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フルートを独学で吹きたい!基礎知識と練習を続けるコツ

フルートを独学で学びたい方におすすめの練習方法や教材をご紹介しています。独学に役立つ練習のコツやおすすめアイテムなども紹介しているので、これからフルートを始めたい方も、現在フルートの吹き方に苦戦しながら練習している方も参考にしていただけます。これを読めば急がしい方でも効率的にフルートを学ぶことができます。
フルートを独学で吹きたい!基礎知識と練習を続けるコツ

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

シルバーやゴールドに輝くフルートは、老若男女問わず人気の楽器です。手軽に手に入れられる機種もあり、独学でフルートを吹けるようになりたいと思う方も多いですね。また、社会人の方ですとフルート教室に通う時間を捻出するのも、難しい場合があるでしょう。

今回は、フルートを独学で学びたい方に、おすすめの練習方法や教材についてご紹介します。

フルートを習い始めた方におすすめの記事

フルートは独学に向いている楽器?

フルートを趣味で吹く人が増えています。その理由には独学のしやすさがあります。フルートは吹奏楽やオーケストラだけではなく、ソロやアンサンブルでも十分に演奏が楽しめる楽器です。

コンパクトサイズで持ち運びやすい

フルートはその音色が魅力でもありますが、独学で楽器を始めようとした場合では、持ち運びしやすいサイズ感も重要になります。
フルートは頭部管/胴部管/足部管に3分割してケースに入れるため、ショルダーバッグにも入れられるコンパクトさです。

教則本がたくさんある

フルートは吹奏楽でも人気の楽器で、初心者向けの安価なタイプもあることから、独学でも取り組みやすい管楽器です。そのため、教則本も多数出版されており、様々なレベルで選ぶことができます。

また、歴史の古い楽器ですから、フルートについての読み物が多いことも特徴的です。 初心者であれば、運指(指使い)はもちろん、簡単な練習曲も一緒に掲載されている教則本がおすすめです。

練習場所もいろいろ

フルートは高い音が出るために、響きやすいという特徴があります。独学であれば練習場所も少し考える必要があります。
例えば、自治体によっては、時間単位で安く借りられる「音楽室」「練習室」などがあります。また、楽器持ち込みOKのカラオケボックスや、楽器店の練習ボックスルームを借りるのもよいでしょう。

持ち運びが楽なフルートは、練習場所への移動の際も荷物が負担にならず、独学向きの楽器といえます。

その他にも身近な練習場所は多数あります。意外と知らない練習場所に使えるスポットはこちらの記事を読んでみてください。

フルートのおすすめ独学方法

楽器店や書店の楽譜売り場には、フルートの教則本が多数販売されています。また、YouTubeでもフルートを独学するために参考となる動画がアップされています。

教則本で学ぶ

「フルート 初歩の初歩入門」松井 瞳 (著)ドレミ楽譜出版社

楽器を持つ時の姿勢や呼吸、楽器の組み立てやメンテナンスなどにも触れている、フルートの独学に適したテキストです。練習曲の楽譜には「ド・レ・ミ」と記載があり、楽譜が読めない初心者にもピッタリです。こちらの書籍はフルート教室の講師が、生徒さんにおすすめしている教則本でもあります。

「絶対! うまくなる フルート100のコツ」細川 順三 (著) ヤマハミュージックメディア

楽器の構造や音の出し方にはじまり、呼吸法、演奏技術にいたるまで、フルートの独学を継続させるためのコツがギッシリ書かれています。初心者から、ステージ演奏を目指す方まで活用できる一冊です。フルートの歴史などの読み物コーナーも充実しています。

動画で学ぶ

フルーティスト立花雅和さんのYouTube講座です。段階を追って詳しく解説されており、フルートを独学するにはピッタリの内容となっています。特に初心者のうちは、スマホよりもタブレットやPCなど大きめの画面で、講師の口元を確認しながら見るとよいでしょう。

YouTubeでは、フルーティストがライブストリーミングなどで動画を配信している場合も多く、まるで教室に通っているような感覚で独学できるのも楽しみのひとつです。

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フルート独学に役立つおすすめアイテム3種

手鏡

フルートを独学する場合、唇の形や動きを確かめるための手鏡は必須アイテムです。こちらのように、持ち運びに便利な薄型コンパクトサイズがあると、重宝します。もちろん家で練習できる場合には、姿見などで構えをチェックすることも大切です。

譜面台

椅子に座ってフルートを演奏する場合でも、立って演奏する場合でも譜面台は必要です。教則本をテーブルに置いてしまうと、下を向く姿勢になってしまい良い音が出しにくくなってしまいます。

