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ピアノ初心者のための効率のよい練習法|大人でも早く上達するコツは?
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
皆さんはピアノの練習をする際はどのように練習していますか?
自分の弾きたい曲を選んで弾く方、Youtubeを見ながら独学している方、ピアノの先生に習って練習している方など、様々な練習方法が挙げられると思います。
人それぞれの練習方法がありますが、自分の練習が効率的だと自信を持ってと答えられる方は少ないのではないでしょうか。
この記事では、忙しい方でも効率よく練習し、短時間でピアノを倍速で上達させる方法をご紹介します。
目次
ピアノを効率よく上達させる練習法はコレだ!5つのポイント
ここでは、実際にどのように効率よく練習していくのかをお話します。
毎回の練習前に基礎練習を行う
難しい曲を練習していると、「思うように手が動かない」なんてこともありますよね。ピアノ以外の楽器でもスポーツでも基礎練習は大切だと言われていますが、実際のピアニストも毎回の練習に取り入れているほど大変重要です。
ピアノの基礎練習を行うことで、どのような効果が見込めるのかをご紹介します。
基礎練習で見込める効果|指を温める
特に冬の寒い季節はいつも以上に指が動かず、辛い思いをしている方も多いと思います。
練習曲の前に1、2分の基礎練習をするだけでも指の動きはだいぶ変わります。指を動かしてワームアップしましょう。
基礎練習で見込める効果|指の筋肉を鍛える
曲によっては指を1オクターブほどに大きく広げて演奏する場合もあります。その際は普段は使わない筋肉を使うことになり、特に久しぶりに練習をするときは指がつってしまうこともあります。基礎練習で指を鍛えて、予防していきましょう。
基礎練習を何十分もする必要はありません。目安は5分程度ですが、たとえ1、2分でもいいので、普段の練習の前に基礎練習を取り入れるようにしてください。なめらかに指を動かすことができると実感していただけると思います。
本格的に指を鍛えたい方は、指のエクササイザーを使うのもおすすめです。
こちらでは3ステップでできるピアノ基礎練習メニューを紹介しています。正しい座り方や指のフォームなども学ぶことができます。
また、ピアノの教本には、ウォーミングアップとなる簡単な練習パターンが載っています。
教本によってもレベルは様々です。例えば、初心者から経験者の方まで幅広く対応している教本や、初心者の方向けに基礎がじっくり練習できる教本などタイプもそれぞれあります。
片手ずつ練習する
いきなり両手で練習をする方は少ないかもしれませんが、まずは片手ずつで練習することをおすすめします。
楽譜を的確に読める場合は、両手で練習し始めてもいいのですが、リズムに少しでも不安が残る場合は、片手ずつ練習するようにしましょう。
苦手とするパートでも、片手ずつで練習をしていると、両手で弾いたときに途中で詰まることなくスムーズに弾くことができます。両手で弾く練習が苦手な方は、ぜひ片手ずつの練習をしっかりと行ってみてください。
楽譜の読み方に自信がない、どうしても覚えられないという方はこちらをブックマークしておきましょう。ブックマークしておくことによって繰り返し読み、少しずつ覚えていくことができます。
曲の一部分を反復練習をする
練習曲の楽譜全体を読んで、曲全体を把握してください。そうすることで、どの箇所が難しそうか、簡単そうか確認することができます。
人は誰しも得意不得意があります。練習している1曲の中でも、何回か弾いただけでスラスラ弾けるパート、何度練習しても詰まってしまうパートがあると思います。
毎回、1曲全体を練習すると、スラスラ弾けるパートは上達するものの、苦手とするパートはなかなか上達しないまま進んでしまいます。
時間を効率的に練習するためにも、苦手とするパートを何度も反復練習して、スムーズに弾けるように練習してください。
以前よりスムーズに弾けるようになったら、1曲を通して弾いてみて、別の苦手なパートが見つかったら、その箇所を反復練習をする、というような流れで進めてみてください。
テンポを落として弾く
楽曲には目標のテンポがありますが、一気に弾こうとするのではなく、1つのフレーズを確実に弾けるようになるまで、最初はテンポを落として練習してみましょう。
ゆっくりのテンポで間違えずに弾くことができたら、少しテンポを上げて練習する…というステップを繰り返し、目標のテンポへと近づけていくと効率的です。
練習曲・自分の音を聴く
自分が練習する楽曲を聴くこと、そして自分が実際に弾いた音を聴くことが大切です。自分が練習している音源を聴くことで、楽譜を見てもすぐにリズムを取ることができ、効率よく練習を進めることができます。
また、自分の演奏した音を聴くことで、楽曲の音源との違いを発見することができ、集中して練習すべきパートを見つけることができます。
たとえ一人で独学で練習していたとしても、自分だけでは気づきにくいポイントにも気づくことができ、効率よい練習が可能となります。
自分の音を録音する際はスマホのレコーダーではなく、ハンディレコーダーを使うのがおすすめです。
