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電子書籍とは?わかりやすく仕組みや基礎知識を解説|始め方・読み方を知ろう
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
電子書籍に興味があるものの、「実際はどういうものなのか」「紙書籍と比べてどこが良いのか」などがわからず、利用を迷っている方も多いでしょう。
そこで本記事では、電子書籍の仕組みや始め方、読み方といった基礎知識をまとめつつ、紙書籍との違いも紹介します。
- 電子書籍とはなにかがわかる
- 電子書籍の始め方がわかる
- 電子書籍の読み方がわかる
- 電子書籍と紙書籍のどっちがいいかがわかる
電子書籍の利用を検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※この記事の情報は2024年9月27日時点の情報です。最新の配信状況は各サービスサイトにてご確認ください。
目次
電子書籍とは?
電子書籍とは簡単にいうと、電子データ化された本を電子機器の画面で読めるようにした書籍のことです。
「電子ブック」「デジタル書籍」「e-Book」などとも呼ばれています。
電子書籍の市場は拡大し続けていて、2019年度の電子書籍市場規模は前年比22.9%増の3,473億円でした。
2020年度以降の日本の電子出版市場は今後も拡大基調で、2024年度には2019年度の1.5倍の5,669億円程度になると予測されています。
電子書籍の仕組み
電子書籍は、紙書籍のように本を購入するのではなく、基本的に「データの閲覧権を購入する」という仕組みです。
手元に本が残らないので、中古本として売買できません。また、万が一利用していたサービスが終了した場合、購入した電子書籍が読めなくなる可能性もあります。
その分、「割引要素が多い」「持ち運びが楽」といった、紙書籍にはないメリットが豊富です。
ビギナーズ編集部
ともあれ、電子書籍は紙書籍と仕組みが違うことを把握しておきましょう。
電子書籍が人気な理由
電子書籍の利用が急増するほど人気な理由は、「いつでもどこでも読める手軽さ」です。
紙書籍の場合は読みたい本を所持しておく必要がある一方で、電子書籍だとスマホ1台さえあれば何百冊以上もの本を自由に読めます。
そのため、長編漫画であろうと、通勤時間や休憩時間などのスキマ時間に好きなタイミングで読書を楽しめます。
ビギナーズ編集部
劣化がなくいつでも新品で読めるところも、電子書籍が人気な理由の1つでしょう。
電子書籍の始め方・買い方
電子書籍の始め方は、電子書籍サービスで好きな作品を購入するだけです。
ネット上で電子書籍サービスを探し、商品名を検索したり特集ページをチェックしたりして、読みたい本の購入手続きを進めます。
ちなみに、支払い方法はクレジットカードやキャリア決済などが使えますが、直接現金で支払うことはできません。
こちらの記事では、電子書籍の買い方について詳しく解説しています。購入場所についても紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
おすすめ電子書籍サービス一覧
電子書籍は、提供しているストアで購入できますが、サービスによって特徴が異なります。
ここでは、電子書籍を購入できるおすすめサービスを一覧でまとめました。
漫画をメインに読むならebookjapan、バランス重視ならブックライブがおすすめです。
取扱冊数の多い電子書籍サービスを利用したい場合は、kindleストアka 楽天Koboを検討するといいでしょう。
別記事では、おすすめ電子書籍サービスをまとめているので、詳しく知りたい人はこちらもあわせてご覧ください。
電子書籍の読み方
電子書籍の読み方は、「Web上で読む方法」と「アプリで読む方法」の2種類あります。
- Web上で読む方法
- ログインさえすれば、どの端末でも電子書籍を読める
- 利用時は毎回ログインが必要
- 容量を気にせず読める点もメリット
- アプリで読む方法
- ダウンロード機能が使えるので、オフライン環境でも電子書籍が読める
- ログインは基本一度だけ
- デバイスの容量を圧迫しやすい点が欠点
基本的に電子書籍を読む場合はアプリがおすすめですが、容量が気になる場合はWeb上で読むといいでしょう。
専用の電子書籍リーダーは必要?【スマホでOK】
電子書籍は専用端末がなくても、スマホやタブレットで読めます。
ただ、電子書籍リーダーがあれば読書の快適性が高まります。目に優しい機能もあるので、読書好きにおすすめです。
電子書籍リーダーとスマホ・タブレットの違い
電子書籍リーダーとスマホ・タブレットの違いをまとめると、以下のとおりです。
電子書籍リーダー | スマホ・タブレット | |
---|---|---|
重さ | 軽め | 重め |
ディスプレイ | 電子ペーパー | 液晶パネル |
バッテリーの持ち | 1週間程度 | 10時間程度 |
特徴 | 目が疲れにくい 端末の料金が安い |
電子書籍以外でも使える |
電子書籍リーダーは読書専用だけあって、消費電力が少なく、目に優しい電子ペーパーで快適な読書環境を整えられます。
一方のスマホ・タブレットは、読書以外にもゲームや動画鑑賞など、様々な用途で使えます。
ビギナーズ編集部
より快適に読書を楽しみたいなら電子書籍リーダー、
汎用性重視ならスマホ・タブレットがおすすめです。
ビギナーズでは、おすすめ電子書籍リーダーや読書におすすめのタブレットを紹介しているので、こちらもあわせてご覧ください。
電子書籍の気になる疑問点まとめ【Q&A】
ここでは、電子書籍に関する気になる疑問点をまとめています。
電子書籍はどこに保管される?
電子書籍はほとんどの場合、クラウド(インターネット)上で保存されています。
電子書籍ストアによっては、メモリーやパソコン内に保存・バックアップできるものもあります。
電子書籍の保存手順については、各ストアごとにダウンロード方法をまとめている記事を参考にしてください。
電子書籍はネット環境がないと読めない?
