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メンズランニングシューズのおすすめ8選を紹介!

手軽にできて身体作りに最適な運動といえばランニングです。ですが、普段履いている靴で走るのはおすすめできません。ランニングシューズはあなたの走力を向上させ、故障のリスクも減らしてくれます。良いランニングシューズを選ぶコツをお教えします。
メンズランニングシューズのおすすめ8選を紹介!

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走るという行為は人間にとって難しいことではありませんが、実はかなり負担がかかりエネルギーを使う行為です。だからこそランニングをすることによって身体が鍛えられ、健康増進に役立つ訳ですが、リスクもあることは知っておきたいものです。

ランニングのリスクの中でも、最も大きいリスクは足を痛めることです。それを防ぐために、ランニングをする時は必ずランニング用のシューズを履くようにしましょう。

ランニングシューズは脚の負担を軽減するだけでなく、走りやすさを劇的に向上させ、普段以上の走力を与えてくれます。

それだけ重要な用具なので、選ぶ時もできるだけ自分に合った、質の良いシューズを選びたいものです。ここでは良いランニングシューズ選びのために頭に入れておきたいことを解説します。

ランニングシューズ選びのポイント

まずはランニングシューズを選ぶ時に気を付けたいポイントや、知っておきたい基本知識をいくつか紹介しましょう。これを知っているとシューズ選びでミスをしなくなります。

自分の足の形に合ったシューズを選ぶ

ランニングシューズを選ぶ際、最初に行うべきことがあります。それは裸足になって自分の足の指をじっくり観察することです。

日本人の足の形はスクエア型、エジプト型、ギリシャ型の3種類あると言われています。足の指の長さ、とくに親指と人差し指の長さによって分かれます。

  • スクエア型…親指と人差し指の長さがほぼ同じで、全体的に指の長さにあまり差がない。日本人の約10%がこのタイプになる。
  • エジプト型…親指が人差し指より長く、指が小指に向かって少しずつ短くなっていく。日本人にもっとも多い。
  • ギリシャ型…人差し指が親指よりやや長い。日本人の20%はこのタイプと言われる。

自分がどのタイプかを確かめてみましょう。スクエア型の足の人はどうしても足の幅が広めになります。ですから幅の狭いシューズだと小指などを痛めやすくなります。

エジプト型の足の人は親指が靴の先に当たりがちです。つま先にある程度余裕のある靴を選ぶ必要があります。サイズの合わない靴だと外反母趾(親指が人差し指のほうに折れ曲がるように変形してしまう症状)を起こしてしまいます。

ギリシャ型の足の人は、比較的どんなシューズでも履きこなせるタイプです。

足のサイズに合ったシューズを選ぶ

シューズ選びで最も犯しやすい間違いは、合わないサイズの靴を買ってしまうことです。これを防ぐにはまず、自分の足のサイズをきちんと知っておくことが大事です。

自分の足のサイズが本当に正しいのか、もう一度測ってもらいましょう。足のサイズは自分で測ることもできます。足長とは、かかとの先からいちばん長い足の指の先までの長さです。必ずしも親指の先ではないので注意してください。メジャーがあれば簡単に測れます。

そうやって測った足長から1cm大きいサイズの靴を選ぶのがコツです。足先に必ず1cmぐらいの余裕が必要だからです。この1cmの余裕を取らないと、外反母趾などの原因になりますので気を付けましょう。

靴屋さんで測ってもらうなら、足囲(足の甲の周囲の長さ)も測ってもらいましょう。覚えておいて靴を買う時に店員さんに伝えると、合う靴を選んでもらえる手助けになります。

かかとのホールド感を重視する

足先には指が動く余裕があり、なおかつかかとはしっかりとホールドされている、というのがランニングシューズの理想です。かかとが靴の中でずれたり動いたりすると、走る際に余計な負担がかかります。

