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ピアノを題材にした映画13選!素晴らしいピアノ演奏が楽しめる
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2017年は、ハリウッド黄金期のミュージカル映画をオマージュしたミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』や豪華スターが歌声を披露したことでも注目されたアニメーション映画『SING/シング』などの音楽を題材にした映画が数多く上映されました。映画で使われた曲も話題になりましたよね。
楽器の中でもピアノを題材にした映画はたくさんありますが、今回は美しいピアノの旋律が特に印象的な映画を13選ご紹介します。
映画で演奏されていた「トルコ行進曲」をピアノで弾けるように頑張る!など、ピアノ練習のモチベーションにつなげていただければと思います。
目次
一度は聞いたことのある有名なピアノ映画
音楽を題材にした映画はたくさんありますが、タイトルにピアノの文字が含まれているものやピアノが映画のメインの内容になっているものなど、様々な作品があります。
今回は、皆さんが一度は聞いたことがあるであろう、有名な洋画・邦画をご紹介します。
『ラ・ラ・ランド』
2016年に公開されたミュージカル映画で、女優を夢見る女性と、ジャズピアニストを夢見る男性の恋愛や人生を描いています。また、同年のアカデミー賞を6部門も受賞しました。
ミュージカル映画だけに映画の中でも様々な楽曲が流れますが、主役のライアン・ゴズリングが代理なしで演奏したジャズピアノの演奏が特に素晴らしいので、ぜひ注目してみてください。
『戦場のピアニスト』
2002年に公開された映画で、ラジオ局で勤務していたユダヤ人の主人公が、歴史の渦に巻き込まれながらも、ピアノと共に強く生きる様を描いています。
人公が演奏するピアノに感動する人の姿をみると、音楽の力の大きさを感じます。また主人公が演奏する素晴らしいショパンの演奏もお楽しみください。
『グランドピアノ 狙われた黒鍵』
トラウマを抱えたピアニストの復帰コンサートの舞台でストーリーが展開していきます。恩師から残されたピアノをめぐる命がけのピアノ演奏が必見です。
ハラハラするストーリー展開に合った、力強く美しいピアノの旋律が印象的です。 音楽家でもあり、この映画の監督が作曲した楽曲にも注目です。
『海の上のピアニスト』
海の上で生まれ、生涯一度も船を下りなかったピアニストを描いた本作。公開された1999年から約20年の時を経て、4Kデジタル修正版・イタリア完全版として日本初公開されました。その後、ブルーレイも発売されました。
大西洋を巡る豪華客船の中で、機関士のダニーは生後間もない赤ん坊を見つける。親に捨てられたらしい彼に、世紀の変わり目を告げる1900年に因んで「1900=ナインティーン・ハンドレッド」と名付ける。
ナインティーン・ハンドレッドはひょんなことから船内のダンスホールにあるピアノを演奏し、類稀な即興曲を次々と生み出す天才ピアニストになった。
ある日、ハンドレッドは船内で美しい少女に出会う。彼女が船を降りた後、想いを断ち切れないハンドレッドは、人生で初めて船を下りることを決心する…。
今もなお観る人を魅了する名作です。ぜひその美しい音色を堪能してください。
『パリに見出されたピアニスト』
ひとりの青年のサクセスストーリーが描かれた本作は、「ハンガリー狂詩曲」やラフマニノフの「ピアノ協奏曲」などのクラシックの名曲を堪能できます。
青年・マチューは天性のピアノの才能を持っていたが、貧しい家庭環境から誰にも明かせずにいた。
ある日、パリのターミナル北駅に「ご自由に演奏を!」と書かれたピアノが設置されているのを発見するマチュー。無我夢中で演奏していると、名門音楽学校でディレクターを務めるピエールが足を止め、彼の演奏を聴き入っていた。
サクセスストーリーですが、マチューとピエールの人間模様が描かれており、演奏も物語も一緒に楽しめますよ。
『さよならドビュッシー』
この映画は、2016年にドラマにもなり、『このミステリーがすごい!』大賞にも選ばれた推理小説から製作されました。
不運の事故にあい、指が思うように動かなくなったピアニスト志望の主人公がピアニストになるため、家族の問題とも向き合いながら戦っていくミステリー映画です。
日本人ピアニストの清塚信也さんが出演しており、彼が演奏するドビュッシーの美しい旋律がミステリーなこのストーリーを際立たせています。
『のだめカンタービレ最終楽章 前編・後編』
