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カーシェア用のチャイルドシートはレンタル?購入すべき?
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
車をいつでも借りたいときに借りられるカーシェアリングサービス。レンタカーと比較して短時間で利用できる点やガソリンを入れる必要がない点から、人気のサービスとなってきています。
子ども連れでカーシェアを利用するとなると、心配なのがチャイルドシートではないでしょうか。カーシェアの場合、チャイルドシートが搭載されていない車両もあるので、注意が必要です。
今回は、子どもと快適で安全なドライブをするために、カーシェアにおけるチャイルドシートについて解説していきます。
※この記事の情報は2023年5月23日時点の情報です。
目次
カーシェアを利用するとき、チャイルドシートはどうする?
道路交通法の規定により、6歳未満の幼児がいる場合、チャイルドシートの利用が義務づけられています。
これは、カーシェアリングサービスを利用する場合にも適用されます。家族に子どもがいる人がカーシェアリングサービスを利用する場合、車にチャイルドシートを持ち運んで取り付ける手間がかかりますが、必ず着用しましょう。
カーシェアリングサービスの会社によっては、チャイルドシートが常備されている車両もあります。そのため、子ども連れでカーシェアを頻繁に利用する人はチャイルドシートつきの車を毎回借りるのも1つの手段です。
【比較】カーシェア各社のチャイルドシート設置状況
ここでは、大手カーシェアリングサービス会社のチャイルドシート設置状況についてまとめています。チャイルドシート、ジュニアシートと設置状況が異なるので、カーシェアを利用する前にチェックしておくとよいでしょう。
サービス名 | 搭載の有無 | 利用料金 |
---|---|---|
三井のカーシェアーズ | ◯ ジュニアシートを全車1台標準装備 チャイルドシートは会員様ご自身で用意が必要 |
1台無料 |
アースカー | △ 一部車両につきチャイルドシート・ジュニアシートの搭載がある 搭載車両は詳細ページで確認してください |
ー |
オリックスカーシェア | ◯ ジュニアシートを全車へ1台搭載 チャイルドシートは会員様ご自身で用意が必要 |
1台無料 |
タイムズカーシェア | ◯ 全車両ジュニアシート1台搭載 チャイルドシートは一部の店舗のみオプションとして利用可能 |
ジュニアシート1台無料 チャイルドシート1台:1,100円(税込) ※1予約あたり最大2台まで |
カリテコ | △ 一部車両にジュニアシートを搭載しているが、チャイルドシートは搭載していない ご利用の際はご自身で用意が必要 |
ー |
ドコモが提供しているdカーシェアでは、登録すると三井のカーシェアーズやオリックスカーシェアなど5つのカーシェアの中から、自分にぴったりのサービスを利用できます。
複数のサービスを簡単に比較できるので、チャイルドシートが装備されているカーシェアを探しているときにも役立ちます。
三井のカーシェアーズ
「三井のカーシェアーズ」では、一部の三井のリハウス店舗でチャイルドシートの無料貸し出しをおこなっています。チャイルドシートは一部車両に装備されており、貸し出しが可能です。
また、ジュニアシートは全車両標準装備になっています。チャイルドシートについては以前、店舗営業時間内のみでの貸し出しをおこなっていたものの、現在はおこなっていません。
そのため、チャイルドシートはご自身で用意する必要があります。
アースカー
「アースカー」では、チャイルドシート、ジュニアシートともに一部車両に搭載されています。搭載車両は車の詳細ページで確認できるので、事前にチェックしておきましょう。
オリックスカーシェア
「オリックスカーシェア」では、全車両にジュニアシートが標準装備されており、シートはトランクルームに収納されています。
ただし、チャイルドシートは搭載されていないため、自分で用意する必要があります。
タイムズカーシェア
「タイムズカーシェア」では、車両の標準装備品としてジュニアシートが全車両に用意されています。シートは、トランクまたはトランク下のサブトランクに収納されています。
チャイルドシートは原則用意されてないものの、一部ステーションでオプションの対象です。シート1台につき1,100円から利用可能で、1回の予約で最大2台まで利用できます。