譜面台は楽譜をおくだけでなく、慣れないうちは運指表を見るためにも必要です。軽く持ち運びやすいタイプがよいでしょう。

チューナー付きメトロノーム

フルートを独学する場合、まわりに仲間がいなければ、自分が吹いている音やリズムを確認するのが難しい状況です。そこで、練習の前に必ずしておいたほうが良いことが「チューニング」です。

将来的に他の楽器と一緒に演奏することを考慮し、チューニングの習慣は付けておいたほうがよいでしょう。基準となる音は、吹奏楽では「B♭」(シ♭)、オーケストラでは「A」(ラ)になります。

また、メトロノームは実際の曲の速さを知るために必要です。拍子と速度(♪=80など)を電子音や光で知らせるなど、細かく設定できる機種がよいでしょう。こちらの上位機種には録音機能がついたものもあり、独学で自分自身のフルートの音色を確認したい場合には効果的です。

独学でのフルート練習を継続させるポイントとは?

フルートを独学で練習する場合、やはり「継続させる」ことが重要です。仕事や家事、学業で忙しいなど、それぞれに事情があり、まとまった練習時間が取れない場合でも、ポイントをおさえた効率の良い独学方法を実践しましょう。

アンブシュアを安定させよう

フルートの音色を決定づける「アンブシュア」。
独学でフルートの練習を続けていくと、吹くことに慣れたあたりで音が不安定になりがちです。独学であるからこそ、アンブシュアの安定は不可欠となります。

いつもより音が伸びない、ズーズーと抜ける音がすると感じた場合は、初心にかえってアンブシュアをチェックし直すことが大切です。

運指をしっかり覚えよう

フルートの独学で間違って覚えやすいのが「運指」です。フルートを持って間もない時期にしっかり覚えたはずが、オクターブが上にいくにつれ覚えにくくなるものです。

フルートはオクターブが上がっても同じ運指で音が出るものですが、最も高い音になると、若干運指が変わってきます。特に♯や♭の半音階は指を移動するケースが多いので、間違って覚えやすくなりがちです。

練習の最初には必ずロングトーンを行うのが基本ですが、その際に教則本をしっかり確認し、間違った指使いで覚えてしまわないよう気をつけましょう。

アプリを使って励ましあおう

出典:みんチャレ

独学での練習は気楽ではあるものの、やはり同じ趣味の人とつながりたくなるものです。
みんチャレ は、習慣づけしたい匿名の5人がチームを組み、チャットで励まし合いながら目標を達成するソーシャルアプリです。

「みんチャレ」は楽器の練習に限らず、読書や朝活、ヨガなどあらゆるチャレンジを励ましあいながら行っています。フルートの練習であれば、既存の楽器練習チームに入ったり、自分自身でフルートの練習チームを作るのも良さそうですね。
名前も所在地も明かす必要がなく、全て匿名でOKです。独学でのフルート練習を手助けするアプリともいえます。

独学に行き詰まったらスクールの体験をしてみよう

フルートの練習では、独学での上達に壁を感じることもしばしばあると思います。

大人になって趣味で始める場合は、わからないところがあっても教えてもらえる人が少ないので、わからないところがわからないままになって飽きてしまいがちです。

せっかく趣味として始めたフルートを長く楽しむためには、経験のある講師に教えてもらうことが近道です。

ぜひ行き詰まったときには音楽教室に通ってみてはいかがでしょうか?

おすすめの無料体験レッスン

フルート教室では、椿音楽教室がおすすめです。

この教室にいる講師陣には、有名音大を卒業した講師や、コンクールで上位を取ったことのある講師など、実績のある方が揃っています。経験のある講師に教えてもらえることは大きなメリットです。

また、関東近郊200箇所以上のスタジオでレッスンを受けられるため、自分の都合のいい場所を選べます。仕事終わりや、自宅の近くなどを選んで受講することが可能です。

60分間の無料体験レッスンを受けることができるため、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?独学での行き詰まりを解消できるかもしれません。

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まとめ

プロのフルーティストであっても、誰でも初めは初心者です。練習を継続させ、練習量を少しずつ増やすことで、やがて量が質となり上達へとつながります。

1日10分でも毎日フルートを練習することで、独学であっても一年後には、好きな曲が演奏できるようになります。

忙しい時は「頭部管だけの練習でも構わない」等の無理のないルールを、自分で作れるのがフルートの独学を継続させるポイントとなります。

また、少し吹けるようになってきたら、自分の好きな曲をコピーすると楽しく練習できるでしょう。

まずは楽しく続けられる方法を、記事の中から2、3チョイスしてみてくださいね。

藤加祐子 /
ビギナーズ編集部 ライター

仙台市出身在住。フリーライター・写真家・タティングレース作家。古書店巡りとフルート演奏が趣味。仙台フィルの演奏を聴くのが自分へのご褒美です。

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