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ヤットコとは?おすすめ12選と種類や使い方まとめ
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ハンドメイド工具として欠かせない「ヤットコ」ですが、見た目はペンチやニッパーと瓜二つです。どこが違うのか、どのように使い分ければいいのか、疑問に感じている人も少なくないでしょう。
そこで本記事では、ヤットコの基礎知識を紹介するとともに、おすすめのヤットコや具体的な使い方についても詳しく解説します。
「ヤットコとは?」「使い方がわからない」「おすすめのヤットコが知りたい」など、ヤットコについて詳しく知りたい人や購入予定の人は必見です。
目次
ヤットコとは?
ヤットコとは、主にハンドメイドアクセサリー に使用する工具です。はさみのような形状をしていて、ビーズや針金などの細かなパーツや素材を掴むときに活用します。
ヤットコは大きく分けて2種類あり、それぞれに特性や使い方が異なることをご存じでしょうか。以下に詳しく紹介します。
ヤットコの種類と使い方
ヤットコには「平ヤットコ」「丸ヤットコ」という2つの種類があります。
- 平ヤットコ:刃の先端が平らでグリップ力が高い。パーツをしっかりと挟み、曲げたりねじったりするときに使用する。
- 丸ヤットコ:刃の先端が丸くなっているため、ピンやワイヤーをきれいに丸められる。パーツを挟むこともできるが、先端が丸くなっているため滑りやすい。
ハンドメイドアクセサリーでは、ピンやワイヤーを曲げたり丸めたりして加工しますよね。そのときに必要になってくるのが「平ヤットコ」「丸ヤットコ」です。
どちらのヤットコも使用頻度が高いばかりではなく、それぞれに異なる特性があるため、両方揃えるのが一般的。
ヤットコはこんなことに使える
ヤットコを使う具体的なシーンの1つが、ピアス作りやネックレス作りです。
グリップ力が高くて小さなパーツをしっかりと挟める平ヤットコは、ピアスパーツとしてピンに通すビーズを挟むときに欠かせません。また、Cカンなどを閉じたり開いたりするときにもないと困る工具です。
一方で、先端が丸くなっている丸ヤットコはワイヤーの先端をきれいに丸められるため、ワイヤーを9ピンに加工したりネックレスの留め金部分として加工したりすることも可能です。
ヤットコの選び方
ヤットコには「グリップ力の高い平ヤットコ」と「丸く加工できる丸ヤットコ」の2種類があるため、できるだけ両方のヤットコを揃えておきたいもの。
しかし、平ヤットコや丸ヤットコの中でもさらに様々な種類に細分化されているため、選びにくいと感じる人も珍しくありません。そこでここでは、ヤットコの選び方について簡単に解説します。
刃の材質をチェック
ヤットコの刃を近くで見てみると、種類によって「つるつるしているもの」や「ざらざらしているもの」などがあり、材質の違いがわかります。
また、中には刃の先端がギザギザに波打つような形状になっているものも。材質が滑らかなヤットコはパーツを傷つけにくい半面、滑りやすくなってしまうこともあります。
ざらざらしているものは高いグリップ力がありますが、力を入れすぎてしまうとパーツの破損にもつながってしまうでしょう。
どの材質を用いていてもそれぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の好みに合わせて選ぶことが大切です。
刃の長さをチェック
ヤットコには、刃の長さが長いタイプと短いタイプに分かれています。
特に、長いタイプは「丸ヤットコ」に多く見られます。丸ヤットコは刃の先端に向かって細くなっているため、長さのある丸ヤットコを使用すると加工する輪の直径を自由に変えられるでしょう。
また、短いヤットコは使い勝手がいいため、ハンドメイド初心者におすすめです。
多機能タイプもおすすめ
ヤットコは「平ヤットコ」と「丸ヤットコ」に分かれていますが、中には「片方が平ヤットコでもう片方が丸ヤットコ」「刃の内側にニッパーがついている」というような多機能タイプのものも。
1本あれば「曲げる・掴む・丸める」の使い方ができるため、できるだけ工具を減らしたい人やハンドメイド中級者以上の人からも人気を集めています。
おすすめのヤットコとは?人気ヤットコ12選
おすすめのヤットコは、手に馴染みやすくグリップ力が高いもの。また、しっかりとパーツを掴める形状の刃や耐久性の高さも考慮したいポイントです。
ここでは、ヤットコの種類別におすすめ商品を厳選しました。
平ヤットコ
まずは平ヤットコの紹介です。平ヤットコはハンドメイドアクセサリー の工具でも最も使用頻度が高いため、使いやすさや品質にはこだわってみましょう。
(改良版)アクセサリー工具【平ヤットコ】
こちらの平ヤットコは改良版で、女性の手にもフィットするサイズ感に仕上げられています。ハンドル部分もグリップ力が高くて握りやすく、しっかりと力を入れられます。また、リーズナブルな価格帯も魅力的ですよね。
高品質 平ヤットコ