試着する時は、かかとがきっちり包まれている感覚があるかどうかを重視すると良いでしょう。履いた後かかとを浮かせてみて、それでもホールド感がしっかりあるようなら合格です。

アッパーに伸縮性のあるシューズを選ぶ

アッパー部分、つまり足の甲の部分の素材は意外に大切です。この部分が硬いと靴ずれが起きやすくなり、フィット感も目減りしてしまいます。

街で履く靴ならばあまり激しく動かないのでアッパーはファッション性重視で良いのですが、ランニングシューズはあくまで走りを補助するのが第一の目的です。伸縮性のあるアッパーだと足に吸い付くような履き心地になり、走っていて非常に楽になります。メッシュなどの軽く伸びる素材のものを選びましょう。

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メンズに人気の高いランニングシューズブランド

男性向けのランニングシューズブランドはいくつもありますが、中でも代表的なものを4つ選び、それぞれの特長を解説します。

用途ごとの使い分けが可能なナイキ

ナイキといえばアメリカのオレゴン州に本社を持つ、世界を代表するスポーツブランドです。中でもスニーカーの分野では非常に有名です。

靴を得意とするだけあり、ランニングシューズのラインナップも充実しています。異なるコンセプトを持つシリーズをたくさん揃えていて、カタログを見ているだけでも目移りします。

例えばルナグライドというシリーズは、ランニング中に起きるひざや足首の関節の痛みを防いでくれます。多くの人が走行中にかかとが内側に倒れる癖を持っているのですが、その癖をカバーしてくれるのです。

また、フリーランというシリーズは軽いランニングやジョギングに向いた、素足感覚で履けるシューズです。柔らかく軽く、ソールの厚さが自由に選べるという、アマチュアランナーにとっては理想のシューズでしょう。

このようにさまざまな靴が揃い、どれもハイクオリティなのがナイキの特長です。どんな人にも必ず合う靴が見つかる程の分厚い品揃えが自慢です。

ただ、ナイキに限らず欧米発のランニングシューズを買う時は、必ず試着をして履き心地を確認しましょう。基本的に欧米の人の足向けに作られているため、日本人ならではの足を持つ人にとっては幅が狭過ぎたりすることがあるので、そこだけご注意ください。

ナイキ ランニングシューズ公式サイト

アスリートの足を研究し続けているアディダス

アディダスは、ドイツのバイエルンを本拠とするスポーツブランドです。ナイキ同様、シューズを特に得意とするメーカーで、バスケットシューズやランニングシューズで幾多の傑作を生んでいます。靴の横に付く三本線は、多くのスポーツ選手の憧れの対象であり続けています。

アディダスのランニングシューズは全体的にソール(靴底)が薄く、横幅も若干狭めのものが多く、軽いこと重視の作りをしています。また、通気性が良い靴が多いことも特長です。履いていることを忘れるぐらい軽く、汗に悩まされない靴が欲しい、という方に最適なメーカーです。

アディダス公式サイト

抜群のクッション性を誇るミズノ

ミズノは日本のスポーツブランドで、大阪に本社があります。まず強調したいのは、日本人向けに設計された日本のブランドだということです。

日本人の足に合わせた作りになっているので、日本人ならではの足の形を持つ人も気持ちよく履けます。日本の有名ランナーからの評価が高く、マラソンや駅伝ではミズノのシューズをたくさん見ることができます。

ミズノの靴は高いクッション性を持っていることで知られています。その秘密はウェーブシステムという、波打つクッションをソールに挟む技術にあり、薄いソールでも驚くほど足に優しい柔らかい履き心地を実現しています。日本人がとりあえず安心して履ける靴を、という時にはミズノを選べばほぼ間違いないでしょう。

