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TVerとは ?テレビ番組最新話を無料で視聴できる新時代のスタイル!
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
「楽しみにしていた番組を見逃してしまった」「とても気になる番組があるけれど、スケジュールが合わず、録画もできない」、そうしたシチュエーションでお悩みの方には「TVer」がおすすめです。
これは放送済みの番組を無料で視聴できる、とても便利でお得なサービスです。再放送やレンタル解禁を待つといった方法ではいつになるか分かりません。バラエティなどは再放送があるかどうかさえ不透明ですし、レンタルは手間とお金がかかります。
しかし、TVerは違います。パソコンやスマートフォンさえあれば、見逃してしまった番組をすぐに視聴可能です。面倒な入会手続き等のストレスもありません。
便利な機能も多く、お気に入りの番組探しにも役立ちます。空いた時間を効率よく楽しくすごすのに、もってこいのサービスといえるでしょう。この記事ではTVerの特徴や使い方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
TVerとは
TVerとはテレビ番組の最新話を無料で視聴できるサービスです。2015年、日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビが共同で運営を開始し、番組の豊富さから非常に高い支持を得ています。2019年からはNHKの番組も一部視聴可能になりました。
ネット上には、違法にアップされた動画があふれています。最新話が無料なので、違法ではないかとの心配も浮かぶかもしれませんがTVerは安心です。
前述の通り、テレビ局が直接関わっているので、違法性は一切ありません。TVで放送される番組と同様、CMつきで配信されます。広告収入があるため、テレビ局側のメリットも非常に大きいのです。
アプリの累計ダウンロード数はなんと3,000万以上。スタート以来、人気は拡大の一途を辿っています。認知度は60%を越え、テレビをあまり見ないとされている10代にも広く知られています。
TVerを見る方法
TVerを見る場合、まず必要なのがネット環境(Wi-Fi)です。安定した視聴のためには、概ね3Mbps以上の通信速度が推奨されています。これは一般的なインターネット回線であれば、問題なくクリアしている数値なので、特に厳選する必要はありません。
TVerを利用したい場合、使えるデバイスは以下通りです。
- スマートフォン/タブレット
- パソコン
- テレビ
ここからはデバイス別にTverの使い方を解説していきます。
Tverをスマートフォン/タブレットで見る
まずはアプリをインストールします。Tverはブラウザでも利用できますが、長く使うのであればアプリで利用する方がはるかに便利です。
起動するとすぐに、新着の番組が表示されます。画像つきなので、番組の雰囲気が伝わりやすく、感覚的に選択できるでしょう。
ランキングやユーザーの好みに合わせたおすすめ番組もあるので、見る番組が決まっていなくても、番組探しに困ることはありません。
見たい番組が決まっているのであれば、検索窓にキーワードを入力してください。マイリストに登録しておけば、そこからも気になる番組をチェックできます。
それだけでなく、テレビ局やジャンル放送日で絞り込むことができる「さがす機能」や各都道府県の「番組表」を利用することで見る作品の選択肢を広げることもできますよ。
番組を選択しても、すぐに始まるわけではありません。まずは30秒程度のCMです。これが終わった後、番組の本編が開始されます。
Tverをパソコンで見る
パソコンの画面でTverを見たい方やスマートフォンなどでアプリをダウンロードせずにTverを利用したい方は、Tverの公式サイトにアクセスしましょう。その後は、スマートフォン/タブレットで見る方法と同じです。
Tverをテレビで見る
スマートフォンや小型のパソコンでは、もの足りないという人も多いのではないでしょうか。家でゆっくり見るのであれば、やはり大きな画面で楽しみたいものです。TVerはテレビにも接続できます。
Android TVでTverを見る
