更新

ギターが上手くなりたい人におすすめの練習方法を紹介

ギターを上達するためには、上手く弾きたいという気持ちが大切です。しかし簡単に極められるものではなく、練習量も必要です。上達していくための練習法とステップをしっかりと習得していくことで、確実にレベルアップできて楽しく演奏できるようになります。
ギターが上手くなりたい人におすすめの練習方法を紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

ギターを弾いてみたいと思っていざ練習してみても、何から始めればよいかわからず、結局弾けずに挫折してしまう方もいるのではないでしょうか。

ここでは、そんな初心者の方に向けてどんな練習をすれば上達するのか、どんなステップを踏んで練習すればよいか、など上手くなるための秘訣も含めて解説していきます。

ギターに魅力を感じ、弾いてみたいと行動に移している気持ちを大切に、焦らずコツコツと練習していきましょう。練習法がわかれば上達への道がより近くなります。

ギターが上手になるための練習の秘訣

次のポイントを押さえて練習することが大切です。このポイントをしっかりつかめば、自然に少しずつ上達していきます。

必ずメトロノームを使って練習する

音楽に等速感は必要不可欠です。特にギターは一定のリズムを刻むストロークが多くなるため、等速感が大切です。メトロノームを使って練習することで、安定した音楽が身に付きます。

メトロノームを購入するのもよいですが、無料アプリでも代替が可能です。自分自身のリズム感も磨けるので、練習時はメトロノームを活用する習慣を身につけるとよいです。

  • 安定した音楽を身につけられる
  • 等速感が身につく

できるだけ毎日楽器に触れる

上達するためには、できるだけ毎日練習することがポイントです。そうすることでギターの演奏の感覚がつかめるようになり、どの位置だと演奏しやすいかなどもわかるようになります。

忙しくて毎日練習が難しい場合は、少しだけでもよいので毎日楽器に触れるようにしましょう。

座ったときの弾き心地や、立って演奏するときの違いも最初は難しく感じるでしょう。毎日触れることにより、弦の感触や位置などの細かいポジションが確立され、自然に慣れていきます。

  • 演奏感覚がつかめる
  • 弾きやすい位置や持ち方がわかる

弾く音を歌いながら練習する

楽器全てに通じる練習方法ですが、歌いながら練習することで上達が早くなります。歌いながら弾くことで音感が身に付き、耳で音を聴きながら目で指板を確認することにもつながります。

自分が声を出す音やキーと、弾いたときの音や指の位置がわかるようにもなるため、より確実に音を理解できるようになります。

そしてギターの弦を押さえる指の位置も、自然にキーに合わせて動かせるようになっていくので、音を歌いながら練習する方法は上達への近道として欠かせないポイントです。

  • 音感が身につく
  • 指板がわかるようになる

日々の練習を録音してできているか確認する

練習を録音して、時間があるときに聴くようにしましょう。そうすることで、できていない部分が客観的にわかるため練習のポイントを把握しやすくなります。

自分で自信を持って弾いているフレーズでも、実際に聴いてみるとリズムが合っていない場合があります。また、できているところを再確認できて自分の自信につながり、結果的に効率のよい練習につなげられます。

初心者だけではなく上級者も取り入れている方法です。なるべく自分の演奏を聴いてみて、さらなる課題を見つけていくことは大切です。

  • 自分の演奏の確認ができる
  • 課題を見つけられる
black friday banner

初心者におすすめのギター練習法

最初は何から練習すればよいかわからないという方は、次の内容を押さえて練習をしてみましょう。最初は、難しい曲からではなく基本の曲や簡単な曲から始めてみましょう。

クロマチックスケールの練習

ギターの基礎練習方法です。地味な練習ですが、運指のトレーニングになるのでおすすめです。ギターを始める方にとって大切な練習になり、上達への第一歩につなげられる基礎中の基礎です。

音源を覚えられるとともに、なめらかに指を動かせるようになるため、しっかり時間を費やした分だけ指の動きがきれいに演奏できるようになります。

楽曲を練習するようになってからは、曲の練習前に数回練習するのがおすすめです。

基本コードの練習

基本のコードをマスターすると、楽曲を見たときにすぐに対応できるようになります。基本のコードはC、Dm、Em、G、Amの5つがあります。簡単な曲はコードだけで演奏できるものもあります。

この基本コードをマスターすることで、ギターコードを演奏するときの手の形が身に付きます。簡単な手の形もあれば複雑な形もあります。

また、立って演奏する際、形がズレてしまい上手く演奏できないケースもあるので、スムーズにコードが弾けるようになったら、立って演奏する癖を身につけておくとよいでしょう。

簡単な曲を1曲マスターする

難しいコードが出てこない、簡単な曲を1曲選んで練習してみましょう。楽曲にはコード進行や演奏法など色々なことが詰まっているので、1曲マスターするだけで演奏技術がアップします。

