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【最新】スイッチの容量がいっぱいの方必見! microSDカードで容量増設して解決
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ニンテンドースイッチ(以下、スイッチ)ユーザーの悩みで多いのが、「ダウンロード版ソフトを保存できない」というもの。
本体ストレージを使い切っているため、新しいゲームを遊ぶには、既存ソフトを消去するほかありません。
こうした「スイッチの容量」問題は、microSDカードによる容量増設などで、対処可能です。
今回は、スイッチの本体ストレージがいっぱいになったときの解決策や、スイッチ用microSDカードを選ぶポイントを解説します。
おすすめのmicroSDカードメーカーも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
スイッチの本体保存容量は32GBか64GBだけ!
スイッチの本体容量は、Nintendo SwitchとNintendo Switch Liteが32GB、Nintendo Switch(有機ELモデル)が64GBです。これには、システムデータや、500MB程度のセーブデータも保存されます。ゲームデータに割ける容量はもっと少なくなります。
また、スイッチ用ソフトは、カートリッジが付属するパッケージ版と、「ニンテンドーeショップ」から購入するダウンロード版の2種類があります。
パッケージ版の場合、カートリッジにゲームデータが保存されているため、本体ストレージをほとんど使用しません。問題なのは、ダウンロード版です。
ダウンロード版は本体ストレージにデータを保存するため、多くの容量を使います。
iPhoneなどのスマートフォンでは、128GB・256GB・512GBと様々なストレージのラインアップを用意。それに比べると、スイッチのストレージ容量がいかに少ないか、よくわかりますね。
では、限られたスイッチの本体ストレージに、一体何本のゲームソフトを保存できるのでしょうか。下記一覧をご覧ください。
- NBA 2K21:約41GB
- Apex Legends:約30BG
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL:約17GB
- ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド:約15GB
- ポケットモンスター ソード/シールド:約12GB
- あつまれ どうぶつの森:約7GB
- マリオカード8デラックス:約7GB
- スプラトゥーン2:約6GB
バスケットボールゲームの「NBA 2K21」およびバトロワゲーの人気作である「Apex Legends」については、そもそも容量オーバーしています。
このようなタイトルをプレイする場合、何らかの方法で容量増設を行う必要があるでしょう。
32GBなら、「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」や「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」など、データ容量10~15GB程度のソフトは、1本が限界。同程度のデータ容量を誇るソフトは、これ以上保存できません。
さらに「あつまれ どうぶつの森」や「マリオカード8デラックス」を1本ずつ保存すれば、ストレージがパンパンになるはず。
つまり、スイッチの本体ストレージに保存できるソフトは、32GBのもので3~5本、64GBで8本程度が目安といえます。
「スイッチの容量」問題の解決方法
スイッチの容量問題を解決する方法は、大きくわけて3つあります。具体的な手段とメリット・デメリットは、次の通りです。
パッケージ版を購入
先述した通り、パッケージ版は本体ストレージを使用しません。セーブデータの保存こそ必要ですが、せいぜい500MB程度です。ダウンロード版ソフト1本に比べると、大したサイズではありません。
「それならパッケージ版だけ買っていればいいのでは?」と思いますが、限度があります。なぜなら、DLC(ダウンロード・コンテンツ)を購入したり、大型アップデートが入ったりした場合、本体データとは別の保存領域が必要となるためです。
具体例を挙げましょう。たとえば、2020年に社会現象となった「あつまれ どうぶつの森」の本体容量は、約7GBです。本作はシーズンごとにアップデートを実施しており、その更新データが配布されます。