「ソニー」の「ブラビア」、「シャープ」の「アクオス」など「Android TV」を搭載した機種、2017年以降に発売された「パナソニック」の「ビエラ」はテレビ本体にTVerを見る機能が備わっているので、簡単な設定だけですぐに視聴できます。
また、「J:COM TVサービス」に加入している人も簡単です。「J:COM LINK」のメニューから「ネット動画」を選択するとTVerが表示されます。
HDMI端子で繋げる
HDMI端子でパソコンとテレビを繋げてTverを見る方法がお金をかけずにテレビでTver まずテレビにHDMI端子が搭載されているかチェックしてください。テレビの裏側や側面にある台形の差し込み口です。2010年頃には広く普及していたので、現在稼働している多くのテレビはHDMI端子搭載のモデルです。
HDMI端子からパソコンに接続するのが、方法としては簡単でしょう。繋げたら通常通り、パソコンで操作するだけなので、新たに覚えることはありません。HDMIのケーブルも1,000円程度で購入可能です。
メディアストリーミング端末を利用する
パソコンの接続以上に人気なのが、「Fire TV Stick」です。
「Amazon」のメディアストリーミング端末で、TVerの他にも「YouTube」「Netflix」など、広く知られた動画配信サービスを視聴できます。通常版が5,000円程度、4K対応でも7,000円程度と非常にコストパフォーマンスのよい製品です。
「Google」のメディアストリーミング端末、「Chromecast」も優れています。通常版の値段はFire TV Stickとあまり変わりませんが、4K対応は1万円程度とやや高価です。しかし、「Google Home」と連携可能、「Android」とのミラーリングに強いなど、独自の特徴を持っています。
ビギナーズでは、Fire TV Stickの使い方やChromecastの特徴も
TVerの特徴やメリットをチェック
現在、世の中には様々な動画配信サービスが出回っています。そうした中でTVerが支持されているのはどのような理由からでしょうか。その強みを紹介します。
最新の多彩な番組を無料で
無料で最新話を視聴できるという点がTVer最大の強みです。放送終了直後から最大1週間の期限内なら、いつでも視聴可能です。見逃してしまってもすぐにフォローできますし、連続ドラマなどはリアルタイムに近い形で追いかけられます。
数ある動画配信サービスの中で、この最新話放送というスタイルは際立っています。また、番組数の多さも大きな魅力です。TVerの他にも民放各局が独自に展開しているサービスはあるものの、そうしたサービスでは他局の番組が視聴できません。
ドラマ・バラエティ・ドキュメンタリー・報道・スポーツ・アニメなど、多彩なジャンルの番組を鮮度の高い状態で見られるというサービスは、なかなかないものです。局ごとのスタイルを見比べてみるのも面白いでしょう。
中断しても安心
忙しい人にとっては、中断した場面から再開できるレジューム機能は、心強いものです。ゆっくりと腰を落ち着けてテレビを見る人が少なくなっているといわれている昨今、隙間時間に少しずつという視聴スタイルにも、しっかりと対応しています。
番組表
各都道府県・地デジ・BSといったカテゴリーごとの番組表を閲覧できます。見たい番組を総ざらいできるので、まとまった時間ができて数本の番組を一気に視聴しようといったときに便利です。
また、先の番組表もあるので、視聴スケジュールの作成にも活用できます。スマートフォンでも見られるので、どこからでもチェックできる通常のテレビ欄としても重宝するでしょう。
検索機能
動画配信サービスに必須ともいえる検索機能は、もちろんTVerにも備わっています。番組名だけでなく、タレント名にも対応していて、出演番組の一覧を表示してくれる仕様です。
さらに、テレビ局・ジャンルの絞り込み検索もできます。見たい番組が決まっていなくても、好きなテレビ局・好きなジャンルに限定すれば、興味のある番組をスムーズに見つけ出せるでしょう。
放送日での絞り込みは、テレビ番組を放送するサービスならではの機能です。面白かったけれど、番組名を思い出せないといった経験は、多くの人が持っていることでしょう。TVerでは「あのとき」の番組といった形で検索できるため、詳細が分からなくても安心です。
マイリスト
番組やタレントを登録しておくと、配信が始まったときに知らせてくれる機能です。こちらも様々なサービスで実装されていて、当たり前ともいえる機能ですが、コンテンツの鮮度が重要なTVerでは特に大きな意味を持っています。
