぶポイントと解説します

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トライアスロン専用ウェットスーツ(トライスーツ)には、トライアスロンの3種目(スイム、ラン、バイク)通して着用可能なタイプとスイム専用ウエアの中に着こむタイプの2種類があります。

また形も4種類に分かれているので、それぞれのポイントを見ながら自分に合ったスーツ選びをしていくことが大切です。

ウェットスーツはトライアスロンの必需品

トライアスロンを行う場合ウエットスーツを着用することを推奨されています。

最近の大会では安全面からウエットスーツ着用の義務も多くなってきました。ウエットスーツの必要性を詳しく知っておきましょう。

安全のため多くの大会で着用義務

日本国内でのトライアスロン競技を統括している「日本トライアスロン連合(JTU)」の競技規則では、ウェットスーツの着用基準は次のようになっています。これは国際トライアスロン連合のルールに準拠しています。

  • スイム距離が1,500m以下の場合:15.9度以下 必須
  • スイム距離が1,501m以上の場合:15.9度以下 必須

ただし個々の大会のローカルルールが優先されることが多いので、このルールがすべてというわけではありません。

トライアスロンのスイムは海や湖などのオープンウォーターでおこなわれるので、水中で体温を奪われないように保温性があり、浮力にも機能性が優れている専用のウェットスーツが必要です。

トライアスロン用のウェットスーツで好タイム

トライアスロン用のウェットスーツとサーフィン用のウエットスーツの違いを見ていきましょう。

種類  浮力 泳ぎやすさ 水の抵抗 着脱のしやすさ 防寒効果 素材
トライアスロン用 ストレッチ性が高い
サーフイン用 × 厚地 水分含みやすい。

トライアスロン用のウェットスーツは「泳ぐため」、サーフィン用のウェットス―ツは「防寒のため」と目的が違います。競技にあったものを用意しましょう。

ウェットスーツの中にはトライスーツ

トライスーツは、肌に直接着用するトライアスロン専用のスーツです。大きく分けて2タイプあります。

  • ウェットスーツ(スイム専用)の中に着こむタイプ:速乾性が高い
  • 3種目通して使用:防水性が高い

大会、主催者側によって前開きジッパータイプ着用禁止の場合もありますので、事前に確認しましょう。

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トライアスロン向けウェットスーツの選び方

トライアスロン用のスーツにはいくつかのタイプがあります。自分にあったものを選ぶために、それぞれの特徴や購入方法などを理解しておくことが必要です。

動きやすさが変わるウェットスーツのタイプ

ウェットスーツのタイプは4種類にわかれています。

種類 特徴 対象
フルスーツ 全身がスーツに覆われてて、浮力が大きい 泳ぎに自信がない人、初心者向け
ロングジョン
  • 上半身ノースリーブのため腕が動きやすい
  • 気温の高い季節向き
ある程度泳げる人向け
ワンピース
  • ウェスト部分につなぎ目がない分水の抵抗が少ない
  • 種類が豊富にあり
初心者向け
セパレート
  • 動きやすい
  • 着脱がしやすい
  • 腕を前にだしやすい
ある程度泳げる人向け

自分にフィットするサイズがあるか

トライアスロンで着用するウェットスーツは、既製品かオーダーメイドかのいずれかになります。

初めて用意する場合は、既製品の購入やレンタルすることをおすすめします。どのタイプのスーツが合っているかを把握することと、トライアスロンをやり始めて体のサイズが変わることもあるためです。

また既製品は人気のメーカーから選ぶとよいでしょう。サイズやタイプも豊富にあるので安心です。

理想のウェットスーツはオーダーメイド

トライアスロンを続けていくようになったら、オーダーメイドの方がおすすめです。

自分の体により合ったものであればフィット感も高くなり、水の抵抗がより少なくなり、動きやすさにも満足できるようになります。

オーダーメイドでは首回り、肩、胸、ウェスト、ヒップ、太もも、足首まで全身を採寸してからの作成になります。サイズだけではなく、生地の厚みなどもパーツごとに指定が可能です。

既製品のおすすめウェットスーツ3選

トライアスロン用のスーツを製造している人気のあるメーカーを3選ご紹介していきます。スーツ選びに迷った場合には、人気のあるメーカーも選択肢に入れてみていきましょう。

HUUB「AEGIS III Sleeveless」

HUUBブランドのロングセラー「イージス」シリーズの第3世代モデルです。

HUUB独自技術のX-Oスケルトン構造により、骨盤から臀部にかけてサポート力を強化し、スイム中の体のブレを軽減することでボディバランスが向上し、ストロークが効率化されるので疲れにくくなります。

