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初心者がおさえておきたいサッカーの基本|プレーの基本や用語・練習法も解説
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何か新しいことを始めたいと考えている人の中には、サッカーに興味を持っている人もいるのではないでしょうか。
世界中で愛されているサッカーは、技術がなくてもプレーを楽しむことはできます。しかし、基本をおさえておくことでサッカーはより楽しいものになるのも事実です。
そこで、今回はサッカー初心者に向けてサッカーの基本について解説します。サッカーのプレーをしようとしている人もぜひ参考にしてみてください。
目次
サッカーのプレーの基本
まずは、サッカーの基本となる技術とプレーの基本について解説します。サッカーの基本的なプレーは以下のようにまとめることができます。
- ボールを止める
- ボールを飛ばす
- ボールを運ぶ
- リフティング
- ボールタッチ
- キック練習
また、これに加えて、キーパーのプレーと守備のプレーも基本プレーとして考えることができます。それぞれのプレーについて確認していきましょう。
ボールを止める
ボールを止めるとは、読んで字のごとく転がっているボールや浮き玉のボールを止めること、つまりトラップのことです。
当然ですが、サッカーはキーパーやスローインを除き手を使用することはできないので、足でボールを止めることになります。
ボールを自分の思い通りの場所に止めることができれば、次のプレーにスムーズに移ることができます。
逆にボールを止めようとしてトラップしたものの、ボールが浮いてしまったり、足に力が入り自分からボールが離れてしまうと相手にボールを奪われたりしてしまいます。
このように、ボールを止める技術はサッカーの基本中の基本の技術と言えます。
ボールを飛ばす
ボールを飛ばすとは、キックやヘディング、スローインのことを指します。サッカーは足でボールを扱うスポーツなので、特にキックは非常に重要だと言えます。キックと一言で言っても、ゴロのパスや浮き玉のパス、シュートやセンタリングなど状況に応じて様々なキックをしなければいけません。
味方にパスをつなぐことができなければ、チャンスを作ることはできませんし、狙った位置にシュートを打つことができなければ、得点を奪うことができず試合にも勝てないかもしれません。
キックは一朝一夕で身につくものではなく、何度も何度も繰り返し行うことで少しずつ身についていきます。そのため、初心者であればできるだけたくさんボールを蹴ることが大切です。
ボールを運ぶ
ボールを運ぶとは、ドリブルのことを指します。相手を抜きさりチャンスメイクにつなげるドリブルは、見ている人を魅了するプレーの1つです。
ドリブルには、相手を抜きさりゴールに迫るために行う仕掛けるドリブルと、ドリブルで相手の守備陣形を崩すことを目的とする運ぶドリブルの2種類があります。
守備に関する技術
サッカーはボールを持っていないときは守備の時間帯となります。守備においては、タックルやショルダーチャージ、カバーリングと言った技術が必要になります。
ゴールキーパー
サッカーの中で唯一手が使えるゴールキーパーは、キャッチングやセービング、ダイビング、スローインなど他のプレーヤーと比べてもそのプレーは大きく異なります。
ゴールキーパーを本格的にするには、フィールドプレーヤーとは違った練習が必要になります。そのため、サッカーをしているからと言って、ゴールキーパーができるわけではありません。
また、近年では、足元の技術やパス回しの技術など、ゴールキーパーにもフィールドプレーヤーと同じような技術が求められています。
こちらの記事では、サッカーのポジションを解説しています。
個人とグループ
サッカーのプレーは個人とグループに分けて捉えることもできます。
例えば、ボールを持ってドリブルをしたり、ボールを持っている相手に対峙したりしているときは、個人のプレーですが、その周りには味方がそのプレーをサポートしようと位置取っていれば、それはグループのプレーと考えることもできます。
続いては、個人で行うプレーのポイントとグループで行うプレーのポイントについて解説します。
個人のプレーのポイント
個人でプレーを行う際は、まず周囲の状況を把握することが大切です。
例えば、ドリブルをしていて、相手ディフェンダーが奪いに来ているのであれば、それを避けなければいけませんし、ゴール前にフリーの味方がいればパスを出した方が得点の可能性が高まります。このように、常に自分の周りを見て、その状況で最適なプレーの選択をできるようにしなければいけません。