好きなときに見られるとはいえ、配信期間は限られています。見ないでいるうちに放送期間がすぎてしまうことも、ないとはいえません。見逃し防止のお守りとして、大変頼もしい機能といえるでしょう。
倍速再生
2020年に新しく追加された機能です。プレーヤー上で再生速度を調整できます。当然、通常のテレビ放送では不可能なので、リアルタイム放送に間に合うけれど、あえてTVerを使うという人もいるかもしれません。
この機能により、興味のないシーンは飛ばすという、従来の録画再生に近い形で視聴が可能となりました。また、一度見た番組の気になるシーンだけをチェックするときにも役立ちます。
配信のクオリティ
先に述べた通り、最新話・無料といった点がTVerの人気の理由です。実際に利用しているユーザーからは、画質や再生のスムーズさなどでも高評価を得ています。
画質や再生不良などの問題は、ネットの動画視聴でたびたび取りざたされています。スマホ画面での視聴では気にならなくても、テレビを中心に見ている人にとっては、ストレスとなるかもしれません。その点、TVerはユーザーのニーズにしっかりと応えているようです。
TVerのデメリットや注意点は?
非常に優れた特徴を持つTVerですが、その個性ゆえに他の動画配信サービスとは少々異なる部分もあります。使用に際し、把握しておくべき点を紹介します。
「最新」に特化
配信期間が最大で1週間なのは先に述べたとおりです。その後、再配信などは基本的にありません。アーカイブを残すといった機能は存在しないのです。
また、録画もできません。あくまでも、放送直後の番組をすぐにチェックするためのサービスです。特定の番組を一気に見たいときは、他のサービスを探してみるとよいでしょう。
配信されない番組もある
放送終了した番組が、すべてTVerにて配信されるわけではありません。TVerで見ようと思ったら対応していなかったということも考えられるので、気になる番組は事前にチェックしておくとよいでしょう。特にバラエティ系の番組は、配信されていないものも多くあります。
動画のダウンロードは非対応
Tverはストリーミング配信です。そのため、動画のダウンロードやオフラインでの視聴はできません。見たい作品があるのであれば、配信期間中に見るようにしましょう。
番組画面にていつまで配信かを確かめることができますよ。
また、他の動画配信サービスと同様、通信量の消費も膨大です。ダウンロードもできないので、視聴にはしっかりとしたネット環境が必須です。
CMは必須
YouTubeなどにある、一定の金額を払って広告表示をなくすといったプランは存在しません。番組の開始前、途中、終了後に必ずCMが入ります。
フジテレビの番組は見れない
Tverでは、フジテレビの番組を見ることはできません。フジテレビの番組が見たい場合は、「FOD」という別サービスを利用しなければいけません。
FODとはTverと同様に見逃し配信をしています。最新話を無料で配信していて、配信期限も同じく最大1週間です。
フジテレビ作品に特化していて、有料会員の「FODプレミアム」になるとフジテレビの番組やオリジナル作品が60,000本以上見放題です。
国内でのみ視聴可能
Tverは著作権が理由で海外で動画を見ることはできません。海外旅行や留学中にTverで動画をどうしても見たい場合は、VPNを利用する必要があるので、ご注意ください。
こちらの記事では、TVerの基本的な使い方を徹底解説しています。
まとめ
長らく映像産業の中心として存在感を放ってきたテレビですが、近年は見ない人が増えてきたといわれています。ただ、それはあくまでも視聴スタイルの変化によるもので、テレビには依然として優れた番組がたくさんあります。
TVerは「いつでもどこでも」という、新時代の視聴スタイルをテレビ番組でも実現したサービスです。テレビ好きにはとても嬉しいものですし、他のサービスで動画を視聴している人も楽しめるでしょう。気軽に試せるので、ぜひ利用してみてください。
また、こちらの記事ではドラマの見逃し配信対応のサービス13選を解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
ビギナーズ編集部 /
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