脇の下を1.5mmの厚さの素材にすることで肩回りの柔軟性を実現させました。

紐を引っ張るだけで素早くあけることができる「ブレイクアウェイジッパー」搭載されています。

2XU「P:1 PROPEL」

ー) 」のプロペルウェットスーツは、初心者におすすめのオールラウンドタイプです。

ネオプレン素材は1~5mm仕様で浮力もしっかりあります。またSCSという特殊なコーティングを施しているので、水中で腕への流水抵抗を抑える効果があり、耐久性や摩擦防止にも優れています。

手足の先から付け根まで段階的な圧力が加わる設計になっているので、体の末端から心臓への血流の循環を促してくれる構造になっています。

ATHELONIA「ZERO」

ATHELONIA(アスロニア)の「ZERO」は、伸縮性の高いネオプレン素材を使用しており、上位モデル同様のカッティングと水抜き仕様のスタンダードモデルです。

独自のカッティングで水中での動きやすさの追求、水の抵抗を軽減する素材「スーパーコンポジットスキン」を採用しています。

浮力のポイントになる生地の厚みを胴回りを3mm、泳ぎに影響がでる肩回りは厚みを1.5mmにしています。

ATHELONIA

トライアスロン向けウェットスーツの扱い方

ウェットスーツは、扱い方によって長く着用できるものです。正しいメンテナンスの方法や、日ごろの着脱の方法など知っておくことが大切です。

潤滑剤を使い脱ぐ時間の短縮する

ウエットスーツを脱ぐ場合にはスイム後できるだけ時間を空けずに脱ぐことがおすすめです。ウェットスーツ内の水分が潤滑剤の役割を果たすためです。

大会中など急いで脱ぐ必要がある場合には、潤滑剤を利用します。ワセリンが有名ですが、最近では肌に優しい弱酸性で水溶性のものも出ています。

「エイカー」のジェルは水溶性なので、手についてもすぐ洗い流すことができ、ゴーグルなど汚してしまい慌てることもなくなります。

自分にあった潤滑剤をあわせて探しておきましょう。

ちょっとした破れには専用の接着剤

ウェットスーツの素材により、小さい穴があいてしまうことがあります。

特にゴム(スキン)素材は穴が開きやすいので、破れた箇所を見つけたら小さいうちに専用のボンドまたはテープで補修することが必要です。

補修をしないまま、着用していますと大きく広がってしまいます。早めに補修することで、長く着用することができます。

またウェットスーツは一般家庭のミシンでは補修ができません。専用のボンドと必要であれば専用のテープを使用しましょう。

使用後は塩抜きしてから陰干しで乾燥

ウェットスーツは使用後できるだけ早めに真水での水洗い(塩抜き)をすることが重要です。濡れたままの状態で放置してしまいますと雑菌の増殖や生地の劣化の原因になります。

ジッパーの部分には砂などがたまりやすいので、しっかり洗い流しましょう。

ウェットスーツを干す場合は直射日光を避けましょう。直射日光で干すと劣化や硬化の原因になるので、肩に負担のかからないハンガーにかけて、影干しすることをおすすめします。

折りたたんでの保管は厳禁

完全に乾いたウェットスーツは、ハンガーで保管します。その際にシリコンスプレーでトリートメントしておくとよいでしょう。

  • 劣化を遅らせる効果
  • 素材が柔らかくなる
  • 可動部の潤滑性を高める

などの効果があります。ただしスプレーを使用するするときは必ず屋外で行ってください。室内でスプレーを使用すると、床(フローリング)にシリコン剤がかかると、非常に滑りやすくなり、危険です。

収納は、ハンガーにかけたままの状態が適しています。肩部分に負担がかかりにくい、幅のあるハンガーにかけておきましょう。たたんでの収納は、折り目や、折りしわの部分が劣化の原因になります。

たたんで収納する場合には、タオルを丸めたものをはさみ、しわをできるだけ作らないようにしましょう。

トライアスロン参加のためにウェットスーツを購入しよう

トライアスロンのウェットスーツは「着脱しやすいこと」「動きやすいこと」をポイントに作られているトライアスロン専用のスーツです。トライスーツとも呼ばれています。

トライスーツはトライアスロンの各競技に共通して着用可能のものと、スイム以外の2種で使用できるものがあります。ウエットスーツのタイプも袖があるもの(フルスーツ)と袖がないもの、ワンピースタイプとセパレートタイプなどに分かれています。

スイムに自信がない人や、体力に自信がない人にはワンピース型のフルスーツがおすすめでしょう。生地に覆われている部分が多いほど、水中での抵抗がなく、浮力にも効果があります。

オープンウォーターでおこなわれるトライアスロンのスイムでは、初心者の場合、安全面からもフルスーツの方が安心です。

最近の大会は9割はウェットスーツを着用することになっており、ウェットスーツがないと参加できない場合もあります。

まずはレンタルか既製品からスタートしてみましょう。ある程度自信がつきトライアスロンを継続していけそうになったら、オーダーメイドのウェットスーツにチャレンジしてみましょう。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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