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Amazonの注文キャンセル方法/返金を徹底解説|キャンセルできない場合の対処法も
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
「買ってみたけどやっぱりいらないかも」「間違って2個買ってしまった!」そんなときは「キャンセルしたい!」と思ってしまうもの。実は筆者も2度ほどAmazonでキャンセルを試みたことがあります。
そのときはキャンセルするにはすでに手遅れで、商品は自宅に向けて配送中&開封済み。結果、受け取った後に返品することで商品を返すことにしました。
今回はAmazonでのキャンセル方法と、キャンセルできなかったときにありがたい返品方法についてみていきます。
「無駄遣いした…」と落ち込む前に、まずはこの記事を読んでキャンセル可能か・返品可能か確認してみてくださいね。
※この記事の情報は2022年2月24日時点の情報です。最新の状況は各サービスサイトにてご確認ください。
目次
Amazonの注文はキャンセル可能?
Amazonの商品がキャンセルできるかどうかは「購入した商品が今どこにあるのか」によって違っています。
キャンセルできるケース
Amazonから発送される商品の場合はキャンセルできます。しかし、これには商品が「出荷準備開始前」の状態でなければなりません。注文した直後や発送まで時間がかかる商品など、商品がまだAmazonの倉庫にある場合はキャンセルが可能です。
注文直後であればほとんどの場合に間に合いますので、数時間~数日経過している場合は、アカウントサービスにログインして確認するようにしましょう。
キャンセルできないケース
注文履歴をチェックして、発送済みとなっているものはキャンセルができません。
注文履歴には、「本日注文済み」「発送済み」「配達中」「×曜日にお届け」のステータスが表示されます。
「本日注文済み」であっても、ステータスが反映されておらず、発送済みの場合もあります。この場合もキャンセルはできません。
つまり、出荷された状態、または、すでに受け取ってしまった状態の場合はキャンセルはできません。もし商品を返したい場合は、「返品」処理をすることになります。
Amazonの注文商品をキャンセルする方法
Amazonで注文した商品のキャンセル方法についてみていきましょう。
事前準備として、Amazon公式サイトにアクセスし、商品を購入したアカウントにログインしておいてください。
キャンセルする商品の選択
まずは、Amazonのトップページ右上にある「注文履歴」を開いて商品を探します。
キャンセルしたい商品の横にある「商品をキャンセル」をクリックします。
キャンセル理由の選択
画面が遷移して、キャンセル理由を選択できるようになります。いくつかの項目があるので、自分の状況に近いキャンセル理由を選択しましょう。
キャンセル手続きの完了及び確認
注文のキャンセル内容を確認したら、「この注文の選択された商品をキャンセルします」をクリックして完了です。
きちんとキャンセル処理できた場合にはAmazonからメールが届きますので、不安な方はそちらで確認するようにしましょう。
キャンセル料とペナルティ
Amazonが発送している商品については、基本、キャンセル料はありません。マーケットプレイスからの出品で、Amazonからの発送でない場合にはキャンセル料が課されることもあります。
購入前にしっかりと確認するようにしましょう。
また、キャンセルをすると、ペナルティが付くということもありません。購入した商品で、発送前に、不必要だと思ったら、ためらわずにキャンセル手続きをしましょう。
返金方法と返金までの期間
キャンセルした商品の代金はそのまま返金されます。返金方法と返金までの期間は決済時の支払方法によって異なります。
【返金方法】
- クレジットカード払い:Amazonギフト券での返金、または購入時と同様のクレジットカードへの返金
- 代金引換:支払い前のため返金なし
- コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い:Amazonギフト券
- 携帯決済:支払い時と同じ携帯決済会社経由で返金
- Paidy翌日払い:Paidy経由で返金
- Amazonギフト券:Amazonギフト券残高にチャージ
- Amazonポイント:Amazonポイント残高にチャージ
【返金までの期間】
- クレジットカード払い:1日~3日程度
- 代金引換:支払い前のため返金なし
- コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い:1日~3日程度
- 携帯決済:1日~3日程度
- Paidy翌日払い:1日~3日程度
- Amazonギフト券:1日~2日程度
- Amazonポイント:1日~3日程度
キャンセルできない場合の対処方法
商品の発送後や受領後は商品をキャンセルすることができません。この場合にどう対処したらよいか解説します。