シートベルトを使わず、がっちり固定できるISOFIX対応のシートで安心です。
カリテコ
「カリテコ」の場合、チャイルドシートの搭載はありません。以前はオプションを利用することでチャイルドシートを使用できましたが、現在はおこなっていないようです。
また、ジュニアシートは一部車両に限り搭載しています。ジュニアシートを利用したい場合は、カーシェアを利用する際に車にジュニアシートが搭載されているかカリテコ店舗に問い合わせしましょう。
レンタルと購入のメリット・デメリット比較
チャイルドシートはレンタルと購入で、それぞれメリット・デメリットがあります。カーシェアを快適に利用するためにも、それぞれのメリット・デメリットを把握しておきましょう。
チャイルドシートをレンタルするメリット
チャイルドシートをレンタルする場合、自分で購入する手間がかからないため、そのときの子どもの月齢に合ったモデルを簡単に選択できます。
高機能モデルやデザインなど高品質で高価な商品を手頃な価格でレンタルできるのも魅力です。また、自宅で保管する必要がないため管理も楽です。
- 自家用車を持っていない
- 赤ちゃんや幼児を乗せる機会が少ない
- 兄弟が生まれる予定が低い
- 月齢に合わせてシートを選びたい
デメリットとしては、カーシェアを頻繁に利用する場合、オプションを毎回つけるより購入した方が安く済むことがあります。他にも、色んな人が利用しているため衛生面に不安を感じるケースが出てきます。
チャイルドシートがレンタルできるサービス
サービス名 | 期間 | 料金(税込) | 送料(税込) | 受取方法 | 対象地域 | レンタル後の購入 |
---|---|---|---|---|---|---|
DMMいろいろレンタル | 1か月~ | 3,440円~ | 1,800円~ | 宅配 | 全国 ※一部離島除く |
そのまま購入できる |
ベビーレンタ | 1週間~ | 3,980円~ | 往復送料1,800円~ | 宅配 | 北海道~鹿児島 ※一部離島を除く |
そのまま購入できる |
チャイルドシートをレンタルできるおすすめサービスを比較して一覧表にしてみました。
それぞれサービス内容や扱っているチャイルドシートの種類などに違いがあるため、カーシェアでレンタルするか、別途レンタルサービスでレンタルするか、購入するかで迷った方はしっかり比較検討しましょう。
こちらの記事では、チャイルドシートがレンタルできるサービス比較して詳しく紹介しているので参考にしてくださいね。
チャイルドシートを購入するメリット
チャイルドシートを購入する際のメリットは、そのときの新しい安全基準に基づいた商品を購入できる点です。チャイルドシートを搭載しているカーシェア会社の車両は基準が古いものもあるので、購入することで安心して車を利用できます。
また、車での外出が多い人は、チャイルドシートをレンタルするよりも購入した方がコストを安く抑えられます。衛生面での不安が少ないのもメリットの1つです。
- 自家用車を持っている
- 日常生活で車を頻繁に使い、子どもを乗せる機会が多い
- 衛生面が気になる
- 兄弟が生まれる予定がある
デメリットとしては、子どもの成長に合わせてチャイルドシートを買い替える必要があります。
おすすめのチャイルドシート
ここでは、ビギナーズ編集部がおすすめするチャイルドシートをご紹介します。安全性、快適性に優れた商品をピックアップしたので、チャイルドシート選びの参考にしてみてください。
Combi(コンビ)クルムーヴ アドバンス エッグショック JP-590
赤ちゃん用品を幅広く展開しているCombi(コンビ)のチャイルドシートです。わずかな衝撃でも吸収してくれるエッグショックが、赤ちゃんの頭や体を優しく守ります。
また、汗をかく赤ちゃんのため、3Dメッシュシートと本体に通気孔を設け、快適性を追求しました。シートとカバーは取り外して洗えるので、いつでも清潔な状態を保てます。
他にも、指一本で360度回転のシートや3段階のリクライニング機能が搭載されており、新生児から4歳児まで長い期間使用できるチャイルドシートです。
Aprica(アップリカ)スムーヴ TS インファント カーシート
チャイルドシートの他にも、キャリーやロッキングチェア、固定チェアなど幅広く使えます。シートベルトでカーシートに装着するタイプですが、別売りのカーシートベースを使うとより快適です。