テレビドラマの続編として前編・後編に分かれて放映された映画です。 オーケストラの中で演奏されるバイオリンやオーボエなどのその他の楽器の演奏も楽しむことができます。
世界的に有名な中国人ピアニスト、ラン・ランが主人公の野田恵こと「のだめ」の実際のピアノ演奏を担当しており、彼が演奏する有名なバッハ、モーツァルトやショパンの美しいピアノ演奏にも注目してください。
『蜜蜂と遠雷』
原作は、史上初の直木賞と本屋大賞をW受賞した恩田陸の小説です。
「映像化不可能」と言われた難易度の高い原作を、『愚行録』の石川慶監督が映像化しました。
楽曲を実際に奏でるのは河村尚子、福間洸太朗ら日本最高峰のピアニストたちです。
物語は、3年に1度開かれる芳ヶ江国際ピアノコンクールが舞台。かつて「天才少女」と呼ばれ復活をかける栄伝亜夜(松岡茉優)、不屈の努力家でサラリーマン奏者の高島明石(松坂桃李)、名門ジュリアード音楽院に在学中のマサル・カルロス・レヴィ・アナトール(森崎ウィン)、そして今は亡き“ピアノの神”が残した異端児・風間塵(鈴鹿央士)が対決することに。
ピアノを通して運命を変えていく4人の葛藤と成長が描かれています。
『神童』
さそうあきらの同名コミックを実写映画化しました。
ピアノの才能に恵まれ、「神童」と呼ばれる13歳の少女・うた(成海璃子)はある日、音大浪人生のワオ(松山ケンイチ)と出会います。
うたはワオにピアノを教えることになり、ピアノを奏でる喜びを感じるように…。ピアノを通じて交流するうたとワオが描かれています。
松山ケンイチのピアノ演奏の吹き替えを担当したのは、ピアニストの清塚信也。彼は「のだめカンタービレ」の玉木宏の吹き替えも担当しています。
歴史的なピアノ作曲家・ピアニストの半生や演奏が楽しめる伝記映画
ピアノはヨーロッパで発祥した楽器で、ヨーロッパの作曲家、ピアニストを中心にピアノの技術や曲構成が発展しました。ピアノは、今では世界中で演奏されるポピュラーな楽器になっています。
今回はピアノ楽曲の発展の大きな力となったヨーロッパの作曲家、現代のジャズピアノ界を率いたアメリカの有名ピアニストの半生を描いた映画などをご紹介します。
『ショパン 愛と悲しみの旋律』
有名な作曲家ショパンの半生を描いた伝記映画です。ショパンは1849年に39歳の若さでこの世を去りましたが、その短い生涯の中でも今なお愛される名曲達がたくさんあります。
ショパンの名曲が映画のあらゆるシーンで演奏されるので、ショパン好きの方にはうってつけの映画です。
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『アマデウス』
様々な美しい曲を残した歴史的作曲家のモーツァルトの半生を描いた伝記映画です。
モーツァルトと同じ時代を生きた他のピアニストの目線で見たモーツァルトの人生を描いており、モーツァルトがどれほど天才的だったのかを象徴するシーン出てくるので、モーツァルトを知らない方も楽しんでいただけます。
『Ray / レイ』
盲目というハンディを負いながらもソウルミュージックを確立し、「ソウルの神様」と言われた歌手、ピアニストのレイ・チャールズの半生を描いた伝記映画です。
この映画で主人公のレイ役を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞したジェイミーフォックスが代理なしで演奏した、ピアノ演奏と本人に似た歌声にも注目です。
『グリーンブック』
実在した黒人天才ピアニスト、ドクター・シャーリーとその友人トニー・リップの実話をもとにした『グリーンブック』を、『メリーに首ったけ』のピーター・ファレリーがメガホンをとり映画化しました。
1962年、ガサツだが腕っぷしのいい高級クラブの用心棒・トニーと出会ったシャーリーは、彼を運転手兼ボディガードにスカウトされます。
シャーリーのツアー先は黒人差別が色濃く残るアメリカ南部。黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに、シャーリーとトニーの旅が始まります。
シャーリーを演じたマハーシャラ・アリの演奏シーンも見どころの本作。ジャズクラブで即興の演奏に加わるシーンは、ピアノが詳しくない人でも思わず聴き入るほど楽しいシーンです。
まとめ
国内外のピアノを題材にした映画をご紹介しましたが、気になる作品は見つかりましたでしょうか。
ストーリーを楽しむことはもちろん、演奏されていた曲の中で気に入った1曲があれば、その曲を弾くことを目標にピアノの練習をするのもいいですね。
映画の中で演奏されている曲は比較的難易度も高いものが多いですが、ぜひチャレンジしてみてください。
ビギナーズ編集部 /
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