電子書籍の専用アプリを利用したり、事前に端末に本をダウンロードし保存したりすれば、ネットの環境がない場所でも本を読めます。
紙書籍と同様、通信制限中や飛行機の中などでも読めるのはうれしいポイントですよね。
電子書籍は買うとどうなる?返品できる?
電子書籍は、購入した瞬間から作品を読めるようになります。
ただ、決済が完了した段階で原則返品はできません。購入手続きをおこなう前に、カート内を確認しておきましょう。
電子書籍を購入すると容量不足になる?
電子書籍を購入したからといって、容量不足になることはありません。
デバイス内の容量を使うのは、「専用アプリやSDカードにダウンロードしたとき」だけです。
ダウンロードさえしなければ容量は必要ないので、少ない容量のスマホでも電子書籍を読めます。
電子書籍の容量については、別記事で詳しく解説しています。詳細を知りたい人は、こちらもあわせてご覧ください。
購入した電子書籍は複数の端末でも読める?
ほとんどの電子書籍サービスで、同一アカウントを利用すれば複数の端末を利用できます。
5台まで共有できるサービスが多く、PCやスマホ、タブレットなど使い分けが可能です。ただし、違反行為となる場合もあるので、共有時は注意しましょう。
電子書籍を家族や友人と共有したいと思っている方は、電子書籍を共有する方法について徹底解説している記事もあるので参考にしてください。
電子書籍と紙はどっちが安い?
電子書籍と紙書籍は、圧倒的に電子書籍の方が安いです。
紙書籍は「再販制度」という制度によって定価販売しかできませんが、電子書籍は対象外なので、自由に割引できます。
たとえば、ebookjapanでは6回使える70%OFFクーポン配布やPayPayポイント最大30%還元などを実施しています。
ビギナーズ編集部
印刷などのコストが発生しないので、そもそも通常価格から電子書籍の方が基本的に安いです。
別記事ではクーポンがお得な電子書籍サービスを紹介しているので、気になる人はこちらもあわせてご覧ください。
電子書籍の支払い方法は?
電子書籍ストアによって異なりますが、クレジットカードや電子マネー・キャリア決済・コンビニ支払いなど、様々な決済方法を選べます。
その他にも、ポイント払い、PayPay残高、ギフト券などが使える電子書籍ストアもあります。
支払い方法にこだわりがなければ、どこの電子書籍ストアにも導入されているクレジットカード決済やキャリア決済が簡単でおすすめです。
ビギナーズでは電子書籍サービスで使える支払い方法をまとめた記事を紹介しているので、こちらもあわせてご覧ください。
電子書籍は端末が壊れると読めなくなる?
仮に利用していた端末が壊れても、別のデバイスを使えば電子書籍を読めます。
新しいデバイスで、利用していた電子書籍サービスにログインすれば、すぐに読書を再開できます。
電子書籍サービスが終了したらどうなる?
電子書籍ストアがサービスを終了した場合、購入済みの本を継続して読めるかどうかは各ストアによって異なります。
ただ、仮に読めなくなったとしても、購入分の返金など何かしらで補填されます。
無駄になることは基本ないので、安心して電子書籍サービスを利用できます。
ビギナーズ編集部
大手や人気電子書籍サービスであれば、サービス終了の可能性は低いでしょう。
こちらの記事では、サービス終了後の電子書籍はどうなるのか詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
電子書籍のメリット・デメリット
ここでは、電子書籍のメリットとデメリットをまとめています。
電子書籍のメリット
電子書籍のメリットをまとめると、主に以下のとおりです。
- 置き場所に困らない
- 経年劣化せず、紛失もしづらい
- 紙の本より安く買える
- 欲しい本が家からすぐに買える
- PCやタブレット使用で大画面で楽しめる
最大のメリットは、やはり自由度の高さでしょう。
スマホ1台で好きな場所・時間に読書でき、いつでも手軽に購入できます。どれだけ購入しても置き場所に困らず、劣化もしません。
また、様々な割引セールやキャンペーンを実施しているので、基本的に紙書籍よりも安く買えます。
電子書籍のデメリット
電子書籍のデメリットをまとめると、主に以下のとおりです。
- 端末の電池が切れたら読めない
- 紙媒体と比べて発売日が遅いこともある
- 目が疲れる
- 記憶に残りにくい
電子書籍は様々なメリットがある一方で、充電がなくなると読めなくなる欠点があります。
また、スマホやタブレットで電子書籍を読む場合、長時間が画面を見ると目が疲れやすく、視力低下につながります。
ビギナーズでは電子書籍のメリットやデメリットについてより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
【総評】電子書籍と紙書籍はどっちがいい?
電子書籍と紙書籍はどっちがいいかは、人によって異なります。
とにかく快適&安く読みたいなら、電子書籍がおすすめです。スマホ1台でいつでも本を読めて、割引セールでお得に購入できます。
ただ、紙書籍のような独特の手触りや匂い、ページをめくる音などの体験がありません。
ビギナーズ編集部
「漫画は電子書籍・小説は紙書籍」といった感じで、使い分けるのが一番おすすめです!
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まとめ|電子書籍で快適&お得に読書しよう
今回は、電子書籍の仕組みや始め方、読み方といった基礎知識をまとめつつ、紙書籍との違いなどについて解説しました。
電子書籍はデータの閲覧権を購入する仕組みで、ネット上のサービスで手軽に購入でき、簡単に読書を楽しめます。
紙書籍にはない自由度とお得感があるので、まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
ビギナーズでは、おすすめ漫画サイトを紹介しています。漫画を電子書籍で読みたい人は、ぜひこちらもあわせてご覧ください。
ビギナーズ編集部 /
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