シートの重量が2.6kgと軽く、女性でも軽く持ち上げられます。3輪ベビーカースムーヴシリーズと組み合わせることで5WAYで使用することも可能です。
赤ちゃんが寝てしまっても、そのままチャイルドシートから降ろさず取り外して、ベビーカーに乗せたりチェアとして移動できるのはとても便利です。
日本育児 トラベルベスト ECプラス
軽量でコンパクトなのが特徴のチャイルドシートです。持ち運びや室内での管理が便利なので、帰省や旅行の際も快適に使用できます。背もたれには、3Dのメッシュ生地が使われており、汗っかきの赤ちゃんにもおすすめです。
国土交通省認証によるヨーロッパ基準の適合品なので安全性も高く、お子さんをもしものときの衝撃からしっかり守ってくれます。
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各種チャイルドシートの特徴
チャイルドシートにはいくつかの種類に分けられます。ここではチャイルドシートの特徴について、それぞれ解説していきます。
乳児用チャイルドシート
乳児用チャイルドシート(ベビーシート)は、新生児から1歳ごろまで使用できる新生児期に特化しているチャイルドシートです。身長70cm以下、体重13kg以下、腰が据わるまでが安全に使用できる目安とされています。
新生児の体に合わせた設計となっており、赤ちゃんの全身を守るクッションが備わっているほか、シートの形状も安全性が考慮されています。
軽量で持つ部分の取っ手がついているので、車から降ろすときに寝てしまっている赤ちゃんを起こさずに移動させられます。車内での利用だけでなく、ベビーチェアやロッキングチェアとして、赤ちゃんの居場所を確保させるにはぴったりのチャイルドシートです。
また、このシートは水平の状態で赤ちゃんを乗せられる「ベッドタイプ」と、座席と同じ角度で座らせる「シートタイプ」といった2つのタイプがあります。首が据わっていない赤ちゃんを乗せる場合は、ベッドタイプがおすすめです。
幼児用チャイルドシート
幼児用チャイルドシートは、1歳から4歳ごろの子どもを対象にして作られたチャイルドシートです。身長65〜100cm、体重9〜18kgまでの子どもが使用できるように設定されています。
底の部分が高く、頭部まで支える大きな背もたれと両サイドを支えるサポーターが備わっているため、小さな体をしっかりと固定し、急ブレーキなどの強い衝撃から体を守ります。
モデルによっては、ベビーシートと幼児用チャイルドシート兼用のタイプがあるので、購入する際のコストを抑えられます。比較的安く購入できるものが多く、レンタルで利用するのもおすすめです。
首が据わって腰もしっかりし、一人で座れるようになったらベビーシートから幼児用チャイルドシートに移行するとよいでしょう。
ジュニアシート(ブースター)
ジュニアシートは、4歳から12歳ごろまでの子どもが利用できるように作られたチャイルドシートです。身長145cm以下、体重15〜36kgが使用する目安です。
ジュニアシートには、背もたれがあるタイプと座面のみのブースタータイプの2種類のほか、背もたれが外せるタイプもあります。
乗車する機会の多い人は、背もたれがあるタイプがおすすめです。横方向からの衝撃に強く、安全性も優れています。
ブースタータイプは、車のシートベルトの位置の高さに合わせられるタイプで、コンパクトで他の車に載せ替えたいときに便利です。背もたれが外せるタイプを選ぶと、ブースタータイプのシートとして使用できます。
まとめ
今回は、カーシェアリングにおけるチャイルドシートについてご紹介しました。カーシェアの場合、安全性や衛生面、オプション料金といった様々な要素が関係してくるので、自分の家庭環境に合わせた選択が重要となってきます。
最近では高機能で安全性の高いチャイルドシートも多いので、子どもの安全なドライブを楽しむためにしっかりとチェックしておきましょう。
また、こちらの記事ではカーシェア初心者におすすめ各社を徹底比較しています。ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
上岡 /
ビギナーズ編集部 ライター
芸能・エンタメ、美容系、ゲーム攻略など、気がつけばいろいろな記事を書いています。趣味はラジオを聴いたり、CS放送で昔の番組をのんびり観たりすること。ご飯はいつからか電子レンジで炊いています。