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FPSのPCゲームまとめ!FPSの魅力や無料タイトルは?
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海外で火がつき、日本国内でも徐々に盛り上がりをみせる「e-Sports」。
e-Sportsを語る上で欠かせないゲームジャンルが「FPS」です。「Call of Dutyシリーズ」を筆頭に、最近は「Apex Legends」や「VALORANT」など、競技性の高いFPSタイトルが人気を博しています。
一方FPSは、ゲームジャンルの一種にすぎません。その臨場感と没入感を活かし、広大な世界を旅できるアドベンチャー系のFPSや、幽霊や悪魔などに追いかけられるホラー系FPSなどもリリースされています。“銃の撃ち合い”だけが、FPSの全てではないのです。
そこで今回は、筆者おすすめのPCやPS4で遊べるFPSゲームをご紹介します。「オンライン向け」「オフライン向け」「e-Sports向け」の3カテゴリにわけてピックアップしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
FPSとは?
あらためて、FPSというゲームジャンルの基礎知識をおさらいしていきましょう。
没入感満載のシューティングジャンル
FPSは「First Person Shooter」の略であり、一人称視点の3Dシューティングゲームの総称。プレイヤーがゲーム内主人公と同じ視点で操作し、視界を共有するため、高い没入感を得られるのが特徴です。
画面に表示されるのは、人間の視界そのもの。主人公の身体の一部や武器しか表示されず、インターフェースとしても、画面端に体力ゲージや銃の残弾数があるだけです。目の前の現れる敵に照準を定め、引き金を引く。これがFPSの基本となります。
First Person “Shooter”とあるように、画面に現れる敵を狙って倒すのが、FPSの醍醐味です。一方で、その場にいるかのような臨場感・没入感を活かした「武器を使わないFPS」も多数リリースされています。
とりわけ近年は、捕まったらゲームオーバーとなる「追いかけられる系のホラーFPS」などが人気。ヘッドフォンやイヤホンをつけてプレイすると、本当に後ろから迫ってくるような、極上の恐怖が味わえます。
繰り返しますが、「FPS=銃で撃ち合うゲーム」ではありません。e-Sports の浸透で、そのようなイメージが定着していますが、実に多様なシステムやコンセプト、世界観のFPSタイトルがリリースされています。
本記事においても、様々なジャンルのFPSタイトルを紹介していきます。興味あるゲームがみつかったら、ぜひプレイして欲しいところです。
FPSとTPSの違いは?
FPSと対をなすゲームジャンルに「TPS」があります。TPSは「Third Person Shooter」、つまり三人称視点のゲームの総称です。主人公と視点を共有するFPSに対し、TPSは主人公の背面から眺める視点となります。
FPSに比べると没入感は低下しますが、視界が広い分だけ周囲環境を把握しやすかったり、後述する“画面酔い”防止に有効だったりします。そのため、最近のFPSおよびTPSタイトルは、一人称・三人称と画面視点自由に切り替えられるタイトルが増えています。
FPSは“画面酔い”にご注意を
高い没入感が魅力のFPSですが、人によって“画面酔い(3D酔い)”する可能性があります。症状は乗り物酔いと同じで、プレイ中にどんどん気分が悪くなるというもの。発症原因は解明されておらず、酔いやすさには大きな個人差があります。
一説によると“画面酔い”は、人間の平衡感覚を司る三半規管と、実際に捉えている視覚映像に乖離(かいり)があることで生じるとのこと。乗り物酔いと同じ原理ですね。
ただ不思議なのは、同じFPSタイトルによって「酔うゲーム」と「酔わないゲーム」が、人によって存在することです。「○○はよかったけど、○○は画面酔いがひどかった」なんてこともざらで、実際にプレイしてみるまでわかりません。
“画面酔い”の予防法は3つ、「モニターから距離を取る」「部屋を明るくする」「疲れたら休む」こと。乗り物酔いしやすい人は、“画面酔い”する可能性が大いにあります。小まめに休憩などを挟み、無理のない範囲でプレイしてくださいね。
【PVP】銃撃戦を楽しむならこれ!おすすめのFPS・PCゲーム
ここからは、PCゲーマーである筆者おすすめのFPSゲームをご紹介します
中でもPVPがメインのオンラインFPSをピックアップしました。いずれも基本プレイ無料なので、ぜひダウンロードして遊んでみてください。
Alliance of Valiant Arms
2008年のサービス開始以来、10年以上にわたってFPSムーブメントを牽引し続けた「Alliance of Valiant Arms(A.V.A)」。いわゆる“CSクローン系FPS”の“はしり”となったゲームで、日本における無料FPSの老舗タイトルです。
2008年頃は、韓国産の無料MMO RPG・FPSゲームが毎月のようにリリースされていた時期でした。それは本タイトルも例に漏れず……ほとんどの無料FPSがサービスを終了する中、今もなお多くのプレイヤーを抱えています。
「無料FPSなら最新のApexやVALORANTを遊べばいいじゃん!」と思うかもしれんが、「A.V.A」には「A.V.A」のよさがあります。まず、上記2タイトルは要求されるPCスペックが高く、生半可なPCでは起動すらしません。