スマホの場合、手軽さは確かにありますが、「せっかく録音したのに容量がいっぱいで保存ができなかった」「音質がよくない」「機種変更したらデータを移管できなかった」など不便さを感じる場面があります。
実際に演奏している音を細かく聴いて練習に活かすためにも、1台用意しておくと便利です。
1時間(60分)のピアノ練習の効率的な時間の使い方
ここで例で上げる練習内容は、曲全体はわかるが、途中で詰まってしまったり、スムーズに1曲を弾くことが困難な場合の練習に参考にしてください。
先述した練習法を使って、1時間の練習でどのような時間配分で練習するのかをお話します。1時間の練習内容でお話していますが、練習時間が30分や45分しか取れないときも、この練習の流れを意識してください。
基礎練習|10分間
まずは基礎練習を行います。私のおすすめはカノンなどの音階を練習できる練習法です。とてもベーシックですが、指をスムーズに動かすためにはとても重要な働きをしてくれるのでおすすめです。
練習曲を弾く|5分間
では練習曲を一度弾いてみましょう。
私は、一度弾いてみて、難しいと思った箇所や何度も詰まってしまう箇所を楽譜に鉛筆でコメントを書いていました。自分がわかりやすいように★印でもいいので、何かマークを記しておくと便利です。
反復練習|20分間
★印をつけた箇所を片手ずつ練習し、慣れたら両手合わせて弾いてみてください。最低でも5回は反復練習を行うようにしましょう。
はじめの3回は、ゆっくりのスピードで音をひとつひとつ書くように練習をして、最後の2回は通常のスピードで練習しましょう。
練習曲を弾く|5分間
反復練習が終わったら、また練習曲を弾きましょう。はじめに弾いたときよりスムーズに弾けるようになっていることを実感していただけると思います。
自分の演奏を録音する|5分間
スマートフォンなどで簡単に録音・保存することができるので、ぜひ試してみてください。
慣れるまでは自分の音を聴くことは恥ずかしいですが、間違っているポイントやスピードが速すぎやしないかなどを客観的に確認できるので、効率的に練習するには欠かせない工程です。
反復練習か練習曲を弾く|15分間
録音した音を聴いて、再度曲の練習を行いましょう。特に反復練習をした箇所を意識して聴いてください。録音を聴いてみて新たに詰まった箇所があれば、集中して練習していくようにしましょう。
最後に、反復練習した箇所を意識して、数回曲を練習しましょう。
ピアノ初心者におすすめの練習曲
ここでは、ピアノ初心者向けの練習曲をご紹介します。
クラシック3選
クラッシック曲から厳選してご紹介します。
カノン/パッヘルベル
1度は聴いたことのある名曲ですね。テンポもゆったりで、上達が楽しくなる華やかな曲です。両手ともしっかり使うので入門曲にぴったりです。
エリーゼのために/ベートーヴェン
有名な曲だけあり、とても人気です。ストーリー性があってステージ映えします。
テンポも速くないので初心者向きです。定番曲ですが、あまり知られていないメロディ部分も素敵な曲です。
メヌエット/ベートーヴェン・モーツァルト
明るい感じで聴き映えのする曲調が好きな方はモーツァルト、軽快だけれども大人の品格がある曲調が良い方はベートーヴェンのメヌエットをおすすめします。
ポップス2選
誰もが知るあの名曲もご紹介します。
少年時代/井上 陽水
原曲にもピアノが使われているので、演奏のイメージがしやすい曲です。1990年発表なので、30年以上さまざまなアーティストにアレンジされている人気の曲です。
左手の動きが一定で、そこまで動きがなく、初心者でも演奏しやすいです。テンポもゆったりで、あせらずに弾くことができます。
ありがとう/いきものがかり
難易度は少し高めです。音域が広いダイナミックな曲なので、指の基礎練習曲にも役に立ちます。歌声を右手で表現してるのですが、8分音符も多く、すばやく動かすことが肝心になります。
紅白歌合戦でも披露された人気曲で、ピアノ演奏のイメージはしやすいかと思います。ピアノの上達を早めたい方は挑戦してみましょう。
アニソン2選
子供から大人まで人気のあのアニメソングをご紹介します。
となりのトトロ
ジブリ映画『となりのトトロ』のエンディングソング「となりのトトロ」は、大人だけでなくお子様の練習曲にもぴったりです。
難易度は高くなく、ほぼ和音で左手の音を弾くので、指をいれかえる必要がありません。ある意味変化をつけにくい曲になっているので、元気に楽しく弾くことがポイントです。
また、オープニング曲の「さんぽ」も人気です。テンポがシンプルなので、ピアノが上達してきたらアレンジを加えてみるのも楽しいでしょう。
ひまわりの約束
映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌で、卒業式や結婚式でも使用される、メロディーの美しい曲です。
ドレミと隣同士の音で弾くことも多く、そこまで難しい曲ではありません。8分音符が連続で出てくるので、2音を一緒に弾いてしまいそうになりますが、1つずつの音をはっきり聴こえるように練習しましょう。
遠回り⁈ピアノ初心者がついついやってしまう練習方法
せっかく練習するなら、練習した分だけ上達したいと思いますよね。