更新データは、アップデートのたびに容量が増加します。2020年7月更新データの場合、元データであるVer.1.2.1 の容量は441MB、更新後のVer.1.3.0 は531MBでした。
単に更新データの保存領域が必要となることに加え、データサイズは着実に増加していきます。本体ストレージのみで対応するには、いずれ限界が来るでしょう。
本体ストレージの節約という観点において、パッケージ版の購入は確かに有効です。しかし、更新データなどを考慮すると、別の手段で保存領域を確保する必要があります。
不要ゲームを消去
かつて流行語大賞にもノミネートした“断捨離”ですが、これはダウンロード版ソフトにも同じことがいえます。
先で触れたように、スイッチの本体ストレージに保存できるソフトは、3~5本が目安です。そのため、遊ばなくなったソフトは、“本体データのみ”小まめに消去することをおすすめします。容量が空いた分、別のダウンロード版ソフトを保存できるためです。
ネックは、もう一度遊びたくなった際に、再ダウンロードが必要になること。セーブデータは原則、消去されないためご安心ください。スイッチにおけるデータ消去とは、ダウンロード版ソフトの本体データを対象とします。
古典的な解決策ですが、効果はあります。反面、再ダウンロードに時間がかかったり、手間もかかったりします「毎回面倒だな…」と思ったら、事項で解説する方法を試してみましょう。
microSDカードで容量増設【おすすめ】
microSDカードは、スイッチの容量問題を解決する最善策です。
スイッチ本体には、ダウンロード版ソフトや写真・動画を保存できるSDカードスロットが用意されています。カードスロットは、本体裏の左下、スタンドを“カチッ”と引き上げた箇所にあります。
スイッチでは、microSDカード・microSDHCカード・microSDXCカードの3種類が利用可能です。詳しくは後述しますが、カード容量のほかに転送速度、メーカーなどを考慮し、最適な1枚を選びましょう。
microSDカードで容量増設するメリットは、データの保存領域が単純に増えることです。もうダウンロードしたソフトを消去したり、撮影した写真・動画を消したりする必要がなくなります。カードを1枚挿すだけで、容量問題から一気に解放されます。
microSDカードの容量が足りなくなったら、容量の大きいmicroSDカードにデータを丸ごとコピーすることも可能ですよ。
スイッチ用microSDカードの選び方
ここからは、スイッチ用microSDカードを選ぶポイントについて解説します。一見同じように見えるmicroSDカードですが、容量や転送速度に違いがあるのです。
カード容量
microSDカードには、microSDカード・microSDHCカード・microSDXCカードといった3つの規格があり、それぞれカード容量に下限・上限が定められています。
まず、microSDカードですが、カード容量は最大2GBです。こちらは初期規格であり、スイッチにおいて2GBの容量増設は、ほとんど意味をなしません。
microSDHCカードは、4~32GBまでデータ保存が可能。スイッチの本体ストレージが、丸々1つ増えるイメージですね。microSDHCカードと合わせ、最大64GBのデータを保存できる計算です。
microSDXCカードは、1枚で64~2TBまで容量増設可能。パソコンのHDDやSDDに匹敵する容量で、ダウンロード版ソフトを何本~何十本も保存できます。“大は小を兼ねる”ということわざ通り、カード容量が多くて損をすることはありません。
カード容量は512GBか256GBがおすすめ!
カード容量と価格帯のバランスに優れるのは、512GBのmicroSDXCカードです。1TB以上の大容量・SDカードは便利ですが、1枚あたり数万円を超えることも。SDカード1枚で、スイッチ用ソフトが数本買えてしまいます。
「パッケージ版しか買わない」「512GBは高すぎる」と思ったら、256GBのSDカードでも必要十分でしょう。反面、ダウンロード版がメインの場合、大容量SDカードを用意すると実に快適です。
転送速度
microSDカードには、データ転送における規格が定められています。無論、転送速度に優れるカードはロード時間が短く、ストレスフリーなプレイ環境を提供します。
販売元の「任天堂」によると、スイッチに最適なSDカードとは「UHS-I(Ultra High Speed Phase I)」に対応しており、平均読み込み・書き込み速度が60~95MB/秒の製品とのことです。
UHS-I とは、SDカードにおける高速データ転送規格を指します。理論値ではあるものの、UHS-Iは最大104MB/秒のデータ転送を実現します。つまりUHS-Iは、「任天堂」による推奨スペックを満たすデータ転送規格、というわけですね。