受け取り拒否
キャンセルができず、配達ステータスが発送済みになっている場合は、受取拒否をすることができます。
受け取り拒否の方法
まだ荷物が届いていない段階であれば、受取拒否をすることができます。以下ではその方法を紹介します。
- 注文履歴から受取拒否したい商品を選択
- 配送業者と伝票番号をチェック
- 配送業者の問い合わせ窓口または、営業所に連絡して「商品のキャンセルのため受取拒否をしたい」と伝える
- 荷物が届いてしまった場合には、配達員に受け取りを拒否を伝える
- 不在連絡票が入っていた場合には、記載されている連絡先に電話して受け取り拒否を伝える
返品
キャンセルできない場合には、「返品」を行って商品を返す方法があります。
返品の条件
返品を行うには条件があります。この条件は、Amazonで販売された商品及びAmazonマーケットプレイスを通じて販売された大半の商品に共通しています。
▼返品条件
- 商品到着から30日以内
- 送料や手数料は返金対象外
- 送料は基本的にお客様負担(一部例外あり)
- 未開封の場合は全額返金
- 開封済みの場合は代金の50%返金
マーケットプレイスの場合は出品者によって異なる条件が設定されていることがあります。商品ページから確認するようにしましょう。
また、Amazonの商品の中には返品ができないものもあります。以下のものはお客様都合での返品は不可となっていますが、商品自体に瑕疵がある場合は返品ができることもあります。
▼返品不可
- 雑誌
- 食品・お酒・飲料
- ペットフード
- 金庫
- アマゾンギフト券
- ダウンロード・再生したデジタルコンテンツ
- 医薬品・化粧品・サプリメント・医療機器
- 材木・建築資材
- 原動機付自転車・自動二輪車
- カーバッテリー・バイクバッテリー
- イベントチケット・サービスチケット・プリペイドカード
返品の方法
Amazonから発送された商品を返品する方法は簡単です。
- Amazon公式サイトにアクセスし、商品を購入したアカウントにログインしてください
- アカウントサービス内の注文履歴を開いて、商品を探します
- 商品の横に表示されている「商品の返品」をクリック
- 返品したい商品の横にあるチェックボックスにチェックを入れ、返品の理由を選択します
- 「次に進む」をクリック
- 内容を確認し「返送手続きを開始」をクリック
返送のためにAmazon公式サイトで行うべき手続きは以上となります。次に必要となってくることは「商品を荷詰めして返送する」ことです。
Amazonへ返品する商品を荷詰めする
基本的には商品が送られてきた箱に商品を戻して返送することになります。全額返金を受けたい場合は、届いた商品を開けてしまわないよう注意しましょう。
返品で一番のポイントとなってくることは、返送用の宛名ラベルを用意することです。
用意とは言っても、ラベル自体の記入はAmazonが行ってくれています。こちら側がすべきことは、それを印刷して箱に貼ること。
返送用のラベルは、上の章で行った返送手続きの完了画面にリンクが貼られています。もしそちらに気づかず画面を閉じてしまった場合は、Amazonから送信されているメールからページを開くようにしましょう。
該当ページを開いたら「返品用ラベルと返送手順を表示・印刷」をクリックし印刷します。印刷ができたら1枚を荷物の中に入れ、1枚を返送用の箱に貼ります。どちらが入れる用でどちら貼る用なのかは紙に印刷されていますので安心です。
※ラベルを印刷できない場合
もしプリンターがない方でも大丈夫。印刷しない方法で返品用ラベルを用意することができます。
まず、送付先が記載されている宛名ラベル。こちらはパソコンに表示されている画面の住所・あて名をそのままお手持ちの用紙に書き写して利用してください。
二つ目は返品用のコードです。宛名と同じ画面に返品受付IDが表示されています。こちらを紙に書き写すことで、箱の中に入れる用紙の代わりにすることができます。
また、こちらの同封用の用紙は納品書または商品郵送時に箱に貼られているバーコードで代用することも可能です。このどちらかが箱に残っている場合は、同封用の紙を用意せずとも返品することができます。
そのため、Amazonへ商品を返送するときは、商品が届いたときに箱に貼られていたラベルを剥がさないように注意しましょう。
荷物を発送する
ダンボールに封をした後は荷物を発送しましょう。基本的にどこの配送業者を利用しても問題ありません。コンビニや集配所に持っていったり、集荷に来てもらったりしましょう。
送付先の住所は前章で印刷した宛名ラベルに印字されていますので、こちらを利用してください。
一番簡単な返送方法は、日本郵便の集荷サービスを申し込む方法です。Amazonのサイトからリンクで飛んで申し込みをすることができます。
自宅に集荷に来てくれるだけでなく、配送用の伝票も準備してくれるため、こちらで用意することは何もありません。ダンボールを渡すのみです。
日本郵便の集荷申し込みは、返品手続きのページからリンクで飛ぶことができます。日本郵便のホームページに遷移した後は、元払いか着払いか、いつ集荷に来てほしいのかを選択していきます。