「ヤットコを初めて使う」という初心者におすすめなのが、コンパクトで軽いタイプの平ヤットコです。軽いため長時間使用しても疲れにくく、細い形状の刃で細かなパーツもしっかりと掴めます。
KEIBA 平ヤットコ
刃の先端がワイドなKEIBA平ヤットコ。先端にしっかりと力が加わるため、カシメ玉を潰すときも重宝するはずです。
パーツを傷つけてしまう恐れがある「刃の溝」を取り除くことでパーツが滑りやすくなりますが、滑り止め加工が施されているため安心して作業に集中できるでしょう。
また、持ち手は重厚感ある質感で、手が大きい人や力を入れて作業したい人にもぴったりです。
先端細め 平ヤットコ
ハンドメイドアクセサリーの中でも、特に細かなビーズや傷つきやすいパーツにおすすめの平ヤットコです。刃の先端がかなり細めになっているため、精密作業時に重宝するでしょう。
また、繰り返し握っても疲れにくいスプリングを採用しているため、長時間の作業にもぴったりです。
丸ヤットコ
ワイヤーを丸めたり曲げたりする丸ヤットコは、グリップ力や刃の細さに注目して選んでみましょう。
(改良版)アクセサリー工具【丸ヤットコ】
こちらは、女性の手のひらにもすっぽりと収まるコンパクトな丸ヤットコ。持ち手や刃先のグリップ力も申し分なく、ストレスフリーで加工が楽しめます。
口コミでは「自分でも驚くほど簡単にきれいに丸められた」「サイズが使いやすい」など、高評価が目立っています。
工具丸ヤットコ
適度なボリューム感があって握りやすいハンドルと、繊細な先端で思いのままに加工できる丸ヤットコです。
初心者でも簡単にきれいな丸が作れるだけではなく、長年使用でも錆びにくい品質の高さも魅力的。価格と品質のバランスがいいため、コスパを求める人には特におすすめです。
先端細め 丸ヤットコ
精密作業にぴったり!先端が通常の丸ヤットコに比べてかなり細く、細かなパーツでもしっかりと加工できます。
刃はバレル研磨されているためとても滑らかで、パーツを傷つける心配がないように考慮されていますよ。
また、セットピン構造で長年使用でもゆるみやガタつきが発生しにくく、安心して愛用していけるクオリティーといえるでしょう。価格は高くなってしまいますが、品質の高さを求める人には特におすすめの商品です。
ラウンドノーズ 丸ヤットコ
ブラックとブルーのカラーコントラストが知的な雰囲気を演出しているのは、材料に「機械構造用炭素鋼」を使用した、日本製の丸ヤットコです。
機械構造用炭素鋼は硬度が高く耐久性に優れているため、壊れにくさや品質の高さを求めている人にもぴったりでしょう。
多機能ヤットコ
多機能ヤットコとは、1本に平ヤットコと丸ヤットコの機能が集約されたタイプです。多機能ヤットコのおすすめを紹介します。
ヤットコ 片丸タイプ
平ヤットコと丸ヤットコの機能が1本になった「片丸タイプ」のヤットコは、使い方によって幅広い加工ができる優れものです。それだけではなく、こちらの商品は「グッド・デザイン選定商品」であるためデザイン性が高くておしゃれ!
グリップ部分には手に優しいエラストマー樹脂を採用しているため、柔らかで滑らかな動きを実現しています。
1本3役 丸ヤットコ
こちらのヤットコは、なんと「本で3役」もこなすという多機能丸ヤットコです。
基本は丸ヤットコですが、刃の中心部分にはニッパーの役割をする部分とパーツを掴む平ヤットコの役割を果たす部分があります。
1本3役のヤットコは珍しく、持っているだけで優越感に浸れるかも。
ヤットコセットもおすすめ!
ヤットコを初めて購入する場合は、ばら売りではなく「セット商品」にも注目してみましょう。ここでは、ハンドメイドアクセサリー初心者におすすめのヤットコセットを紹介します。
ポーチつき 工具3点セット
「平ヤットコ」「丸ヤットコ」「ニッパー」の3点セットが、おしゃれなポーチに入っているお得なセットです。
ヤットコは刃の先端がシャープであるため、保管するときは必ず専用ポーチが必要。こちらのセットならすでにポーチがついているため、ポーチを手配する手間が省けます。
また、持ち手部分もピンクで可愛らしく、ピンク好きな人にもぴったりでしょう。
BEADALONジップポーチ付きツールキット
ブルーとブラックの組み合わせが、シンプルでかっこいい雰囲気を演出している工具セットです。
平ヤットコ・丸ヤットコ・ニッパーだけではなく、はさみやピンセット・ビーズスコップ・ビーズケースなど、ハンドメイドアクセサリーで欠かせない工具がコンパクトにまとめられています。
「道具を1から揃えたい」「まずは始めてみたい」という人にぴったりでしょう。
まとめ
ヤットコとは、パーツを掴んだり丸めて加工したりするときに欠かせない工具です。
ヤットコの中には「平ヤットコ」「丸ヤットコ」「多機能タイプ」など様々な種類があるため、好みに合わせて選びましょう。
また、ハンドメイドアクセサリー初心者の人には、基本の工具がセットになっている「スターターセット」などもおすすめです。
白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター
独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。