スイッチ用のSDカードを探す場合、カード容量に加えて転送速度…厳密には「規格(スピードクラス)」に着目してみましょう。転送速度の速いUHS-IIおよびUHS-IIIという上位規格も存在しますが、スイッチ用ならばUHS-Iで事足ります。
販売メーカー
SDカード選びにおける最重要ポイントが、販売メーカーです。昨今は海外製の格安品が出回っており、大容量かつ高速転送をウリにした製品も少なくありません。
ですが、ノーブランド品はつくりが雑だったり、性能に難があったりします。海外メーカーの場合、製品保証やアフターサポートが“おざなり”なケースも。SDカードは“安かろう悪かろう”の世界なので、安価なノーブランド品は避けることをおすすめします。
「使えればいい」「安い方がいい」と思うのは、ごもっともです。しかし、SDカードは電子端末であり、破損・故障によるデータ紛失リスクを常に抱えています。
ゲームソフトは、データが消失しても再度ダウンロードできますが、撮影した写真・動画データは元に戻りません。バックアップ前に撮影データが飛んでしまったら、大切な思い出が失われるのです。
以上の点からSDカードは、メーカーの販売実績や知名度、保証・サポート体制を重視して選ぶべきです。
【容量増設】おすすめmicroSDカードメーカー
microSDカードで容量増設したいときに、どのように選べか良いか迷う方もいるのではないでしょうか。
そこで、判断基準の1つになるのがメーカーです。信頼できる人気メーカーのmicroSDカードであれば、安心してプレイできますよね。
ここでは、スイッチに最適なおすすめmicroSDカードメーカーを紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。
ホリ(HORI)
取扱microSDカードの容量: 16GB~256GB
HORIは、横浜市に本社がある、日本のTVゲーム機周辺機器メーカーです。ゲームのコントローラーから保護フィルムまで多種多様のTVゲーム機関連商品を製造しています。
HORIのスイッチ用microSDカードは、任天堂の公式ライセンス商品となっています。任天堂のお墨付きなので、安心して利用できますね。
選択に迷ったら、HORIのmicroSDカードを選ぶことをおすすめします。
参考:HORI公式サイト
サムスン(Samsung)
取扱microSDカードの容量: 32GB~512GB
Samsungは、韓国に本社を置く、世界的な電子部品・電子製品メーカーです。有機ELディスプレイやフラッシュメモリのメーカーとして特に有名です。
SamsungのmicroSDカードは、任天堂の公式ライセンスではありませんが、スイッチでの動作が確認されています。スイッチにも問題なく使用できますよ。
SamsungのmicroSDカードは特に、読み込みが速いという特徴があります。読み込み速度を気にされる方におすすめです。
参考:Samsung公式サイト
バッファロー(BUFFALO)
取扱microSDカードの容量: 16GB~128GB
BUFFALOは、愛知県に本社を置く、日本の電子機器メーカーです。wifiルーターなどPC関連機器を製造しています。
BUFFALOのmicroSDカードは値段が控え目であることが強みです。日本メーカーのため、品質にも信頼がおけます。
低価格で品質の良いmicroSDカードをお求めの方には、BUFFALOをおすすめします。
参考:BUFFALO公式サイト
サンディスク(SanDisk)
取扱microSDカードの容量: 16GB~1TB
SanDiskは、アメリカ合衆国に本拠地を置く、フラッシュメモリーメーカーです。メモリーカードメーカーとして世界的に有名です。
SanDiskのmicroSDカードはコスパが良いのが特徴です。世界中で信頼を得ているメーカーであるため、トラブルの心配も少ないでしょう。
コスパを求める方には、SanDiskのmicroSDカードをおすすめします。
参考:SanDisk公式サイト
まとめ
スイッチの容量問題は、microSDカードによる容量増設で解決します。シンプルな方法ですが、適時ダウンロードしたゲームを消去したり、写真・動画を整理したりする手間がなくなるため、とてもストレスフリーです。
また、microSDカードの選び方や、容量増設におすすめのmicroSDカードメーカーについても紹介しました。
以上を参考にして、スイッチの容量に関する問題を解決する際に役立ててみてください。
ポメラニアン高橋 /
ビギナーズ編集部 ライター
ラーメンとロックをこよなく愛する洋犬ライター