曲のテンポがゆっくりだと弾きやすく、慣れてきたらテンポの速い曲にも挑戦し、すぐにコードを押さえられるかという練習につなげてもよいでしょう。

まずは、簡単な曲をしっかり弾けるようになり、自分の自信につなげていくことが大切です。

上級者におすすめのギター練習法

基本ができ、毎日の練習にもの足りなさを感じるようになったら次のステップに進んでいきましょう。

アルペジオ奏法の練習

アルペジオ奏法の仕組みを理解しましょう。アルペジオ奏法は、アコースティックギター初心者の練習法として用いられるもので、コードの低音を最初に鳴らす、同じ音が2回連続しない、同じパターンを小節内で繰り返さないというルールを守って演奏することで成り立ちます。

3つのルールを指に馴染ませるように自由に練習し、音を分散させて弾くことでマスターできるようになります。

2、3本を同時に弾いたり、低音を増やしてリズムを変えるなど、自分でアレンジして練習することできれいに聴こえる弾き方を編み出せます。

弦をしっかり押さえて音を伸ばすようにすると、きれいに音を響かせられるでしょう。

ペンタトニックスケールの練習

ペンタトニックスケールは、五音音階という1オクターブに5つの音が含まれる音階のことをいいます。

このスケールはアドリブのフレーズに用いられることで有名で、これからアドリブのある曲を弾きたいと思っている人はペンタトニックスケールの練習も組み込んでいきましょう。

譜面通りに弾くことも楽しいですが、ルールのない自由なアドリブができることにもつながるのでギター演奏楽しむ魅力の一つでもあります。

練習法はとても簡単で、とにかく自由にギターを弾くことから始めていきましょう。ある程度ギターを鳴らし続けていると、特定のコード進行にマッチするフレーズがわかるようになります。

耳のトレーニングにもなり、音楽表現の幅も広がります。いくつかのスケールを覚えることで、ソロ演奏を楽しめるようにもなっていきます。

アップストロークとダウンストロークの練習

かっこいいストロークを演奏するためにはアクセントが重要です。特にストロークにアクセントを付ける練習がおすすめで、自分の好きな曲をいかにかっこよく演奏するかを研究するのがポイントです。

アップストロークは心地よい軽やかな音を奏で音圧が小さく、1から6弦に向かってギターを弾く動作です。ダウンストロークは、6から1弦に向かってギターを弾く動作で、弾き始めの音を一番太い弦に持ってくることで音圧がでて迫力ある音を奏でられます。

ストロークの練習をすることで、アクセントのつけ方や音の強弱、ピッキングの正確性を磨くことができ、演奏に深みや表現を付けられるようになります。

クリーントーンでの練習

クリーントーンで練習することで、自分の演奏に足りない部分が明確にできます。これは上級者ほど取り入れたい練習方法で、クリーントーンで練習することで細かいパッセージを意識することができます。

楽しくてギターを歪ませて演奏する人が多いのですが、クリーントーンで練習をすることで歪ませた状態のときよりもギターの響かせ方を深く理解できるようになります。

どうしても練習が上手く行かないときの対処法

練習が上手くできず、行き詰まったら、次のこと取り入れてみましょう。

自分が好きなギターの曲を聴く

気分が乗らないと感じた日は、自分の好きなギターの曲を聴くのがおすすめです。モチベーションが上がり、やる気につながる可能性が高くなります。

ただ聴くだけではなく、どの様な奏法で演奏されているか、フレージングはどうなっているかなど意識しながら聴くと、練習と同じ効果が期待できます。

自分がどの曲を聴いてギターを弾きたいと思ったのか、原点に返って見つめ直してみることもよい方法です。憧れのギターリストが弾いている曲を、ひたすら聴いてギターを弾きたいという気持ちを再確認することができます。

気分が乗らない日は思い切って休む

今日は練習したくないなと感じた日は、思い切って練習を休みましょう。気分が乗らない日はよい練習ができないことが多いです。ギターとは全く違うことをしたり、とにかく自分の気持ちをリフレッシュさせてみることもよい方法です。

自分がスランプのときは無理に根詰めて練習せず、気持ちにゆとりを持ちながら取り組むとよいです。気分が乗らないときは誰にでもあります。思い切って気分転換をして休んでみましょう。

また、ギターに触れなくても「ギターを弾いている自分をイメージする」だけでもよい意識づくりができます。練習を休んでいても「急に弾きたくなった」と感じることがあるかもしれません。

毎日楽しく練習することがギター上達のコツ

ギターはコツコツと練習を積み重ねることで上達できる魅力的な楽器です。最初は難しく、慣れないので諦めてしまう人もいますが、練習法やコツを把握することで長く楽しく練習に打ち込むことができ、確実に上達できます。

練習するポイントさえわかれば、あとはコツコツと取り組むだけです。「ギターが好き」「上手く弾けるようになりたい」という目標をしっかりと掲げ、自分の技術を磨いて素敵な演奏ができるようになりましょう。

また、こちらの記事では東京にあるおすすめのギタースクールを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

ビギナーズTOPページ