しかし、練習方法を考えずに、ただ弾き続けても上達への近道にはなりません。ここでは、初心者がやってしまいがちな効率的ではない練習方法をいくつかご紹介します。
自分が今やっている練習を振り返りながらご覧ください。
長時間の練習量をこなす
長時間練習をすれば上達する!と思って練習をしている方もいると思います。確かにプロのピアニストやピアノが上手な方の練習量は多く、練習量が上達のスピードを決めることも間違いありません。
しかし、的確な練習をしていないと、長時間練習をしていても予想しているほどの上達は見込めません。
長時間練習することが間違いではありませんが、忙しい大人にとって時間は貴重なため、効率よく練習をして短時間の練習でも効果を上げるようにしたいですね。
基本練習せずに楽曲ばかりの練習をする
ピアノを始める方の中には「この曲が弾きたいからピアノを始めた」など、特定の楽曲に興味を持って始めた方も多いと思います。楽譜を読める方だと、そのまま楽譜を広げて練習をしてしまいがちです。
自分の好きなように弾くことは全く問題ないですし、楽譜に沿って音をただ弾いて楽しむだけなら練習曲だけを練習するやり方でも問題はありません。
しかし、その楽曲をよりよい演奏にしたい、感情をこめて弾きたいのであれば、より表現力の高める練習を行うことが必要です。
ピアノの基礎練習については、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひこちらの記事もご確認ください。
1曲通して弾こうとする
ピアノの練習=曲を1曲弾くことだと思ってしまう方が多く、部分的な練習をせずに1曲丸ごとを繰り返し練習してしまいます。練習する際に、1曲を通して弾くことは間違ってはいませんが、効率のよい練習方法とも言えません。
練習している1曲の中でも、何回か弾いただけでスラスラ弾けるパートが出てくると思います。1曲全体を弾くということは、スラスラ弾けるパートを何回も練習することになり、本当に練習が必要となるパートの練習が不足してしまいます。
アプリ「flowkey」なら動画での練習でピアノの上達をサポート
スマホやタブレットで手軽にピアノ練習ができるアプリは、多数リリースされています。
そんなピアノ練習アプリの中でも、「flowkey」では1000曲以上の様々な動画が用意されており、その動画に沿って練習していくことで効率よくピアノの上達を早めることができます。
レベル別に曲を選べて、鍵盤上の運指と楽譜が連動して表示されます。スロー再生やリピートなど機能も細かく設定できるため、苦手な部分の克服をサポートしてくれるでしょう。
flowkey最大の特徴は、待機モード機能です。スマホのマイクをONまたは電子ピアノとのケーブル接続で、flowkeyアプリで音を検知できるようになり、正確な音を感知すると楽譜が進行する面白い機能です。暗譜演奏の仕上げにも役立ちます。
こちらは、flowkey公式が出している30秒ほどの紹介動画です。アプリ内から曲を探して、動画を見ながらコードを弾くことで楽譜が進行しており、使い方のイメージがしやすいかと思います。
flowkeyは、初心者から上級者まで全世界600万人以上のユーザーに利用されている人気のアプリです。気軽にインストールして、使い勝手を試してみてくださいね。
独学で気づかないポイントに気づける!ピアノレッスンもおすすめ
この記事を読んでいる方の中には、独学でピアノを練習したいという方もいると思いますが、さらにスピードアップして上達したい方にはレッスンに通うこともおすすめです。
最近では無料でマンツーマンのレッスンを体験ができるピアノ教室も増えており、気軽に受講することができます。
椿音楽教室では60分間のピアノのマンツーマン体験レッスンを無料で受けることができます。これまで独学でピアノを練習してきた方は不安点や相談したいこと、自分のクセを発見したいなど具体的に話してみると良いでしょう。
東京や、東京近郊にある200か所以上のスタジオでレッスンを受けることができるので、自分の受けたい場所でレッスンを受けることができます。
ピアノ初心者の方も、少しブランクがありまた始めたいという方にもモチベーションのアップにもつながり、挫折しにくくなるところもレッスンに通うメリットです。まずは無料でレッスンを体験してみてはいかがでしょうか。
都内以外でのレッスンをお探しの方はこちらを参考にしてみてください。大手ピアノ教室から個人教室まで全国のピアノ教室をご紹介しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。効率よく練習し、早く上達するためのコツを紹介しました。特に初心者の方にぜひ知っていただきたい練習法なので、日ごろの練習に取り入れてみてください。
練習曲探しで困っている方は、初心者の方でも挑戦ができるピアノの練習曲をジャンルごとに集めた記事も参考にしてみてください。
楽譜もすぐダウンロードすることができるので、とてもおすすめですよ。しっかりと基礎練習をした後は、自分の好きな曲を練習してみましょう。
ビギナーズ編集部 /
ビギナーズ編集部 beginners
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