一方の「A.V.A」は要求スペックが低く、最近のノートパソコンでもサクサク動きます。オンラインマッチングもスムーズで、FPS初心者にはうってつけのタイトルといえるでしょう。
Alliance of Valiant Armsをプレイしてみる
Apex Legends
2020年現在、日本国内でもっとも人気のあるバトルロワイアルFPSゲーム。国内においても同タイトルのe-Sports大会が開催されており、人気動画配信者も多く参戦。非常に注目度が高く、日本人プレイヤーも多い傑作的“バトロワFSP”です。
プレイヤーは固有スキルを持つ「レジェンド」と呼ばれるキャラクターを操作し、3人1組のチームを組みます。同じフィールドに降り立つのは、3人×20チームの系60人。最後の1チームになるまで戦い、メンバーで協力してチャンピオンを目指します。
基本ルールは王道のバトルロワイアルですが、とにかく戦闘がスピーディーでゲームテンポも抜群。すぐにチームが全滅しても、「もう一度やろうかな」と思う気にさせるのが、従来の“バトロワ系ゲーム”との違いを感じます。
これだけのクオリティで基本プレイは無料。有名ゲーム実況者もたくさん配信しているので、興味のある方はぜひ配信をのぞいてみてください。
VALORANT
2020年6月にリリースされ、海外で絶大な人気を誇るFPS、「VALORANT(ヴァロラント)」。日本での知名度はまずまず……といったところですが、もともとe-Sportsを意識した開発された経緯を持つタイトル。その競技性の高さは、他の追従を許しません。
プレイヤーは5人2チームが基本。「スパイク」という爆弾を設置・起爆する「攻撃側」と、爆発を阻止する「防御側」にわかれ、最大25ラウンドの攻防を繰り返します。
プレイヤーは固有スキルを持つ「エージェント」と呼ばれるキャラクターを操作します。「エージェント」は“ロール(ジョブのような概念)”により、使用可能なアビリティが異なります。
つまり、試合に勝つには、メンバーが操る「エージェント+ロール」のシナジーを考慮したチーム編成が求められます。FPSなのでプレイヤースキルは重要ですが、それ以上に戦略が勝敗を分けるのは確かです。
日本人プレイヤーはそこまで多くありませんが、ゲーム内のコミュニケーション機能だけで、海外プレイヤーとも十分やりとり可能。戦略性の高いFPSをプレイしたい方は、ぜひダウンロードしてみてくださいね。
【PVE】対人戦が苦手なあなたに!「オフラインFPS」3選
「FPSに興味があるけど、人と競うのは苦手……」という方におすすめなのが、PVE(対NPC)メインのFPS。こちらでは筆者おすすめの3本を紹介します。
Fallout4
核戦争後の世界を生き抜く、ポストアポカリプス・オープンワールドRPGの傑作。完全シングルプレイのFPSなので、自分のペースでじっくりと遊べます。非常に広大なフィールドを探索し、色々な人と出会ったり、戦ったりして、物語を進めていきます。
同シリーズの魅力は、その自由度の高さにあります。NPCから物を盗んだり、敵対勢力に賄賂をおくって問題を解決したり、あるいは組織を壊滅させたりと、何もかもが自由。ヒールプレイ(悪人プレイ)も、本作の醍醐味といえるでしょう。
ですが今作においては、メインストーリーがしっかりと練られており、一本の映画をみているような気分になりました。自身の妻(夫)を殺し、息子を連れ去った「誰か」を探すために、父親(母親)として戦う……物語の結末は、ぜひその目で確かめてください。
Minecraft
サンドボックス・クラフティングゲームの名作中の名作、「Minecraft」。こちらも一人称視点のゲーム(三人称視点に切り替え可)で、様々なボックスを積み重ねて家を建てたり、巨大建造物を建築したりできます。
基本はオフラインのシンプルプレイですが、フレンドとのマルチプレイも可能。みんなでワイワイとサバイバル生活を楽しんでもよいでしょう。またゲーム建築が好きな方は、クリエイティブモードで巨大な街をつくるのも楽しいです。
遊び方は無限大。子どもから大人まで、幅広い年齢層に愛される名作ですね。
Shadow Corridor
ホラーゲームがお好きな方にプレイしてもらいたいFPSが、和風ホラーアクションの「Shadow Corridor」です。もともとはフリーゲームとして開発・配布されていた本作ですが、2019年に正式リリースされました。
本作の基本ルールは、ランダム生成される和風ダンジョンを探索し、エリア内にある勾玉(まがたま)を集めてゴールに向かうというもの。ダンジョンには不気味な能面が徘徊しており、敵に捕まるとゲームオーバーです。
何度プレイしても新鮮な気分になる上、高い没入感を活かした「追いかけられる恐怖」が味わえる本作。コントローラー操作に対応しているのもポイントで、やればやるほど面白みがわかってくる希有な作品ですね。
まとめ
FPSと一口にいっても、その種類は多岐にわたります。銃撃戦がメインのFPSもあれば、冒険やクラフトがメインになるゲームも。まるでその世界に降り立ったような、臨場感・没入感の高さ。これは、FPSでしか楽しめない魅力といえるでしょう。
また、こちらの記事ではPCゲームのおすすめタイトルを紹介しています。ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
ポメラニアン高橋 /
ビギナーズ編集部 ライター
ラーメンとロックをこよなく愛する洋犬ライター