ミズノ公式サイト

履きやすさを追求したnew balance

ニューバランスは、アメリカのスポーツシューズメーカーです。その歴史は古く、20世紀前半からスポーツシューズ、特にランニングシューズを作り続けてきました。

ニューバランスはアメリカのメーカーながら、日本人の足に合わせたシューズを開発製造しています。ですから国産メーカーと同様に、日本人ならではの足を持つ人も安心して履くことができます。また街でも履けるおしゃれでポップなデザインの靴が多いのもポイントです。

技術的にはソールに惜しげもなく新技術をつぎ込むことで知られています。例えば極めて柔らかく強いC-CAPという新素材を用いたモデルは、驚くほどの軽さとクッション性を実現しています。デザイン性と性能の両取りをしたい人におすすめです。

New Balance公式サイト

高機能でおすすめのメンズランニングシューズ

この項では、中級者から上級者に差し掛かった辺りの熟練ランナーが履くためのランニングシューズを紹介します。対象となるランナーは、フルマラソンを4時間程度で走れるランナーです。このクラスのランナーは俗にサブ4と呼ばれます。レースにもどんどん参加するような、自信と経験を持つランナーです。

走り慣れていない初心者向けの靴はクッション性重視、サブ4クラスのベテランランナー向けには軽量化重視、というのがランニングシューズのセオリーです。

軽量性を追求しつつ適度なクッション性を持つサブ4クラス用の靴を作るため、各メーカーが力を入れているのがミッドソールと呼ばれる部分です。靴底と中敷きの間に挟まれた部分のことで、ここがランニングシューズの心臓と言えます。

ここでは4つの靴を、ミッドソールを中心に紹介していきます。

アシックス GEL-DS TRAINER22

アシックスは、日本を代表するスポーツシューズメーカーのひとつです。ミッドソール素材の開発に心血を注いできたメーカーとして知られています。

アシックスが開発した最新のミッドソール素材はFlyte Foamと名づけられ、ポリマーと繊維を独自のやり方で成形したものです。異次元の軽さと耐久性、そしてクッション性能を兼ね備えています。

このGEL-DS TRAINER22はFlyte Foam採用のサブ4クラス向けシューズです。とにかく軽く、足に一体化するような履き心地が長所です。

ミズノ WAVE EMPEROR 2

ミズノのランニングシューズは、ウェーブと呼ばれる独特のミッドソールを使っていることで有名です。靴底と中敷きの間に、波打つような形の新素材を挟むことで、クッション性と軽さ、そして踏み込みやすさを実現しています。

ミズノのシューズの中でもWAVEの名を持つ靴にはウェーブライダー、ウェーブインスパイアなどがあります。中でもウェーブエンペラーは名前で分かるように熟練のランナー向けのシューズです。

ウェーブエンペラーは超軽量モデルで、サブ3.5を目指す野心的なランナーのためのスペシャルな靴です。ミッドソールに新素材U4icを採用し、片足約160gという信じられないような軽さを実現しています。

アディダス adiZERO takumi ren BOOST3

アディダスのミッドソールは、BOOSTと名づけられています。熱可塑性の高いポリウレタンエストラマーをビーズ状に成型し、反発性をダイナミックに高めた素材です。3年もの開発期間をかけて完成したもので、薄く軽い見た目からは想像できないようなクッション性を持っています。

このTakumiシリーズは、ベテランの日本人ランナーのために日本人が設計したモデルです。グリップ力の高い新タイプのアウトソール(靴底)を採用しており、ブーストフォームの反発力と相まって、履くと自然にぐんぐん前に進める、と多くのランナーから評価されています。

ニューバランス RC1100 N2 2E

ニューバランスはミッドソールにたくさんの素材を使い分けているメーカーです。中でも評価が高い素材がREV LITEと呼ばれるもので、軽さとクッション性と価格のバランスが取れています。RCシリーズはニューバランスの豊富なラインナップの中でも、REV LITEを採用したレース用のパフォーマンス重視のシューズです。

靴に付いている、前に向かって低くなる傾斜のことをドロップラストといい、これが高いほど初心者が走りやすくなります。初心者向けのドロップは12mmぐらいです。逆にこれが低いほど、ランニング動作を邪魔しないベテラン用の靴になります。