また、サッカーは常に状況が変化し続けるスポーツなので、ある程度先のプレーまで予測することも大切です。
例えば、自チームが攻撃しているときでも、奪われたときに備えてポジションどりをする、味方がパスを出してくれると予想して空いているスペースに走り込むと言ったことが挙げられます。
そして、サッカーはボールがピッチの外に出ない限り、常にプレーが連続して行われます。そのため、プレーしている最中はプレーを連続することを意識しましょう。
例えば、パスを味方に出した後に足を止めるのではなく、パスを出したその足で味方をサポートするポジションに移動すると言ったことが該当します。
個人のプレーは、自分自身その意識を持てば十分に行うことができます。初心者の方でもできることだと思うので、ぜひやってみてください。
グループのプレーのポイント
グループのプレーは個人のプレーをベースに成り立ちます。例えば、壁パスをするのであれば、パスを出した人は次のボールを受けるために動かなければいけません。これは、先ほど紹介した、プレーの連続に関する部分です。
また、守備におけるチャレンジアンドカバーは、味方が相手に抜かれた場合に備えることになるため、次のプレーをある程度予測する必要があります。
このように、グループでのプレーと言っても基本は個人のプレーなので、あまり難しく考えないようにしてください。
初心者が行う練習
ここまでは、プレーの基本について解説しましたが、プレーは身体で覚えることも大切です。そこで、続いては、サッカーの初心者におすすめの練習について解説します。
初心者の場合、まずはまずはボールの感覚に足を慣らすことが大切となるため、以下のような練習を行うのが効果的です。
それぞれについて確認していきましょう。
リフティング
リフティングとは、手以外の部分を使ってボールを地面に落とさないようにすることです。
足の甲(インステップ)や足の内側(インサイド)、脚の外側(アウトサイド)、太もも、頭などサッカーで使用する様々な部位でボールに触れることができるので、ボール感覚を養うのにぴったりです。
また、どのくらいの強さで蹴るとどのくらいボールが跳ねるのかと言った、ボールに対する力加減を確認するのにもおすすめです。
ボールタッチ
ボール感覚を養うという意味では、ボールタッチの練習もおすすめです。
例えば、止まった状態のボールに対して左右の足で交互に足裏でタッチする。片足のインサイドとアウトサイドでボールを転がす、左右の足のインサイドでボールを左右にシャッフルする、と言ったことが挙げられます。
簡単なように思えるかもしれませんが、ボールに触れる際の力加減が強すぎるとボールが離れてしまうので、意外と難しいかもしれません。
また、コーンやマーカーを並べてインサイドタッチやアウトサイドタッチでかわしながらジグザグに前進するという練習もあります。これは、ドリブル練習にもなるのでぜひ試してみてください。
ボールを蹴る
一緒にボールを蹴る人がいる、もしくはボールを蹴ってもいい壁があるといった場合はボールを蹴る練習も行いましょう。
テレビで見るプロの選手たちは自由自在にボールを蹴りますが、いざ自分でやってみるとほとんど思い通りの場所に蹴ることはできません。
先ほども触れているように、キックは何度も練習を積み重ねることが大切なので、まずは色々な部位で実際に蹴ってみてください。
また、蹴る際には足のどの部分にボールをインパクトさせたか、踏み込む足はどこに置いたか、ボールに対してどのくらいの角度から入ったかといった点を意識するようにしましょう。
ただ闇雲に蹴るよりも、1回1回意識的にボールを蹴るほうがより成長できるはずです。
実戦を経験することも大切
サッカーのプレーの基本をおさえることや基本技術を練習して身につけることも大切ですが、それと同時に実戦を経験することも大切です。
練習だと、自分のプレーだけに集中することができても、実戦となると味方の動きや相手の動きなど様々な要素が加わるため、練習通りの動きをするのが難しくなります。
実戦を通してわかることも少なからずあるので、もし仲間のチームでプレーできるのならやってみてください。
まとめ
今回は、サッカー初心者に向けて、サッカーのプレーの基本と基本技術を身につけるための練習について解説しました。
サッカーはシンプルなスポーツですが、適切な状況把握やプレーの予測、足元の技術などが求められる難しいスポーツでもあります。
もちろんサッカー初心者の方でも十分に楽しめるスポーツでもあるので、ぜひ今回の内容を参考にサッカーに取り組んでみてください。
Kzy Shibata /
ビギナーズ編集部 ライター
岡山県出身 フリーライター兼サッカー監督です。 「人間万事塞翁が馬」をモットーとしています。