返品時の送料は基本的に元払いとなります。返品可の商品をはじめとする一部商品は元払いで送ることもできます。もし元払いで送付すべき商品を着払いで返送してしまった場合は、返金代金から送料が差し引かれることになります。
Amazonで商品が確認された後返金される
商品がAmazonに到着後、確認作業を経て返金となります。返金方法や返金までの期間はキャンセル時と同様です。
【返金方法】
- クレジットカード払い:Amazonギフト券での返金、または購入時と同様のクレジットカードへの返金
- 代金引換:Amazonギフト券
- コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い:Amazonギフト券
- 携帯決済:支払い時と同じ携帯決済会社経由で返金
- Paidy翌日払い:Paidy経由で返金
- Amazonギフト券:Amazonギフト券残高にチャージ
- Amazonポイント:Amazonポイント残高にチャージ
【返金までの期間】
- クレジットカード払い:1日~3日程度
- 代金引換:1週間~3週間程度
- コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い:1日~3日程度
- 携帯決済:1日~3日程度
- Paidy翌日払い:1日~3日程度
- Amazonギフト券:1日~2日程度
- Amazonポイント:1日~3日程度
Amazonのデジタルコンテンツをキャンセルする方法
ここでは、Kindle本、Prime Video、ミュージック/アプリ、Amazonギフト券のキャンセル方法を解説します。
Kindle
電子書籍の購入から7日以内であれば、キャンセルができます。ただし、返品が受理されるかは、アマゾンの裁量になります。
電子書籍の中身を読んだかどうかによって判断されるとのこと。本を読んでしまうとキャンセルできないことがあるので注意しましょう。
キャンセル方法は以下の通りです。
- Amazon公式サイトにアクセスしてアカウントにログイン
- 画面左上のメニューを開き、「カスタマーサービス」を選択
- 「カスタマーサービスに連絡」を選択
- 「デジタルコンテンツ – Kindle本、ビデオ、音楽など」を選択
- 「Kindleコンテンツについて」を選択
- キャンセルをしたい旨を伝える
こちらの記事ではKindleのメリットデメリット・購入前に知っておくべきことを解説していますので、ぜひご覧ください。
Prime Video
Prime Videoには、有料の動画も存在します。有料動画を購入して48時間以内であれば、キャンセルできます。ただし、動画をみていない場合に限ります。
また、キャンセル処理はPC版Amazon公式サイト経由でのみ可能です。
キャンセル方法は以下の通りです。
/p>- Amazon公式サイトにアクセスしてアカウントにログイン
- 右上のメニューから「注文履歴」を選択
- 購入動画の欄にある「ご注文をキャンセル」を選択
- キャンセル理由を選択し、「ご注文をキャンセル」を選択
- 「Kindleコンテンツについて」を選択
- 「注文がキャンセルされました」と表示されて完了
こちらの記事ではAmazonプライム・ビデオの料金・支払い方法・特典などを紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。
Music/アプリ
Amazonでダウンロードした有料楽曲や有料Androidアプリはキャンセルできません。
よく考えて購入するようにしましょう。
こちらの記事でもAmazon Music Primeの使い方や概要を徹底解説していますので、ぜひチェックしてくださいね。
Amazonギフト券
Amazonギフト券はアカウントにギフト券番号が未入力であればキャンセル可能です。
注文履歴からキャンセルができますよ。
より詳しく知りたい方は、Amazonギフト券の種類・特徴・違いなどについて解説している記事をご覧ください。
まとめ
商品を返品する場合は、未開封であれば全額返金を受けることができます。返品したいときは間違って開封しないように気を付けてください。家族と同居している方は、事前に家族にも開封しないようお願いをしておくとよいでしょう。
Amazonでのキャンセル・返品手続きは難しくありません。一度経験すれば、次からは迷うことなくスムーズに行うことができるでしょう。もしキャンセル・返品をする際は当記事を参考にしてみてくださいね。
また、こちらの記事ではAmazonの商品をコンビニで受け取る方法について解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
水城みかん /
ビギナーズ編集部 ライター
家から出たくないばかりに在宅勤務可の外資へ転職したひきこもりOL兼Webライター。執筆ジャンルはダイエット、経理・税務、旅行、ライフスタイルなど。美くびれ目指して日々ジム通いのプロテインマニア。VR、ガジェットも好き。