このRC1100のドロップラストはわずか4mmと、限界まで低くなっています。正にサブ3.5、つまりフルマラソンで3時間半を切ることを目指すランナーのための靴です。

おしゃれなメンズにおすすめのランニングシューズ

この項では、ランニングシューズとして高い性能を持ちつつ、街でも履けるおしゃれな靴を紹介します。

ナイキ エアズームスピードライバル6

ナイキの豊富なシューズラインナップには実にさまざまな特長の靴が揃っていますが、バランスの良さで光るのがこのライバルシリーズです。アッパーメッシュで通気性が良く、合成素材のソールは程良いクッション性と耐久性を備えています。

ライバルシリーズは、ランニング初心者から、サブ4クラスを目指す中級者まで履ける汎用性の高いシューズです。それに加えて、原色を大胆に使ったカラーリングと、おなじみナイキマークもポップでおしゃれです。街でスポーティーに履きこなす靴としてもおすすめです。

オン Cloudracer

オンは、2010年にスイスで誕生した新進のランニングシューズブランドです。創業者自身がランニング中の故障に悩み続けてきた経歴を持ち、怪我を防ぐためにクラウドテックというチューブを使った衝撃吸収メカニズムを開発したのが始まりでした。

このクラウドレーサーにもクラウドテックが搭載されています。また、シューズ全体の柔軟性を高めるために、布地を貼り合わせるのではなくテープ状の素材を組み合わせたスケルトン構造をしており、これがデザイン面でも優れた効果を生んでいます。スポーティーでおしゃれな上、ランニングシューズとしても完璧な靴です。

リーボック インスタポンプ フューリーOG

リーボックはイギリスのスポーツブランドで、新しい革新的な技術をシューズの世界に持ち込むことで知られています。中でも1990年代、大きな衝撃を与えたのが靴紐を結ぶ必要がない新技術「THE PUMP」でした。空気圧を用いてフィット感を自在にコントロールできる仕組みです。

THE PUMPを初めて搭載したランニングシューズPUMP FURYは1994年に販売され、大人気となりました。このフューリーOGはその復刻版です。クールで重厚なアッパーデザインと、ゲタソールと言われた特徴的なソールは今も新鮮です。カッコいいだけでなく、ランニングシューズとしての性能も一級品です。

プーマ SPEED LITE

プーマは、ドイツに本拠を置くスポーツブランドです。実はプーマの創業者は、アディダスの創業者の実の兄で、同じバイエルン地方のスポーツシューズメーカーとして、両者は長年のライバル関係にあります。

プーマのシューズは機能性とおしゃれさを両立させているのが特長です。新素材イグナイトのミッドソールを使ったサブ4向けのシューズも、皆洗練されたデザインを持っていて、街で履いても浮きません。

このSPEED LITEは初心者から中級者向けのモデルで、高反発素材プロペルフォームを採用し、走りやすさ抜群です。

その上ですっきりしたプーマらしいデザインと豊富なカラー展開で、普段履きに最適です。価格的にも手頃なので、学生が部活で履いたりするのに最適なシューズと言えるでしょう。

自分に合うランニングシューズを見つけよう

自分がどのレベルのランナーなのかによって、シューズの選択は変わってきます。初心者がサブ4クラス向けのシューズを履いても、メリットよりデメリットが大きいこともしばしばです。

初心者ならば、多少重くてもクッションが効き走りやすいものを選びましょう。サブ4に近づくぐらい走り慣れたら、それからベテラン向けの軽量なものを選んでも遅くありません。それぞれおすすめの靴を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

もちろん、ここに書いたようなサイズ選択や靴との相性のチェックも忘れないようにしましょう。ランニングは靴の良し悪しによって大きく変わってきます。焦って選ばず、時間をかけて試着しつつ選ぶようにしてください。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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