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バドミントンの練習方法【初級~上級】フットワーク編
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バドミントンは羽根つきのような感覚でスタートし、ラリーが続くようになっていくことで楽しめるようなイメージのスポーツだと思います。
しかし、最近では日本人選手の活躍もあり、バドミントンのハードさが知られてきました。ある程度打つことができるようになってくると代表選手のように軽やかに動いて、もっと上達したいという方が増えてくるのではないかと感じています。
ここではバドミントンのレベルアップをしたいと思っている方にぴったりな練習方法をご紹介していきます。今回はバドミントンでとても重要なフットワーク中心の練習方法となりますので、上達したい方は必見です。
目次
バドミントンフットワークの大切さ
フットワークとはバドミントンでは足運びのことで、コートの中を前後左右、斜めに移動する際に行う足の動きです。プレーの土台となるような大切な動きとなります。ライバルとの差をつけたい方は、まずはフットワークのテクニックを強化する必要があります。
シャトルを打ち返すパワー技術が整っていても、フットワークが遅いとシャトルが落ちる位置に素早く反応できません。コート内を動き回り、自分の思った位置に移動するには正確なフットワークが必要になります。軽快で速いフットワークを身に着けるために、ご紹介するフットワークの練習メニューを繰り返し行いましょう。
バドミントンコート内の動き方のポイント
一見小さく見えるコートですが、いざ立ってみたり、プレーしてみると広く感じます。そのことで、前後左右に動くとなると普通の足の使い方ではいくら体力がある人でも、辛くなります。
そこでバドミントン特有のフットワーク術がありますので、この足の使い方になれることがとても大切となりますので、それぞれのポイントをつかんでいきましょう。
①ホームポジションの確認と構え方
まずは、コートの中で自分のいるセンターポジションを中央付近に決めます。そこがホームポジションといい、基本的にはシャトルを相手コートに返したら戻ってくる場所となります。そこでの姿勢は、すぐに他のところへ動けるように腰を落として、シャトルから目を離さない姿勢です。
なぜ毎回戻ることが大切かというと、中心からだとどこへ動くにも同じ距離になるからです。例えば、後ろで打って、そのまま後ろにいたら前に攻撃されてきっと打ち返せず相手ポイントになってしまうでしょう。
この基本的な癖がついている人と付いていない人では体力の消耗が変わってきたりするので、どれだけ後半まで効率よく動き、体力を残しておけるかも勝負となります。このような意識とフットワークの練習があったから、体力のない私でもバドミントンが上達したのではないかと感じています。
打ったら戻る!打ったら戻る!と常に忘れず、ホームポジションに戻ってくるという癖をつける練習をしましょう。
②6方向への移動
ホームポジションが決まったら右前、左前、右サイド、左サイド、右後ろ、左後ろの6方向へ動くことを基本に考えましょう。その6方向へどれだけ効率的に動くかが勝敗を左右します。
ホームポジションで腰を落としてラケットを構えたら、前に2~3歩出たらすぐにセンターポジションに戻ります。同じように前後左右に移動してから戻る動きを練習します。慣れてきたら斜め前、斜め後ろも行います。どこに移動しても自分の定位置に素早く戻ろうとする意識を持ちましょう。
慣れないうちはゆっくりでも大丈夫ですが、シャトルを打ち返すイメージを持てるようにラケットを持ってスイングまで行うことをおすすめします。
フットワークが安定すると、ムリのない体勢で打ち返すことができるようになるので、ミスショットが減ります。しっかりと追い付いてから打つことで、無駄な体力を使わないので体にかかる負担が少なくなるなど、メリットがたくさん得られます。
繰り返し練習を行い体にしみつかせていきましょう。このようにフットワークのポイントはたったの2つです。ここまでが基本で、この大事な軸となる基本の練習方法をこれからご紹介していきます。
バドミントンフットワーク練習【基礎編】
体育館のコートではバスケットボールの線やバレーボールの線など、様々な線があると思います。その線を参考にホームポジションを決め、そこから最も速く到達できる足運びを学んでいきます。それこそがバドミントンにおけるフットワークです。
フォアサイドのステップ練習
まずは一番簡単なサイドステップから練習していきましょう。フォアサイドというのは利き手側のサイドのことを言います。近い場合は一歩で行けますが、死角をなくすためには何歩でサイドラインぎりぎりまで行けるか、感覚をつかむことが重要となってきます。
その場合はホームポジションからクロスステップをするように足をクロスさせていきます。言葉ではイメージが難しいと思うので、こちらの動画を参考にしてみてください。
バックサイドステップ練習
バックサイドもステップは一緒ですが、バックハンドで打つ場合は軸が重要となりますので、しっかり腰を使って返すイメージでフットワークしてください。
フォア前ステップ練習
フォア前の足運びは、前に出る前の軸足が重要となります。軸足の勢いで前に出て、足を交差することによって距離の調整をします。
バック前ステップ練習
バックも同様です。遠い場合はクロスして調節、近い場合は勢いで行きます。
フォア奥ステップ練習
こちらも距離によってクロスステップで調整していきます。
バック奥ステップ練習
こちらも距離によってクロスステップで調整していきます。
バドミントンフットワーク練習【応用編】
私もバドミントンをやっていたとき、必ずやっていた練習方法です。こちらは体力をつけるのにもぴったりなトレーニングとなっています。
動作の前のステップ|リアクションステップとは
バドミントンでは、相手のショットを打ち返し続けることが勝利に繋がります。つまり、自分が打てないショットをゼロに近づけることが勝つために必要です。フットワークを速くすることで、コートの中に自分の死角を作らないようにします。
そのためには、コートに対して自分がどこにいるのかを把握する必要があります。フットワークを活かして、どんな場所のショットを打ち返しても、すぐにホームポジションに戻れると次の動作が楽になります。
そこで大切となるのが、リアクションステップと言って、前や後ろに出る前にホームポジションで踏ん張ることを言います。リアクションステップというのは助走のようなもので、そのように考えると大切さがわかると思います。
助走をしてからジャンプするのと、その場で幅跳びをするのでは全く飛距離が違うと思います。それと一緒で、前に出るというアクションの前に1ステップすることで、軸足に勢いが付き、少しの力で前に素速く行くことができます。これはフットワークをする上でとても大切なことですので、こちらもマスターしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?今回はフットワークだけとなりましたが、バドミントンをする上で、ラケット技よりかなり重要となります。強くなりたい方はぜひ試してみてください。
こちらの記事では、バドミントンのサーブのコツを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
家でも練習したいという方は家でできるバトミントンの練習方法の記事を参考に練習してみてはいかがでしょうか?
伊藤しおり /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味はピアノを演奏することと、野球観戦。 現在は自宅でピアノ講師をしながら、演奏活動をして音楽を楽しんでいます。野球も小さい頃から好きなので、音楽もスポーツもどちらの楽しさもお伝えできたらいいなぁと思います!